この画像を大きなサイズで見る南極で紛失した財布が、53年の年月を経てアメリカに住む91歳の男性のもとへ戻るという奇跡が起こった。
当時、米海軍の気象学者だったポール・グリシャムさんは、1年間だけ南極にある基地に派遣されていた時になくした財布だった。
グリシャムさんは、自分が財布をなくしたことなどすっかり忘れていたが、見ず知らずの親切な人から財布を郵送すると連絡があり驚いたという。『The Guardian』などが伝えている。
53年前に南極で財布を紛失した元米海軍男性
現在、カリフォルニア州サンディエゴに住むポール・グリシャムさん(91歳)は、53年前に南極で紛失した財布を再び手にする奇跡に遭遇した。
アリゾナ州ダグラスで育ったグリシャムさんは、1948年に海軍に入隊。その後、気象技術者となり天気予報士として海軍で活躍していた。
1967年、結婚して2人の子供を持つグリシャムさんは、民間の科学者を支援したプログラム『Operation Deep Freeze』の一環として、南極ロス島ハットポイント半島南端部に位置する米南極観測基地「マクマード基地」に1年間派遣され、気象学者として勤務していた。どうやらその時に財布を紛失したようだ。
その後カリフォルニア州へと戻ったグリシャムさんは、半世紀以上前に南極で失くした財布のことなどすっかり忘れてしまった。
ところが、その財布が今年になって、グリシャムさんのもとへ戻って来たのだ。
2014年の解体作業で2つの財布が発見される
グリシャムさんの財布が発見されたのは、2014年のことだ。
当時、南極で観測研究を行っていた組織団体で働いていたニューハンプシャー州のスティーブン・デカートさんは、マクマード基地にある建物の解体中に、ロッカーの奥にあった2つの財布を発見した。
このことを伝えられたデカートさんの娘サラ・リンドバーグさんは、退役軍人のための非営利団体『Indiana Spirit of ’45』のブルース・マッキーさんという人物に連絡を取った。
その後、マッキーさんは海軍気象サービス協会のゲイリー・コックスさんに連絡。そしてコックスさんから組織のメンバーだったグリシャムさんへと連絡が行った。ここまでの間、メールやFacebookを使ってのやり取りに約7年の年月がかかった。
1977年に海軍を引退したグリシャムさんは、今年になって53年ぶりに手元へと戻って来た財布を見てただただ驚き、ここまで尽力してくれた全ての人に、深い感謝の気持ちを露わにした。
財布の中には、海軍ID、運転免許証、源泉徴収明細書、妻への送金領収書、自家製カルーアのレシピやロシアのビール配給カードなどがそのまま残されてあった。
後のメディア取材で、グリシャムさんは広大な南極という遠隔地での唯一の楽しみが仕事帰りにマティーニを飲むことだったこと、週に一度短波ラジオ事業者を介した音声リレーで妻のウィルマさんに連絡を取っていたことなどを語った。
なお、もう1つの財布の所有者について、Indiana Spirit of ’45は1月28日にFacebookを更新した。
グリシャムさん同様、南極で財布を紛失していたもう1人の海軍メンバー、ポール・ハワードさんは、残念ながら2016年に他界していたが、財布はハワードさんの遺族に返還されたという。
written by Scarlet / edited by parumo
















なみだがとまらない
グレシャムさんじゃないか! 大きな赤ちゃん!!
けっきょく南極大冒険
>>3
このゲーム、いろいろな機種に移植されまくってたな
すごいことにJavaアプリにもなっているので、最新のスマホでもゲームができる
※3
懐かしい響きだ。初代ファミコンで見た気がする。
ロシアのビール配給カード→ソビエト連邦のビール配給カード
にした方が時代がわかりやすいだろうな
配給なのも社会主義国家だからだし
ちな、割と最近までロシアではビールは清涼飲料水扱いだったそうな
グリシャムの法則:南極のロッカーに在る財布は、距離と時間を乗り越え還る
このタイムカプセルが馳せ参じる
50年前の恋心が芽生えた時のふたりに。
「六次の隔たり」が発揮されたのか(σ゚∀゚)σ
リレーに関わった人達GJ!
盗難にあったとか一瞬思っちゃっただろうな
最も部外者が簡単には入って来れない場所だから、紛失したと考えてると思う
そもそも何で財布持って行ったのか?
コンビニとか無いのに必要なかろう?
>>9
海軍基地なのでPXがある
>>海軍ID、運転免許証
結構重要な個人情報だから再発行もめんどくさかっただろうな
財布の中にソビエト連邦のビール配給券があったと言う事はソビエト連邦軍側とも交流があったと言うことだし、南極大陸の基地ということもあり、再発行に際して事情聴取とかあっただろうな
うーむ、これは半世紀後に建物が解体される事になって
見付かった訳だから、もし建物が解体される事にならなければ、
更に数百年&数千年後に見付かった…なんて可能性も有ったか?
現在の考古学的な発見の多くも、こういう偶然から起こるのだろうな