この画像を大きなサイズで見る自然界では我々が思いもよらぬ共生生活が営まれていることがある。コヨーテとアナグマが共同で狩りをしたり、オオカミとクマがタックを組んだり、本来なら敵対する動物が仲間になることがあるのだ。
今回、ケニアのレワ野生動物保全区とボラナ保全区でハイエナ、イボイノシシ、ヤマアラシが1つ同じ巣穴で一緒に暮らしているのが観察された。
彼らは”食う者”と”食われる者”の関係にある。常識的にはわかりあう余地などまったくなさそうな彼らだが、敵対する様子はなく、しばらくは一緒に暮らしていたという。
なぜ彼らはこの奇妙な共同生活をはじめたのか?今のところ、はっきりとした理由はわかっていないというが、なんらかの理由はあるはずだ。
ハイエナとイボイノシシ、ヤマアラシの奇妙な共同生活
この奇妙な共同生活は、ケニアのレワ野生動物保全区とボラナ保全区で観察された。
2016年から2021年にかけて、ハイエナの巣穴5つにカメラを仕掛けて観察したところ、そのうちの2つには3種の異種が住み着いていることがわかったのだ。
1つの巣穴の住人はハイエナ7頭、イボイノシシ3頭、ヤマアラシ2頭。もう1つの巣穴にはハイエナ11頭、イボイノシシ6頭、ヤマアラシ2頭が住んでいた。
この共同生活は数ヶ月間以上続いており、彼らが数分違いで同じ入り口から出入りする姿も観察されている。
どうやら巣穴はワンルームではなく、内部はいくつかの部屋に分かれていたようだ。
ヨーク大学のマルク・デュプイ=デゾルモー氏によると、そのおかげで動物たちは互いに距離を置くことができた。「同居人というより隣人だった」のだそう。
この画像を大きなサイズで見るなぜ彼らは共同生活を送っているのか?
それでもなお、捕食者と被捕食者の関係である彼らが一つ屋根の下で生活するようになった理由はわからない。
もしかしたら、歯や牙や針といったそれぞれが持つ固有の強力な武器に対する「畏敬の念」が背景にあったとも考えられるという。
まったく身を守る術がない動物が、ハイエナと一緒に暮らすようなことはないだろうと、デュプイ=デゾルモー氏は推測する。
そうは言っても、この地域のハイエナがイボイノシシやヤマアラシを食べることは確認されているので、この共同生活が始まった経緯はいっそう謎めいている。
またハイエナとヤマアラシが夜行性なのに対し、イボイノシシは昼行性で、彼らの活動時間はそれぞれ異なっている。そのため、いつも同じ時間帯に巣穴にいたわけではない。
この画像を大きなサイズで見るこのことから、巣穴は”タイムシェア的”に共有されていた可能性もある。とは言っても、3種すべてが同時に巣穴に入った証拠もあるそうなので、やはりワケがわからない。
あるいは、ケニアの気候が関係しているのかもしれない。この地域の大地は乾季になると非常に硬くなり、巣穴を掘るのが難しくなる。それが彼らに異種間共同生活という選択を迫った可能性もある。
実際、雨が降って土が柔らかくなると、この奇妙な共同生活は終わりを告げたそうだ。
2019年、ハイエナの家族とイボイノシシの家族が同じ巣穴で暮らしているところを発見されたことがあるが、今回は3種混合だからことさら珍しい。
飼育下では異種の動物たちが仲良く一緒に暮らしていることがあるが、野生下においても、冒頭で伝えたように、コヨーテとアナグマ、オオカミとクマなど、本来なら一緒にいるはずのない動物たちが行動を共にすることがある。
だがサブサハラ・アフリカのような熱帯気候で、今回のように3種の野生動物たちが同じ巣穴を共有するという事実はほとんど知られていないそうだ。
巣穴は希少な資源だ。強い武器を持つ3者が互いに争い、奪い合うよりも、共同で暮らすほうが合理的だと考えたのかもしれない。
我々人間が知らないだけで、実は野生動物たちはお互いに生き延びるため、手を組むことがもっとたくさんあるのかもしれない。
References:Teeth, tusks, and spikes: Repeated den sharing between predator and prey in an African Savannah – Dupuis‐Desormeaux – African Journal of Ecology – Wiley Online Library / A Warthog, Hyena, and a Porcupine Walked into a Hole–and Decided to Live Together / written by hiroching / edited by / parumo
















野生の動物は賢いから、バカな人間みたいに空腹じゃないのに無駄に食べたりしないからね。
人間の価値観なんて、野生動物には通用しないよ。
いつでも食えるのなら、今すぐに殺さなければいい
生きた食糧庫だ
ハクナ マタタ♪ハクナ マタタ♪
巣穴の外でもお互いに無関心なのか気になる
日本でもアナグマの巣にタヌキが住み着いたりしてるよね
同じ穴のムジナ~
まるでこれはケニアの集合住宅やぁ
個性の違うものが集まってつかず離れず、人間みたいで面白い
顔見知りと認識しちゃうと「食料」では無くなっちゃうのではなかろうか
連鎖で一番上なのはハイエナだよな
穴掘りが上手い奴は残して置くとかだったりして
他に食べる物なければ躊躇せんだろうけど余裕の有る内は手を出さない…とか?
共生にも様々な関係があるみたいだけど
今回のケースも以下4種類の関係性のいずれかなのではなかろうか?
【共利共生】※双方に利益があるために共生
陸の捕食者から守ってもらう生き物
アリとアブラムシ/アリとカラスノエンドウ/アリとアカシア/ヒヒとインパラ
海の捕食者から守ってもらう生き物
クマノミとイソギンチャク/キンチャクガニとイソギンチャク/ヤドカリとイソギンチャク/ハゼとテッポウエビ
狩りを手伝ってもらう動物
ミツオシエとミツアナグマ/ベニハチクイとアフリカオオノガン/チョウチンアンコウと発光バクテリア
【片利共生】※一方的な共生
寄生虫や食べかすを取ってもらう動物
ナイルワニとナイルチドリ/キリンとウシツツキ/ウシとウシツツキ/ウツボとホンソメワケベラ/ハタとエビ
>>9
ちょっと田宮榮一語録を思い出したw
『ジョン・ウィック』の ホテル・コンチネンタルかな?w
阿佐ヶ谷ぁ~ パラダイスぅ~~♪
共通の敵がいたんじゃねーの
巣穴の前にカメラを仕掛けるような敵が
>>12
確かに!
「ハイエナとイボイノシシ、ヤマアラシが同じ巣穴で一緒に暮らす」という字面だけで面白い
擬人化すると福本伸行の絵柄になりそう
狭い穴の中では安全な距離で戦えないから怪我のリスクが高いのかもね
それぞれのスペースが確保されてて食べ物に困らないならそんなところで戦う必要はないのかも
マダガスカル4の撮影中なんだよきっと。
なるほど
共生の新たな形としてみればそんなに驚くことでもないのかもしれない
ワタシはイボイノシシの牙が顔に突き刺さらないのかシンパイです・・・
ハイエナは、同じ巣のイボイノシシ・ヤマアラシは食べないけど、他で出会ったイボイノシシ・ヤマアラシは食べるのかな?
ビースターズとか、アフリカのサラリーマンみたいな動物アニメ思い出したわ
ヤマアラシハ言エナイポイノ、シシッテ
乾燥地帯に稀にある、局地的な大雨からの水の氾濫などの災害で逃げ込んだ先だったのが原因とか?動物も災害に関しては種に関わらず身近な場所でも大人しくしてるらしいしね
顔見知りになった上で手頃な移住先が見つからなかった場合に、こんな同居生活はあり得そうな気はする
野生動物の怖いところはある時は完全に無関心で仲良くしてるように見えてある時に急に襲い掛かる、なんてのが普通にあること
動物園の飼育員とかもそれで急に襲われることもある
本能スイッチが入ったら今までの関係なんて無視
>>23
飼育動物が野生スイッチ入るというか
動物と歯筋肉量が違いすぎるから
イライラからの八つ当たりで人間は十分致命傷になるからなあ
イボ兄弟かも
定時制高校ってそんなシステムだよね
ヤマアラシと一緒に暮らすことって可能なのか?
トゲ刺さりそうで怖いが
>>27
後ろから追い越そうとはしないこと
対面ですれ違うときは大丈夫だけど
相手が何か呟いても振り返ってはダメ
>>27 海外で飼ってる人の動画を見たよ。アルビノもいた。
うちらもこんな感じだったわ
懐かしいね
私的にお互いに、利害の一致が有るから問題ない気がする。
※多分ヤマアラシが見張り役で、ハイエナが護衛?を努めて
イボイノシシの方は巣穴の拡張とかしてくれると思います。
ハイエナの知恵など まるでイボイノシシだ ヤマアラシ
ジャングル大帝レオ思い出したぞ(古い)
時間交代制www
日本も多様性を見習って外国の人に住みやすいようになってほしい