
そんなセント・バーナードを多頭飼いしているイギリスに住む男性が、先月庭に設置してある監視カメラを確認していたところ、予期せぬ映像が捉えられていた。
別の小屋にいたリーダー犬の脱走を、他の4頭が手伝っていたのだ。その見事なチームワークぶりに飼い主は驚かされたようだ。
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リーダー犬の脱走を幇助する4頭の仲間たち
イギリス・バーミンガムのオールドベリーに住むジョージ・ピシオラスさん(42歳)は、ローマン、リリア、ズベズダ、エビタ、ファルコンという5頭のセント・バーナードを飼っている。ある日、ジョージさんが庭に設置してある監視カメラを確認していたところ、驚くべき映像を発見した。
その映像は10月30日のもので、リーダーのローマン(2歳)が2メートル近くある木製の柵を飛び越えようとしている様子が捉えられていた。
ジョージさんによると、ローマンは最年長ということもあり、落ち着いて過ごせるようにと他の4頭とは異なる専用の小屋を与えられていたという。
しかし、ローマンは仲間が恋しかったのか、柵を上って仲間のもとへ行こうとしたようだ。
それを見た4頭が、なんとローマンの脱出を幇助。愛犬たちのちょっぴり小生意気なチームワークぶりを見たジョージさんは、改めて5頭の絆の深さを感じたという。

セント・バーナードはとてもパワフルでやさしい犬です。
私の犬は皆素晴らしい気質を持っていて、聡明で、仲間意識も強く、縄張り意識もまた強い。頑固なところもありますが、互いにいつも助け合う素晴らしい絆を持っています。
ローマンにのみ、ローフード(生食)の食事療法を与えていて、いつも最後に食事をするのですが、他の4頭は最年長のローマンにいつも敬意を払い、食事中は距離を保っています。
現在は柵を取り外し今後より高い柵の設置を検討中
ローマンが、これまでに何度も柵を乗り越えていたのかどうかは定かではない。先日見た映像にジョージさんが驚かされたことからも、初めてのことだったのかもしれないし、監視カメラが設置される前に、もしかしたらローマンは何度も脱出していたのかもしれない。
そう懸念したジョージさんは、愛犬のやんちゃな脱出劇をカメラ映像で目撃してからは、柵を取り外した。
現在、ローマンは自由に庭を行き来できるようになっているが、ジョージさんはローマンをメスから遠ざけ、交尾シーズンが始まる時に備えてより大きな柵を購入することを計画中だという。
ちなみに、バーミンガムでは毎年3月、4日間にわたり世界最大のドッグショー『クラフツ』が開催されるが、ジョージさんのズベズダとエビタも来年参加予定ということだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
隊長、行ってください ここは我々が・・・
2. 匿名処理班
ええかげんにせんと、アカンで
3. 匿名処理班
引っ張り下ろしてるようにも見えるが、じゃれようと飛びついてるだけにも見える・・・。
4. 匿名処理班
そこに柵があるからさ。
って、他の低いところから抜け出して別の経路を探し出しそう
5.
6. 匿名処理班
隣の家に2匹目の犬が飼われた
新しく来たワンちゃんは
めっちゃジャンプ力ある子で脱走してしまうそうで
その家の周りを囲む柵に横板が二段足されて
柵は高くされていた
これでもう脱走は出来まいと飼い主さんは安心していたが
しかし、しばらく経ったある日の事
横板はもう一段追加され柵は更に高さを増していた
7. 匿名処理班
>>6
そして、ワンコはどんどんジャンプ力を増して行くのですねわかります。
8. 匿名処理班
ベートベンって言う映画思い出したわ
9. 匿名処理班
>>8
懐かしい。ガキの見て、後からベートーベンが人の名前だと知って驚いた事あるわ