この画像を大きなサイズで見るあなたが心から成功したいと望むなら、失敗を気にせず気楽にやることだ。これは、アインシュタインやモーツァルトのような天才たちが実践してきた方法で、「失敗を許容し、時にはゆっくりと進む」ことが必要なのだという。
一見するとパラドックス的なこの手法こそが、私たちの能力を最大限に引き出し、成功へと導くという。
ある研究グループは、成功と失敗の最適なバランスを分析したそうだ。その結果、最適な失敗率は15.87%だと結論づけられたという。
つまり、5~6回に1度の失敗率なら、それを乗り越えることで、成功につながる確率が上がるというのだ。
アインシュタインとモーツァルトは失敗を受け入れていた
アルベルト・アインシュタインは、アイデア豊富な天才で、すべて大成功を収めているように見える。だが彼にも自身の仕事がうまくいかない時があった。
そんな時は、たとえ仕事の途中でもゴロリと横になって、天井をただながめ、耳をすませて想像をめぐらしていたという。
午後2時、真っ白なボサボサ頭のアインシュタインが、寝っ転がって、なにもない天井を見つめている姿を想像してみて欲しい。この逸話はただの神話ではなく、彼を偉大にした中心的な出来事だ。
アインシュタインは、できないことに無理に抗うのではなく、そうした困難が波のように押し寄せてくるのに身をまかせ、その状態を、精神的に数歩後退して、自分の想像力に耳を傾けるチャンスとしてうまく活用したのだ。
ガチで戦うのではなく、あえて折れることで、うまく失敗する術を学んだといえる。
この画像を大きなサイズで見る同じことは、モーツァルトにも言える。彼は大きな成功と失敗の谷間で、うまいことペースを緩めることができた。
モーツァルトは、自分の最高傑作が、もっとも穏やかで落ち着いているときに生まれることに気づいていた。
「自分が、いわばもっとも自分らしくあるとき、つまり、例えば馬車で旅をしているとき、おいしいごちそうを食べた後でぶらぶら散歩しているとき、眠れない夜など、完全にひとりで、楽しい気分のとき、自分の最高のアイデアがもっとも豊富に湧き出てくるのだ」と書いている。
彼は、次から次へと曲が浮かんでくるという経験をしたのだろうが、その勢いをずっと維持するのは難しい。
壁にぶつかるたびに悪魔と格闘しながら、600曲ものすばらしい交響曲や協奏曲を次々と続けて作曲するようなことはできない。
この画像を大きなサイズで見るアインシュタインのようにモーツァルトも、脱線した心を生産性へと導く一番手っ取り早い方法は、常に力づくで突き進むのではなく、できないこと、失敗も必要であると受け入れることに、気づいていた。
アインシュタインとモーツァルトは、10億人にひとりの天才だ。だから、彼らが失敗をのんびりと受け入れるタイプだったとは驚きかもしれない。
両者ともあるときは内にこもり、静かにして、自分のアイデアをゆったりと落ち着かせることができたのだ。
どの程度の失敗が最適な結果を生み出すのか?
急がず落ち着いた、こうしたやり方の利点のひとつは、失敗する余地を作れることだ。
私たちは、いつもいつも最高の生産性を達成できるわけではないことを受け入れ、高い生産性と低い生産性は別物であることを学ぶのだ。
現代の学習と発達の理論は、進歩は挑戦なしでは不可能なのは確かだと認めているが、それは成功する前に失敗する必要があることを意味している。
数年前、心理学者と神経学者のチームが、完璧な成功と失敗の比率を特定しようとした。
スペクトルの一方の端では、完璧に成功できるが、もう一方の端では、惨めに失敗する。どちらの極も、モチベーションは下がるが、その理由は異なる。
これ以上ないくらい完璧に成功してしまうと、退屈で、刺激がなくなり、どっぷり失敗に陥ると、疲弊し、意気消沈する。
この両極端の間のどこかに、長期的な進歩を最大化できるスイートスポットがある。
言語や楽器など、なにか新しいことを学ぶとき、私たちは自分の能力の限界に挑戦していく。これは、落胆するほど難しくなく、退屈になるほど簡単ではないことだ。
モチベーションと学習ののための難易度のスイートスポット”ゴルディロックス・ゾーン(居住可能領域)”が存在する、というシンプルな直観が、現代の教育方法の核心なのだ
と論文著者は書いている。
この画像を大きなサイズで見る最適な失敗の確率は約16%
研究者によると、最適な失敗の確率は、数字でいうと15.87%(約16%)なのだという。当然、実際の割合は、この驚くほど細かい数字が示す以上にばらつきがある。
調子がいい日は、失敗率が高くなっても許容量があるかもしれないが、落胆したり疲れているときは、失敗なんか絶対したくないと思うかもしれない。
ほかのタスクよりも失敗するの確率が高いタスクもあるため、急いで学習したい場合は、より多くの失敗を受け入れる必要があるかもしれない。その人の性格も重要な要素になってくる。
アインシュタインやモーツァルトは、できなくても鷹揚に構えるという姿勢のおかげで、凡人よりもよりたくさんの失敗をあえて許容した可能性がある。それが、彼らが成功し続けた理由の一部かもしれない。
最適な失敗率15.87%という数字に価値があるのは、これがふたつのことを実現してくれるからだ。
まずは、最適な難易度の基準点を客観的に見られること。5~6回トライして、1回以上失敗する場合は、失敗が多すぎるかもしれない。
まったく失敗しない、めったにに失敗しない場合は、失敗の頻度が十分でないかもしれない。
次に、感情的な観点から言えば、最適な失敗率は、あなたを失敗してもいいんだというおおらかな気持ちにさせる。
失敗することは問題なのではなく、必要なことだと思えるようになる。実際に、天井をぼんやり見つめる瞬間がなければ、アインシュタインもモーツァルトも、いつまでたってもアイデアを生み出せず、成功しなかったかもしれない。
こうした束の間の逸脱や谷間は、障害などではなく、むしろプロセスにおける欠くことのできない要素なのだ。
この15.87%分の1の失敗指標は、とくにテクノロジーのおかげで、成功の定量化が容易になったため、新しいスキルを学ぶときの有効なガイドとなる。
新たな言語やプログラミング、サッカーの新しいテクニック、一定の距離を一定のペースで走る、中断せずに長く瞑想するといったことを学ぶ場合、成功率を数値化することができる。
最初は、失敗率は6分の1よりも高いかもしれないが、そのレベルまで下がっていなければ、成功するための失敗が多すぎることになる。
この画像を大きなサイズで見るこの失敗率は組織にも適用される
同じルールは組織にも適用される。組織がある程度の失敗を許容すれば、その組織として最大限の成果をあげることができるのだ。
スマートフォンが台頭する10年前の1990年代後半、モトローラは、イリジウムという衛星電話プロバイダーをたちあげた。
このイリジウムは当初の計画では、地球のまわりを周回する77個の衛星ネットワークが必要だったため、原子核のまわりを77個の電子が周回している、元素周期表77番目のイリジウムにちなんで、この名がつけられた。
地球上のどこにいても完璧に受信できるグローバルな電話ネットワークと、通話料金の低価格を売り物にしていた。
今日でも、もっとも高性能なスマホでさえ、数十年も昔のイリジウムのテクノロジーにたちうちできない。
イリジウムの株が出回ると、ウォール街のお歴々たちは狂喜乱舞し、明瞭な音声通話と完璧な接続を重視したモトローラの携帯電話は、法外な高額になった。
イリジウムの幹部は、製品の欠陥に関してゼロ容認(小さな違反に対しても法律・罰則を適用する方針)を採用したが、それはユーザーが望んだことではなかった。
彼らは、大幅に安い電話機やサービスプランと引き換えに、多少音声が聞こえにくても、通話切れが多くなっても、そちらのほうを受け入れたかったのだ。
この画像を大きなサイズで見る重要なのはうまく失敗すること、失敗を容認すること
いつも行き詰るのは必ず、あまりにも完璧を頑固に追求しすぎることだ。
なにもかもを完璧にはできない、挫折や後退はある程度必要なものだと考えると、次に出てくる問題は、それにどう対処するかということだ。
物事が思ったとおりに進まない15.87%の場合に、どうやってその状態とつきあうか?
答えは、ただ単に失敗するだけでなく、うまいく失敗することだ。天才と呼ばれる人たちは、ほかの誰よりも失敗するのがうまく、ただでは転ばないのだ。
追記:(2023/06/20)タイトル・本文を一部訂正して再送します。
References:To be successful, you need to fail 16% of the time – Big Think
















失敗は成功のマザー
成功体験なんて無いんだけど
死ななきゃオッケーよ
失敗のデータを蓄積することが大事という考えが日本の技術の歴史を
作ったけど、締め切りまでに有益な結果を出せない人はクビです社会に
なってからめっちゃ研究や商品の質が下がってしまった。先日の
ロケット失敗も、失敗は失敗で貴重なデータが得られるから良い事なんだけど。
自分の体感失敗率は9割ぐらいな気がする
おかげさまでこの一年ぐらい、いくら自分を乗せようとしても
イヤイヤ失敗もうイヤー!でなんにもする気が起きなくなった
>>5
やる気が出た時にやればいいんだよ
>最適な失敗の確率は、数字でいうと15.87%(約16%)
根拠が何もない数字だ
84%が成功する事象ってなんだ?
野球なら30%成功すれば一流打者だ
>>6
マイナス付いてるけど、自分も同じこと思った。
何らかの調査結果が書いてあるものかと思ったが
見た感じ「15.87%」の根拠に言及してある部分が無いし、
個人的に「少なくね?」と感じた。
もっと9割以上が失敗で、成功は100のうち2つ3つ程度かと。
試行錯誤段階での「錯誤」は失敗に含めず、
完成品として世に出したものだけをカウントして
うち5~6回に1回は大コケ、みたいなイメージなんだろうか?
失敗を許容できる余裕が大事ですね
時間的にも金銭的にも精神的にも
モーツァルトの手紙は愚痴と泣き言だらけ
鷹揚な性格とは思えない
アインシュタインは自分が大天才だって気が付いてないだけです
成功率約84%は凄い数値
6回中5回は一発で成功することになる
とりあえず、天才じゃないから自分にも人にも鷹揚になりたいな。
大事なのは理想と現実の乖離が大きくなり過ぎない内に挑戦する事だと思う
ハードル低い内に飛んだ方が失敗しても痛くないんだわ
7回失敗すればあとの50回目位まで成功できる
七転び八起きすれば良いわけだ
ただ凡人には7回も失敗することさえ出来ないけどね~
失敗確率を狙って調整できるなら、成功するくらい余裕だろうよ
なんか回数で考えている人が多いけど、テストの成績で考えたらどうだろう?
100点ばかりの人は間違いを起こしたときの対処方法に不安があるだろうし新たな勉強方法を試すことはないだろう。新たな分野でのモチベーションもどうかな?
84点平均の人は間違ったところを直ぐに修正するだろうし失敗から学び新たな勉強方法も模索するだろう。新たな分野での失敗も恐れないかも?
70点平均60点平均だとちょっとやり方を根本から変えないといけないだろう。
40点以下の赤点?最初からやり直しだなあ。
私の功績を盗んで出世した無能のIさん
当然無能なのでまともな仕事もできず失敗ばかり
でもクビになるまで高給を得てましたから成功なのかな
失敗はないほうがいいし、
物理学者、音楽家と身体を使うアスリートでは話しが全く違う
何より失敗成功以前にその分野に途方もない努力があるはず。
あくまで一個人が精神的に最も受け入れやすい理想の割合であって
世に実在する試行に関してのものではないだろう
勿論結論を出すまでの過程では実在する様々な事象を分析しただろうが
要は「たまに失敗するかもしれない」ぐらいのものに是非挑戦しなさいというアドバイスだと思えばいいのさ
6分の5も成功できるか!!
それ以上失敗すると諦めてしまうってだけじゃね?
書き方も悪いのかもしれないが「失敗」と「成功」の失敗を全て「大失敗」や「大きな挫折」に、
成功を全て「大成功」とか「大きな偉業」に勝手に脳内変換している人がちらほら…
そんなわけないじゃん。基本的には小さな失敗と小さな成功を積み重ねて大きな偉業になるだけで
だいたいの人は小さな失敗で諦めたり、小さな成功で満足する人が多いから大きな偉業にたどり着けないだけ
おれ・・・おれのほうをみるなぁ!!
>>21ここのコメントの方たちは失敗成功を大袈裟に捉え過ぎてモヤモヤしてました。こういう事を伝えたいのだと私も思いました
成功してから振り返ってみるとどの成功にも
16%分の無駄な部分があったっていう結果論なだけじゃないか?
失敗率が明らかに15.87%を上回る場合は、モチベ維持の為に難度を下げてでも成功率84.13%を取るべきなんかな?
流し読みなんで間違ってたらごめん
モノ作りを生業にしてますが、新しい事をやる際は失敗は付き物です。
その際の考え方ですが何故失敗したのかを観察し、検証して次に活かしたならそれは貴重な経験になります。
(知識として知っていても実際にやってみないと改善の余地を見出せるかの判断がしにくいので失敗を実体験することは非常に大切です。)
何も考えずまた同じ失敗を繰り返したら、それはただ消費し失敗しただけに終わります。
成功と言うより、自分にとっての合格ラインになるまで検討と実行を繰り返していく感じです。
なるほど
先にカキコした者だけど、ただ率を求めて難度を下げても根本的解決にはならない、と言う事に気が付いた
モツァルトのどれが失敗で何が成功なのか判らない
作曲に関しては作りたいものを作りたい時に作りたいように作れる、子供の頃に英才教育を受けた天才的玄人なんだろうけど
音楽家人生の失敗なら、金遣いかパトロンや同僚との不仲か女性関係や病気のせいか、それらの要素が楽曲にマイナスだったかそれともプラスだったのか、判らない
何が「生産効率」に反映するかなんて…
ゲームじゃないんだし
せめて早死にせずに「ファウスト」を歌劇にして欲しかった ゲーテ自身もそんな願望があったそうだし