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失恋した男の幽霊が取り憑いていると噂のトイザらスで霊媒師による交霊が行われる

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(著) (編集)

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 ホラー映画に出てくる幽霊屋敷の定番は、人里離れた丘の上に建つ古い屋敷だったり、廃墟となった病院、城などだ。

 しかし、超常現象を信じる人たちに言わせると、幽霊が頻繁に現れる場所はもっと身近にあるのだという。そう、ごく身近に…

 今は閉店してしまった、カリフォルニア州サニーヴェールのおもちゃ店「トイザらス」には、失恋した男の幽霊がとりついているという。

 多くの従業員が様々な超常現象に悩まされ、霊媒師を呼び交霊が行われるほどの騒ぎになったという。

トイザらスが開店してすぐ、数々の超常現象が

幽霊が出るという話が寄せられるようになったのは、カリフォルニアのベイエリアに1970年におもちゃ店「トイザらス」が建設されてすぐ後のことだった。

 従業員たちが、人形が棚から宙へ飛び出したり、ボールがひとりでに通路をはずんでいったのを見た、ひとりでいるとき、背中に冷気を感じた、どこからともなく自分の名前を呼ぶ声が聞こえたと言い始めた。見えない手に触られたと言う者もいた。

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霊媒師が呼ばれ交霊が行われる

 そしてついに霊媒師を呼ぶほどの騒ぎになった。

 シルビア・ブラウンは、その超能力で数々のケースに対応してきたと言われていたが、1970年代後半にトイザラスで行った交霊は、そのキャリアの中でも初めてのことだったようだ。

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photo by iStock

トイザらスに憑いていたのは失恋した男性

 交霊の最中、ブラウンはサニーヴェールとなったこの土地で働いていた「ジョニー・ジョンソン」というスウェーデン人男性の霊がいるのを感じると言った。

 1880年代、ジョンソンはマーフィー農場の手伝いをしていたとき、その家の娘エリザベスに恋をしたという。だが、彼女はその思いに応えてくれず、東海岸から来た弁護士と駆け落ちしてしまった。

 さらに、ジョンソンは悲劇的な結末を迎える。木を切っていたとき、足に大怪我を負ってしまい、助けを求めることもできずに、出血がひどくなる一方で、次第に衰弱していったのだ。

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photo by Pixabay

 ブラウンは、問題のトイザらスに何度も赴いて、ジョンソンと交信したという。彼女は自著『The Other Side and Back: A Psychic’s Guide to Our World and Beyond』の中で、ジョンソンのことを、これまで会った中でもっとも頑固で、短気で、理屈っぽい幽霊だと書いている。

「私は何度も何度も、あなたの人生は終わっているのだと説明しようとしました。ついに彼は根負けして、最後の言葉を投げつけてきました。”もう一度、僕が死んでいると言ったら、もうこれ以上あなたとはなにも話さない”と」

 ブラウンは言い聞かせるのをやめ、店によくやって来る子供たちがうるさいなど、たわいのない話題に終始して、いわば友情のようなものを彼と育んだという。

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photo by iStock

ジョニー・ジョンソンは本当に存在したのか?

 マーフィー家やその農場の話は本当だが、ブラウンが言うその他の詳細は、つじつまが合わない。ジョンソンが恋したというエリザベスは、弁護士と駆け落ちなどしていないという。

 彼女は1863年に裕福な実業家の息子と盛大な式をあげ、ジョンソンが農場で働いていたと言われる数年前の1875年に亡くなった。

 そもそも、ジョニー・ジョンソンなる人物は存在していなかった可能性がある。カリフォルニア州の国勢調査のデータにも、彼の記録は残っていないからだ。

 話の真偽が曖昧であるにもかかわらず、サニーヴェールトイザラスをめぐる幽霊話はそのまま残った。

 1980年代に放映されていたリアリティ番組「That’s Incredible!」で特集されたことをきっかけに、この話は全米で注目されるようになった。

THATS INCREDIBLE! TOYS R US GHOST

 そこで紹介されているのは、ブラウンが行った交霊や、もっとも有力な証拠となった、赤外線カメラに映り込んだ影のようなぼんやりした人物の姿などだ。

 しかし、同じ時間と同じ場所で高感度フィルムを使って撮影してみたが、人らしい姿はなかった。上の動画で番組の一部を見ることができる。

トイザらスの跡地に立ったのは…

 こうした幽霊話にもかかわらず、サニーヴェールのトイザらスは、何十年も営業を続け、2018年に閉店した。

 その翌年、この建物では、その暗い歴史にふさわしいビジネス「スピリット・ハロウィーン(お化け屋敷のようなもの)」が生まれた。

 もしかしたら、幽霊が興味をもったのは、ボードゲームやバービー人形だっただけなのかもしれないが、玩具店でなくなっても、ここには幽霊が出るといまだに信じている人たちはいる。

References:The Haunted California Toys “R” Us That Hosted a Seance | Mental Floss / written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 9件

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  1. ハローマックの亡骸には靴屋だのリサイクルショップだの仏壇屋だのが憑依して商売しているが ?

    • +5
    1. >>3
      み、見える、そなたの頭の上に、城のような凹凸が。おのれtイザらス、この怨み忘れぬ、などと呻いておる。

      • +1
  2. わかるよ、出来ることなら子供でいたいずっとトイザらスキッズ
    大好きなおもちゃに囲まれていたいもんな

    • +2
    1. ※5
      大人になんてなりたくない幽霊はトイザらスキッズでいたかったんだろうな

      • 評価
  3. 案外、こういう人間臭い幽霊っていないんだよ。まして生前の素性が確かめられた事例ってほとんどない。だから逆にこういう話は嘘くさい。

    • 評価
  4. アメリカに留学中に、そのトイザらスは何回か行ったな。2018年に閉店か。もっと何年も前に閉店したと思ってた。

    • 評価
  5. おもちゃいっぱい、子供もいっぱい
    楽しそうだなあって居着いてるほんわかした幽霊かと思ったら全然違ったわorz
    しかも実際の話と霊媒師の話が辻褄が合わないとかもうね
    何か別の幽霊かのぅ

    • +1

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