
まだ幼い赤ちゃん鹿は、濡れた路面を上手に歩くことができず、歩いては転び、立ち上がっては転んでしまう状況に陥っていた。
先に道路を横断していた母鹿は、道路でうずくまる子鹿に近づき、鼻先で押し、自力で道路を渡り切らせたのだ。
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Baby Deer Has Trouble Crossing the Road
路面が滑って道路を横断できずにいた赤ちゃん鹿
昨年末、アメリカ・ノースカロライナ州フランクリン市での出来事。夜に車で家に帰る途中、カーブを曲がったところで投稿者は道路上に小さな赤ちゃん鹿がいることがわかり、車を止めた。路面は雨でぬれておりとても滑りやすくなっていたため、赤ちゃん鹿はうまく道路を歩くことができずにいたのだ。
投稿者は車を止めて、その様子を撮影しながら見守っていた。
赤ちゃん鹿は歩こうとするものの、まだ足腰が強くないため、滑っては転び、立ち上がるもまた転んでしまうという状態だった。
すると、先に道路を渡り、その様子をずっと見守っていた母鹿が現れた。

母鹿はまた赤ちゃん鹿のところへと歩いてきて、その体をやさしく舐めて励ました。母親の愛情で赤ちゃん鹿は元気を取り戻したようだ。
立ち上がると、母親の後をついて無事道路を渡りきることに成功した。

母鹿は、あえて手を貸すことはせず、体を舐めて励ますことで、子供の力を奮い立たせ、困難に立ち向かう方法を学んでほしかったようだ。
そしてその気持ちは子供に伝わり、あれほど歩くのに苦労し、半ばあきらめかけていた赤ちゃん鹿は、見事道路を渡り切った。

written by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
無事渡れたようで何より
轢かれたり、冷えて衰弱したりしなくてよかった…
2. 匿名処理班
産まれたばかりなのかな
自然は過酷だけど元気に育ってほしいし、こちらもなんだか励まされた
3. 匿名処理班
すごい小さいな。まだ生まれて間もないっぽいよね。
4. 匿名処理班
うっかり遭遇したら手助けしそうになるけど人間の匂いがついたら育児放棄されるってTwitterで見たからじっと見守るしか出来ない…
5. 匿名処理班
これはいい動画。現在子育て真っ只中な身としては、胸に刺さる。
6. 匿名処理班
※4
親がびっくりして離れ離れになって出会えず・・・・
ってパターンが一番やばい
小鹿を育てられるのは母鹿じゃないとムリ
7. 匿名処理班
※6
匂いがついて育児放棄と思われてたのも、実は単純に小鹿を見つけられなくなっただけのパターン結構ありそう。
8. 匿名処理班
アスファルトは親シカもけっこう歩きにくいから
走って避けたりできずに交通事故に遭いやすい
9. 匿名処理班
あんパンみたい
ぷしゅう、がかわいい
がんばれー
10. 匿名処理班
犬や猫ならママンがくわえて運んでくれるけど、鹿は自力で歩いてもらう鹿ないのかな?
11. 匿名処理班
あまりに小ジカが小さくて、最初親ジカが小ジカで小ジカは親のウンチかと思ってしまった。
うずくまった画像の話ね。
12. 匿名処理班
がんばれっ!バンビーノ
13. 匿名処理班
1回目のずべしゃぁ→ぷしゅう(00:11くらい)で思わず声が漏れた
頑張れって言いたくなるな
14. 匿名処理班
愛情やね