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1位はChatGPT。2023年ウィキペディアで最も閲覧されたトピックトップ25

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(著) (編集)

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 ウィキペディアのトピック(ワード)の閲覧数を見れば、世界の人々の関心が見えてくる。

 2023年度のランキングは、世界の人々が人工知能(AI)に大きな関心を寄せていることや、インド人の影響力の高まりがうかがえるものだった。

 2023年、ウィキペディアは840億回以上も閲覧された。そして栄えある閲覧数ナンバーワンに輝いたのは、4940万回以上閲覧されたOpenAIの「ChatGPT」についての記事だ。

生成AIへの関心が高まった2023年

 今年ChatGPTが爆発的に普及し、史上最速で1億人のアクティブユーザーを獲得したことを思えば、「ChatGPT」が閲覧数1位となったのは不思議ではないだろう。

 世界中の企業がジェネレーティブAIの開発に膨大な資金を投じ、関連ハイテク企業もまたAI技術革新を支える半導体チップの製造に躍起になるなど、AIは世界の超大国の地政学的関係にも影響を与える重要な技術とされている。

 ウィキメディア財団の最高広報責任者アヌーシャ・アリカン氏が語ったところによると、ChatGPTの訓練にはウィキペディアのデータも使用されているという。

 ウィキペディアのデータと文章は、人間が編集したものなので、ChatGPTのような大規模な言語モデルの学習に不可欠なのだ。

 それでも同財団は非営利団体であるため、OpenAIにコンテンツの使用料を請求することはないとのことだ。

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photo by Unsplash

インド人の影響力

 ChatGPTに続くトップ5は、2023年に亡くなった著名人リスト「Deaths in 2023」、クリケットのワールドカップ「2023 Cricket World Cup」、クリケット・インド国内リーグ「インディアン・プレミアリーグ(Indian Premier League)」、原爆の父と呼ばれる物理学者を描いた映画「オッペンハイマー(Oppenheimer)」だ。

 アリカン氏によると、このランキングにクリケット関連の記事が入ったのは、ランキングを発表し始めた2015年以降、史上初のことだという。

 クリケットはインドでは人気のスポーツで、同国で開催された2023年のクリケット・ワールドカップは、インドが準優勝している。またインドの国内リーグについての記事は、リーグそのものと2023年のもので、2度(4位と9位)ランクインしている。

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インディアン・プレミアリーグ / image credit:WIKI commons CC BY 3.0

 クリケットの記事がよく読まれたことからわかるように、今年のランキングは、インドと東南アジアの人々が大きな影響を与えている。

 ランクインした記事の5分の1は、これらの地域に関連するものなのだ。

 インドのボランティア編集者は約4700人と、アメリカとイギリスに次ぐものと、アリカン氏は説明する。

 国連によれば、インドは年末までに人口が14億3000万人に達し、中国を抜き世界でもっとも人口が多い国になると予測されている。

 このことを考えれば、インドがウィキペディアに与える影響はさほど驚くべきことではない(一方の人口大国、中国政府はウィキペディアを禁止している)。

 インドの影響力は映画の記事にもみられる。

 インド・ボリウッドのアクション映画「ジャワン(Jawan)」と「パターン(Pathaan)」の2本は、アメリカ映画協会が今年のベスト10映画に挙げた「バービー(Barbie)」や「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(Avatar: The Way of Water)」のようなハリウッド映画を抑え、8位と10位にランクインしている。

スポーツ・エンタメ・ビジネス・紛争

 それ以外でよく読まれたのは、テイラー・スウィフト、イーロン・マスク、リオネル・メッシなど、エンターテイメント・ビジネス・スポーツ世界の著名人についての記事だ。

 米国のシンガーソングライター、テイラー・スウィフトは、ワールドツアーの興行成績が史上最高となり、ミュージシャンとして初めてTIME誌の今年の顔に選ばれた。

 実業家イーロン・マスクは、SNSや公的な場でのコメント、あるいばビジネスなどで、つねに論争を巻き起こし、サッカー選手のリオネル・メッシは米国のサッカーリーグチーム「インテル・マイアミCF」のキャプテンとしてデビュー。それぞれがそれぞれの分野で大活躍している。

 また残念ながら、ロシアのウクライナ侵攻の記事も24位にランクインしている。

 一方、最近ではウクライナよりもニュースになることが多い、ガザ紛争の記事はランクインしていない。

 きっかけとなったハマスのイスラエル攻撃が、今年10月と遅いのが理由であるようだ。

 またランキングの最後を飾るアンドリュー・テイトは、ルーマニアでレイプと人身売買の罪で起訴された米国のインフルエンサーだ。

 以下がウィキペディアの最も閲覧されたトピックトップ25だ。

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References:Announcing Wikipedia’s most popular articles of 2023 – Wikimedia Foundation / The 25 Most Popular Wikipedia Pages of 2023 / ChatGPT was Wikipedia’s most viewed article of 2023 / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 3件

コメントを書く

  1. 映画オッペンハイマーは来年日本でもやるね

    • +1
  2. 17位のペリーって…何があったんだ?
    まさか開国してクダサーイの影響か?…いや、まさかな…

    • 評価
    1. >>2
      検索すればわかるのに・・
      検索しなくても
      ケイティ・ペリーだと思った。

      • 評価

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