10月29日は満月！部分月食をともなってやってくる特別な月

　自称月の伝道師、カラパイア満月速報の時間です。残すところ今年の満月もあと3回。思えばここまできたもんだ。

　そして10月29日の満月は特別感がある。ほぼ日本全国で部分月食が観測できるチャンスがありますよと、お月様が私の耳元で囁いてくれている。

　神秘的な月食には吉凶様々な言い伝えがあるが、スピリチュアルな観点でいえば、通常よりも月のエネルギーが高まるため、それを味方につけることで復活のチャンスが与えられるということになる。

　てことで天気がどうであろうと、空に向かって雄叫びを上げようじゃないか。

10月の満月はハンターズムーン

　アメリカの先住民たちが作った農事暦によると、10月の満月はハンターズムーンと呼ばれる。ハンターとは文字通り「狩猟者」のことで、実りの秋でよく育った野生動物たちを狩るのに最適な時期とされていたからだ。

　これからの冬に備え、動物たちは貯めていた活力を出しきり、生きるためのエネルギーを高めるのだ。

今回の満月は部分月食を伴ってやってくる

　ご存じの通り、月も地球も太陽の光を反射して輝く天体だ。

　地球に太陽の光が当たると、太陽と反対の方向に影が伸びていく。この影の中を月が通過することで、月が見えなくなったり、欠けて見える現象が「月食」だ。

　10月29日（日）の満月は部分月食を伴ってやってくる。つまり満月なのに、月の端っこの一部が地球の影によって欠けて見えるのだ。

10月の満月＆部分月食の見どころ

　今回、月が最大を迎えるのは10月29日の午前5:24頃となる。部分月食に入るのは午前4時34分頃で、最も月が欠けるのは5時14分頃だから、完全な満月になる前からスタンバイする必要がある。

　月は日の入りとともに東北東に現れ、南の空を通って西北西へと沈んでいく。今回は早朝なので月の高度が低くなっているので、なるべく開けた場所で低い位置を探そう。

満月の最大：10月29日（日）午前5時24分頃
部分月食の始まり：10月29日（日）午前4時34分頃
部分月食の最大：10月29日（日）午前5時14分頃
部分月食の終わり：10月29日（日）午前5時53分頃
月の入り：10月29日（日）6時6分頃（いずれも東京規準）

　なお、今回月食では、月の直径の12.8％でしか地球の影に入り込まないため、あまり大きく欠けることはないが、それを見ることができたならかなりラッキーだ。

　天気に恵まれるのはもちろん、部分月食が終わるとすぐに月は沈んでしまうし、相当早起きする必要があるからね。

部分月食＆満月の開運ポイント

　10月29日の満月はおうし座で起きる。この星座は五感を大切にする星座であるため、日々のストレスを和らげるために、マッサージをしたり、おいしいものを食べたり、好きな音楽を聴くなど、自分にとって癒される行動を起こすとより良い結果につながるだろう。

　リラックスしたら、次は自分と向き合うい、新しいことに一歩踏み出す勇気を出そう。自分にとって本当に大切なもの、必要なものを見極め、それを得るために積極的に行動を起こそう。

　今回は部分月食も伴っているので月のパワーは絶大だ。月食はエネルギーが高まる時期とされており、瞑想や祈りがより効果的になるともいわれている。

　また、一部の文化では、月食の夜には美しい夢を見ることができるとも言われている。この日どんな夢を見られるかが楽しみだ。

　さらに月食が起こる日に出会った人とは、何らかの運命的な繋がりがあるとも言われているので、出会いも要チェックでよろしくなのだ。


追記：（2023/10/29）本文を一部訂正して再送します。
written by parumo
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