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フィンランドの「掃除の女王」、無料で高齢者のお宅を綺麗にお掃除

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(著) (編集)

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image credit:aurikatariina/Instagram
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 こびりついた汚れや散らかった部屋の掃除を一度に済ませようとすることは、それなりの労力を必要とする。まして、掃除好きでなければつい面倒くさいと思ってしまうことだろう。

 フィンランドの「掃除の女王」という異名を持つオーリ・カトリーナさんは、去年からTikTokに無料で他人の家の掃除をしている動画をシェアしており、現在380万人ものフォロワーを抱える大人気の掃除人だ。

 このほど、カトリーナさんは自分たちで掃除ができなくなった老夫婦のお宅を訪問。整理整頓されてピカピカに磨き上げられた家の変わりように、老夫婦は感激の涙を流したという。『Mirror』などが伝えている。

自称「掃除の女王」が無料で他人の家を掃除

 フィンランドの第2の都市と言われるタンペレに住むオーリ・カトリーナさん(27歳)が、掃除の楽しさに目覚めたのは14歳の時だ。

 初めて掃除の仕事をしたカトリーナさんは、それ以来掃除をすることが大好きになり、趣味としてこれまでにも友人宅や身内の家をせっせと掃除してきたという。

 去年6月にTikTokアカウントを立ち上げ、掃除の動画をシェアし始めたところ、あっという間に注目を集めた。

 アメリカのテレビ番組でもその活躍が取り上げられたカトリーナさんは、新しい彼女ができた元カレの家までも、彼らの旅行中に無料で掃除をしてあげたと明かし、司会者らを驚かせた。

 つい最近には、年老いて掃除ができなくなっていた老夫婦の家を訪問し、驚くほど綺麗に掃除をしたことで、多くのユーザーらから称賛の声があがった。

@aurikatariina

This lovely was crying from happiness 🥺👵🏻🙏 I just LOVE to help people ❤️ #elderly #helping #homecleaning #takecare #satisfya #satisfyingvideo

♬ Home – Edith Whiskers
TikTokで開く

夢は世界中のお宅を綺麗にすること

 4月11日、カトリーナさんはTikTokに動画をシェアし、80を超えた老夫婦宅を無料で掃除したことを明かした。

 この老夫婦には、今まで掃除を手伝ってくれるような人がいなかったという。カトリーナさんは、トレードマークにしているキュートなピンクの手袋をはめて、冷蔵庫の中の古くなった食べ物を廃棄し、キッチン周りの頑固にこびりついた汚れを落とした。

 更には、部屋の隅々を綺麗に磨き上げ、散らかったものを整理整頓。動画には、そのビフォア・アフターの違いが明らかであり、カトリーナさんは「これまでで最も満足のいく掃除の日でした」と綴っている。

 老夫婦は、綺麗になった家を見て、感激のあまり涙を流したそうだ。

 この動画を見た多くのユーザーがカトリーナさんの無料の奉仕に胸を打たれ、TikTokではより一層「うちにも掃除に来て!」といった声が世界各地から寄せられたという。

インドやフィリピン、アメリカなど、あらゆる国から来られるなら是非来てほしい!という掃除依頼を受けて、とても光栄です。

今はまだ無理ですが、いつかそんな日が来ればいいなと思っています。私の夢は、世界中の家を掃除して回ること。私は、どんな汚れも恐れません。むしろ汚れが私を恐れています。

より汚れた家ほど、やり甲斐が出て掃除に燃えます(笑)

 このように話すカトリーナさんは、困った人を助けるのが昔から大好きだったそうだ。

 自称「掃除の女王」は「世界一綺麗好き」と自負しており、クリスマスの度に身内や友人に「掃除券」をプレゼントして喜ばれているという。

 現在、380万人のフォロワーを持ち、国内から掃除依頼がひっきりなしに舞い込んでいるというカトリーナさんのTikTokやインスタグラムアカウント『aurikatariina』では、掃除に精を出すカトリーナさんの様子や掃除の秘訣などが閲覧できる。

 掃除嫌いの人もいれば大好きな人もいる。日本にも「掃除の女王」もしくは「掃除の帝王」はきっといるはずだ。そしてきっといつか、私の家をきれいに掃除してくれることを夢見て、泣きながら猫が家じゅうに散乱させている砂を拾い集めていこう、そうしよう。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 19件

コメントを書く

  1. 彼女は大事なものを奪っていきました……タンス預金です。

    なんてことがなければいいけどね

    • -19
    1. ※1
      それが本当のタンスターフル!なんちゃって!

      • -4
  2. ほんっと邪推とか悪意って円滑な社会的やりとりを阻害するね

    • +9
    1. ※3
      逆に彼女にお掃除してもらって、注目集めるためにぬすまれたって炎上させる奴もいるかもしれないから。オフィストかにして、個人宅にはうかつにいかない方がいいかも。用心に越したことはないよ

      • +3
      1. >>8
        掃除してもらってそういう事する奴って、相当のクズ。

        • +2
  3. がけっぷちの探偵の元嫁さんと違って、慈愛に満ちた真の掃除の女神さまやな
    うちにも来てほしい…

    • +2
  4. これはwin-winかな。
    掃除する方も無料ではあるけどSNSで収益を得られるし、
    それに何かをきれいにするのって楽しいからなあ。
    ボランティアは奉仕とは言うけど、
    相互に利益がある方が続くからそういうのは大事。

    • +6
  5. どっちかというとAuri(アウリ)が普通に使ってる名前で、Katariina(カタリーナ)はミドルネームかなー、芸名かなー?苗字はKananen(カナネン)さんらしい。

    • 評価
  6. 良い趣味だ
    14歳からずっととか筋金入りやな

    • +4
  7. 女王様。この哀れでズボラな愚民の汚部屋にも、どうかお越しください。

    • +4
  8. >私は、どんな汚れも恐れません。むしろ汚れが私を恐れています。

    名言すぎない?

    • +6
  9. 住んでいる場所の綺麗さというのは、自が分自身の尊厳にかかわるから大事なんだよね。
    汚い家は人も呼べなくて、やっぱり恥を感じるし生活しにくいし、毎日マヒしてしまって自覚無くても、心の多大な負担になってる。
    豪邸か安アパートかなどは関係なく、とにかく生活環境が清潔で整頓されているかどうかで、本当に歩む人生が変わってくるという事と、掃除や整理整頓の大事さを、理論立てて小学校で教えて欲しい(親が汚部屋体質で、整理整頓の概念が大人になるまでよくわからなくて、人生前半無駄にした)。
    だから世界中のスラムとかは、まずは掃除して清潔にするといいといつも思ってる。
    私も汚部屋人生から、こんまりさんなど、色々なアドバイザーが情報発信してくれたおかげで整理整頓に目覚め、人生が好転しました。整理収納アドバイザーの資格もとるほどに、掃除が好きになりました。

    • +7
  10. そうだよなあお掃除が楽しいって思えれば自然ときれい好きになるよなあ
    そして好きなことで暮らしていけるほど幸せなことはないよなあ

    • +3
  11. マジな清掃って結構難しいんだよなぁ
    材質によって洗剤とか用具とか変えないといけないから凄く大変
    下手したら塗装が落ちてボロボロになったり変色したりする

    • +3
  12. 掃除の話から横にそれるし北欧の国の区別がついていなくてちょっと恐縮だけれど、サムネイルの三つ編みを見て、長靴下のピッピとかロッタちゃんとかを思い出した。

    それはそうと、思い出したくないことを思い出させるものをそのままほったらかしにしているせいで、整理できないものがたくさんある。かさぶたはきれいじゃないけど、かさぶたをはがすのは痛いんだよ…。

    • 評価
  13. 高齢者たちとか、金持ってるようなら有償でクリーニング頼んだ方がよくないか? 彼女が正規の仕事を奪ってはいないか? 知り合いや貧困層の人々のためにしてあげてるのかな?

    彼女のおかげでクリーニングの大切さが周知されて、有償の会社に依頼しようって気持ちになってくれる人が多くいたらいいけど

    • 評価

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