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スーパーボウル会場で大量に余った未使用の食料を地元救済施設へ寄付される(アメリカ)

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(著) (編集)

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image credit:NFL Green/Twitter
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 今年も興奮冷めやらないうちに閉幕となった2月2日のスーパーボウル。全米の多くの人がTV観戦をする一方で、会場となったフロリダ州マイアミガーデンズのハードロック・スタジアムにも大勢の人が観客として訪れた。

 だがこういったイベント会場では、多くの食料が手つかずのまま残ってしまうことが多い。このまま廃棄してしまうのは忍びない。有効活用できるはずだ。

 そこで試合後、大勢のボランティアたちが、13000kg以上の食料がマイアミにある5つのシェルター(救済施設)へと届けたのだ。

試合が終了した会場に多くのボランティア集まる

 スーパーボウルの試合が終わった翌日からの4日間、会場には大勢のボランティアたちが訪れた。

 彼らは、フロリダ州南部マイアミ支部のボランティア団体「Food Rescue US(フードレスキューUS)」のスタッフだ。

 今回、全米フットボール連盟のNFL Greenと、スーパーボウルの会場となったハードロック・スタジアムが独占契約しているケータリング会社Centerplate(センタープレート)と提携して、スーパーボウルからの余った食べ物を、地元マイアミのシェルター(救済施設)へ確実に届くよう手配したのだ。

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大量に余った良質の食べ物をシェルターに寄付

 スーパーボウル観戦にやって来たVIPスタッフやその他大勢の観客が食べきれず、手つかずのまま残った食べ物は、なんと13700kgにも上るという。

 その中身は、ビーフテンダーロインやバーベキューチキン、チキンウィング、ポークリブ、ハムやソーセージなど肉加工品のシャルキュトリを始めとする料理で、数えきれないほどの食品がボランティアたちにより次から次へとトラックへ運ばれた。

 ハードロック・スタジアムの総料理長はこのようにコメントしている。

スーパーボウルのような大規模のイベントでは、私たちは常に多くの食べ物を準備します。だからこそボランティア団体と提携し、コミュニティに還元して、食べ物に困っている地域の人たちの助けになることができ、料理が無駄にならないことを嬉しく思っています。

20000人近くに食べ物が寄付される

 マイアミにある5つのシェルターに運ばれた大量の食べ物は、20000人近くの空腹の人たちの胃袋を十分に満たしたようだ。

 NFL Greenは、リソースを効率的に使用し、無駄を最小限に抑える環境における管理業務を行っている。

 今回、彼らの目的は間違いなく果たされたといっていいだろう。Food Rescue USマイアミ支部ディレクター、エレン・ボウエンさんは、「これだけ大量の食べ物が余っていることに、驚かされました。ゴミに捨てられるところだったのを、無駄にせずにシェルターに運べてとても嬉しい」と語っている。

References:espn.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 19件

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  1. これはいい方法だね
    日本でも出来るといいんだけど湿度が高いから食中毒の心配があるからな

    • +22
  2. 利用者数8万人(収容数)に対し2万人分のロス。
    とは言え、経済規模(一般席チケット価格約40万 ←桁は間違えてない)を考えれば少ないとも言える。

    なお、日本での事業系食べ残し量の割合
    宴会約14.2%、披露宴で12.2%、食堂・レストラン3.6%
    ※農林水産省(平成27年度調査)

    • +13
  3. あまりにも過剰に手配してるから、来年以降はそこから見直しなのでは?運搬にだってコストがかかるわけだし。予算が初めから間違ってる。最初から必要なだけ用意して余ってるなら寄付に回した方がより合理的

    • +11
  4. 「賞味期限」という問題はあれど、もっと効率的に食糧分配進めばいいね
    捨てるのだってお金はかかるから

    • +10
  5. 寄付分を見据えることで、富裕層も弱者もうまくまわるんだったら、余剰も悪くないね
    (対処療法だけど)

    • +12
    1. ※9
      本来は社会的弱者も食品ロスも0かそれに近いほうがいいからねえ

      • +3
  6. 日本はお硬いから無理だよね。
    前も恵方巻だの、クリスマス、お正月商品を渡すみたいな話しが出てたけど、路上生活者なら期限切れてるのを渡してもいいのか。家畜のエサじゃないんだから。みたいに反論する人が出てダメになったよね。

    • -12
    1. ※12
      「救済施設の人たちに残飯を贈るなんてけしからん ! そうだ、千羽鶴を贈ろう ! 」
      日本人の価値観だとこうなるね。

      • +2
    2. ※12
      あなたにとっては残念かもだが日本でも同様の活動してる団体はある
      「フードバンク」で検索してみよう
      あとレストランやパン屋などは安く提供するサービスが有るね

      • +8
    3. ※12
      コンビニにしばらくいた事あるが、その手の意見は

      どうせ余ったら配る、の考えが先行して次から売れなくなる
      ただ飯狙いで浮浪者の大行列
      順番待ち、配布中のトラブルや食中毒が起きたら店のせい
      こっちがやってるから他社他店もやれという意味不明な批判の拡散
      活動自体ではなく「うちは金を払ったのに他人へは配るのか」のようなクレームへの対応や後始末に掛かる時間

      こういう事が起きるのが容易に予想できる国で、そこまでするメリットは?ってなる

      • +6
      1. ※17
        意味のない大量廃棄と比べたらメリットなんていくらでもあるじゃん
        良い事をしているんだから普通はクレームなんて入れないし恐れる必要ないと思うけど

        • +2
  7. ビッグデータとかAIとか言っててこんだけ余らせるのも問題じゃん

    • +2
  8. 海外フードバンク事情ってカラパイアはよく取り上げるから基本的には調理前の材料や箱を解かれていないものなど日持ちする物の提供・仕入れまでで、すでに調理済みのものは容器詰めからの運搬や当日中提供の時間制限など安全を考えると諦めなければならないことも多い…っていうような認識でした。

    こんな巨大イベントで調理済み余剰を持ち出せるってすごいですね。出す側受け取る側の双方でどれだけ綿密な打ち合わせと現場のタイムテーブルを組んだ事でしょう。大プロジェクトですね。規模でかすぎてこんなノウハウを日本が得ようとするならば省庁などから「留学」でも出さないと手に入らないのでは…
    密着記録番組つくってるのかな。ありそうな気もする。見てみたいですね。

    • +5
    1. ※18
      終了後4日間もかけて配ってることを考えると、パーティ(?)でのハケ具合をみながら調理していて、未調理品が多かったという可能性も考えた。ケータリング会社も協力しているし。料理の足りないパーティはやりたくないけど、食品を扱う人たちなら廃棄したくない気持ちも共有できるだろうし、はじめからそのつもりで進行管理するとか、そういうノウハウがあるのかも。あるといいな。

      • +3
  9. 調理場の写真の男性がアーロン・エッカートに激似

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