この画像を大きなサイズで見るこの衝撃をどう伝えればいいものか。神秘的であることには間違いがないのだが、妖艶で時にアクロバティックな交尾である。多様な生命の営みのうちでもかなりのインパクトだよ。
先日イギリスのBBCが公開した巨大なナメクジの交尾の動画が話題となっている。
雌雄同体のナメクジ生殖スタイルは粘液多めのねばねば仕様。スライムめいた粘体2つがクネクネともつれあったりからんだり。見てるこっちもこんがらがってしまいそう。
閲覧および視聴のほうは心構えがある人におすすめしとくが、生命の神秘に触れる高画質の貴重な映像なので、確実に一見の価値はある。生き物好きならきっと惹きこまれるはずだ。
まさかの体勢で始まるナメクジの交尾
パートナーを求めて湿度が高い夜の森の中をゆっくりと進む1匹のナメクジ。
ナメクジが這う時に残すねばねばした粘液の主成分はムチンと呼ばれる動物性の粘性物質だ。そこには他の個体を誘うフェロモンも含まれている。
さっそく気づいた1匹がその跡をたどって合流。親密になった2匹は枝の上でキスを交わしてお互いの相性を確かめながらどんどん密着。
この画像を大きなサイズで見るおもむろに絡み合ったナメクジの交尾はなんと枝からぶら下がるスタイル。
普段は体内におさめている陰茎を、下に向かってくるくるからませ、互いの精子を交換しあう。
まさに生命の神秘。回転しながら絡み合うその姿からは愛があふれ出ているように見える。ナメクジに愛情とか愛着という感情があるのかどうかはわからないけどもだ。
人間の私からみても2匹が最高に息ぴったりで相性ばつぐんな点くらいはさすがにわかる。
この画像を大きなサイズで見るところが次の瞬間、なんと2匹がいきなり落下し唐突な終了となる。枝に残ったねばねばが妙に物悲しいや。
この画像を大きなサイズで見る最大30センチ。世界最大種の アッシュブラック スラッグ
登場したナメクジの学名は Limax cinereoniger。軟体動物門 柄眼目 コウラナメクジ科 に分類されるヨーロッパ原産の陸生ナメクジだ。
アッシュブラック スラッグ(ash black slug ) の通称で知られるこの種は、世界最大のナメクジとしても有名で、体長30センチを超える個体も珍しくないそう。
この種の正式な和名は不明だが、日本国内においては同じくヨーロッパ原産で同属の外来種マダラコウラナメクジが確認されている。
雌雄同体でもパートナーが必要。他の個体と精子を交換
人間含む多くの動物と異なり、カタツムリやナメクジなどの多くは雌雄同体。
一つの個体に雌雄それぞれの生殖器がある(同時的雌雄同体)が、繁殖の際は他の個体と陰茎を介して精莢(精子が入ったカプセル)を交換する。
この画像を大きなサイズで見る雌雄同体なんだから自家受精でいいでしょ?と思う人もいそうだが、実際はそのような生殖はまれであり、よほど相手がみつからないときの奥の手的なものといわれている。
天敵に襲われないようぶら下がるスタイル。途中で落ちることも
ナメクジ界での正式なお作法は不明だが、アッシュブラック スラッグのような海外の陸生ナメクジは、交尾中に天敵に襲われないよう、専用の粘液で枝に体を固定し宙吊りで行うのが一般的だそう。
この画像を大きなサイズで見るその際はパートナーを誘うための粘液を頑丈で伸縮性に富むものに作り替えて分泌し、それをロープ代わりに木などからぶら下がったまま交尾をすすめる。
が、場合によっては途中でロープが切れ、動画のように両方あるいは片方が落下する事故もよくあるもよう。
ちなみに交尾の工程は下の動画が完全形のようだ。からみ合った陰茎が花のような形になって引っ込むところまでがとらえられている。
【参考】マダラコウラナメクジの交尾
「宙吊りで交尾なんてすご」「グロいのに美しい」と評判に
海外のナメクジファンの間でもたびたび話題になる交尾のシーン。おなじみ Reddit ではこんなコメントが集まった。
この件に関する海外の反応は…
・男性生殖器に関する斬新な啓示を得たな。
・誰かが撮ったカタツムリのも見たことある。トータル2時間あったがいい仕事してくれたわ。
・粘液のロープで宙吊りで交尾なんてすごくないか?
・ロマンチックな作品をみた気分。
・ラストが秀逸。
・うっわなにこれ…ってドン引きしつつ最後までじっくり見ちゃった。
・ナメクジのショーや。
・夜に家の玄関先でぶらさがってるシーンに出くわしたことある。その時はナメクジだってことにも気づかずひたすらエイリアンが来たと信じこんでた…
・きっとナメクジは人間の交尾をみてもつまらないだろうね。
・最初にこの方法を発見したナメクジに色々聞きたい。
・なんでだろ?グロいのに美しいと感じる自分にとまどう。
いろんな意味でワンダーディープな生殖スタイル。ナメクジの生態もほんと興味深いもんじゃのう。
References:iflscience / wikipedia / botanicなど /written by D/ edited by parumo














ナメクジですらこんな凄い事するのに‥‥おかしいな‥‥涙が‥‥
情熱的だ……
異種族レビュアーズで見た
なぜだかなんだかわからないが、
知的に進化して人間に説教してもらいたい
>>8
昔見た、トレハロースのCMの宇宙人?を思い出しました。
>>30
あれ好きだった
攻殻原作版を思い出すというね…
攻殻機動隊でナメクジの交尾って知ってどんなのか気になってた
攻殻機動隊で聞いた
オーストラリアで生のナメクジを飲み込んで現地ガイドをドン引きさせてたムツゴロウさん
なんかエロティックですご~い
さっさと交換するんでなく、こんなに長々ねっちりとした交尾になったのなんでなんだろうね
あんな長ーいの体内に収納されてたんだねえ
問答無用で塩を撒きたい
残滓の色的に千切れてないか心配
再生するカナー
こうか…いやなんでもない
ナメクジの種類によっては生殖器を相手に突き刺すタイプのもいる。
その生殖器の名前は「恋矢(れんし)」っていうんだけど、ロマンチックな名前を付けすぎだと思う。
>>23
作家のパトリシア・ハイスミス(『太陽にいっぱい』『キャロル』等の原作者)が
カタツムリの恋矢を使った交尾の観察が趣味だったんだよね
音がやらしい
スティックがフラワーになるのか
>>25
息子フラワー
雌雄同体はパプワくんで知った
攻殻のって書こうとしたら既に散々言われてた
えっそれ首の横から出るの!?
えっちじゃんと思いながら見てたら美しさに呑まれていた
芸術的だなあ
ふつくしい