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カップの隙間、トレーナーの胸元の三角、日用品がそうなっているのにはちゃんと理由があった

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(著) (編集)

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 情報化社会といわれる現代、ネットは目からウロコの発明など今までにないアイデアであふれているが、私たちの身近なものにもいろんな工夫が凝らされている。

 中には外側からじゃわからなかったり、浸透しすぎて気づかれないもの、当初の目的を果たせなくなったものもあったりするが、ちゃんとした理由や目的を知っておいても損はない。そんな工夫が海外サイトで話題になっている。

 ささいなものからすごいものまでいわれてみるとそうかと思う日用品の工夫をみてみよう。

身近すぎて気づかない?日用品の工夫あれこれ

1. スウェットシャツのV字部分

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 襟ぐりに三角形の別布があるデザイン。当初このV字部分は主に2つの役目があった。

 1つは型崩れ防止で、脱ぎ着するたびに延びていく襟ぐり部分の形を保つため。もう1つは汗止め。運動など体を動かした時に首周りに集まりがちな汗を吸収する役目だ。

 現在は技術向上やコストカットなどによりあまり見られなくなったが、レトロな雰囲気を出すため飾りでついてるものもある。

2. コートの肩のストラップ

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 日本ではショルダーループとも呼ばれる付属品。中にはボタンやスナップで留め外しできるものもあり、これ何に使うんだ?と思った人も多いはず。

 留めると輪になるショルダーループは現代の服飾業界ではトレンチコートやサファリジャケットなどの飾りになってるが、本来は背嚢やバッグが肩から落ちたり奪われないよう固定する役目があった。

3. ジャケットの右側にあるミニポケット

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 おまけのようについてる小さなポケットは元々はコイン用で、イギリスで馬に乗る人が通行料を素早く払うためのものだった。

 さらに時代が進むと、いちいちボタンをはずしてジャケットを開けずに済むという利点から通勤列車の切符入れに使われたが、現在は装飾の一部になっている。

4. 電子レンジのメッシュドア

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 電磁波で食品調理に革命をもたらした電子レンジは現代の必需品だが、そのドアの内側のメッシュスクリーンにもちゃんと役目がある。

 このメッシュスクリーンは電磁波のエネルギーを反射して通過を防ぐと同時に、加熱中の食品の状態を視認するためにあるのだ。

5. カップの底にある欠けみたいなくぼみ

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 何かの拍子で欠けたわけではない。そこにはちゃんとした目的がある。

 このデザインを採用しているIKEAによると、実はこれ洗った後に溜まりがちな水を流すためにつけられた溝で、この小さな溝によりで逆さにふせたカップの水がちゃんと流れ出る。

6. カップラーメンの下の隙間

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 おなじみのカップラーメンの中身ははなんとお湯が注がれるまで宙吊りになっている。これは実によく考えられてる構造で、輸送中の振動などで麺が壊れるのを防いでいる。

 日清食品創業者の安藤百福が開発した宙吊り構造により、カップが落とされたりしても中の麺は無傷を保つ。またこうすることでお湯の循環も良くなる。

7. 実は包装用じゃなかった気泡緩衝材

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 包装に欠かせない気泡緩衝材は1957年にアメリカで誕生した。しかし当初の用途はなんと壁紙。変わった質感を持つ壁紙を作ろうとしていた技術者が開発したものだった。

 だがそれが壁紙に向かないことに気づいた彼らは、大量に残った自社製品を温室の断熱材に使用してみた。ところが断熱材としてもいまいちだったため、包装材として売り出すことにした。

 以降、この製品の売り上げはどんどん伸び、1971年に年商500万ドル(約5億5千万円)だった売り上げが2000年度には30億ドル(約331億円)にもなっている。

8. ノートの余白

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 実は初期のノートに余白はなく、昔の作家は隅々まで書き込んでいた。ところが当時はノートの端をネズミがむしゃむしゃ食べてしまうことがたびたび起き、貴重な情報を守る工夫が必要になった。

 そこでたとえネズミのおやつにされてもいいようにあらかじめ余白を設けるアイデアが生まれた。ネズミの心配がない現代には不要なはずの余白だが、メモ書きや注釈などに便利なスペースとして定着した。

9. もともとは掃除用だったカラフルねんど

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 話は1920年代にさかのぼる。当時の人々は石炭を使う暖房器具を使っていたため、壁紙の煤汚れを落とす便利なものを求めていた。

 そこで開発されたのが、現在カラフルな小麦粘土として知られるプレイドー(Play-Doh)だ。しかも当初は白色のみで販売され、もっぱら壁紙の汚れの上を転がっていたという。

 その後、掃除用品の発達などにより売れなくなったプレイドーはターゲットを変更。子ども向けにリニューアルした商品が1949年に販売されるようになったのだ。

References:brightsideなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 39件

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  1. →5. カップの底にある欠けみたいなくぼみ
    食器洗い機を使うと、伏せたカップの底に水が残るからその解決にはなると思った。けれども、見栄え的にはあまり美しくないと思う。

    • 評価
  2. 失敗作を不屈の闘志で大ヒット商品にまで高めた事例に感銘を受けた。
    埋もれ消えていく商品も多い中、売り手の熱意や工夫の大切さが良く分かるね。

    • +18
    1. >>5
      これは軍服由来で、戦場でぶっ倒れた味方を引っ張る為にあると聞いた事ある
      けどボタンだと強度足りんよな

      それはともかく記事全般面白かったです!

      • 評価
    2. >>5
      合ってるよ。
      それ以外に負傷した味方を咄嗟にひっ張る為の機能もあるってだけ

      • +4
      1. >>18
        そんな兵士の画像見たことねぇ
        第一次だって第二次大戦だってそこに留めて使用してる写真の一つねぇ
        そのように使用したという確たる証拠がない

        様式にうるさいミリオタが装備時だれもそこに通してないし

        • -11
        1. >>29
          何を見たかなんて知らないよ
          使い道は実際そうなんだから

          • +3
  3. 2のと似たようなものがレーシングスーツにもあって、救出時に掴むための取っ手になってる。実際にジャケットでもそう使われたりして

    • +3
    1. Shoulder loopで検索すると普通に階級章取り付け用と出てくるわな。旧軍だと襟章だったけど。

      https://www.merriam-webster.com/dictionary/shoulder%20loop

      >>6 首の後で服にめり込んでるループを引っ張ると、伸びた先が腰に止められていて一気に燃える車から引き出せる
      (首を直接引っ張ると窒息する)奴じゃなくてか? 車が燃えるのが大前提な戦車兵の服は概ねそうなってるが。

      • 評価
  4. コートの肩のストラップは軍服で使われた
    肩章の名残だと思った

    • +5
    1. ※7
      そして現在、本来の機能に回帰して
      冷蔵庫や窓の断熱用に使われている。

      • +3
        1. >>13
          コメント欄じゃなくて記事本文の方の番号でしょ

          • +2
        2. ※13
          自分も時々やっちゃうけど、ここのコメント欄の仕様上、
          記事本文の引用に対して冒頭に「>」記号を付けると
          「>」に続く文字が数字だった場合、
          「※数字」のコメント返しに自動変換されちゃうんだよね…。

          • +3
    2. ※7
      塹壕内で倒れた仲間を引っぱり起こすために便利、
      ってのも聞いたことがある。

      • 評価
  5. カップの底の穴は、温まった底の空気でカップが動くのを防ぐ為かと思った

    ノートの余白と梱包材はへぇー

    • +13
    1. ※9
      同じく。このカケがないとポルターガイスト味噌汁と同じ現象が起こるよね。

      • +1
    2. >>9
      熱い味噌汁入れたお椀とか、すすーっと動くよな。

      • +1
  6. 食品の包装は企業が苦心して改良しても「中身をこっそり減らしてる。実質値上げだ」と言う人が絶対いる

    • +3
    1. ※10
      いろいろなものがそうだね
      たくさんの人が研究と経験を重ねた結果や苦心の末に決まった事を
      何も考えず表面だけ見てこき下ろす人が随分多い事よ

      • +1
    2. ※10
      食品に限らず現在のパッケージングの技術や工夫はすごいし面白い
      でもステルス値上げはまた別問題じゃないのかな

      • +8
    3. >>10
      ポテトチップスで騒いだ人は居たような?

      • 評価
  7. スウェットの話、ラグラン袖のやつがあるけど、元々傷痍兵のためのデザイン。
    トレンチコートは本来軍用、トレンチ=塹壕だから。
    機関銃が発達して塹壕戦になり、そこで雨など防ぐためトレンチコートができる。
    ループは他にもベレーを止める、塹壕から引き上げるなど多用途とか。
    装飾に見えるけど他にも色々機能がついてる。

    電子レンジのメッシュは電波の大きさに合わせてる。
    あのサイズより波が大きいのだ、だから小型の蟻は電子レンジにかけられても生存できる(可愛そうで試してないけど)。

    カップの欠けはお皿とくっ付かないためだと思ってたよ。
    濡れてると引っ付く、まあよく拭かないのが悪いんだけど。

    • +6
  8. カップラーメンの底の隙間は、その機能を期待して空けたが特に効果は無いらしい。
    丼型とかふつうに麺が入ってるし。

    • -4
    1. >>16
      縦長の容器で上下から均一に湯で戻す効果もある。
      で下は解れやすく麺の密度は荒く、上は具が沈まないように密になってるってカップヌードルミュージアムで聞いた。

      • +2
  9. トイレやお風呂の洗剤を詰め替えると
    ボトルの容量より多くてあふれかえるのは
    詰め替え用の工場に鶴瓶が見学に来たから。

    • 評価
  10. ジーパンの前右ポケット内のミニポケットも小銭入れなのかな?

    • +2
    1. ※19
      あれは時計だそうだ。
      懐中時計を入れるためで、ウォッチポケットという。

      ボーイ達は晩御飯までに家に帰るようにママに時計を与えられていたとかいないとか。

      • +6
  11. コートの肩のボタンはそういう意味だったのか。
    そのうえからカバンのひもをかけるというのを何日も続けていってボタンが取れてしまって、
    だらりと紐が垂れ下がって見栄えが悪いと思ったことがある。

    • 評価
  12. ノートの余白はパラパラ漫画のためのスペースじゃないのか

    • +7
  13. ・・・の名残りって奴はつまり、今では何の意味もない。とも、言えるのでは。

    • -5
  14. へぇ。知らなかった。
    言う機会があったら言ってみようかな。

    • 評価
  15. ぷちぷちってプールのふたに使ってたってきいたんだが
    ちがうんか?

    • -1
  16. スウェットの首元のV型のパーツはガゼット(マチ/伸びしろ)で、首元が伸びやすかった時代の名残ですね。首の前後にある製品もあります。
    汗止めは俗説。止まらないし胸元からもかくし

    • 評価
  17. カップラーメンの底の空間は
    麺を均等に蒸らすためだと
    日清の当時の開発員が説明していたような記憶がある。
    アレで合っているんすか?。

    • 評価
    1. ※35
      下まで詰めてるとお湯が行き渡らないとかなんとか。

      • 評価
  18. トレーナーの胸元の三角ってゆーから、スポーツクラブの美人トレーナーの胸元のゆるみかと思ったよなんだよ

    • -2

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