メインコンテンツにスキップ

お前らもう働けと言われて、ついにロボットが社会デビュー。肉体労働をこなす人型二足歩行ロボット(アメリカ)

記事の本文にスキップ

29件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 さまざまな研究機関からいろいろなロボットが披露されているが、ほとんどはあくまで研究が目的で、実用性はあまりないものばかりだ。

 だがこのほど、米オレゴン州立大学の研究者が設立した「Agility Robotics(アジリティ・ロボティクス)」から、二足歩行の人型ロボットの販売を開始するとアナウンスがあった。

 下半身だけでセクシーなダンスを披露したり(関連記事)と、遊び呆けてばかりではダメということだろうか?

 同社のサイトでは、ロボットは今こそ研究室から現実世界に飛び出して、世の中に貢献するのだと謳われている。

Agility Robotics: The Next Steps

自律歩行で積荷作業

 人型ロボットの名は「Digit(ディジット)」という。頭部や手がなく、膝の曲がる向きが逆であるなど、細部を見れば人体とは形が異なるものの、両手をふりながら二足歩行する姿は人間そのもの。

 十分なパワーと耐久性と認識能力を備えており、ケーブルなどに接続されていなくても、棚から箱を持ち運んで、それをトラックに積んだりといった作業を自律してこなすことができる。

この画像を大きなサイズで見る

 開発チームは、現在の状況は、生身の労働者をロボットに置き換えるには最高のタイミングだと語っている。

 もちろんコロナ禍によって世の中が一変してしまったという事情もあるのだが、じつのところそれ以前から世界中で人手不足だったのだという。

 ディジットは最初から実験室の外で作業することを念頭に設計されており、それぞれの使用環境に合わせていちいち調整するなどという手間はいらないらしい。

この画像を大きなサイズで見る

就職口が約束されている期待のロボット

 こうした技術を持つアジリティ社への期待は大きく、最近では投資家からおよそ20億円ほどの資金を調達することに成功。

 さらに昨年は大手自動車メーカー、フォードとの契約締結も発表されている。フォードは自動運転車とタッグを組ませて、ディジットに駐車場の車から玄関先までのデリバリーを担当させるつもりであるそうだ。ピザを頼んだら、ロボットがやってきたという現実はもう間もなくかもしれない。

 なお値段は25万ドル(約2600万円)。お家や高級車が買えてしまう値段だが、将来的にはもっとお手頃価格になるのかもしれない。

References:techxplore/ written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 29件

コメントを書く

  1. コロナでAIとロボットの普及は大きく進みそうだねぇ。
    コロナ禍が去った時、どういう社会が広がっているのだろうか?

    • +6
  2. ロボットのほうが立場が上になれば、人間が自分たちの価値だと思っているものを誇示したところでマイノリティーの遠吠えでしかなくなるんだろうな

    • -8
    1. >>2
      論理的なロボが上に立ったならマイノリティ、マジョリティなんて、正誤じゃなく多数決で物事を判断する様なことは終わると思う

      • 評価
  3. いずれこういうロボットがさらに進化して値段が100分の1になって一般家庭で家事手伝いをする時代が来るんだろうな

    • +8
  4. ロボット工学に4番目の原則
    「人間の底辺労働者の仕事を奪ってはならない」
    を付け加える時が来たようだ

    • -4
  5. 逆関節は旋回性能とジャンプ力に優れるが積載量で劣る(AC脳)

    • +3
    1. ※5
      四脚は部屋で邪魔、ホバーはうるさい、
      と一長一短なので屋内ではコレで良いのでは。

      • 評価
    2. ※5
      ジャンプというとボストンダイナミクスのアトラスが人クサいですね。
      歩行動作はこのアトラスの前のペットマンがのしのし歩いていてその技術力に驚愕しました。
      今回のはもうちょっと前の世代っぽい感じ。ビッグドッグくらい? 1/2 ビッグドッグって感じ。
      でも、いろいろ出てきて競争になると改善も進むんじゃないかな

      • 評価
  6. これはいよいよ人間の仕事がなくなるのでは…と思ったら2600万円か
    いやでも近い将来、ほんとに肉体労働や単純作業的な仕事はなくなるのかな

    • +6
  7. これまでは「高価なロボットより安価な外国人労働者使えばいいじゃない」がまかり通ってたけど、コロナでその前提覆ったからな。
    介護の現場では元々人手不足だったけどコロナのせいで新たに人を雇えなくなって、元いる人の負担がヤバいことなってるらしい。
    コロナのせいで似た状態の職場はゴロゴロあるだろうし、こういう「感染の恐れのない労働力」の機運は間違いなく高まってるだろうな。

    • +8
  8. めちゃ安いやん月20万給与払って一年で240万
    10年雇ったら2400万
    人間なら遅刻、文句、社会保険、税金払ったり
    でもこのロボットならそんなの一切関係ない

    今の非正規肉体関係みんなこれになるのか

    • +2
    1. ※8
      機械にも定期メンテナンス(年間保守契約などの付帯費用)、ランニングコストや固定資産税など、まったく後追いの金がかからないわけではないですが、このロボットを生身の人間と置き換えて、どの程度効率が上がるかによって導入するメリットに差が出るでしょうね。機械全般に言えることですが、使う側の創意工夫も試されるかもしれない。

      • +7
    2. ※8
      1番恐ろしいのは労働時間だよ
      人間は8時間として、
      ロボットなら24時間で3倍働く事も可能だと言う事だよ

      • +5
    3. ※8
      こうやってどんどんロボット化されていって、人間には「人間にやらせたほうが安い仕事」しか残らないんだろうな。給料の高い仕事はAIやロボットに奪われる。なんというディストピア。

      • +1
      1. ※22
        ならなっちまえばいいじゃん、ロボットに。

        • +1
  9. 漫画の「攻殻機動隊」で悪徳社長が、
    「ロボットが働く職場に労働組合は存在しない」と言い放っていたな。

    • +6
  10. この様子では私のJOBである刺身の上にタンポポを乗せる繊細な仕事は到底こなせそうもな無くまだまだ安泰だな(^。^)y-.。o○
    刺身工場に来るの、『上』で待ってるで。

    • 評価
  11. ますます「疎外」が促進されることにならなければいいんだけど

    • 評価
  12. 「優秀」な脳みそだけが残ればよいという社会が・・ いや、もはや社会も無くなるか

    • +1
  13. 下半身だけで遊び呆けるという字列に笑っちまった

    • +2
  14. 個人的には、その値段出すなら
    「はわわ〜、落ちる〜」
    は装備してもらわないと。

    • 評価
  15. 人手に勝る機能じゃないし、故障、メンテの手間を考えたらまだまだ出資者集めの広告塔ってレベルやな。
    ただ、一度取っ掛かりを掴めば一気に発展したりするのが技術ってものだから、この先ドラえもんレベルのモンスターマシンを生きてるうちに見られると思うと楽しみ。

    • +5
  16. 古代ローマみたいに「市民は労働から解放」ってならないかなぁ
    「パンとサーカス」は現代では「ご飯とネット」かねぇ
    甘んじて受けようw

    • +6
  17. セルフレジが増えてきてるから、商品の補充とかまでこういうロボットがするようになったら、もう店員要らないやん・・・(25歳女性/小売業)

    • +1
    1. ※20の笑顔はロボットには真似できんはず きっと癒されてる人だっているよ

      • +3
  18. ロボットの語源としては正しい使用法やね。

    • 評価
  19. コロナ禍でAI・ロボットを強力に推し進めた国とそうでない国の差がコロナ後の国際競争力に如実に表れそうだね。それこそ新しい先進国と途上国を分けるほどに。お隣の中国は強力に推し進めているけど日本は大丈夫かね?

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。