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実際の睡眠時間よりも、良く眠れたと感じるかどうかで気分や満足度が変わることが判明

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(著) (編集)

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 健康に暮らすには、毎日7、8時間しっかり眠ることが大切なのは誰でも知っているだろう。

 だが新しい研究によれば、実際の睡眠時間よりも、良く眠れたと感じるかどうかが、起きた後、気分よく過ごせるかどうかの鍵になるという。

 この意外な事実は、イギリス、ウォーリック大学の研究チームが眠りの日記と睡眠モニターデバイスを使って実験したところ明らかになった。

睡眠時間と満足度を日記とセンサーで徹底調査

 『Emotion』(2023年7月26日付)に掲載された2週間にわたる実験では、参加者(18~22歳の100人以上)に”眠りの日記”をつけてもらっている。

 たとえば、「前の夜の何時頃ベッドに入ったのか」「眠りにつくまでどのくらい時間がかかったのか」「翌朝は何時に目が覚めたのか」などの睡眠の記録や、「その日の眠りはどのくらい満足か」といった感想を記してもらったのだ。

 くわえて参加者には、昼間に何度か今の気分について記録してもらったほか、睡眠時間を客観的に測定するために体の動きを感知するウェアラブルセンサーも着用してもらった。

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photo by Unsplash

実際の睡眠時間より、眠れたと感じてるかどうかが影響をもたらす

 こうして集めたデータを分析すると、意外なことがわかった。実際の睡眠時間よりも、本人の眠れたと感じているかどうかが、日中の気分の良さを大きく左右していたのだ。

 つまり客観的には十分な睡眠だったとしても、その人があまり眠れなかったと感じているなら、翌日はイライラしがちになるというのだ。

 その反対に、睡眠時間が実際には短かったとしても、本人がぐっすり眠れたと感じているようなら、翌日は満足度が高く、良い気分でいられるということだ。

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photo by Unsplash

病は気から、睡眠も気から

 この研究を行ったウォーリック大学のアヌ・リアロ教授が、健康と幸福感について調べた過去の研究では、実際の健康状態よりも、本人が自分を健康と思っているかどうかで、幸福感や生活の満足感が大きく変わってくることがわかっているという。

 そして今回の結果も、それを裏付けている。翌日を元気いっぱいに過ごすための秘訣は、実際の睡眠時間よりも、本人がちゃんと眠れたと感じているかどうかが鍵となるのだ。

 たとえ睡眠モニターデバイスが、あなたは今日寝不足ですねと告げていたとしても、あなた自身がぐっすり眠れたと思っているなら、その日は気分よく過ごせる。そして、その逆もまた然りだ。

 もしかしたら、そのギャップには、ぐっすり眠れたと”思う”ためのヒントが隠されているかもしれない。

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photo by iStock

 実際は短時間しか眠っていないのに、よく眠れたと感じるのは、どんな時だろう? 量より質と言われているが、質が良かったのか?

 逆に自分がしっかり眠れたと思っているのはただの思い込みだったりもするのだろうか?そこまで深堀してみてほしい。

 眠る前に「自分はぐっすり眠れる」というような自己暗示をかけることで、睡眠の質が向上するなら、どうやって暗示をかければよいのか解明してほしい

References:The influence of sleep on subjective well-being: An experience sampling study. / How people feel about their sleep matters to their well-being, new research suggests — ScienceDaily / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. 煽りとかそういうのじゃなくてさ、社会人になってから毎日8時間睡眠取れてる人ってどんくらいいるんだろう。
    だいたい5、6時間が平均かなと思ってるんだけど、みんなはどうなんだろ。

    • +9
    1. >>1
      私は大体6時間かなぁ。
      けど、自宅勤務になってストレスが減ったのか、昼間に眠くなることもなく、この時期でもそこそこ快調な感じ。
      楽しみなイベントがある日なんかは、お腹まで快調になるよ!

      • +1
  2. ちょうど記事の内容のことを感じてた
    前までは8時間寝れてたけど最近はうつ気味のせいか6時間30分しか寝れてないと思ったらダルくてしかたなかった
    今日も6時間30ほどの睡眠だったけど勘違いして9時間くらい寝たと思い込んでたうちはスッキリした気分だったわ

    • +4
  3. 現役うつ病だけど、熟睡できないし、薬飲まないと寝れない

    • +5
  4. いずれは「どうすれば気持ち良く眠れるようになるか」まで言及できるようになるのかな

    • +6
  5. 分かるわ
    同じ7時間でも時々死ぬほど辛いときもあれば爽快な時もあるし

    • +3
  6. これポケモンスリープやってて感じたわ

    • +2
  7. 「長さ」「深さ」「満足度」
    医療の現場ではかなり前から実践されてる
    今回はウェアブル機器で確認した感じだね

    • 評価
  8. たまに「3時間程度で起床、気分爽快眠気すっきり」みたいなことが起きるんだけど、あれも気持ちの問題なのか?

    • +1
    1. >>10
      釣り行く朝はそんな感じだ。
      「ハイ時間、起きろ、飯食え、準備しろ」
      脳が休んだと満足するかは精神的な部分に大きく左右される、考えてみりゃ当たり前なのかもしれないな。

      • +2
  9. 1人でグッスリ眠れた朝よりも、脇に潜り込んだ猫二匹が代わる代わるトイレにいくんで何度も起こされた朝の方がなぜか調子いいのは勘違いじゃなかったのか

    • +5
  10. 夏場はクーラーつけてても眠りが浅いんだよな。春と秋が一番だね。冬は寝るのは良いんだけど起きるのがツラい!

    • +4
  11. 俺の場合3時間を2回とか2時間を3回とかそんなん
    満足度ほぼゼロだけどスケベな夢見たあとは満足感がある(´・ω・`)

    • +1
  12. 長く睡眠取ったのに、コンプレックス直撃するようなしんどい夢見てしまったときは本当に疲れる
    寝てる間も歯ぎしりしてたり、泣いてたり…朝からゲンナリする

    • +5
  13. いつも6時間睡眠でこれを下回るとだいたい調子悪いんだけど、年に一回くらい下回ってるのに妙にすっきり起きられて元気ハツラツな日があるんだけどあの条件を解明したい
    あと関係ないけど子供の頃に土日だけいやに早起きしちゃうのが常だったが学校に行きたくないことへの裏返しだったのかなぁ

    • +2
    1. >>19
      なんだかんだその日の出来事とかじゃないかなぁ…
      充実感あった日ってぐっすり眠れなくても次の日の気分良い
      逆に心配性だと何時間寝てもすっきりしなさそうだ

      • +1
    2. >>19
      よく言われるのは、
      深い眠りと浅い眠りの繰り返しの波で
      浅い眠りへ浮上するグラフの傾きのまま自然に覚醒へ移行したら
      睡眠時間自体は多少短めでもスッキリ起きられる、
      ってやつかなぁ…?

      あるいは、因果関係が逆で、
      もともと何か脳内分泌がハイテンションの日だから
      その興奮状態の影響で早く目が覚めたとか?

      • 評価
  14. いや普通に体調が違うんで長時間ぐっすり眠れたほうが気分はいいですね…

    • +1
  15. >量より質と言われているが、質が良かったのか?

    元記事を見ると、アクチグラフィーが示す睡眠の質と
    本人の自己申告のよく眠れたかどうかが合致していない、
    とのことだから、
    客観的事実として睡眠の質が良かった訳ではなく
    あくまで本人の主観で「よく眠れた!」と思う感覚が
    幸福度に直結するということらしい。

    • +1
  16. 「よく眠れた!」と思えるにはどうすれば良いのか
    ぜひ解明してほしい!!!

    • +3
  17. 時間よりも起きるタイミングかなとは思う
    30分くらいしか寝てなくてもすごいスッキリする時もあれば
    6~7時間ゆっくり寝たのに手足に重りついてるみたいになる時もある

    • 評価

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