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高速道路脇に捨てられた犬、誰かがくれた豚のおもちゃが支えとなり、人間に心を開くように

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(著) (編集)

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image credit:Suzette Hall/Facebook
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 アメリカ・カリフォルニア州の高速道路脇に犬が捨てられた。犬はその場から離れようとはしなかったが、人間を恐れており、助けようとしても近づくことができず、救助は困難を極めた。

 犬を気の毒に思った近所の人たちが餌を与えていたが、ある日誰かが、犬用のおもちゃの豚を与えた。

 おもちゃのブタは犬にとって唯一の友達となった。加えると音が出るその豚を、犬は片時も離すことなく一緒に遊び、一緒に眠った。

 犬は豚の友達を経て、すこし人間に心を開くようになったようで、ようやく救済団体に保護された。

 犬がどれほど豚のおもちゃを大切にしているかを知った救済施設の女性は、おもちゃの豚を一緒に引き取ってくれる永遠の家をぜひとも見つけてあげたいと思っている。

捨てられていた犬、人に怯え心を開かず

 カリフォルニア州ロサンゼルス郡にある動物救済・保護団体『ローガンズ・レガシー(Logan’s Legacy)』の創設者スゼット・ホールさんは、ここ数か月間、レスキューパートナーと一緒に、高速道路脇にいる犬の救助に取り組んでいた。

 捨てられたとされるその犬は、ここで飼い主を待っているのかもしれない。

 誰かに気づいてもらおうと泣いたり吠えたりしていたが、一方で人を怖がって、決して近づこうとはしなかった。

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image credit:Suzette Hall/Facebook

 犬を発見した近所の人たちは、犬を気の毒に思い、餌を置いて行くようになった。だが、犬は餌を食べ終わると再び高速道路の路肩に戻り、孤独に過ごしていたという。

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image credit:Suzette Hall/Facebook

誰かがくれたおもちゃの豚が心の支えに

 ひとり寂しく過ごしている犬だったが、ついに友達ができた。ある日、誰かが犬に与えたおもちゃの豚が、犬の心の拠り所となったのだ。

 その豚は、推すとキーキーと鳴き声をあげるおもちゃで、犬はその豚のおもちゃに夢中になった。

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image credit:Suzette Hall/Facebook

 どこへ行くにも、犬は豚をくわえて行った。眠るときも、豚を側に置いて眠った。孤独な犬にとっては、おもちゃの豚が唯一の親友となったのだ。

 その間も、ホールさんはこの犬をなんとかして救助しなければと、毎日のようにその様子をうかがっていた。

犬は、豚のおもちゃを空中に投げてキャッチしたり、持って走り回ったりしていました。
夜になっても、決して豚のおもちゃが自分の目の前から離れないようにしていました。

高速道路の脇で眠るときも、どこでも、犬はそれを持ち歩いていました。豚のおもちゃは、犬にとって親友のようでした。

もし豚がいなかったら、どうやって生きていたのだろうと思います。(ホールさん)

ついに犬の救助に成功

 おもちゃの豚の存在により、犬は少しだけ心を開くようになった。

 8月、数か月かかった救助がついに成功した。ホールさんは、電話で「犬を保護した」という声を聞き、すぐにバンに乗って州間高速道路710号線まで急いだ。

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慌てて救助したため、豚のおもちゃを置いてきてしまう

 犬にブルースと名付けた、ホールさんは動物病院へ連れて行った。だが、その途中で大切なことに気付いた。

 ブルースの親友のおもちゃの豚を一緒に連れてこなかったのだ。

 そこで、ホールさんは動物病院にいるブルースのところまで、豚のおもちゃを持ってきてもらうよう手配をした。

 路上でブルースのことを知り、ホールさんと一緒にブルースの保護を手伝ったジェナビ・オチョアさんは、その日の遅くに豚のおもちゃを手にして、動物病院にやって来た。

 ブルースは、親友の豚を連れてきてもらったことで、うれしさを体いっぱいで表現した。

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ブルースは、それが自分の親友の豚であることを知っていました。私たちは、その時ブルースの笑顔を初めて見ました。(ホールさん)

 そしてついに、ブルースは人に心を開くようになった。

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豚のおもちゃとブルースを一緒に引き取ってくれる家を探す

 保護されてから間もなくして、ブルースは愛情深い仮里親ボランティアのもとで世話を受けることになった。

 仮里親宅でも、ブルースは親友である豚とずっと一緒に過ごしているという。

夜になると豚はブルースのベッドの”隣”にいますが、朝になるといつも豚はブルースと一緒に”ベッドの中”にいるのを見つけるそうです。(ホールさん)

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 現在、ブルースと豚の親友は永遠の家を探している。

 ブルースに完璧な家族をすぐに見つけてあげたいと考えているホールさんは、その条件として「豚のおもちゃも一緒に引き取ってくれる人のみ」という特別な条件をつけている。

 ブルースが、辛い時期を一緒に乗り越えた豚と、これから先もずっと一緒に幸せに過ごせるよう、ホールさんは切に願っている。

References:Dog Dumped On Side Of Highway Makes An Unlikely Best Friend/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

コメントを書く

  1. いじらしいやら可愛いやらで泣けてくる。
    良い家に迎えられますように・・・

    • +21
  2. 悪い人間に捨てられたけど、良い人間に見つかってよかった
    残りの犬生を楽しく過ごしてほしい

    • +8
  3. 命だけでなく心も救ってもらえた
    いい人に巡り合えたね
    恩返しは幸せになることが一番だよ

    • +11
  4. アメリカってけっこう頻繁に犬を捨てたりするの?

    • -3
  5. せつねええええ でもまたお友達といっしょになれてよかったねええええ いいおうちの子になってくれええええ

    • +2
  6. ネイルが目に入らないか気になってしまう…もう少し配慮できたらと
    ドキドキしながら見てしまった

    • -1
  7. おもちゃというのは本当に生きる糧になってくれる。でっかいぬいぐるみを生きる糧にしている私が言うのだから間違いない
    人はパンのみにて生きるに非らずと言うけど、命は食べる事のみにて生きるに非らず、なのかもしれないね

    • +6
  8. !?
    ブラシかと思ったらネイルだった…びっくりw

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