
そこで1匹の保護犬と運命の出会いを果たす。両親は、少女と深い絆を育んだその犬を、クリスマス前に少女に内緒で養子縁組し、家に連れ帰ることに。両親は、少女が責任をもって犬を飼うことができると判断したようだ。
犬の姿を見て驚いた少女は、「最高のクリスマスプレゼント」と喜び、感動の涙を流した。
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Parents Surprise Daughter with Dog she had been caring for at shelter.
動物保護施設で出会った運命の犬
アメリカ・オクラホマ州スティルウォーターに住むハリー・フークアさんは、犬が大好きだ。毎年クリスマスになると、両親に「犬を飼ってほしい」と懇願していた。だが、両親からは「まず、大学を卒業すること」と言われ、ハリーさんは夢を叶えることができずにいた。
どうしても犬と触れ合いたかったハリーさんは、感謝祭の休暇期間中に、地元スティルウォーターの動物愛護協会でボランティアをすることにした。
施設には、たくさんの保護犬がいるからだ。そして彼女は、今後の運命を変えることになる保護犬のランボー(オス)に出会う。
一目見た瞬間から、ハリーさんはランボーに強い愛情を抱いた。
それは、プロット・ハウンドとマウンテン・カーのミックスであるランボーも、ハリーさんと同じ思いだったようだ。

image credit:Lance Fuqua/Facebook
施設のディレクター、ジャッキー・ロス・ゲレロさんは、ハリーさんが来た初日にランボーと一緒に座ったのを見て、両者の間には特別なつながりがあると感じたという。ボランティアをしている最中、ハリーさんとランボーはより深い絆を育み合ったようだ。
クリスマス前の素敵なサプライズ
ボランティアを終えた後も、ハリーさんの心の中からランボーが消えることはなかった。ハリーさんが保護犬の1匹と特別な絆を築いたことを知った両親は、クリスマスのサプライズとして、素敵なアイデアを思いついた。
犬は大学を卒業してから、と言っていたものの、やはり娘の喜ぶ顔が見たかったのだろう。彼女の犬に対する本気の愛情や、きちんと面倒をみることができることも理解できた。
両親は、ハリーさんに内緒で動物愛護協会に連絡を取り、ランボーと養子縁組をしたいと申し出た。そして、施設にはそのことをハリーさんに秘密にしておくようにと依頼した。
3週間後の12月16日、ハリーさんはランボーが養子縁組されたことをSNSで知った。
その養子縁組先が自分の家だということを知らなかったハリーさんは、とても悲しんだ。

pixabay
もう、施設にボランティアで行っても、ランボーに会えない…。ランボーには永遠の家で幸せになってもらいたいという気持ちがある一方で、ハリーさんは、「できるなら、自分がランボーを幸せにしたかった」と思っていたのだ。
目の前のランボーを見て感動の涙
ランボーを思い、心が沈んでいたハリーさんだったが、ある日サプライズを受けた。玄関のドアを開けた時、父にリードで繋がれたランボーがいたのだ。
最初は、とても戸惑いました。犬がランボーだとすぐにわかりましたが、養子縁組されたことも知っていたので、どういうこと!?って。ハリーさんは、感極まって思わず玄関先に座り込み、涙を流した。
それで、頭の中で「養子縁組」「目の前にいる」という2つのことをまとめてみたら、一気に感情の波が私に打ち寄せてきたんです。
ランボーは、ハリーさんの腕に飛び込むのが待ちきれず、しっぽを振り、全身で再会できた喜びを表現した。
ハリーさんの父親がリードを離した瞬間、ランボーは涙を流すハリーさんのもとへ走り寄った。

image credit:Lance Fuqua/Facebook
ランボーとハリーさんの気持ちは、ずっと繋がっていたのだ。「史上最高のクリスマスになった」と、ハリーさんは両親がしてくれたサプライズにとても感謝している。

image credit:Lance Fuqua/Facebook
運命の出会いをしたランボーと、これからずっと一緒にいることができる喜びは、なにものにも代えがたい。ランボーを家族に迎え入れたハリーさん一家は、SNSで素敵な記念写真をシェアした。

image credit:Lance Fuqua/Facebook
ランボーは、すっかり私たちの家族に溶け込んでいます。ランボーも、大好きなハリーさんが永遠の家を与えてくれたことに、きっと大きな幸せを感じていることだろう。
ランボーが、私たちを必要としていたのと同じように、私たちもランボーをどれだけ必要としていたかを示してくれました。(ハリーさん)
References:Christmas puppy surprise: Oklahoma parents secretly adopt dog daughter had been caring for at shelter / written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
まだ、大学は卒業できてないんだね。
2. 匿名処理班
サプライズセンスが凄い
よかったね
3. 匿名処理班
>その養子縁組先が自分の家だということを知らなかったハリーさんは、とても悲しんだ。
子供にこんな悲しみを負わせてまでなぜ黙っていた?
子供に説明して養子縁組すればいいだけなのに、胸糞悪い作られた感動だ
必要のないサプライズにして、親の自己満足のために、子供に一時の悲しみを与えるなんてひどすぎる
4. 匿名処理班
本来のサプライズのプレゼントやお祝いは
もらえると思ってなかった
予想してなかったから驚いた、なんでしょ
ええモンあげるから
最初にガッカリさせても帳消しになるでしょ
それ以上に嬉しいでしょ❓って
なんだか押し付けがましい
犬ちゃん貰い手決まって良かったけどさ
5. 匿名処理班
なんだか嫌な両親だなあ。大学卒業まで犬を飼わせないって、そこまで子供を縛る必要ある?生き物の世話がちゃんと出来る子供かどうかくらい育ててればわかるでしょ
この子が悲しんでるのにサプライズのために犬を引き取るのを黙っとくとか、もう単に子供を支配したがってるとしか見えないよ
6. 匿名処理班
お幸せに✨✨✨
7. 匿名処理班
>>3
うわぁ……
8. 匿名処理班
育ちがいいとはこういうことかな?
(アメリカの)大学卒業は大変だろうけど、その苦労と努力そして動物愛護協会での経験が活き、のちにハリーさんは立派な大人として活躍することでしょう
9. 匿名処理班
親の行動に否定的なコメント多いけど、理由がわかれば記憶も感情も良い方向に上書きされるものだからね。その人との関係性が良ければ猶更。
「親が自分を喜ばせようとしてやってくれた」という動機が分かった途端、落ち込んだ過程は笑い話になって嬉しい思い出になったりするんよ。
もちろん、相手との関係性次第では大きなお世話だって喧嘩別れの結果に終わることもある。
でもこの話はそうはならなかったからこそ良い話として公開されているのだからそれでいいじゃん。
10. 匿名処理班
泣いた〜!
これが正しいインターネットの使い方ですね
ちなミッキーのズボンも可愛い❤
11. 匿名処理班
>>3
そりゃ落ち込むだろうけど養子縁組はランボーにとって喜ばしいことなのはこの子もわかってるんだから大丈夫でしょ。他の人に養子縁組されることもあるとわかってるわけだし。
12. 匿名処理班
批判したいが先立つから言いたい人には言わせときゃええねん
13. 匿名処理班
いい話、、、と思ったら否定的な意見が並んでいてびっくり
14.
15.
16. 匿名処理班
親が娘に甘々なのはよくわかった
息子だったらきちんと大学を卒業してから明かすんじゃないかな
17. 匿名処理班
ペットを飼うってことは責任を伴うんだ。毎日ご飯と排泄物の世話をして散歩させて。もちろんお金だってかかるし厳しくなったらはいさようならができるような事じゃないんだ。
安易には飼わないと振る舞った両親は立派だと思う。
18. 匿名処理班
素敵なご両親だね
19.
20. 匿名処理班
>>3
最近こういう奴多いな
21. 匿名処理班
ペットは生き物だからちゃんと責任を持てる年齢になるまで待ちなさい、というのはすごくいい教育だと思う
と同時に「今」でないと他の家庭に引き取られて機会を失ってしまう犬と親しくなった我が子の願いをどうするか?というのはものすごく悩ましい事だ
ちゃんと大学を卒業してから別の子を飼えばいい、って思う人も居るかもしれないけどその子との絆は唯一無二なんだよね
最終的に願いを叶えてあげようって判断をした、それら全部ひっくるめていいご両親なんだろうなって思った
22.
23. 匿名処理班
むしろ立派な良いご家族だと思いますよ。娘さんも含めて。
幸せのへそ天、今ではハリー君も家族の一員。
24. 匿名処理班
よかったねえ。幸せに快適に、できるだけ長生きしてね。
25. 匿名処理班
犬が飼いたいって子供にプレゼントで子犬を与える親よりずっと良いと思う。
お互い相性も分かっているし
26. 匿名処理班
>>3
俺は同意する
わざわざ撮影までして、なんか嫌だよなこんな親
これ見て喜んだり親の行動を肯定してる奴らより、俺はお前のほうが優しい人間だと思うよ