この画像を大きなサイズで見る物価が上昇の一途を辿る近年、アメリカではフードバンクの需要が供給を上回り、運営はひっ迫している。
フードバンクとは賞味期限や見た目などを理由に、まだ食べられるのに廃棄する予定の食品の寄付を受け、配給する活動、およびその活動団体のことだ。
ワシントン州にあるフードバンクも苦境にあえいでいたが、先日ちょっぴり早いクリスマスの奇跡が起こった。
ある匿名の事業家の男性が、80万ドル(約1億2千万円)を寄付してくれたのだ。これによって多額の負債が全額返済され、長年の移転の夢も叶うことになったという。
シークレットサンタの予期せぬ贈り物
ワシントン州オーバーンにある『オーバーン・フード・バンク』は、今世紀に入ってから3万人以上の需要が急増した。
供給を上回る需要に直面したフードバンクは、必要な人に充分な食料が行き渡らない問題に悩まされるようになった。また需要の増加にはスペースの問題もつきまとう。たとえ寄付される食料が増えたとしても、それらをきちんと保管するスペースが足らなくなるからだ。
もっと広い場所に移転することを長年望んでいたが、運営側は80万ドル(約1億2千万円)という多額の負債を抱えていたため不可能だった。
この画像を大きなサイズで見るところが、この長年の願いが先日、シークレットサンタによって叶うことになった。
フードバンクのデビー・クリスチャン事務局長によると、11月21日に匿名希望の実業家代理の女性から、フードバンクの今後の計画や資金需要についての電話を受けたという。
彼女は、私たちが何をしているのか、どこへ行こうとしているのか、なぜ80万ドルも必要なのか、質問攻めでした。
1時間後、折り返し電話がかかってきました。そのとき実業家本人である彼がこう言ったのです。
「僕が全部引き受けるよ。フードバンクから負債を引き上げて、君たちが前に進めるようにしてあげたいんだ」と。
そして男性は、80万ドル(約1億2千万円)という途方もない寄付を行い、フードバンクの移転にかかる費用を完全に賄ってくれたのだ。
この寛大な親切行為は、献身的なスタッフの上に何ヶ月も迫っていた重要なハードルを一気に解決した。
主な問題は、請負業者との未払い債務を清算するまで、完成間近の新施設に移行できないことだったからだ。
クリスマスの奇跡が長年の移転の夢叶える
予想もしていなかったシークレットサンタの寄付のおかげで、フードバンクはより多くの人々に食料を供給することができるようになった。
スタッフ一同、この奇跡ともいえるギフトに喜びを隠せない。
私たちは感謝祭で、クリスマスの奇跡を手に入れたのです。(クリスチャン事務局長)
この慈善団体は、パンデミックが発生する前の2020年初頭に、集合住宅の真ん中にある詰め込まれた狭いスペースから市所有の複合施設に移転するこのプロジェクトに取り組み始めた。
すでに新居に150万ドル(約2億2千万円)以上を投資していたにもかかわらず、インフレ率の上昇、食品価格の高騰、木材価格の上昇などが原因で資金が底をつき、事態は保留となったのだ。
だが先週も、フードバンクの支援要請件数は過去最高を記録し、そのサービスに対する差し迫った必要性が浮き彫りになった。
食糧支援に対する需要の急増を考えれば、この親切な行為のタイミングはこれ以上ないほど重要だった。
この画像を大きなサイズで見る今年の初めには、フードバンクは1日あたり約80世帯を受け入れていましたが、今では1日あたり約170世帯を受け入れていて、スペースの拡張は急務でした。
現在の施設は長い間不十分で食料箱を置くスペースさえ不足していたのです。
このクリスマスの奇跡によって、来年早々には改善された新しいスペースで再オープンすることが可能になりました。
匿名の実業家男性は注目を集めるために多額の寄付をしたのではなく、このプログラムが拡大し、運営が成功するのを見たかったでしょう。
私はこの活動を17年間続けています。その前に6年間役員を務めましたが、その間もずっと移転という夢がありました。
トンネルの終わりは本当に見えるんだ、そこにあるのは光だけではなく、終わりが見えるんだと思えました。(クリスチャン事務局長)
オーバーン・フード・バンクは、2024年1月に新居に移転する予定だ。
References:‘Secret Santa’ Businessman Anonymously Donates $800,000 to Struggling Food Bank/ written by Scarlet / edited by parumo














かっこええ、、
>>1
あなたも早くこういった高額寄付ができるようになると良いですね。
アメリカ的な思考なのかもしれないけど活動を認められ支援を受けることが出来た善意の形を奇跡と言うのはなんだろか
確かに奇跡的なタイミングなのかもしれんが…
単純に言語の違いによる表現で済む話だけど
>>2
文化の違いとはわかっててもモヤモヤするよね
我が身を顧みず子供を助けてもらった親が、助けた本人には勿論だけど神に感謝しますって言ってるのとかさ
>>16
そもそも「感謝祭(サンクスギビングデー)」って、
新大陸で食うに困った移民たちを
先住民たちが七面鳥やトウモロコシで助けてくれたので
「神様ありがとう」っていうお祭り
その「サンクス」は先住民じゃなくて、神様に向けられてる
キリスト教的には正しいけど、非キリスト教徒の日本人の感覚だと頭おかしく聞こえる
「目の前にいる慈悲の実行者に「ありがとう」は?非文明的で失礼な奴め」って怒りの対象にすらなる
異文化理解って難しい
ほら、こういうのがいいお金の使い道なんだよ
資本主義経済のいい例
>>3
ノブレスオブリージュとか温情主義とかであって資本主義とは根本的に無関係じゃないか?
>>3
篤志家が感謝祭の時期にいきなり負債を消し去るほど多額の寄付をしてくれた。
アメリカでなくとも、これを「奇跡」と呼ぶのでしょう。
どれだけ地道に努力を重ねてきても、特にこういった慈善事業は多くが報われることなくキレさることが多いのに、彼らがこれを奇跡、神の恩寵と呼ぶ気持ちは痛いほどわかる。
無神論者が増えているといっても、アメリカではまだまだ根底に神への畏れや感謝の気持ちが根付いていると感じます。大切なことだわ。
成功者が寄付するのがステータスな米で匿名ってトコが渋いな
寄付は控除対象だった筈だから本人にもメリットはある
マズロー「まだまだ」
一見美談のように聞こえるかもしれないけど、格差拡大を是として経済発展を追い求めたからフードバンクが必要な状況ができて、一方では80万ドルを簡単に寄付できる異常な金持ちが生まれたんだよね。
米国の寄付文化は金持ちの罪悪感の現れなのかも
1億もの借金を作ってしまうのが理解できない
穴埋めしてもらって移転しても同じことを繰り返すのでは
>>11
本文を良く読めば分かるよ。
簡単に言えば、パンデミックや戦争などの影響で計画がメチャクチャになった。
もう少ししっかり読み込む癖を付けよう。
>>15
あなたも記事読んでない
もしくは理解力が足りない
>供給を上回る需要に直面したフードバンクは、必要な人に充分な食料が行き渡らない問題に悩まされるようになった。また需要の増加にはスペースの問題もつきまとう。たとえ寄付される食料が増えたとしても、それらをきちんと保管するスペースが足らなくなるからだ。
コロナを負債の言い訳にしているが実際は違う
供給を上回る需要があったのだから、負債が出るのは経営モデルが破綻している
>>18
あなたも記事読んでない
もしくは理解力が足りない
この言葉そっくりあなたにお返しいたしますね。
そもそも経営と言い出した時点で間違ってます。
フードバンクは営利企業ではありません。
あくまでNPO団体などが運営しているボランティアですよ。
なので活動資金は寄付や助成金などに頼るしかない訳で。
従って運営が不安定になる事も珍しくないし、見かねたお金持ちから寄付を受けて復活する事も良くある話です。
あなたは記事を読み込む以前に、もっと世界を勉強した方がよろしいかと。
余り言いたくないけどコロナ禍で文字通り世界が一変したからね。アメリカ凄まじい死者が出たし外出制限で働く場所が無くなったし 更にウクライナ戦争・・インフレ・・生活立て直し出来ずに貧困層へ・・・ってめっちゃ多いよ。
アメリカの税制上、多額の社会貢献をした場合、「税金の免除」があるので高所得者ほど多額の寄付をして税金の免除を受けている。
アメリカの所得上位10人のうち、税金を払っている人間はいなかったという報道もある。
ちゃんと。フードバンク側から金額の書いてある寄付を受け付けましたという税制上の書類を受け取ってるはず。
この話の一面だけを見れば、金持ちが多額の寄付をして、経営に苦労していたフードバンクが助かるというストーリーだけどね。