この画像を大きなサイズで見る上の画面の中央をなんとなく見つめてほしい。静止画なのに黒い楕円形の穴が広がっていくように見える人が多いはずだ。
オスロ大学のグループが「膨張する穴(expanding hole)」と呼ぶこの新たな錯視は、脳を巧みにだまして、明るいところから暗いところへ移動した時のように、瞳孔を広げさせることで生じる目の錯覚だ。
『Frontiers in Human Neuroscience』(2022年6月1日付)に掲載されたこの錯視は、人間の瞳が現実の光だけでなく、想像上の光に対しても反応することを明らかにしているそうだ。
だが全員ではなく約86%の人だけだ。残りの人はそれを感じ取ることができないそうだが、その理由はまだ解明されていない。
穴に吸い込まれるように感じる錯視
『Frontiers in Human Neuroscience』(2022年6月1日付)に掲載されたこの錯視は、人間の瞳が現実の光だけでなく、想像上の光に対しても反応することを明らかにしているそうだ。
膨張する穴は動的な錯視で、穴やトンネル内に入っていくかのように見えたり、シミがジワジワひろがっていくような印象を与えると、研究の中心人物ブルーノ・レング博士は説明する。
博士らが行った実験では、50人の被験者に膨張する穴を見せて、その効果をどのくらい感じるか答えてもらった。それと同時に目の動きや、無意識に起きる瞳孔の変化も計測している。
この画像を大きなサイズで見る14%の人は錯視の効果を感じられない
どのくらい膨張して見えるのかは人それぞれだが、一方で、この錯視がまったく効かない人もいたという。14%の人は膨張する穴を見つめても穴の広がりを感じないのだ。
更に背景の色を変えると、錯視効果を感じない人が20%に増えた。だがなぜ、一部の人に錯視が感じられないのか、その理由は明らかになっていないという。
この画像を大きなサイズで見る瞳は想像上の光に対しても反応する
これを見つめた時、広がりを強く感じると答えた人は、実際に瞳孔もより大きく拡張していた。一方で、錯視を感じられない人は、瞳孔がまったく変化しなかったそうだ。
膨張する穴が引き起こす効果は、視覚的な刺激に対して、脳や目がどのように反応するのか示唆しているという。
瞳孔は、現実に起きている物理的な光の変化ばかりでなく、想像で感じた光の変化に対しても反応するのだ。
「今回の結果は、瞳孔の拡張・収縮反応が、ドアを開ける光センサーのような閉ループメカニズムではなく、光受容体を実際に刺激している光以外の情報には無関心であることを示しています」と、レング博士は説明する。
つまり、目は単純に物理的なエネルギーに反応するのではなく、知覚された光に対して反応する。
だから想像された光であっても調整しようとする。今後も、錯覚のメカニズムに光を当てるまた別の生理学的・身体的変化が見つかるだろうとのことだ。
References:This illusion, new to science, is strong enough to trick our reflexes – Science & research news | Frontiers / Just 80 Percent Of People Can Perceive This New Optical Illusion And No One Knows Why | IFLScience / written by hiroching / edited by / parumo













某所で見かけたが何も感じなかった画像だ。
自分がおかしいのかと思ったけど14%ってけっこう多いな
動いて見える錯視画像で初めて動かない画像!
ホ、ホンマやー!!
滲み出していくのと、拡がらないのとを自分の意思で切り替えられた。
動きセンサーがシミの広がりを予想するんだね。
ラマチャンドランの本に詳しく書かれてる。
『どう動いている』と『それは何』の二つの知覚があり、前者は細かいことはいいから逃げることに特化し(飛んでくる石、飛びかかる獣)。
後者は回避してから、それが何だったのかを知るというやつ(実際はこの段階で石とか獣と判断)。
こんなシンプルな物でも見え方違うんだもんな
他人と自分が見ている日常の景色はどんだけ違うんだろう
※7
ド近眼の自分としては、花火の見え方を共有できたらいいのにと思う。
メガネで見てるときよりも、光がもっと拡散してて、すごいキラキラして見えるんだよ。
説明を見る限り、逆に拡がるように見えないひとは、
瞳孔に障害を持ってるということか。
太陽のまぶしい光を視界にいれすぎたのかもしれないな。
目を大事にしないと。
※10
瞳孔その物と言うよりは画像処理の問題だから脳の違いじゃないかな
まあこれがどう役立つのか分からないからどっちが良いのかも謎
動かない人が現代文化に合わせて進化した人だと勝手に考えてる
自分はもちろん動いて見える方です
まばたきするとシミがぶわっと拡がります
「目を開いたときに眩しくないよう」or
「目を閉じたときの暗さの残像」
どちらなのでしょうね
激しく拡大していくように見えます。
これほど効果的な錯視は、自分としては初めてです。
衝撃を受けました。
広がって見える
音にするともやんもやんて感じ
背景の色が濃いと効果が低くなるね
コントラストが影響するみたい
深淵からのぞかれているのだ
広がってるように見えるけどほんとに見えるってだけで広がってはないのが面白い
ふ~ん… こういうのもおもろいじゃないのさぁ~wwww
ホントだ!何だコレ!
見てるとクラッとする
拡がってる感じはなかった
黒い穴とその周囲の小さい黒マルたちがいっしょに
上下左右に動いてる
いっしょに動く小さい黒マルは穴の周囲2周分くらい
近眼と乱視だからかな?
両目で見ると膨張するけど片目で見ると膨張しない感じ
むしろ重量半端ない初代MacProがブラックホール化したようにみえた
瞬きするとリセットされる。
画像が真っ黒になるまで膨張できるかなと凝視したけど
ある程度からどんだけ凝視しても膨張しない(笑)
>瞳孔は、現実に起きている物理的な光の変化ばかりでなく、想像で感じた光の変化に対しても反応するのだ
その命題そのものの是非はともかくとして、
この実験で瞳孔が拡大した錯視アリ派は、
「想像上の闇に反応した」んじゃなくて
「中心部の真っ黒」への注視度が高いだけじゃないかと思うが。
高速道路を運転していて、トンネルに近づいた段階で
早くからトンネル内の闇に焦点を合わせて見つめておけば
瞳の暗順応がスムーズ、ってノウハウと似たようなもんで。
自閉症スペクトラムの一部の人は、錯視が起きないんじゃなかったかな
※27
それって、「文脈の意味づけ」に依存するタイプの錯視
(消失点へ向かう廊下のような背景線上に描かれた物体同士や
周囲に散らす寸違いの円で 中心の円の大きさが変わって見える、
移動する点の集合が円筒に見える等)の話じゃない?
ちなみに、年齢の低い幼児を対象とした実験でも
この手の錯視は起きにくいとのこと。
こういう、色の明度や色調差に依存するタイプの錯視は
ちょっと毛色が異なる気がしなくもない。
広がっているというか周囲が吸い込まれているように見える
ブラックホール的な
残念、14%だったわ
画像にしっかり焦点を合わせたり
一点を注視してると動かない
ぼんやり全体を見つつ
黒丸の周囲をなぞるように視線を動かすと
動き出して見えるね
何も動かないし
ただの画像なんだけど14%か
拡大しても微動だにしない
大きくなったり小さくなったりを繰り返して気持ち悪いぞ
脳は画像処理された物、いわゆる知覚と実際の刺激を区別できないのか。
暗闇が広がっていく様に見えると瞳孔が一旦大きく反応して調整し元に戻る。暗闇の拡大が元の大きさにリセットされる。また暗闇が広がって行く様に見えるの繰り返しか。
ドットの大きい画像を見つめていると、錯視が起きる時に暗闇の境界付近の黒ドットが白に反転する様に見えた。そして暗闇が収縮すると黒のドットに戻る。