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1857年の難破船から回収されたリーバイスジーンズが1300万円で落札される

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(著) (編集)

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 様々な分野にコレクターが存在する。リーバイスのジーンズもその1つで、履き古されていようが、経年劣化していようが、古くて珍しいものは価値があがる。

 つい最近でも、古い鉱山から発見された、1880年代のゴールドラッシュ時代のリーバイスが76,000ドル(約1116万円)で落札されたことが話題となった。

 そして今回発見されたものはもっと古いし、発見場所は難破船の中だ。

 1857年にカロライナ沖で沈没したSSセントラルアメリカ号の残骸から回収されたリーバイスジーンズがオークションにかけられところ、95,000ドル(約1300万円)で落札されたという。

沈没した大型蒸気船「SSセントラルアメリカ号」

 SSセントラルアメリカ号 (SS Central America) は、1850 年代に中央アメリカとアメリカ東海岸の間で運行されていた全長85 mの大型蒸気船だ。

 1857年9月3日、SSセントラルアメリカ号はパナマのコロン港を出港した。船には乗客と乗組員578人と14,000 kgの金が積み込まれていた。

 航海は順調に始まったが、1857年9月9日に南北カロライナ州沖合でハリケーンに直撃される。

 9月12日に、避難ボートに乗ることができた153人(主に女性と子供)が救助されたが、午後8時に船は沈没し、まだ乗船していた425人が死亡した。

 14,000 kgの金は海の藻屑と消え、このことが1857年の経済恐慌の一因となったと言われている。

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難破船の捜索で大量の金が発見

 SSセントラルアメリカ号は、1988 年まで海の底に沈んだまま放置されていたが、トレジャーハンターのトミー・グレゴリー・トンプソンが、オハイオ州の遠征隊『Columbus-America Discovery Group』を率いて遠隔操作車両 (ROV) を使用し、難破船の場所を特定した。

 大量の金(きん)と人工物が回収されると、総価値が1億ドルもしくは1億5000万ドルと見積もられ、高値で売られたが、この1件は法廷での訴訟問題に発展したようだ。

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回収されたリーバイスのジーンズがオークションで高値落札

 難破船からは、リーバイスのジーンズも回収された。これは、ジョン・デメントというサンフランシスコの商人のトランク内から発見されたものだそうだ。

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 このジーンズは、今月初めにオークションにかけられ、95,000 ドル(約1300万円)で落札された。

 オークションハウスの説明によると、回収されたジーンズは「リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Company)」によって1850年代に作られた可能性が最も高く、5つボタンフライのスタイル、形、サイズ、頑丈さなど、ほとんどの点で最も初期の段階に作られたジーンズであることを指摘した。

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 リーバイスの会社は、1853年にサンフランシスコで衣料品店として設立されたが、ポケットの角とボタンフライの付け根に銅製のリベットをあしらった同社のクラッシックなデザインは、1873 年まで特許を取得していなかったという。

 ちなみに、これまでに知られているリーバイスの最も古いジーンズは、廃鉱山から発見されたものだ。

 そのジーンズは、1880年代に遡って使用されていたと思われるもので、10月にオークションにかけられると、76000ドル(約1116万円)で落札された。

 SSセントラルアメリカ号から発見された物のなかには、金やジーンズの他にも、乗船客夫妻の婚礼衣装やさまざまな衣料品、乗客の領収書、手荷物タグ、真鍮のベル、室内用ポット、食器とカトラリー、置物、船の木材、ビール瓶、キャビンの鍵などが含まれており、これらもオークションにかけられたということだ。

References:Someone paid $95,000 for this pair of jeans recovered from 1857 shipwreck/ written by Scarlet / edited by / parumo

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この記事へのコメント 16件

コメントを書く

  1. いくら古いものに価値があると言ってもなんだかなあ・・・・

    • +5
  2. 持ち主に無許可で売っちゃあかんだろ
    しかもタイタニックで問題になった事件知っていたら
    簡単でないことわかってると思うだけどな

    • +2
  3. で、積んでた金はどうなったの?そっちのほうが知りたい

    • +4
  4. 河原の石ですら何万年も前からあるんだぞ

    • 評価
  5. 誰が落札したか知らんが博物館とかで展示した方が良い気がする

    • +2
    1. >>6
      ビンテージジーンズはリーバイスが歴史的資料として買い取って自社のミニ博物館みたいなところで展示してたりする

      リーバイス以外にも欲しがる人間はいるだろうけど

      • +2
  6. 荒野のデニムハンターって番組NHKで見たが面白かったな
    行動に潜って古いデニム探し出すやつ

    • 評価
  7. ヴィンテージデニムに最初に価値を見出したのは日本のコレクターなんだよな

    • 評価
  8. まだ骨董品レベルのジーンズ出てくるのか
    1901年~1915年代のデッドストックが発見されたら
    3000万以上の値が付くと言ってたような気がするわ

    • 評価
  9. 持ち主がわかってるなら子孫が権利を主張したりしないのかな?

    • +2
  10. 当時の人達もまさか作業着がこんなになるとは思ってなかっただろうな
    仕事終わりには作業着を脱ぎ捨てていたしw

    • +4
  11. リーバイスの製品と判断した根拠は何やねん?ということで、元記事翻訳したら銅リベットらしいけどそれだけでリーバイスの製品と判断するのはちょっと…

    とここまで書いてハッとしたけど、これリーバイ・ストラウスがリベット補強のパテントを取るきっかけになったヤコブ・デイヴィスのワークパンツかもしんない。生地がデニムじゃなくてダックだし

    • 評価
  12. トランクの中にあったにしてはなんだか生足のシルエットがクッキリと見えるような…うんまぁ気のせいだわな

    • 評価

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