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約4000人分の遺骨が納められている英国最大の地下聖堂、身元が判明しているのは1人だけ

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(著)

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image credit:St Leonard’s church, Hythe, Kent/Facebook
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 イギリスには古くから残っている教会が数多く存在するが、ケント州ハイスにあるセント・レオナルド教会には古い遺骨が大量に納められてある地下聖堂がある。

 そこには、老若男女4000人分の遺骨が保存されており、英国最大の数だ。だが、身元が判明しているのはたった1人だけだという。

Human skulls at the bone crypt. St Leonard’s church in Hythe, Kent, UK

大量の人骨が収められている地下聖堂

 ケント州ハイスにあるセント・レオナルド教会は、約4000人分の遺骨を納めた地下聖堂があることで有名だ。

 それらは男性、女性、子供など様々だがほとんどの身元は不明だ。唯一明らかになっているのは、 1200年頃にカンタベリー大聖堂で暗殺されたと言われているベケット大司教の遺骨で、神殿に納められているという。

 長きにわたり多くの巡礼者がこの神殿を訪れたことで、この教会にはたくさんの寄付がもたらされた。

 今日でも、遺物のコレクションを見に来る訪問者には、少額の寄付をするよう求められているそうだ。

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image credit: youtube

身元不明の遺骨はどこからきたのか?

 ベケット大司教以外の遺骨の身元は不明だが、12世紀から15世紀のものと推定されており、なぜここに大量の遺骨があるのかに関しては諸説ある。

 その頃、黒死病がイギリスで流行ったことから、大量の遺骨はその犠牲者のものという説もあれば、兵士の骨であるとする説、ビクトリア時代には海で溺れたバイキングの襲撃者だという説がある。

 正確なことは今もわかっていないが、教会が埋葬地を拡大する際、掘り出した遺骨を教会内に保管する為、積み上げられていったという説が最も有力なようだ。

 つまりこれらの遺骨は、元々ハイスに住んでいた居住者のもので、教会が拡張された13世紀に掘り出された可能性が高いという。

 最も初期の遺骨は、13世紀に教会が拡張された時に掘り出されたと伝えられている。

 大量の頭蓋骨がある教会は、多くの訪問者を惹きつけるようで、2018年7月には地下聖堂に泥棒が侵入し、21個の頭蓋骨を盗み去ったことが報じられた。

 今も犯人は見つかっていない。以来、教会では警備を強化しているということだ。

References:The Hythe church with a wall of skulls and macabre secret – Kent Live

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この記事へのコメント 6件

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  1. 掘り返したなら見世物にせず埋葬してあげてよ

    • +7
    1. ※1
      そんなことをしたら教会が儲からなくなっちゃうじゃないか

      • +1
  2. ヨーロッパだと墓地は個人単位だから、数代経って直系が近隣にいなくなれば、どこに誰が眠ってるかがわからなくなんてことも珍しくない。で、墓場はむやみに拡大はできないので、だれかもわからない古い墓は掘り返してスペースを再利用するのが普通。

    そういった環境から出てきた骨は、教会の地下なんかにある納骨堂にまとめて納めるので、基本的に個人の特定なんて無理な相談。

    • +5
  3. このやり方だと遺骨が増える一方だな
    問題視する人とか居ないんか?

    • +1
  4. 盗んでインテリアや
    黒魔術の材料として売るのかな

    • +1
  5. 昔から多くの一般人っていうのは誰にも思い出されずに忘れ去られていきます
    私達も100年たったら誰も覚えてる人はいないんですよ。
    今を大事に生きましょう

    • +2

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