メインコンテンツにスキップ

ルーブル美術館が全所蔵作品をオンライン無料公開に

記事の本文にスキップ

14件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre
Advertisement

 新型コロナの影響で各国のさまざまな施設や店の閉鎖や休業が相次ぐ中、フランスのパリで休館中のルーブル美術館がすべての所蔵品のオンライン無料公開を発表した。

 今月26日に発表されたデータベースには絵画や彫刻、工芸など含むおよそ48万点ものコレクションが収められており、一般公開作品だけでなく他の美術館や施設で保管中の作品まで楽しめる。

 パリは現在コロナ第3波を受けてのロックダウン中だが、世界で最も来館者が多いとされる人気の美術館のコレクションを自宅で手軽に、しかも無料で堪能できてしまう粋なはからいに、芸術を愛するたくさんの人々が歓喜している。

その数48万点以上!あのルーブル美術館が収蔵品を無料で公開

 今月26日フランス・パリのルーブル美術館が、収蔵中の全作品の画像やデータを無料で公開する新たなウェブサイトLouvre site des collections(言語は英・仏のみ)を発表した。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 サイト内では現在48万点以上もの作品が公開されており、館外の収蔵施設や付属のドラクロワ美術館などの他の美術館の収蔵品を含む全作品が楽しめる。

大量の作品をカテゴリー別や検索で鑑賞。ダウンロードも可能

 大量の作品群をデジタル化した美術館は、イスラム美術やルネッサンスの彫刻、エジプトの古美術品や絵画など、世界中の芸術家が手がけたありとあらゆる作品を分類して紹介している。

 そのカテゴリーは絵画、彫刻、家具、テキスタイル、宝飾品や装飾品、書物と銘刻、オブジェクトの8つ。見たいものが決まっている人はここから各コレクションにアクセスできる。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 またその画面下にはルーブル美術館がテーマごとに編集したアルバムもあり、特に貴重なコレクションや肖像画を眺めることもできる。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 作品の一覧では画面の左でさまざまな絞り込み、右上で作者の名前順や年代別などのソートができ、芸術をより深く学びたい人にも役立つ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 ついでに上の検索窓でレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」をフランス語の「La Joconde」で発見!

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 そのページには1503~1518年という製作年のほか、ルーブル美術館に所蔵中など詳細なデータが添えられていた。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 画像クリックで作品全体表示、下のサムネイル画面もクリックで見れる。さらに右下のダウンロードマーク(赤丸)からダウンロードも可能。

 選択中の画像のみ(上)、または登録されてる全ての画像(下)のいずれかのボタンを選択し、規約の同意を意味する「I accept the Terms and conditions」にチェックを入れ「CONFIRM」をクリックするとダウンロードが行われる。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 もちろん他にもさまざまな作品が堪能できる。

イアサント・リゴー作「ルイ14世の肖像」(Louis XIV)

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

ミロのヴィーナス (Venus de Milo)

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

紀元前604~562年頃に制作されたライオンを模したレンガ装飾(panneau de briques)。古代都市バビロンで建築に用いられたと考えられている

この画像を大きなサイズで見る
image credit:louvre

 ピンポイントで検索もいいけれど、有名無名にかかわらず膨大なコレクションを眺めていくのも面白そう。実際の美術館を巡るように見ていけば、新たなお気に入りが見つかるかも。

あらゆる人が無料でアクセス。鑑賞意欲を刺激するサイト

 今回の粋なはからいについてルーブル美術館の館長ジャン=リュック・マルティネズ氏は以下のように語っている。

現在ルーブル美術館では、長らく誰の目にも触れていない宝物の掃除をしているぐらいです。あらゆる人がPCやスマートフォンでこれだけの収蔵品全てに無料でアクセスできるのは初めてのことです。

もはや初展示や貸し出し中、保管中など、作品の状況にとらわれることもありません。当館の見事な文化遺産はクリックするだけで見られるのです。このデジタルコンテンツが鑑賞意欲を刺激し、ルーブル美術館を訪れる人が増えることになるでしょう

 今までアートに興味があった人も無かった人も、日本にいながらにしてたくさんのコレクションを鑑賞できるLouvre site des collectionsでいろんな芸術に触れてみてはいかがだろうか。

References:designboomなど /written by D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 14件

コメントを書く

  1. こういう取り組みはいいな

    …..でも見ているとまた行きたくなるんだよなあ

    • +10
  2. 20作品で1ページなのに24135ページとかヤバすぎ

    • +9
  3. とても良い取り組みだし、非の打ち所がないけれど、やっぱり美術品とかは実際に近くで見てこそ本当に感じ方変わるからなあ…、

    • +7
  4. N○Kの「ルーブル美術館」を毎回ワクワクしながら見ていた。
    写真集も大事に持ってる。本当に嬉しい。

    • +4
  5. ルーベンスの絵を見ることができただけで
    満足して愛犬と一緒に天国に旅立った少年も
    いたのに。良い時代になったな。

    • +5
  6. ルーブルでタダの日があって、その日に当たったことがある。

    • 評価
  7. パリの現状を見るに今後もフランスに行きたいとは思わないだろうから、これはありがたい。

    • +4
  8. 誰もが芸術に触れやすい環境を作ろうという意識の高さは、フランスのすごくいいところだと思うんだよね。

    人はパンのみによって生きるにあらず。

    • +4
  9. 初めてのルーブルは
    なんてことはなかったわ

    • +1
  10. 大英帝国博物館もそうだけど、こういう美術品も略奪品が展示してあるんだろうな
    表向きは、正当に取得してる事になってるんだろうけど

    • 評価
    1. ※13
      でも略奪しとかないとボロボロの散り散りの価値なしになってたんじゃない?

      • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。