
ある状況においてわずかな変化が生じた時、それが様々な要因を引き起こしながら後の状態を大きく変えてしまうという現象は「バタフライ効果」と呼ばれているが、似たようなことが割と頻繁に起きているようだ。
海外掲示板では、「小さな行動が、後に“バタフライ効果”だったと知った時」というスレッドがあり、そこでは興味深い体験談が綴られている。
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1.休んだ子の代わりに勤務したことがきっかけで...

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私はレストランのマネジャーとして、その日午後11時まで働いていました。
真夜中のシフトの女の子が病気で出勤できないと連絡してきたので、私がダブルシフトで勤務していたのです。
午前5時半ごろ、男性客が娘と一緒にやって来ました。少し話をしたところ、私は彼に不動産マネジメント会社に応募するように言われました。
言われた通りに応募したら見事合格。2020年2月にその会社に就職し、引っ越しました。ちょうどコロナでレストランが閉鎖を余儀なくされる直前のことでした。
そこで、私の人生最愛の伴侶に出会い、結婚し、更には野良だったハスキーを見つけて飼うようになりました。
全ては、あの日の女の子が欠勤したことがきっかけだと思っています。
(AndrewJayJordanCake day)
2.あの日男子生徒が遅れてきたことがきっかけで...

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これは私自身がではなく、今の夫のこと。
12年前の大学のオリエンテーションで、1人の男子生徒が直前に自分の専攻を私と同じ専攻に変更したの。
彼は、私のオリエンテーショングループに遅れて入ってきた。だから、私がクラスの予定表をコピーさせてあげたの。そして今、彼は私の夫になっているわ。(SnooMuffins6689)
3.慈善団体への寄付に関するコメントをしたことがきっかけで...

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この夏、私は「Reddit」に里親制度を利用できなくなった里子や若年成人を支援する慈善団体への少額の寄付についてコメントしました。
世界中のRedditユーザーが私のコメントを見て、チャリティーに数十万ドルの寄付をし、子供たちの願いが叶うようにしてくれました。
Redditの訪問者が慈善団体のウェブサイトにたくさんアクセスしたため、サイトはクラッシュしてしまったけど、あるRedditユーザーは優れたスキルで慈善団体と協力して、サイトを素早く回復させてくれました。
こうした人々の素晴らしい親切行為を目の当たりにすることは、最高に幸せです。(dartdoug)
4.いつもと違う出口を使ったことがきっかけで...

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大学時代、いつも同じ出口から出ていたけど、その日は初めて廊下を右に曲がって違う出口から出た。
その途中、求人情報の張り紙があったので、それを見て応募したところ就職することができた。その職場である女性に会った。
その女性とは、今年7月で一緒になって30年になる。2人の娘も生まれて今は成長した。もしあの出口をいつものように出ていたら、この人生はなかっただろう。(trees_are_beautiful)
5.自殺を試みようとしたことがきっかけで...

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私は14歳の時に自殺を試みました。 その後、動物介在療法が一般的だった精神保健施設で2年間過ごすことになりました。 そこで私は犬のセラピストと仲良くなって、自分も犬の訓練を始めました。
私はその後施設を出て、私たちの家族の犬をセラピー犬に訓練しました。 犬を獣医の診察に連れて行った時、家を必要とする虐待されたボーダーコリーの子犬に出会いました。
誰もそのボーダーコリーを引き取る人がおらず、私がその犬を里親として引き取り、訓練を始めました。私はその犬が大好きで、リラと名付けました。
私たちは今、一緒に捜索と救助に取り組んでいます。 私の自殺の試みは、最終的に私の人生を最も幸せな方向へと促しました。 今、自分の人生で出会った最高の犬が、どんな時でも私の傍に寄り添ってくれています。
(LilaJax22)
6.友人の仕事を手伝ったことがきっかけで...

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1998年の初め、私の友人がISP(インターネットサービスプロバイダー)で働いていました。彼の上司は、顧客のためのセットアップの仕事を彼に依頼しましたが、彼はその方法を知らなかったので、私が彼の代わりに手伝ってそれをすることになりました。
その後、大学を中退した私に、その時の友人の上司が、私が当時した仕事に感銘を受け、フルタイムのITの仕事を提供してくれました。大学中退者だった私は、その恩を決して忘れませんでした。
そこで懸命に働き、多くのことを学びました。ある日、仕事を通してある1人の女性に会いました。その18か月後、私は飛行機に飛び乗ってアメリカに移り、新しい生活を始めて彼女と結婚しました。
今はもう結婚して22年になり、3人の子供にも恵まれて幸せな結婚生活を送っています。友人を助けたあの小さな出来事が、私の人生を変えたのです。(zerbey)
7.父が亡くなったことがきっかけで...

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2003年から大学に通い始めましたが、最初の学期で父が亡くなり、中退してしまいました。
2年間休学して、イギリスのブリストルに移住し、もう一度大学に再入学することにしました。
学期の最初の週、ディランという男子学生と出会いました。私たちは意気投合し、交際に発展しました。そして今、私たちは結婚して16年以上一緒にいます。
…その後、私は教師になりました。この仕事を自分の天職だと思っていて、大好きです。
当時、学校時代からの親友リリーは、ブリストルにいる私を訪ねてきてくれました。ディランはシェアハウスに住んでいて、リリーは彼の同居人に会いました、そしてリリーとその同居人も意気投合し、交際に発展しました。
彼らも私とディラン同様、16年間一緒に住んでいて、今は3人の子供がいます。
リリーの両親と兄弟は、リリーと孫たちの近くにいたいということで、ロンドンから全員ブリストルに引っ越してきました。
彼らが引っ越した後、リリーの兄弟はブリストルで運命の出会いをしました。そして彼らは結婚し、2人の子供に恵まれました。
父が亡くなっていなかったら、私はブリストルに引っ越すこともなかったし、ディランに会うこともなかったでしょう。
また、人生で5人の子供にも恵まれなかったでしょう。そして今は、教師ではなく嫌いな仕事をしていたかもしれません。
父が亡くなったとき私は悲しみに暮れて荒れていました。でも、今思えばきっと亡き父が私を見守り、幸せの方向へ導いてくれたのだと思っています。(Dainflynnty)
8.あの時食事に誘ったことがきっかけで...

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メイン州の海岸沿いで、その女性をランチに招待しました。 40年以上彼女に会っていなかったのですが、私が子供の頃、よくお世話して遊んでくれた彼女に対するお礼の気持ちを込めて、ご馳走させてほしいと誘ったのです。
その当時は知る由もなかったのですが、後で彼女がその日、自殺を考えていたということを知りました。その昼食の誘いが、結果的に彼女の命を救ったことになりました。(Unique-Public-8594)
9.祖父の命が長くないことを知ったことがきっかけで...

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私の祖父は、数年前に末期癌と診断されました。 祖父からの電話で「余命半年」と聞いた時、私は帰りに酒屋に立ち寄ってジンのボトルを買いました。
私のルームメイトはすぐに帰宅してくれて、私たちは何時間も笑ったり、泣いたり、互いの生活について深い個人的な話を共有したりしました。
そして私は酔っぱらっていたこともあり、また人はいつ死ぬかわからないという思いもあり、彼女にキスをしてしまいました。彼女が受け入れてくれたので驚いたのですが、その夜から私たちは付き合い始めました。
私の祖父は私たちの結婚式の前に亡くなりましたが、私は今そのルームメイトだった女性と美しい人生を歩んでいて、そのきっかけを作ってくれた祖父に感謝しています。(randomhistoryteacher)
10.トイレに行きたくなったことがきっかけで...

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ある朝、学校に行く準備をしていたのですが、急にトイレに行きたくなって引き返しました。すると、いつもなら歩いていたはずの場所でバスが衝突事故を起こしました。written by Scarlet / edited by parumo
学校に遅刻するじゃないのと私に怒っていた母は、私が事故に巻き込まれなかったことを知って安堵していました。
その後、バスの運転手はハンドルを握ったまま心臓発作を起こし、道路の向こう側の建物に衝突したことが判明しました。
その事故で、重傷を負った人は誰もいなかったように記憶していますが、運転手が助かったのかどうかはわかりません。(Negative_Memory_4653)
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コメント
1. 匿名処理班
3番は偶然とかじゃなくそもそもの狙い通りになったって話だから違くない?
2. 匿名処理班
※1
それは野暮ってもんよ。
3. 匿名処理班
メンインブラックのあれか
4. 匿名処理班
自○しようとしたことがきっかけで…
はあかんやろ
試せっていうことか?
5. 匿名処理班
バタフライエフェクトってそういう意味じゃないよね
6. 匿名処理班
受け止め方次第だろうと言う面もあるけども、「何々のおかげだわ」って感謝できる人のほうが人生は幸せなものになるよね
7. 匿名処理班
愛が芽生えるきっかけの一つに
エビフライ効果🍤ってのもあるんだよ
8. 匿名処理班
恋愛系が多いね
9. 匿名処理班
全部たまたまそうなっただけですやん
10. 匿名処理班
9番は男女の写真だけどルームメイトだし女性同士の話じゃないんだろうか
11. 匿名処理班
※9
それこそがこの記事の趣旨だと思うが?
12. 匿名処理班
※8
皆様の数奇な運命を期待してコメント欄を読み始めたら全然なくてガッカリw
隗より始めよってことで、自己紹介をするwと……
1982 年ごろ当時京セラ社長だった稲森和夫の言ったことを真に受けて北米に行き、1983年に公開の『ブレインストーム』(日本では1984年公開)を連れていかれた映画化で観て将来の進路を決め、大学で一年休学したのちに復学したときにゼミを預かっていた先輩(私は学部生、先輩は修士課程)とお付き合いをしてその後結婚しました。
新聞で稲森和夫の発言を読まなかったら、北米に行く決心をしなかったら、あの映画を観なかったら、あのゼミに行かなかったら、休学しなかったら、細かく考えるともっといっぱいあったんですが、それでもいろんな分岐があって……縁とは妙なものであると思います。チラ裏御免
13. 匿名処理班
普段とは少し違う事を意図的にやってみる事で決まったパターンの毎日に変化が起こるって事だね。退屈な日常のスパイス代わりに意識してやってみるのも面白いかもしれない。いつも人の少ない3階のトイレ使ってたけど、たまたま2階のトイレ入ったらカツアゲされたの思い出したよ
14. 匿名処理班
記事のことをしていなければもっととんでもない幸せが待っていたかもしれない。
数年後、やっぱり不運な道だったと思うかもしれない。
要は起こったことをどう解釈するかなんだよな。塞翁が馬だ。
15. 匿名処理班
わらしべ長者
16. 匿名処理班
>>12
お幸せに( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆