フロリダの動物園で飼育されているフタユビナマケモノに赤ちゃんが生まれた。お母さんのおなかの上で守られながら、木の上でお父さんとはじめての対面を果たす。
お父さんは小さくて愛くるしい我が子にゆっくりと近づいていき、鼻先にやさしくキスをする。童話の中にあるような世界が、現実に展開されていく。
Baby Sloth Meets Father: the Sloth Family is Reunited!
ナマケモノの赤ちゃんと父親がはじめてのご対面
アメリカ、フロリダ州セントオーガスティンアリゲーターファーム動物園で今年2月、フタユビナマケモノのグリズリーお母さんが健康な子供を出産した。グリズリーは我が子を父親のテディに見せようと、木の上をゆっくりと移動し、テディへと近づいていく。
テディと赤ちゃんはお互いの匂いを確かめ合いながら、口と口を近づけていく。初めての対面ですでに愛情が芽生えたようだ。
待ちに待ったナマケモノファミリーの全員集合だ。
他の哺乳類と同様、オスのナマケモノは通常、子供の面倒を見ない。ナマケモノのお母さんは小さな我が子を胸に抱いて、木々を渡り歩きながら6か月ほど過ごす。
その後母親は単独で、子供に木の渡り方や、餌の食べかた、排せつなどを教え込む。
だがテディは他のナマケモノの父親とは違い、家族のつながりを持ちたがっているようだと動物園スタッフは語る。
テディはグリズリーと赤ちゃんに「必要なスペース」を与えるタイミングを理解しており、赤ちゃんに対する接し方も完璧だという。
テディはナマケモノ界では異例の子育てをする父親になるんじゃないかと、スタッフは暖かく見守っていくそうだ。
フタユビナマケモノは、南アメリカのベネズエラ、コロンビア、ブラジルなどの熱帯雨林に生息する草食性動物で、体長は60cm前後、体重は9kgほど。
前足には2本、後ろ足には3本の爪があり、長いかぎ爪を持っている。1日18時間近く眠り、ほとんど木の上で枝にぶら下がって生活している。
地上に降りてくるのは1週間に1度、フンをする時などに限られている。
written by parumo
追記(2022/05/22)名前の間違いを変更して再送します。
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コメント
1. 匿名処理班
ナマケモノなのにイクメンww
2. 匿名処理班
ゆ〜っくりゆ〜ったりした家族団欒だね
3. 匿名処理班
なまけもののお父さんも子育てを手伝ったり手伝わなかったりするんだろうか
4. 匿名処理班
俺自体がナマケモノだからなあ
できれば仕事もしたくない
5. 匿名処理班
可愛いね。
でも、ナマケモノ見てると、
ダウンタウンのフリートーク思い出して笑ってしまう・・・。