
image credit:rescuebetty/TikTok
アメリカ、テキサス州の路上で、車にひかれて怪我をして動けなくなっている1匹の犬が発見された。発見されるまで、その犬のそばには、1匹の犬がずっとそばに寄り添っていた。救助・保護した女性は、2匹がとても強い絆で結ばれていることを実感した。
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怪我をした犬のそばから、片時も離れない犬
テキサス州ヒューストンに住むベティ・ウォルターさんは、ある日、犬が車にはねられたという報告を友人から受けた。ウォルターさんは、動物救済と里親経験が豊富で、何匹もの犬の仮里親もしていた。友人からの連絡があった時、ちょうど仕事中だったことと、家にはこれ以上犬を引き取る余地がないことから、別の救済者を紹介した。
しかし、仕事中もずっとその犬のことが気にかかっていたウォルターさんは、シフトが終わるとすぐに車で犬が怪我をしたという場所に向かった。
すると、そこにはまだ犬がいた。紹介した救助者に連絡がつかなかったようだ。
白い犬が事故にあって怪我をしているようで、道路から離れた芝生の上に座り込んでいた。
その傍らには、白い犬を心配するようにもう1匹の犬がいた。

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強い絆で結ばれていた2匹を一緒に保護
かなり長い間、この犬は仲間の犬に寄り添っていたようだ。ウォルターさんが車から降りて、犬に近付こうとすると、その犬は警戒心から、唸り声をあげて走って来た。
助けにきたことを伝えなければと、ウォルターさんは時間をかけてゆっくりと近づいていき、犬の信頼を得ることにした。
しばらくすると、ウォルターさんに連絡をした友人がやって来た。
ウォルターさんは、友人と一緒にひとまず怪我をした白い犬を先に保護。もう1匹の犬は、その様子を立ってじっと見つめており、白い犬と一緒についていきたい気持ちが痛いほど伝わってきた。

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保護するのなら、2匹一緒でなければ。そう思ったウォルターさんと友人は、その犬も安全に捕まえて車に乗せると、獣医のもとへ向かった。白い犬は、交通事故により骨盤を骨折しており、治療のための手術を要した。手術を終えた犬と、もう1匹の犬を自宅に連れ帰ったウォルターさんは、2匹が離れられないほど強い絆で結ばれていることに気付いた。
2匹をペアで引き取ってくれる人を探す予定
怪我をしていた犬にはベティ・ホワイト、もう1匹の犬にはアレンと名付けたウォルターさんは、2匹が人の愛情に飢えていることを知った。 ベティ・ホワイトは、怪我の治療だけでなくフィラリア感染もしていたため、その治療も必要となり、全ての治療が終わるには数か月かかると予想された。
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アレンには、特に健康上の問題はなかったが、新しい飼い主を探すのならば、2匹一緒に引き取ってくれるところを探してあげたい。ウォルターさんは、ベティ・ホワイトの治療が済み次第、2匹一緒のの養子縁組の手続きを進めるつもりだ。 ウォルターさん曰く、ヒューストンでは大型犬の飼い主を見つけることは容易ではないという。
しかし、2匹が本当に大切にされる安全な永遠の家を見つけることができるのを、ウォルターさんは切に願っている。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
とりあえず助かり
ホッとした(ーOー)
2.
3. 匿名処理班
海外の場合庭が広い場所持つのが多いし
そう遠くない時期に時期盗られるだろうな
4. 匿名処理班
やりきれない、見ていられないよ
5. 匿名処理班
悲しいこと思い出した。
子犬だったけど、4匹いたかな。1匹が車に轢かれて下半身が動かなくなってた。他の3匹がキャンキャン吠えて、下半身引きずって歩く兄弟に追走してた。車に轢かれた現場を見た訳ではないけど、小4ぐらいだった俺にはどうすることも出来なかったな。昭和の話。
6. 匿名処理班
よくぞ助けて下さった。
本当にありがたいことだ。
7. 匿名処理班
※5
子どもってどうしていいかわかんないんだよね
自分にも似たような経験がなんどかある
今でもたまに思い出しては「あの時助けてあげられなくてごめんなさい」と
頭のなかで謝るしかないんだ
8. 匿名処理班
きっと夫婦のような間柄なんだろうね