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アマゾンのジャングルを1か月さまよった6歳と8歳の兄弟、生き延びて奇跡的に発見される

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(著) (編集)

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 ブラジルのアマゾンで、行方不明になっていた6歳と8歳の2人の兄弟が約1か月ぶりに発見された。

 子供たちは栄養失調と脱水症状を起こし、傷だらけだったが、ジャングルでさまよっている間、森の木の実を食べたり雨や川の水を飲んだりしながら、奇跡的に生き延びていたようだ。

Meninos que ficaram 26 dias perdidos na floresta sao transferidos para Manaus (AM)

先住民の兄弟2人がジャングルで行方不明に

 ブラジル北西部アマゾナス州マニコレ周辺には、先住民「ムラ人(Mura people)」の生き残りとされる「ピダハン族」が住んでおり、狩猟採集をしながら暮らしている。

 2月18日、ピダハン族である6歳のグラウコ・フェリーラ君と8歳のグレイソン君は、ジャングルに鳥を狩りに行ったまま戻ってこなかった。

 地元の住人や専門の救助隊ら約260人が1週間以上にわたり兄弟を探したが、雨季のためにジャングル奥地へのアクセスが困難で、結局26日には捜索は正式に中止となった。

 しかしその後も、地元住民たちは広大なジャングルの中を2人の子供の姿を求めて探し続けた。子供の親は、兄弟がきっとどこかで生き延びていると希望を決して失わなかった。

 そして27日後、ついに両親のもとに朗報がもたらされた。

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奇跡的に生き延びて発見された兄弟

 3月15日、行方不明からおよそ27日後、2人の兄弟は最後に見られた場所から約35km離れたパルメイラ村のある地域で発見された。

 ナッツ農園を所有している男性が、森の中で木を切っていた時、子供の泣き叫ぶ声を聞き、発見に至ったという。

 地元の情報によると、子供たちは雨や川の水を飲み、ソルバと呼ばれる野生の木の実を食べて飢えを凌いでいたようだ。

 しかし、次第に弟が弱って歩くことができなくなり、兄は弟を背負いながら食べ物を探し続けていた。

 そのうち、兄もあるくことができなくなり、命の危機が迫っていたちょうどその時、森で伐採音が聞こえたため、兄弟は最後の力を振り絞って音の方へ向かい、助けを求めて必死で叫び声をあげた。

 兄弟は、アマゾナス州北部アナウスにある病院のICU(集中治療室)へと運ばれ、すぐに治療が施された。

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順調に回復に向かっている兄弟

 病院にかけつけた両親とおよそ1か月ぶりに再会した兄弟は、脱水症状を起こし、かなりの栄養失調状態に陥っていた。

 他にも、耳や背中など体全体の皮膚は虫に刺されて感染症にかかり、木の枝などによる無数の引っかき傷や打撲傷があったことが2人を診察した医師から報告された。

 小児科医師は、2人の腎臓機能への損傷を心配していたが、幸いにも大事には至らず、治療により無事に回復。

 現在では、2人は固形食を口にすることができるほどになっており、まもなく完全回復が期待できるということだ。

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 アマゾンのジャングルで行方不明になった結果生き延びて発見されるという事例はこれまでにもあるが、たった6歳と8歳の幼い兄弟が1か月近くもさまよい、生きて発見されるというニュースは世界初のことであり、「まさに奇跡」と国際ニュースでも報じられた。

 元々先住民であることから、生き残る術を知っていたのかもしれない。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 29件

コメントを書く

  1. 最後の写真が飢餓に苦しんだ顔で痛々しい。本当に見つかってよかった

    • +40
  2. ああ…痩せちゃって… 普通はそうなるよね
    緑で電気のあの人がどうかしてるんだ

    • +10
      1. ※16
        ストリートファイターのブランカだと思うよ。

        • +6
  3. 生きてて本当に良かった!
    写真を見てもとても兄弟が過酷な状況に置かれてたのがよくわかる…。
    ゆっくり休んで早く元気になってほしい。

    • +25
  4. サムズ・アップしてる写真撮見比べると発見後の傷だらけでやせ細った痛々しい姿が如何に過酷な環境にいたか思い起こさせる
    でも本当助かってよかった
    記事にも書いてあるけど先住民の自給自足生活してた中で基本的なサバイバル術は身につけてたのかもしれないね

    • +22
  5. お兄ちゃん自分も辛かったろうになんて立派なんだ

    • +27
  6. 6歳と8歳って言っても、その辺の都会の子とは基本が違うんだろうね
    将来頼もしい大人になりそう

    • +8
  7. 俺が同じ状況になったら一週間もたない自信がある

    • +17
  8. 良かった、生き残って良かった
    やせこけた頬を見てそう思った

    • +13
  9. 先住民の子供も迷ったりすんだな、ジャングルってそんな先住民ですら飢えるほど食べ物なかったりするんだ
    と思ったニュース

    • 評価
  10. 本当に良かった。お互いの存在がお互いの命を救ったのかもしれないね。

    • +9
  11. 幼いけどジャングルで生き抜くのに必要な最低限の知識はちゃんと教わってたんだろうね。
    まだ8歳で自分だって辛かったはずなのに弟を守って頑張ったお兄ちゃんは本当にえらい!
    弟くんも無事に生きて帰ってきてえらい!

    • +14
  12. 感動するやら、感心するやら、、

    大人が思う以上に「子供力」って高いと思う
    純粋な思いの強さや量が違うのかな。
    本来の生物の強さなのかな。
    子供相手に変だけど、時に人として尊敬すべき力を持ってる
    そう思うのは、私らが成長と共に失ってしまったものなのかも。

    助かって良かった!二人よくぞ諦めなかった!
    特に兄の負担たるやどれほどのものだったろう
    自力で生き延びたんだ。長く有意義な人生を送って欲しい!

    • +7
  13. 6歳と8歳で1ヶ月もジャングルで生き抜いたってほんとに奇跡だ
    この歳で生死を掛けた飢えと絶望を味わうってトラウマだよ
    心に傷が残らなければいいな

    • +7
  14. 助かる保証もない状況で自分も歩けなくなるまで弟を見捨てないで背負って飲食確保し続けたお兄ちゃん、すごいと思う

    • +6
  15. 弟が弱っていくの見るの怖かっただろうな。。。本当に見つかって良かった

    • +7
  16. 番組のタイトル忘れたけど、各種の極限状態を生き延びた人たちのドキュメンタリーがあって
    その中にアマゾンのジャングルで遭難した人の回もあったけど、本当に過酷だった
    ジャガーとか危険な動物もいるし、夜は真っ暗だしすごく怖い
    自分なら三日と耐えられないと思う

    • +5
  17. 小学校の生活科にはわりと本気で山や森で迷ったらとか、食べられる草食べちゃダメな草とかそういうの入れてほしいんだわ…

    • +4
  18. 狩猟採集をしながら暮らしているのに、なぜ鳥を狩りに行ったまま戻ってこなかったのだろう?

    迷うなんてありえねーだろ

    家出か?誘拐か?捨てられたのか?

    • -11
  19. のちの仮面ライダーである。
    「み~や~ぞ~ん~」

    • -2
  20. 先住部族なのになぜ思い切り西洋顔なのか…

    • -5
    1. >>26
      西洋顔?
      アングロサクロンのこと言ってるなら全然違くない?目の形も鼻の高さも。
      あなたの中に先住部族はこんな感じの顔って固定イメージがあるだけなのでは。

      • +4
    2. >>26
      先住民族といっても純血の人はもういないかもしれない。
      ヨーロッパの民族が海を渡って来たのだから、何世代も遡ったら混血するのは仕方ない事。
      それでも部族の歴史や文化に則って生活を続けていれば、その人はその部族の人であると思う。
      要はアイデンティティの問題。

      • +3
  21. 歳の割に凄いサバイバル能力と思いきや、
    先住民であり、すでにその歳で子供二人で狩りもするという。
    一般的な子供の能力ではなさそう。それなら生き延びるのも納得。

    • 評価

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