
月がピンク色になるわけではないが、アメリカの先住民たちは、可憐な花々が開花することにちなんでこの名を付けた。更にピンクムーンには幸運を呼び込むパワーがあるとされている。
今回は満月の後にもお楽しみが待っている。土星、火星、金星、木星が月に接近し、一直線に並んで見えるという天体ショーが、肉眼で観測できるのだ。
4月の満月「ピンクムーン」の見どころ
アメリカの先住民たちは、月の満ち欠けを観察し日々の暮らしに役立てていた。「The Old Farmer’s Almanac」という農業歴には各月の満月の名称が記されている。それによると、アメリカに自生するピンク色の花をつけるツルハナシノブの開花の時期と重なることから、4月の満月は「ピンクムーン」と名付けられている。
また、4月は世界の神々に関する行事が多く行われることから、4月の満月には「幸運を呼び込む」パワーがあると信じられている。
今のところ全国的に天気はよさそうだが、 例え天気が悪くても、その雲の向こうには確実に満月がある。空を見上げて体を浄化し、差し込むパワーを分けてもらおう。
月の最大:2022年4月17日(日)午前3時55分頃月の最大は日曜日の午前4時頃となるため、スーパー夜更かしとなってしまう。なので、前日16日(土)の月の出の時間、18時前後を目安に空を眺めよう。
見どころ:4月16日(土)の月の出(午後6時前後)から
地域別の正確な月の出の時刻は、以下のサイトから調べることができる。地域名と日時を選択して「計算」をポチっと押そう。
月の出月の入り(日本地名選択) - 高精度計算サイト
満月の後には4つの惑星が一直線に並ぶ天体ショー
さらにその後、北半球では天文学的なビッグイベントが到来する。「土星、火星、金星、木星」が一直線に並んで見えるのだ。既に4月上旬から土星、火星、金星が明け方の空に見えていたが、4月17日以降、これに木星が加わる。
明け方頃、南東から東にかけて、空の高い方から土星(約1等)、火星(約1等)、金星(約マイナス4等)、木星(約マイナス2等)の順に一直線に並んで見えるのだ。これらの惑星は、明け方でも肉眼で見ることができるのもポイントだ。
4月25日から28日にかけて、4つの惑星に次々と月が接近する様子を見ることができる。

4惑星の見どころ:4月25日(月)から28日(木)の午前4時ごろ月は、25日(月)に土星、26日(火)に火星、27日(水)に金星と接近。特に27日の月は、金星のそばに輝く木星にも近く、また木星とほぼ同じ高さで見られる。
月と木星とは28日(木)の方が近づいて見えるが、月の位置が木星よりもさらに低いくなるために少し見づらいかもしれない。だが、空が少し白んでくるまで待っていると、見えやすくなるという。
明け方の空に惑星が集合!
written by / parumo
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コメント
1. 匿名処理班
惑星直列という言葉が昔流行ったなあ‥‥
2. 匿名処理班
団子5星兄弟で歌出来そうだな
3. 匿名処理班
冥王星「自分もそこに参加していいすかw」
4. 匿名処理班
*1
えらいこっちゃな
5. じょん・すみす
ふと考えた。
これだけ惑星が1方向に集中しているのに、なぜか
オカルトさんが騒いでいないんだよな。
6. 匿名処理班
だいたいプラネットマンの技
7. 匿名処理班
グランドクロス‼
8. 匿名処理班
すばる望遠鏡のライブカメラで土星、火星、金星が一直線に並んでいるのが観測できますよ。YouTubeにアップされてます。
9. 匿名処理班
ノストラダムスの大予言にありますか?
10. 匿名処理班
これがノストラダムスの予言たったんだ!
な、なry
11. 匿名処理班
また自転車のチューブ爆売れするんですか?