
半分白骨化し、半分がミイラ状態となったそれは、頭部が大きく体は細長い。ヘビのようにもみえるがヒレのようなものもついているし、毛皮がついているようにもみえる。
果たしてこの生物はいったい?
湖の浜辺に謎めいた生き物
自然専門のフリーランスのジャーナリスト、ロバート・ロージェルさん(55)は、ミシガン湖、モントローズビーチを散策中、奇妙な生き物の死骸を発見。この生き物の正体が知りたくて、写真を撮影し、自身のTwitterに投稿した。
Sea monster mystery!
— Robert Loerzel (@robertloerzel) April 1, 2022
I found this, um … THING at the Montrose Beach Dunes.
And I thought: Well, I guess that’s some kind of fish. But WTF is it? … pic.twitter.com/YOtXkGtxij
海の怪物ミステリー!モントローズビーチの浜辺でこれを発見しました。ある種の魚だとは思うんだけど、いったいこれは何?ロバートさんによると、全長は60cmほどで、体はUの字に曲がっており、一部白骨化した部分と、ミイラ化した部分があったという。
頭の大きさは人間の拳ほどで、縮んだ皮膚のところどころに毛皮があるようにみえたそうだ。
そこでロバートさんは、専門家やアマチュアの科学者が生物の知識を共有するSNSアプリ「iNaturalist」に写真を投稿し、意見を聞くことに。
すると、iNaturalistのユーザーから、タラ目の淡水魚「カワメンタイ」ではないかという意見がよせられた。
カワメンタイは北緯40度以北に分布し、体型はウナギやナマズに似ているがあごひげが1本しかないので容易に区別がつくという。

カワメンタイ photo by iStock
カワメンタイは五大湖でも生息が確認されているが、ミシガン湖では未だ確認されておらず、最も近い場所で生息が確認されているのは、イリノイ州の隣、ウィスコンシン州のミルウォーキーで、約128km離れている場所だ。鳥が運んできた可能性もあるが、いずれにせよ半分白骨化した状態では見分けるのは難しいのかもしれない。
てことで、カラパイア生物処理班の皆さん、解析をお願いしますのです。
References:'Snake-like' sea creature found near lake leaves locals disturbed - Daily Star / written by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
干からびたアミアじゃないかな?
カワヘンタイは模様がむらむらだけどこの干からびた物はしっかりと模様が見えるし
2. 匿名処理班
北米のこの手の魚でいえばBowfin(学名Amia calva)なのかもしれないし、カムルチーなどの外来種かもしれないけど、Bowfinとは骨の形が違うんですよね。やはりカワメンタイなのか。
3. 匿名処理班
タラ科ってことはこいつの卵てメンタイコつくったら
カワメンタイメンタイコになるってコト?!
4. 匿名処理班
ナマズ
5. 匿名処理班
ただの雷魚です
6. 匿名処理班
で?どうやって食べる?やはり蒲焼きかな?
7. maggot
ウエーベル器官に伴う第4肋骨の向き等からナマズ類。
8. 匿名処理班
スーパーで見かける棒鱈みたいだなとか思ってたら本当に鱈の仲間なんだな
9. 匿名処理班
>>3
発想がステキです(^o^)
10. 匿名処理班
※3
タラ(=明太)の卵が明太子だから、
川明太(河明太)の卵は、単に「カワメンタイコ」では。
念のためだけど、明太子=タラコ で、
唐辛子漬けは「辛子明太子」な。
11. 匿名処理班
尾のところが煮たタラっぽいと思ってたら、タラ科ではって話だったので納得!
12. 匿名処理班
しっぽを見れば魚なのは明らかですね。
種類の見当がついたのならDNAを調べれば確定するでしょう。そこまで手間をかけて同定するだけの価値があるかどうかは疑問ですが。
13. アユラ
駄目だ……生前の姿が全く想像出来ない。
せめて、ヒレとかヒントになるパーツが
欲しいと思いました💧(肉?か皮も謎です)
14. 匿名処理班
雷魚っぽいけど違うかな