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幼い我が子を失った母親の悲痛を和らげる手助けとなる、本物そっくりの赤ちゃん人形「リボーンドール」

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image credit: youtube
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 幼い我が子を失うことは、ほとんどの場合、想像を絶する耐えがたい苦しみを味わうと言われている。海外には、悲劇に対処するのを助けるいくつかの方法が存在する。

 本物そっくりに作られる赤ちゃん人形「リボーンドール」もその1つだ。血管を含む細部のひとつひとつが精巧に作られた人形は、まるで体温を持っているかのように実にリアルだ。

 この赤ちゃん人形が、心にぽっかり穴の開いた母親に大きな慰めをもたらしているという。

本物そっくりの赤ちゃん人形「リボーンドール」

 流産や死産で我が子を失うという辛い経験をした母親への大きな慰めとして、海外では本物そっくりの赤ちゃん人形「リボーンドール」が人気だ。

 リボーンとは生まれ変わりを意味する。

 リボーンドールは、一見人形だとわからないほど、本物の赤ちゃんそっくりに、精巧に仕上げられている。

 アメリカのジャージー州に住む4児の母キム・ウィリアムズさんは、リボーンドール作成を手掛ける1人だ。

 1つ1つの人形を全て手作業で作成しているキムさんは、シリコン製でできた各人形の血管を含む細部までも精巧に模倣し、可能な限り本物に似せて作成することで、滑らかな肌を持つリアルな赤ちゃんを生み出す。

Making $600 Reborn Babies for Grieving Mothers | Side Hustles

 また、2016年には当時21歳だった米モデルで歌手のコートニー・ストッデンさんが、流産した後にセラピストからリボーンドールを勧められ、赤ちゃん人形と一緒に外出する姿が捉えられた。

うつ病やPTSD、認知症を抱える人にも効果が

 リボーンドールは、我が子を失くした親に大きな慰めをもたらし、世話に集中することで少しの間でも痛みを和らげ、トラウマを克服する手助けとなる。

 また、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の緩和にも役立つと言われている。

 特に、前向きな記憶を引き起こし興奮や不安を防ぐことから、認知症を患っている人たちにも人気があるという。

 一方で、リボーンドールを趣味で集める人もいる。

 15歳のソフィアさんもその1人だ。ソフィアさんは、多くの登録者を抱えている彼女のYouTubeチャンネルで、集めた複数のリボーンドールとの1日の過ごし方をシェアしている。

My 2021 Reborn Collection | Sophia’s Reborns

 ちなみに、リボーンドールは販売しているサイトやカスタマイズするレベルによって値段が異なるが、こちらのサイトではカスタムメイドで27000円~注文できるようになっており、各国への配送にも対応しているようだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 51件

コメントを書く

    1. ※1
      以前、車の座席に残してスーパーで買い物してたら
      炎天下の駐車場放置と誤認されて
      通報を受けた警察官が窓ガラスを割って突入、
      というニュースを見た。

      • +9
    1. >>2
      これをベビーカーにのせて・・・
      人形だと指摘すると、手がつけられない状態になるのを想像してしまった

      • -6
  1. 人形は無表情なほうが感情移入できるというから、
    高齢者の人には赤ちゃんという属性も相まって相性がいいんだろうな

    • +3
  2. たしか「タカラトミー」からもシニア向け赤ちゃんドールが売られている
    幼い子供を気に掛けるという行為は親の生きる糧になったりするだろうからね(私の想像)
    疑似的であっても必要な人がいるんだろう

    • +19
  3. 我が子を失う悲しみは当事者しかわからないから、外野からは触れにくい問題ですよね
    このドールが立ち直る一助になるか、いつまでも悲劇を忘れられず過去に溺れるのか
    いっそ専門医による処方が必要ではないか、とも感じますね

    • +18
    1. >>7
      喪中症だとすると心療内科とかの領分だろうか?
      心療内科の患者さんは対応が千差万別だと聞くが、子供を亡くした人に対するメンタルケアは家庭背景まで含めると治療に当たる先生方の負担が凄い事になりそうだな

      • -2
    2. >>7
      専門家によるセラピーを受けても好転しなかった人たちの救いになってるんじゃないかと思う

      • +7
  4. いやいや成長しない人形で見た目だけソックリとか
    いつまでも悲しい記憶のフラッシュバックが終わらんし
    逆に症状が悪化するだけやんけ
    まだ犬とか猫飼ったほうがマシやぞ

    • -8
  5. 我が子を失くした辛い事実を
    人形という形で過去にしていくっていう感覚なのかな?

    • +4
  6. もうかなり前だけど死産経験者。正直オススメしない
    これで慰められる人の殆どが、心の傷が癒えたとき「お世話させてくれて有難う」と素直に手放せずズルズル依存する可能性大だと思う
    無いものにしがみ付くなって言うと反発されるの目に見えてるから絶対に口にしないけど、何時までも何時までもズルズルメソメソするのは絶対に良くない。まだ子供を望むなら余計に
    何も忘れろって言いたい訳じゃない。受け入れて立ち直る努力はした方が良い
    悲しみを癒す方法も人の考えも様々だから、この人形で立ち直れる人が居るなら活用したら良いと思うけど、立ち直ることを阻む結構危ない物だと思うなぁ

    • +23
  7. 知人が親切で贈ってくれるパターンもありそうだが、自分が持つなら動物のぬいぐるみの方がずっといい

    • +14
  8. ペットと比較しちゃいけないけど亡くなった愛犬愛猫そっくりのぬいぐるみや像を作る業者もいるくらいだし、ご本人がそれで慰められてるなら部外者がどうこう言える話じゃないよ

    • +23
    1. ※14
      以前かなりひどいペットロスだった時に本気で購入しようと
      思ったが、なんか想像以上に高かった上に「1年半待ち」とかあって
      断念したことがある。

      子供にしても動物にしても、「逃げ」なのか「回復への一歩」
      なのかで意味が変わってくるね。
      どっちにしても当事者じゃない立場では簡単に判断できないような
      気がする。

      • +9
  9. こんなことやって、いつまでも幻影を追いかけてしまうんじゃないか、とか色々考えるのは分かる。
    でも結局のところ、何に救いを求めるのかは当事者にしか決められない。
    部外者には理解できない痛みだろうから。

    • +15
  10. 一時的な癒しを与えてくれるだろうな
    その後にこの人形が紛い物であると認識する事が大事

    • +2
    1. ※19
      なら、どうすればいいの?
      死んだ子供なんて忘れろって、愛する我が子を失って悲しんでいる親御さんに説教するの?
      これが救いになるか逃避になるかなんて、第三者が無責任に決められることじゃないだろうに。

      • +9
  11. 同じ大きさ・重さを抱きしめられるだけで、お母さんの精神はかなり落ち着くんじゃないかな
    でも動かない喋らない人形だから、逆に「あの子はもういないんだ」って気持ちははっきりしていくと思う

    • +9
  12. 執着を生むから良くないと思うけどな
    どうなんだろう

    • -4
  13. これ立ち直った後処分できないよね
    ゴミに捨てられないでしょ絶対に

    • +8
    1. >>24
      たぶん手放す時には、お寺とかでこの人形の供養をするんじゃないかな

      • +6
  14. 赤子を亡くした猿などがいつまでも死骸を抱いている姿を想像してしまった
    子への愛は強固な生き物の本能だから、理屈で割り切れるものではないと思う
    人形だろうがぬいぐるみだろうがただの石だろうが、腕に抱き語りかけることで本能的に安心するものがあるのかもしれない
    その後、どのような経過をたどるのかは気になるが、死別の痛みは基本、時間とともに和らいでいくと思う
    もし仮に、いつまでも立ち直れず人形と生涯を共にする人がいても、自分には非難することができない。「すべての人は必ず悲しみから立ち直り前を向くべきだ」とは思わない

    • +7
  15. 時間による精神的な回復を遅らせてしまう気がしてしょうがない
    けどコレで癒されるかどうかも文化的背景に拠るかもな

    • +1
  16. 私ならこの人形を頼むと思う。

    このコメントを書いている今、横で生後5ヶ月の娘が寝ている。
    もし、万が一不幸なことが起こったら、わたしはこの人形を頼むと思う。
    柔らかくて、良い匂いで、静かに笑っているこの身体を燃やしてしまってもう抱っこできないなんて辛すぎる。

    • +8
  17. 一時的に癒やしを得て平常心を取り戻せるならいいけど
    人形は成長せずに経年劣化していくから
    お母さんの年齢はとっくに過ぎて
    お婆さんになっても
    ボロボロになった赤ちゃん人形を
    我が子だと思い込み続けて
    赤ちゃん用品店の店員さんに
    「この子に合う服を下さい」って言ったり
    眼科に連れて行って
    「この子の目にゴミが入って痛がるんです」とか
    周りからすればガチ目のホラーだよ…
    気の毒だとは思うけど…

    • -7
  18. 手の施しようが無いか、周囲の人の助けで回復出来そうな人にしか使わない方が良いのでは
    パートナーや家族との仲が微妙な人が中途半端に依存すると帰ってこれなくなりそう

    • +1
  19. いつまでも立ち直れなさそうに思うんだけど・・・

    • +1
  20. リアルな依代のために慰めが依存になってしまう人もいそうだね

    • 評価
  21. 昔はこういうセラピーの話を不気味に感じてた。今は子供と暮らすようになって、この人形が必要な人に「それ止めなよ」なんて口が裂けても言えなくなった。少なくとも喪う悲しみを体験したことない人が止めろなんて言うことではないと思う。

    • +10
  22. これはこれでずっと我が子が成長しないことに絶望を感じそう。

    • -4
  23. これ心の傷を癒やしてるんじゃなくて心の痛み止めを飲み続けてるだけなんだよね
    現実逃避なだけで何も解決してない
    死を受け止めて乗り越えなきゃ傷なんて塞がるわけないじゃん

    • -6
    1. >>36
      子供を失うレベルは乗り越えるのなかなか難しいかもね。
      以前テレビで内戦で息子を失った女性をインタビューしてて、結構ハキハキ受け答えしてたからスタッフが「どうやってお子さんの死を乗り越えたのですか?」と聞いたら「乗り越えられるわけないじゃないですか…!」と今にも泣きそうな顔に変わったのが印象的だった。
      痛みを抱えて生きていくしかないのかも。

      • +11
    2. ※36
      心の痛み止めとして機能するなら、意義があると思う。

      肉体の怪我にしても、治癒までは結局は日にち薬だけど、
      それまでの間「痛みで夜も眠れない」って人には鎮痛剤を出すし、
      「痛みが我慢できずに、患部のそばをガンガン押さえたり
      搔き毟ったりする」というような人には なおさら
      悪化を防止して“傷が塞がる”過程が正常に行われるよう
      痛み止めは必要な処置だろう。

      • +12
  24. 買ったら処分に困りそう。
    人形だから老人ホームとかにいいかもしれないね。

    • -1
  25. 鉄腕アトムって天馬博士の死んだ息子に似せて作られて成長しないからって捨てられたんだよね……

    • 評価
  26. 「人形を本物の赤子だと思い込み続ける病んだ母親」みたいなテンプレ想像で批判する人多いなあ…
    我が子を失うなんて耐えがたい苦痛で何見ても考えても更に落ち込んでいくような状態だろうし、この人形はそういう人に愛情やお世話といったプラスの行動をとれるようにする物だと思うけど

    • +11
    1. ※44
      ほんとにそう ここのコメ欄ネガティヴすぎな人が多い
      ホラーものの創作物の影響なのかな
      やたらネガティヴな方向に妄想して不気味がるのは失礼だよね

      人形を抱いたり話しかけたりして癒され、落ち着くならいいんだよ
      仏壇や神徒壇に話しかける人もいるでしょう
      それと似たような役割だと思う
      故人を忘れることはないだろうけど
      悲しみやショックは時間が和らげてくれるよ

      • +7
  27. うーん・・文化の違い、考え方の違いなんだろうけどいつまでも受け入れることができなくて
    前進できなくなるような気がするなあ。むしろ立ち直ったときこの人形どうするんだろうか?
    物として捨てられるのか置いておくのか・・・

    • -2
  28. いずれまた別れなければならないなら2度は耐えがたい。
    私はここまで精巧じゃなくていいや。

    • +1
  29. 成長しない赤ちゃんに苛立つようになるのかな…

    • -1
  30. こけしみたいなものかな
    前にラブドールを連れて旅行に行く人の話見たことあるけど、現実に引き戻せば幸せだとかいうものでもない気がする
    すごく可愛がっていた第一子が亡くなってから第二子をもうけたけど、第二子のことを第一子としてしか見られないだとか、二人兄弟で第一子が亡くなって、第二子がいるにもかかわらず頭は死んだ第一子のことでいっぱいな親とかもいる
    統合失調症とか、もう現実に引き戻すよりある程度周りが受け入れて流しながら生きるしかないみたいだし
    認知症も進んだら戻すのは難しい

    • +2
  31. 欲しいな、と思ってた時期があるよ。

    子供を2人流産して、やっとの思いで娘を産んでしばらく経った頃に、
    私はこんな可愛い子を2人も殺してしまったのかと(私の身体が普通では妊娠継続が難しかったからだけど。)

    そう思うと抱いてあげたくてたまらなかったよ。
    どんなに可愛かっただろうって娘の生後半年の夜はほとんど泣いて過ごしてたよ。

    だからせめて名前をつけて、この手に抱いてあげたかったけど、でも…人形は私の子じゃないんだって
    購入の一歩手間で泣きながらやめたよ。

    今でも立ち直れてない。娘の顔を見て悲しくなる。どんな風だったんだろうって。
    人形を購入していたらこの気持ちがちゃんと消化できてたかはわからないけど、私は買うことを選ばなかった。
    でもそこで買うことを選んだ人をおかしいとは思わないし、そんな風に言わないであげて欲しい。

    • +7
  32. ちょっとこれは色んな意味でアカン気がする。

    • -5
  33. 死んだ婆さんがいた老人施設にも赤ちゃん人形が何体かあった。
    赤ちゃん人形は年寄りの心を癒すんか?

    • +1
  34. 成長を見届けたいとかそういう叶わない願いはあっても、ベビーカーで散歩してみたかったとか、オムツ替えしてみたかった、一部は叶えてそれで安らぐ人もいるってことじゃないかな…。突然の別れよりゆっくりお別れする時間がある方が…。

    • +1

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