メインコンテンツにスキップ

俺が酔っ払ったのは店のせい。バーで喧嘩となり負傷した客、店を訴え裁判で勝訴。約6億円の損害賠償金請求

記事の本文にスキップ

54件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 訴訟大国アメリカでは仰天するような訴訟が行われることがあるが、このほどテキサス州の男性が、数年前に起こったレストランバーでの喧嘩で負傷した原因が店側にあるとして、民事訴訟を起こした。

 店を酩酊状態のまま出た男性は、駐車場で店の客だった別の男性と喧嘩になり怪我をしたのだが、訴訟内容が驚くべきものだったにもかかわらず、男性は550万ドル(約6億円)の損害賠償金を巡る裁判で勝訴したという。

酔っぱらったのは店のせい。男性が訴訟起こす

 今年5月17日、テキサス州に住むダニエル・ロウルズさんは、2019年5月に発生した出来事について、レストランバー「La Fogata Mexican Grills」相手に民事訴訟を起こした。

 その日、ロウルズさんはレストランバーでかなりのアルコールを飲んでおり、店の駐車場で客の1人だったロバート・ヘンリックソンさんと喧嘩になった。

 口論がエスカレートし、ロウルズさんは頭部外傷を負ったのだが、怪我の具合は深刻で後に身体的な衰弱を引き起こしたという。

 ロウルズさんは訴訟で、「自分が酔っぱらったのは店側の責任」とバーテンダーと経営者ルルド・ガリンドさんを非難し、損害賠償を請求した。

この画像を大きなサイズで見る
pixabay

550万ドルの損害賠償を巡る裁判で勝訴

 今回、弁護士を通じて行われた訴訟の内容は下記の通りだ。

・店側は、客に過剰な酒のサービスを提供し続け、別の酩酊した客と一緒に去らせることを許可した。

・駐車場での負傷後、店側は救急車を呼ばなかった。

・バーテンダーが過剰な酒のサービスをしたのは、店の経営者が適切な訓練をバーテンダーに行っていなかったことが原因。

・駐車場は、客が酔っぱらった際に躓いたり転んだりする危険をもたらす可能性のあるものを排除し、安全であることを保証すべきだった。

 自分に怪我をさせたヘンリックソンさん本人ではなく、彼と喧嘩となった原因を作った店側に責任があるとして、ロウルズさんは店相手に訴訟を起こしたのだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Alexander Popov/Unsplash

 経営者のルルドさんは、この訴訟には応じず裁判の審理には全て欠席を貫いた。

 そして7月27日、裁判所はロウルズさんの5件の請求に対して、合計550万ドル(約6億円)の損害賠償金請求を認めた。

 今回、アンドリューズ郡地方裁判所はロウルズさんに有利な判決を下したが、彼の主張が真実か否かについては審議されていない。

 したがって、店側が再審を必要とする場合は30日以内に控訴通知を提出する必要があるという。

 ちなみに同郡刑務所の記録によると、ロウルズさんは2019年2月と2020年5月に、公衆酩酊の罪で2回の逮捕歴があるということだ。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 54件

コメントを書く

  1. こいつの理屈がわかる奴は世界中でもアンドリューズ郡地方裁判所
    以外わからんと思うよ

    • +28
    1. ※1
      いや、明白だろ。

      >経営者のルルドさんは、この訴訟には応じず裁判の審理には全て欠席を貫いた。
      >そして~裁判所は~損害賠償金請求を認めた。
      >今回、アンドリューズ郡地方裁判所はロウルズさんに有利な判決を下したが、彼の主張が真実か否かについては審議されていない。

      要は、被告側が出廷命令に応じず欠席裁判だったから、
      原告側の言い分が一方的に通った判決になっただけの話。

      日本でも、振り込め詐欺系ので「郵便が届いても無視すべし」
      という対策が警察等で呼びかけられていたのを逆手に取って
      「本当に裁判所へ少額訴訟を起こす」という手法が生み出され、
      放置していたらいつの間にか差し押さえの判決が出ていた
      というパターンがあった。

      • +30
      1. ※18
        勉強になりました ありがとう 怖すぎる

        • +4
      2. >>18
        そんな基準で判決なら人間要らんわと言うようなのを平気でやるからな…

        • +2
        1. ※31
          実際、裁判所の理念というか役割を考えると、AIが全ての主張を理論的にかみ砕くことが出来るならその方がいいとは思う。
          『今の発言は考慮に入れないでください』っても人間には無理だしね

          • 評価
  2. これ系は日本で言う二審で覆って終わるパターンが多いけどね

    • +28
  3. 悪酔いさせたのは店だから客側が勝訴、って単純な話ではないね。
    けどこの判決は、
    「酒を提供する業者は、客の酔い方や酔った上で起こした行動に対して一定の責任を負う」
    という判断にも見える。
    個人的には酔うのは自己責任だと思うから賛成できないけど。

    • +3
    1. >>3
      違うぞ。欠席したから敗訴しただけだ。主張内容の審理はしてないぞ。

      • +18
    2. ※3
      ちゃんと読もうな
      単に、店側が一度も裁判に出席しなかったから、欠席裁判って事で原告側の意見がそのまま通っただけの話
      裁判官が訴えた奴に呆れていようが、欠席裁判ならこうなる

      • +1
  4. 酔っぱらいだけで放り出したり店の施設内にあたる駐車場での争いをほっといたり一応バー側にも瑕疵はあるのね
    そういう結果になる事を予想するのは簡単なわけだし、提供側にも責任があると判断されるのは妥当だと思う。金額が正当かはさておき

    • -13
    1. ※4
      別に、そういう意図でこの判決が出た訳じゃないぞ
      単に、店側が裁判所の呼び出しを全部すっぽかしたから、被告側の欠席裁判って事で、訴えた奴の意見がそのまま通っただけだ

      • 評価
  5. 「飲みすぎたのーわー、お店のせいよー」(お客とお店のデスゲームw)

    • +17
  6. この人、悪酔いしないように酒を出すのをやめたら客の注文を拒否したと訴えそう

    • +34
  7. 訴えられた側が審理に出席せず無視すれば日本でも負けるんじゃないの
    額はともかく

    • +37
  8. 賠償金全額そのバーで飲み食いしたら面白いのに

    • +3
  9. これぞアメリカンドリーム。
    店は控訴をしないで欲しい。

    • -11
  10. 流石訴訟大国アメリカwこんな無茶苦茶な理由でも勝訴するのか。酔っ払った責任を店のせいにするなんざ、地方裁判所の連中は脳味噌スカスカの阿呆ばっかりやん。

    • -6
    1. ※13
      既に書き込んでる人がいるが、裁判所の呼び出しに一度も店側が応じなかったから、訴えた側の意見がそのまんま通っただけ
      欠席裁判の場合は「反論あるなら来て、言ってね」と裁判所が言ってるのを無視してる訳だから、「反論ないなら、相手の意見を認めるって事で通すからね」ってのが裁判の基本
      別に不思議でも何でもない、当り前の事

      • +1
  11. 店は裁判所訴えて勝って10億くらい手に入れてくれ

    • +7
  12. さすがインフィニティのなりそこないたちだ

    • +1
  13. なんで店の方は欠席しまくったんだろう。
    そんな事したら勝てる裁判も勝てなくなるというのに。

    • +9
    1. >>23
      弁護士のアドバイスなのかね
      どうせ何度か争う事になるなら
      日本で言う地裁は完全無視して時間と予算を節約したとか…?

      • +3
    2. ※23
      ・同情と注目が集まり店の宣伝になる
      ・二審で確実に覆せる
      ・普通に相手にしてられない

      • +5
    3. ※23
      たちのわるいジョークだとでもおもったんじゃない?
      あるいは詐欺の一種だと思い込んで相手にしなかったとか

      つか、店側も営業妨害とか名誉毀損で訴え返すことも出来そう

      • +5
  14. 経営側が上告して勝訴するのはわかりきっているが上訴費用がかかるんならお気の毒としか言いようがない

    • +1
  15. へー、裁判に欠席すればこんな話題になる判決を出してもらえるんだ

    店と客で組めば宣伝のためのいい話題作りになるね

    • -9
  16. 昔の日本で犯罪者の顔面に刺青いれたけど、酩酊逮捕が2回もあるならわかりやすいとこにマーク付けておいて店側が合法的に入店拒否できるようにしてほしい。
    これで話題になって名を売りたい弁護士さんが店側についてくれたりしないかな。

    • +1
  17. あなたは飲み過ぎだって店側が酒の提供を拒否しても暴れて、今度は店が差別したせいだっていって訴えるんでしょ。

    • +2
  18. あの時は酔っていたから、飲んでたから覚えていない、挙句に注文はしたが提供した店が悪いとか、全部酒のせいにする位なら自己責任以外での飲酒は全面的に禁止したらいい。

    • +1
  19. 嗤ってるけど日本の未成年者や運転手に酒を提供したら店が罰せられるのと根本は大差ないような

    • -2
  20. 酒とかいう薬物が誰でも大量に飲める時点で問題が起きないはずない

    • 評価
  21. “ロウルズさんは2019年2月と2020年5月に、公衆酩酊の罪で2回の逮捕歴がある”
    そして今回の件は2019年5月に発生した話の民事。
    まぁおいおいなんだわな。

    • 評価
  22. 元記事に訴えた人の写真があった。
    絶対に友達にはしたくない風貌でした。

    • 評価
  23. 弁護士の報酬に賠償金の何割とかあるから、弁護士が全力で戦うからな。
    大きい事件や犯罪ほど、自分から関わりたいと望む意識(報酬と名声)の国の人達だから。

    • 評価
  24. 地方裁判所が馬鹿げた判決を出した、というよりは店側が無視して、全ての審理に欠席したのが原因だな
    被告側が一度も出廷しなけりゃ、そりゃ訴えた側の主張通りになるさ

    • +2
  25. 裁判所はあくまで原告と被告のどちらの主張が正しいかを決定するだけだから、原告しかいなけりゃ『原告の主張が全て正しい』と判断するしかないんだよな。
    ぶっちゃけまあ店側も、控訴すりゃ勝てるの間違いないだろうから折角なので一度敗訴してついでに広告するかぐらいに思っているんじゃないか。名誉毀損で逆に訴えれば取り返せそうだし

    • +1
  26. アメリカってのは何よりも自由を大事にする国なんだから、
    飲むか飲まないかは本人の自由意思に基づくものであるべきだし、
    誰と一緒に帰ろうが、それも本人の自由意思による行為であるわけですよね。
    覚醒しているか泥酔しているかで、本人の権利も義務も変化はしないのだから、
    自分でまき起こしたトラブルを他社のせいにして金銭を巻き上げようとするのはおかしいですよね。
    まぁ店側も裁判に出廷すべきではあったと思うけど、
    ”訴訟大国”といっても数は多いけど、
    その中身はあまりにも稚拙で愚かしい判決も多いのだなぁ、と思いました。

    • 評価
  27. どこの国でも地裁ってめちゃ適当なのかな

    • 評価
  28. 何と言うか、今回の感想を見てると、ちゃんと文章を読んでない人がどれだけ多いかよく分かる
    全文読まずに、反応しちゃう人か、もしくは裁判の基本的な事を知らずに書き込む人がこれだけいるんだね

    • +1
  29. 駐車場の敷地が全部ビーズクッションだったらこの訴訟も起きなかったんだろうなぁ…なお車

    • 評価
  30. アメリカの弁護士どもはとにかく高額訴訟をさせて法外な金額支払いを判決で出させたらそこから何割と分捕って自分の儲けにするっていうハゲタカ真っ青な事ばっかりしてる。
    普通なら愚痴たれて終わるような些細なトラブルにも首突っ込んで「私に任せてくれたら億万長者になれますよ」って唆して裁判起こさせるんだよ。
    マクドナルドでコーヒーでやけどして何億とかもそう。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

人類

人類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。