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復活することを信じて。600日間も遺体保管されていた牧師、ついに埋葬される

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28件のコメントを見る

(著) (編集)

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 南アフリカで、2021年の夏に病で死亡した牧師の遺体が、およそ2年近く経った今月、ようやく埋葬された。

 牧師の遺体は、妻とその身内に埋葬を拒否され、600日間もの長い間、遺体安置所に保管されていた。

 その理由は、牧師が生き返って復活すると信じられていたからだという。

牧師の遺体、復活を信じて安置所に放置

 南アフリカ・ヨハネスブルグの北ハウテンにあるミラクル・センターの創設者シヴァ・ムードリー牧師は、2021 年8月15日に病のため他界した。

 牧師の家族や教区民は、葬儀の準備をする代わりに、遺体安置所に彼の遺体を残したままにした。

 牧師が、復活して生き返ることを期待していたからだ。

 牧師の妻とその親族たちは、復活を祈るために最初の数か月間は遺体安置所にやってきたが、その後は来なくなった。

 しかし、牧師の埋葬に同意することは拒否し続けたという。

 さらに、親族たちは教会内で牧師の死を認めることさえ拒否し、彼が復活する日まで、牧師の代わりに礼拝を行っていたようだった。

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pixabay

葬儀場が牧師の身内を訴える

 数か月が経過しても、まだ牧師の遺体が遺体安置所に放置されたままになっていたことから、葬儀場の所有者は土葬もしくは火葬の同意を得ようとして、家族に何度も連絡を取った。

 同時に、このまま遺体を放置していると、遺体が腐敗するなど、環境に深刻なリスクが生じることを警告した。

 しかし、牧師の妻と彼女の身内は同意することはなかった。最終的に、葬儀場の所有者は、牧師の遺族に対して訴訟を起こすことを余儀なくされた。

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pixabay

民事事件になってしまいました。こちらは、牧師の遺体をどうするのかを勝手に決めることはできません。遺族の意向に従わなければならないのです。

しかし遺族は、こちらが埋葬の問い合わせをしても無視し続けるだけで、何も言ってきません。

ムードリー牧師は有名な人物です。このように、遺体を放置し続けるような扱いを受けるに値しないはずです。裁判所が何らかの救済を提供できることを願っています。(葬儀場の所有者)

 葬儀場側は、誰の信教の自由も侵害したくないと明言しているが、衛生面など環境や遺体の状況に関する規制は遵守しなければならない。

 裁判所の調査によると、ムードリー牧師の未亡人ジェシーは、宗教指導者が生き返るという信念を持っていると主張していたため、彼女の家族が牧師の葬式に同意するのをためらっていたことがわかった。

約2年ぶりに牧師の遺体が埋葬される

 ヨハネスブルグのハウテン高等裁判所は、牧師の遺体について、遺族が葬儀場から合計28回もの連絡を受けたという証拠を確認し、遺体による腐敗等の損傷について地元当局から報告を受けた後、埋葬を遺族側に命じたという。

 この裁判所の決定は、牧師の近親者に適用できるよう1 か月間保留されたが、ついに3月16日、シヴァ・ムードリー牧師の遺体はおよそ600日ぶりに身内の面前で、ヨハネスブルグのウェストパーク墓地に埋葬された。

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 なお、牧師の妻と 2 人の子供は式典に出席しなかったそうだ。

 南アフリカの地元メディアでは、牧師の代わりに未亡人妻と子供たちがミラクル・センターを率い続けていると報じているということだ。

References:Pastor Finally Buried 2 Years After His Death Because Family Awaited His Resurrection/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. うーん
    もし妻と子がホンキでムードリー牧師が生き返ると思ってたんならずっと安置所に通ってきていてももいいはずじゃないか?
    何か他に思うところあって家族が拒否してる気がしてなんかモヤモヤする
    何より牧師が可愛そうだなあ
    結果家族は葬儀にも来てくれなかったんだし

    • +9
    1. >>2
      >牧師の代わりに未亡人妻と子供たちがミラクル・センターを率い続けていると報じている
      つまり埋葬し復活を自ら否定することでこのヨクワカラン宗教的団体の権威が失われることを危惧してたんだな
      牧師は教祖みたいに祭られる存在だったんだろう

      • +11
      1. >>11
        日本でも、啓発セミナーが重病人の信者を
        「治療」と称してミイラ化するまで匿ってた事件あったよね。
        いわく「死因は司法解剖」のやつ。

        • +1
  2. 迷惑な話だな
    葬儀場じゃなくて自宅に置いておけばよかったのに

    • +12
  3. 空海なんか、まだ生きていると信じられて
    埋葬されずに1200年だぞ

    • -3
    1. >>5
      あれ、荼毘に付された記録残ってなかったっけ?

      • +1
      1. >>25
        そこら辺は現存書類にも散見されるので確かにそうなんですが、
        高野山の公式見解では「入定」したことになっております。
        なんともうしますか一つの宣伝なんで、許してやって下さい

        • 評価
      2. >>25
        空海の死後直後に火葬されたというのが真実らしいですね

        しかし空海は今も生きているとされていて、
        毎日朝6時と10時半の2回、食事が運ばれているらしい
        「食うかい? 」なんて……

        • 評価
  4. 1~2日やったら蘇生する事もあるけど
    それ以上経過したら
    普通に考えてもう無理でしょ
    死を受け入れたくないのは
    悲しい思いをしたくないという弱さ
    自分可愛さでしかないように思える
    奇跡を期待して現実逃避するのはいいけど
    周りに迷惑かけるのは良くない

    • +4
    1. >>7
      それが不死になる未来の科学力を信じて遺体を冷凍保存してる金持ちが結構いるんだよな…
      海外ではそういうビジネスがもう始まってる
      ソイツらもいつか埋められるだろうね🥺

      • -1
      1. >>14
        未来の科学を信じて
        遺体の保存に適切な場所にきちんとお金払って
        保管してもらう契約してるなら別にええねん
        死を受け入れるの嫌だからって
        現実逃避で奇跡を期待して
        ただの葬儀場に遺体を置きっぱなしにして
        迷惑かけるのがアカンねん

        • +8
  5. D作さんやO川さんも
    コールドスリープ中なんだろか…

    • 評価
  6. なんか運ぶとチャポチャポ液体の音がしそう

    • -1
  7. 本当に腐った人間がよみがえると思ってるんなら、完璧に頭いかれてるよね。

    • 評価
  8. なぜハイチやベナンに行かなかったのか

    • +1
  9. 子供の時に図鑑とかキチンと読まないと
    公の場で恥ずかしいこと言う大人になっちゃうよ

    • -1
  10. エジプトのミイラだって時代が進んだら復活できると信じてああ言う事してたので、この手の話は別に不思議じゃない。

    現代っていっても日本の尺度と違う国しかないですよ?地球って惑星は。

    • -5
  11. 死者が復活する宗教なんていまだにあるのか?
    信仰が歪んで伝わってるだけだよな?

    • 評価
  12. 600日ってやばいだろう・・・・
    どうなっているか考えたくもないな

    • +2
    1. >>30
      それは、サイババの勝手なんですよ

      • -1
  13. 牧師、ということはプロテスタント系なのかな

    • +1
  14. せめて自宅に置いたらいいのに。
    日本だったらお爺ちゃんの年金欲しさに働かない子供が「死んでない!」みたいなことかしら。

    • 評価

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