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重さ128kgの巨大アリゲーターガーが釣り上げられる。2つの世界記録を塗り替える可能性

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(著) (編集)

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 北アメリカ大陸最大の淡水魚と言われているアリゲーターガーだが、その中でもとびきりでかいやつが、テキサス州の貯水池で釣り上げられた。

 その体重は128kgで全長2.5m。国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)が定める2部門で、じつに72年ぶりに世界記録を塗り替える可能性があるそうだ。

約3時間の格闘の末、巨大アリゲーターガーが釣り上げられる

 9月2日、テキサス州東部にあるサム・レイバーン貯水池で巨大な「アリゲーターガー(Atractosteus spatula)」を釣り上げたのは、アート・ウェストン氏だ。

 2時間45分の格闘の末、ついに水から引き摺り出されたのは、全長2.5メートル、胴回り1.2メートルもある巨大魚だった。

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 船を操りながらその様子を見守っていたカーク・カークランド船長によると、戦い終わったウェストン氏はあまりの疲労で震えていたという。

 だがここではキャッチアンドリリースがルールだ。体重と大きさの計測を済ませてから、巨大アリゲーターガーはまた池に放されたそうだ。

 まだ正式な決定ではないが、国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)によれば、男子のラインクラス6ポンド部門とオールタックル部門(要は無差別級)の世界記録を更新する可能性が高いという。

 もしそうなれば、1951年以来となる72年ぶりの快挙であるそうだ。

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北米最大の淡水魚アリゲーターガー

 湖や流れの穏やかな河川などに生息するアリゲーターガーはアメリカ、メキシコに生息する淡水魚で、主に他の魚類や甲殻類などを捕食する。

 北米最大の淡水魚であるが、体長2.4m以上のものは珍しく、彼の研究チームも、これほど大きな個体にお目にかかるチャンスは滅多にないという。

 ちなみに、これまで捕獲されたアリゲーターガーで最大のものは、2011年にミシシッピ州で捕獲された体重148kgのもの。

だが、このアリゲータガーは釣り上げられたわけではなく、偶然漁網にかかったものであるため、IGFAの記録ではない。

 また2022年5月、ヒューストン近郊のバイユー(アメリカ南部の湿地帯を流れる川)で推定136キロのアリゲーターガーが釣り上げられた。だが、釣り人が記録にさほど興味がなかったため、正確な計測はされなかったとのことだ。

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寿命は長く100年以上あり、成長し続ける

 アリゲーターガーがこれほど大きく成長できるのは、その生息地が広く、豊富な餌に恵まれているからだ。

 成長は速く、1年で0.6m、20年も経つと1.8mにもなる。ここまで大きくなると、それまでのようには成長しなくなるが、それでも100年以上もある一生の間、いつまでも体は大きくなり続ける。

 ウェストン氏が釣り上げたのは、その大きさから50~80歳くらいではないかと推測されている。

 ただし正確な年齢は「耳石」という耳の骨がないのでわからないという。

 耳石は体のバランスを保つための器官なのだが、木の年輪のような成長線があり、これを数えることで何年生きたのかはっきり特定できる。

 また一般にオスよりメスの方がずっと大きいので、今回のものもメスである可能性が高いそうだ。

 ミネソタ大学でアリゲーターガーを研究するソロモン・デビッド氏も、「ウェストン氏とカークランド氏の戦果に拍手を送りたい」と述べ、ウェストン氏とカークランド氏がきちんと魚を池に戻した点も賞賛している。

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 というのも、今後も巨大アリゲーターガーを目撃したければ、大きな個体をきちんと保護する必要があるのだという。

 さもないと遺伝的に大きくなる個体が減ってしまうので、アリゲーターガー全体が小さくなってしまうのだそうだ。

Facebook / ‘True rarity’: Gigantic alligator gar caught and released in Texas reservoir could break 2 world records | Live Science / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 23件

コメントを書く

  1. ありがたぁ~たや アリゲーターガや~~♪

    • -3
    1. >>2
      淡水魚の刺身はチャレンジャーじゃなぁ
      怖いわ

      • 評価
  2. うーん。スポーツフィッシングやらないし、色々考え方もあるんだろうけど、保護が目的ならそもそも釣るなよ。リリースすれば良いってものじゃ無いでしょ。
    どうしても研究目的なら網で捕獲とか。釣り針のダメージとか考えないのかな。

    • +8
    1. >>3
      単純に身に入るダメージなら網の方が大きいんだよ

      • +2
    2. >>3
      何時間も体力削った上に陸に上げてしばらく拘束してるわけだし
      心身ともに相当なダメージをあたえてるよな

      • +8
  3. 50~80歳くらいで3時間の格闘

    もう死んでるんじゃね

    キャッチアンドリリースって人間のエゴだと思うわ

    • +11
  4. 他のガーパイク類が待ち伏せ型のノンビリタイプなのに比して
    アリガーターがーはマジで獰猛
    しかも割と汽水域にも対応するそうな
    その危険性ゆえに日本では特定外来生物に指定されてしまったがコレはしゃーない

    だけど生息地に居る連中は・・・放っておいてやれよ

    • +5
  5. 遊びのために釣り上げられるって、魚からしたらいい迷惑だな

    • +9
  6. 6ポンドライン(日本では1.5号相当)でこいつを釣り上げるってすごいな。もしリーダーを使っていたとしても(IGFAのルール未確認)敬意を払うわ。

    • +1
  7. 釣り用のターゲットこそ養殖魚以外は禁止でいいと思う。
    大人になるとキャッチ&イートは理解できても
    キャッチ&リリースはかわいそうでできなくなった。
    鳥獣で同じことやったら絶対に問題になるよな。
    鳥獣はエサに釣り針での捕獲は法律で禁止されてるし。
    鳥の血に悲しめど魚の血に悲しまず。声あるものは幸いなり。

    • +6
  8. 北米最大の淡水魚はシロチョウザメじゃないかな?全く海に降りない純淡水魚なら最大はアリゲーターガーなのかな。でもシロチョウザメは陸封型もいるみたいだし。

    • 評価
  9. これだけ体重があると針が刺さった所に大分負荷が掛かったろうね
    それを3時間も連れ回して…リリースしてるけど無事なん?

    • +5
  10. 川口浩探検隊に同種の魚がUMAとして(偽って)でてたねw

    • -1
  11. アリゲーターガーだったかな?
    丸焼きにするとガノイン鱗の効果で蒸し焼きみたいになってふっくら白身で美味いと聞いた。
    美味いのか……なるほど……。

    • +1
  12. 6ポンドラインでこれを釣ったの!?
    やば杉内

    • 評価
  13. 2時間45分。途中で飽きなかったのかな

    • 評価
  14. アリゲーターガーって美味しいのかなーって思いながら開いたらコメ欄で美味しいという情報を発見してにっこりした

    • +1
  15. テキサス州東部にあるサム・レイバーン貯水池・・・グーグルマップでみたら池?と言えないほど巨大でした。全長50キロある

    • 評価

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