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家の事情で大好きな猫が飼えなかった男性、施設で安楽死寸前の猫を家族に迎え入れる

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(著) (編集)

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image credit:philliptheorangecat/Instagram
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 子供のころから猫が大好きで、ずっと猫を飼いたかった男性だが、両親がアレルギー持ちのためペットを飼うことはできなかった。

 しかし、大人になって自立し、自分のアパートに住むようになった男性は、猫を飼うという夢が初めて叶うこととなる。

 動物保護施設で、安楽死までわずか1週間となっていた猫のことを知った男性は、その猫を家族に迎え入れることに決めた。

 これも何かの縁だったのかもしれない。猫はすぐに男性に心を許し、相思相愛となり楽しい毎日を過ごしている。お分かりかと思うが、ヒゲメンである。

Man gets his first cat. But insists he’s more like a dog.

初めて飼う猫として、安楽死寸前の猫を引き取る

 アメリカ・オハイオ州クリーブランドに住むジョシア・ロスさん(25歳)は、猫が大好きで、子供の頃から猫が飼いたかったが、両親がアレルギー持ちだったことから、その願いが叶うことはなかった。

 だが、成人して初めて自分のアパートを持ったジョシアさんは、ついに猫を飼うことができるようになった。ペット可物件である。

 ある日、動物保護施設のSNSで、2匹の茶トラ猫の飼い主を探しているということをで知り、ジョシアさんはすぐにその施設に出向いた。

 すると1匹は既に飼い主が決まって引き取られており、残り1匹だけが施設に残っていた。

 施設にはスペースがなく、その猫に飼い主が決まらなければ、1週間後に安楽死の予定だという。ケージを開けたら抱きついてきたその猫を、彼は迷わず引き取ることを決めた。

ケージを開けたら、猫はすぐに鳴き声をあげて、僕の腕に飛びついてきました。僕に助けを求めているように見えました。運命的なものを感じました。この猫を引き取ることを決め、家に連れて帰りました。

 ジョシアさんにフィリップと名付けられたオス猫は、家に入ると、新しい環境に最初はとてもおびえていたという。

 だが、時間が経つにつれて徐々に慣れ始め、ジョシアさんのベッドに飛び乗ったり、おもちゃを追いかけまわしたりして遊ぶようになった。

相思相愛。ヒゲメンと猫の相性は抜群だった

 今まで、猫を飼ったことがなかったジョシアさんは、初めて猫を飼ってみていろんなことに気付かされたようだ。

猫が夜にこんなエネルギッシュになるとは知りませんでした。それに、僕が眠っている時にフィリップは顔にのぼってきたり、ぺったりと寄り添ってきたりして、一日の90%は常に僕にひっついています。

10%くらいは自分だけのスペースを確保しているようです。毎日がとても楽しく充実しています。

 ジョシアさんいわく、フィリップは普段からとっても行儀がよく、「にゃのね、にゃのね」とお話するのが大好きなんだそうだ。

車に乗せてとか、散歩に連れてってとか頼んでくる時、必ず鳴き声をあげます。

また、僕が口にする「お腹空いた?」とか「散歩にいく?」とかいう言葉はキーワードとしてちゃんと理解していて、返事をしますね。

運命の出会いを果たした最高の相棒

 ジョシアさんの両親は、長年「猫が飼いたい」と言っていた息子の夢がついに実現したと聞いて、とても喜んでくれたという。

 ただ、両親がジョシアさんのアパートを訪問する時には、残念ながらフィリップを近づけないように気を付けなければならないようだ。

 それ以外は、フィリップはのびのびとジョシアさんの家で暮らしている。

施設には、多くの犬猫がいます。毎年、アメリカでは各施設にいる45%の猫が安楽死させられています。

僕も、良いタイミングでフィリップに出会えて、彼をこの世にとどめることができて本当に良かったと思っています。

 出会いは何事もタイミングが大切。だけど、フィリップとジョシアさんの出会いは、それ以上にきっと「運命」だったのかもしれないね。

References:‘He had about a week before being put down’: Man Rescues A Cat With 7 Days To Spare/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 31件

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  1. 「お分かりかと思うが、」

    末永くお幸せに!

    • +26
  2. ヒゲメンである、で不覚にもワロタw

    • +26
  3. 生活様式変化のせいなのかアレルギーは世代を経る毎に酷くなる印象がありました。でもこの人の様にご両親が共にアレルギー体質でもお子さんは免れるケースもあるんですね。後天的にも改善する方法があるなら教えて欲しいな。

    • +10
    1. >>4
      ご両親が猫から遠ざかる生活をしていた事で彼が猫アレルギーを発症するまでに至らなかっただけという可能性もあります。
      とはいえ、これからも発症せず幸せな生活が続く事をお祈りします。

      私は猫(動物)アレルギーなので、ガラパイアさんの動物ネタをいつも楽しみにしています♪

      • +7
  4. ジョシアさんとフィリップくんの顔が幸せそうで何より

    • +19
  5. 可愛いお声のニャンコだなぁ( *´艸`) 髭メンよ有り難う

    • +12
  6. 最初の6行が意味わからんな
    あとにほぼ同じ内容を書いているし、概要としては長すぎる
    文字数稼ぎ?

    • -22
    1. >>7
      どこからここに飛んできたのか知らんが
      TOPの記事一覧やRSSから見ると簡潔な見出しになってるのよ

      • +11
  7. ふたりとも幸せそうな顔しやがって……
    ずっと相思相愛でいやがれ

    • +12
  8. ワイも猫飼いたいけどアレルギーがな…まぁ目が痒くなって鼻水止まらなくなるくらいだから飼えないこともないとは思うが…

    • 評価
    1. >>10
      簡単に考えるのは危険よ!
      今はそれくらいで済んでいても、急に呼吸困難を起こしたりすることもあるのがアレルギーの怖いところよ
      飼うのは慎重にあらゆることを想定してその対策もしっかりしてからにしてね✨

      • +14
  9. パパママ 「おかえりー ジョシア♪」
    ジョシアからネコ成分がぷ~ん
    パパママ 「><;

    • -2
  10. フィリップという名の猫 幸せのハイタッチ

    • +5
  11. 安楽死って病気でって話かとおもったら「スペースがなくて」かあ…
    なんともつらい話だ
    幸せにおなり

    • +16
  12. 息子が猫を飼うって夢を叶えて喜んでくれるご両親でよかった

    • +10
  13. まだ若い猫に見えるけど、安楽死させられなくてよかったなあ( ;∀;)

    • +10
  14. 二人が健康で幸せで長生きしますように

    • +12
  15. まあおしゃべりな。いびき寝言うるせえタイプかな。バスタブ籠城で文句言ってるの笑ってしまう。外歩き自由猫と基本室内猫ではアレルギー症状の出かたに違いあるケースもありますしご両親にもフィリップに限ってはという幸運あるといいですね。猫アレルギーだと思っていたらダスト関係だったかもなんてのが判明したり?

    • +3
  16. 表情とおしゃべり具合でも幸せそうなのがわかるけど、しっぽの感じからもすごく幸せなのが伝わってくる

    • +6
  17. アレルギー持ちのご両親がジョシアさんがフィリップと暮らす事を喜んでいるのも良い
    息子さんの願いが叶ったんだし素敵な家族

    • +11
  18. 死んだウチの子に面影や声が似ていて懐かしく成った。
    茶トラは似てる子が多い。

    • +3
  19. ぬこ「此処を逃したらもう助からん。このあんちゃんを絶対ゲットしたるでぇぇぇぇ。」

    • +2
  20. 一方、日本では保健所の80%のペットが殺処分されている

    • +1

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