
通行人の男性が川に飛び込み犬の救助を試みるも失敗。その間犬はどんどん流されていく。そしてようやく2時間後に救助隊らがチームで犬を救助することに成功した。
救助隊が装着していたヘルメットカメラが、そのドラマチックな救出劇の様子をとらえていた。
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This Dog’s Dramatic Rescue Captured the Nation’s Attention
川に流された犬と飼い主
3月28日の午後2時過ぎ、アメリカのロサンゼルスを流れるロサンゼルス川で、アンジェラ・ブオーノさんと愛犬の、ジャーマンシェパードミックスのスクービーが流されるという事故が発生した。当時、ロサンゼルス川は雨により水かさが増し、流れが急になっていた。午後2時15分、目撃者からの通報を受けて駆け付けたロサンゼルス消防局の隊員により、アンジェラさんは30分以内に救助された。
だが、スクービーはパニックと恐怖で救助隊に近づこうとせず、そのまま流されていく。
急流に押し流され、どんどん下流へと行くスクービーの姿が、ヘリコプターで上空にいる救助隊のヘルメットカメラに捉えられた。

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通行人と救助隊の2時間による救出劇
流れが速いため、救助隊がスクービーを上から救助することは困難を極めていた。その時、通行人の男性(29歳)が川へ飛び込み、犬の救助を試みた。
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男性は、なんとかスクービーを捕まえ抱きかかえることができたが、パニックになっているスクービーは男性の手を噛んだようだ。更に、救助隊員が上空から両者を引き上げようと近付くと、スクービーは男性の腕から逃れ、再び流された。

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救助隊員は男性を救助し、男性は噛み傷の治療のために病院へと搬送された。その後、地上からも救助隊員ら4名がスクービーの救出に奔走。午後4時5分頃、紐を使ってついにスクービーを捕えることに成功した。

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スクービー、飼い主と再会
スクービーより先に救助されていたアンジェラさんは、擦り傷を負っており病院で治療を受けた。幸いにも、低体温症にはなっておらず、その後獣医で診察を受け、足の軽傷を手当てしてもらったスクービーと再会した。救助には、ロサンゼルス動物サービスの職員も駆け付け、無事に飼い主と犬が救助されたことに安堵し、記者会見でこのように述べた。
あのようなトラウマ的体験をしても、スクービーはいつも通り元気で聡明な姿を発揮させていました。それが一番大切なことです。

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自ら川に飛び込み救おうとしてくれた通行人の勇敢な行動にもびっくりだ。飼い主のアンジェラさんも、救助に尽力してくれた全ての人に感謝の言葉を示している。written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1.
2. 匿名処理班
救助に入った男性や救助隊の様子を見ると、このサイズの犬なら泳いで帰れる流れだよ。逆に犬がそれを怖がって反対側の岸に行けなかって感じ。反対岸も高い護岸になっていたのなら犬も上がれないが、飼い主と一緒に入ったと言うのだから反対岸からコールしたら帰ってこれたんぢゃないかなぁ。噛まれた男性はお気の毒。
3.
4. 匿名処理班
>>2
こういうこというのなんだけど、あんまり躾の行き届いた犬じゃなさそうだしパニックになっても仕方ないと思う。
助けようとした人は噛まれるわ犬は逃げるわで散々だったね…
5. 匿名処理班
まあしかし噛まれた男は絶対いい奴だわ