この画像を大きなサイズで見る人がどう感じるかなどおかまいなし、罪悪感を一切もたず、躊躇なく人を利用し苦しめることができるのが反社会的人格と言われる「サイコパス」だ。そんな冷酷さはじつは普通の人の心にも潜んでいるのかもしれない。
かの有名な「ミルグラム実験」は、他人に対して電気ショックを与えるよう権威者に命令されると、人はいともたやすくそれに従ってしまうという人間の心理状況を実験したものだが、なぜ、普段は善良なはずの普通の人が命令を受けることで残酷になれるのか?
ソーシャル・ブレイン・ラボ(オランダ)の研究グループは、この疑問を探るべく、現代版ミルグラム実験を行い脳を調べた。その結果、普通の人でも指示に従うという大義名分を得られれば、共感力や罪悪感が低下することがわかったという。
ミルグラム実験中の脳はどうなっているのか?
『NeuroImage』(8月13日付)に掲載された研究では、「実行者」と「被害者」でなる20組の参加者に現代版ミルグラム実験を行ってもらった。
このとき実行者は、被害者に電気ショックを与えるかどうか自分の意思で決めるグループと、研究者(すなわち権威者)からそのような指示を受けるグループに分けられていた。
そのうえで、金銭的な報酬と引き換えに被害者に電気ショックを与えるかどうか決めてもらうのだ。はたして、この状況の実行者の脳をMRIで調べたら何が見えてくるだろうか?
この画像を大きなサイズで見る指示を受けることで共感・痛み・罪悪感に関係する領域の活動が低下
明らかになったのは、私たちに共感や罪悪感を感じさせる脳領域の活動が、指示を受けたときには低下してしまうということだ。
「島」や「前帯状皮質」などの領域は、痛みの体験や共感に関係しているとされる。
被害者に電気ショックを与えるよう指示された実行者は、自分の意思で行動したグループに比べて、これらの領域の活動が弱まっていたのだ。そのおかげで、被害者が感じるであろう苦痛を想像しにくくなる。
また罪悪感を示す神経学的シグナルも、指示された実行者では弱いことが確認された。奇妙なことに、そうした加害者は、電気ショックの威力を過小評価していたという結果も得られている。
この画像を大きなサイズで見る善良な人でも、命令があれば誰でも残酷になれるのか?
研究グループによれば、人は命令に従うことで、他人に危害を加えることへの抵抗感を和らげることができるのだという。だから強制されてしまえば、普段なら良心の呵責を感じてできないようなことでも、喜んで行えるようになるのだ。
ところで、ユダヤ人のホロコーストを指揮した1人、アドルフ・アイヒマンの実像が、異常者などではなく平凡な公務員だったことが知られている。
この事実は、一般人でも一定の条件下ではそのような残虐行為を行うのだろうか? という人間性に対する疑念を人々に抱かせた。ミルグラム実験はアイヒマン実験とも呼ばれており、これを確かめることが目的だった。
さて、あなたは命令の名の下、日常で気づかぬうちに残虐な行為を行ってはいないだろうか? 自らの行動を振り返れば、思わずゾッとする過去が見つかるかもしれない。
だがおのずとそれに気が付くことができ、罪悪感を感じたのなら、あなたはやはり普通の善良な人だ。
誰の心の中にも善と悪が表裏一体となって入っている。自分の中にある裏面(悪)の存在を認め、それが現れたことを察知し、表側(善)にひっくり返すことができれば、おのずと光を取り戻すことができるはずだ。
Obeying orders reduces vicarious brain activation towards victims’ pain – ScienceDirect
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053811920307370
References:iflscience/ written by hiroching / edited by parumo
本記事は、海外の記事を基に、日本の読者向けに重要なポイントを抽出し、独自の視点で編集したものです。















善とはなにか?
悪とはなにか?
>>1
善=多数が快と思うこと
悪=多数が不快と思うこと
※21
なるほど、善悪とは多数決、民主主義だったんですね!
……んなわけあるか。大多数の人がエロいこと大好きだけど、それを持って善とか正義とか言えんだろうに。
>>28
エロとお金と悪口が絡むと、大多数が幸せを感じても、結局は悪の道に進むという真理だな。
※21
そのまんまポピュリズム
>>21
例えばゴキブリをみたら大多数が不快と感じる
しかし生態系を重視して考えたらゴキブリは必要と考える
善とは単なる快不快ではなく知識と理性の中から形成されるものでもある
※1
時代と状況と環境によって変わるものである
命令される事がないなぁ。自由にやってる、
当事者なのに第三者のつもりでいられるからね。
ネットの誹謗中傷も似たようなものだ。
>>3
まんまお前だな。
>>31
図星突かれちゃったのか…痛そう…w
>>3
これもっと評価されるべき 正論だから
なんでも「安倍せい」にする人間が日本にいるが、
この実験・論文も「悪いことは何でもかんでも最高権力者のせい」にしたい人間がバイアスをかけてるんじゃないのか、
という疑念がぬぐいきれません。
>>4
どっかの動画で「日本で独裁者って思い浮かばないな」ってコメントが付いた後に、「日本人はそういう人物におんぶに抱っこで潰しちゃうからだろう」なんて返信が付いてたのを思い出しました。
為政者の功罪はともかく、思い当たる所が多々あります。
よっぽどの恐怖や動機付けがなければ実験にならんのではないかなぁ
※11
単なる命令じゃなく国という総体がそうさせたという説も多くあるね
多くの戦争についてそういう説がある
※13
いや全然。
愛知地球博で弁当を没収したでしょ。
あれ、「よっぽどの恐怖や動機付け」じゃないでしょ。
上で「権力者にこっちが殺されるから」と言っている人がいるけど、そんな危機的状況じゃ無くても、大抵の人間は、上の立場の人間から命令されれば従う。
※3や※6が正解。
※11
これは言えてる。
悪いこと全部最高権力者のせいにしておけば政治発言って思ってる人は少なくない。
「アレも悪い、コレも悪い」の声は高らかなのに、
「ではどうしたら正解か」の話になると、途端に存在感を消す。
その様はまるでアフリカオオコノハズクのようである。
吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!
自分の利益だけのために利用する事だ
だって、やれって言われたし……
なれるでしょ、戦争証明してる。
だって、やらないと私が周りから責められたり、命令する人から攻められるんでしょう?
>>8
家族も人質にとられるし、ね。
自己暗示も含まれるのかな
軍隊で、単なる指揮や作戦立案の他に士官が要る理由って、多分この辺りだと思う。
下士官も同じ立場に立たされる場合があるけれど、部隊の行動に責任を負うのは指揮官であり、これは基本的に士官がなる。
この「責任を持ってくれる存在」が居るから、下士官兵は敵の殺傷を含めたあらゆる作戦に堪えるんだと考えてる。
尤も実際の戦場では、日本の旧軍のみならず、あらゆる時代や地域でこの体制が瓦解している様子も見受けられるけれど……
「自分もアイヒマンになり得る」と言う人はむしろ信用できる。飽くまでも他人事と見做す人こそ怖い
命令者は自らは手を下さないので負担は少ない
実行者は自分の判断ではないので負担は少ない
うーん。win-winの関係だな(?)
※14
被害者側が彼らを糾弾すると
命令者「私は命令したが実行した奴がわるい」
実行者「私は命令されただけだ私も被害者だ」
責任者はどこか
アイヒマン裁判を欠かさず傍聴したユダヤ人政治哲学者のアーレントは、被告の実像が世間で言うような凶悪な殺人鬼ではなく、命令に黙々と従っただけの小役人過ぎないと見て取った
同様の思考停止はナチス政権下のユダヤ人社会にも戦後イスラエルによるナチス狩りにも存在すると指摘し、「思考をやめたとき人間はいとも簡単に残虐な行為を行う」と公演で語った
しかし記事の中身を読まずスレタイだけ見て激昂するネット民が後を絶たないように、当時のアーレントの主張も彼女の論文や公演の中身をきちんと見ない大衆から脊髄反射的に「ナチス擁護だ!」と叩かれた(これもまた思考停止)
ダ~クに産まれし者は
ダ~クに帰るのだ~
ダ~クに帰れ~
自分がそういう状況に陥ったら、自死を選ぼうと決意したい。だって辛さを抱えて生きる方が辛いから。
責任が分散する、外部化することになるからね。
自分の責任でなくなれば、大概のことはできてしまう。
今だと、新型コロナの重症者の治療の選別とかが具体例になるのではないかな?
結果的に命を見捨てる残酷な選択肢を上から指示され、実行に移す医師たちはこの関係にそっくりだと思う。
多くの命を救うために必要なことなんだけどね。
命懸けで欲する目的を達成する過程で、上司に他者を害することを命じられたら、誰が逆えるというのだろう?
あれ? 以前、ミルグラム実験(及びその結果)はフェイクで作り上げられたもの
だったって記事をここで見たんだけど・・・。
実際は命令されてもそのとおりには実行しなかったって結果だったはず。
この記事の実験も、どれくらいの行動を何人中何人がとったか、行為の残酷度は
どうかという重要な部分が全く掲載されてない。
結論を言いたいだけの、かなりいい加減なものにしか見えないよ。
※22 それはスタンフォード監獄実験の方でミルグラム実験じゃない。ちゃんと確認してから書き込もうな。君の意見もいい加減なものにしか見えなくなるよ。
karapaia.com/archives/52261130.html
「コマで死ぬより人で死ね」ってね
これだから人間は。
戦争は常に人間の最悪の面を引き出すって言うけど
戦時下じゃなくても同じ事が起きる
職場の研修中のリンチ殺人や学生の集団強姦など
上下関係や同調圧力で逆らう勇気を出せなくなったり
沢山の人間がいると罪の意識が軽くなったり
責任は自分以外の誰かが持つと思ったり
※27
これがあるから集団に入るのが嫌ですわ。
ただの脅迫だろ。こんなもの実験って大義名分にしてやってる人間こそ悪だろ。
自己防衛さえ認めない善の解釈がそもそも極論で片寄ってる時点でただの拷問マニアの屁理屈。
アンブレラ社の社員の心境かな?
どこにも属さないのが無難か。
マスク警察とか自粛警察の奴らか
まあ少なくとも自分なら、どうしようもない権力が上にいて命令されたら抗えない
んで罪悪感に耐えられなくなったら自分の心を守るために思考停止する
アドルフ・アイヒマンの立場にいて毅然と反抗出来る、しかも(命令違反で処刑されなかったとして)その反抗を持続出来る人間がどれだけいる?
反抗する事で自分だけじゃなく家族も親戚も友人もどうなるか分からないのに?
自信を持って反抗出来るって答えられる人は、自分が想像もつかないほど意志が強いか、あるいは想像力が欠けているかのどちらかだと思う
※39
>自信を持って反抗出来るって答えられる人は、自分が想像もつかないほど意志が強いか、あるいは想像力が欠けているかのどちらかだと思う
あるいは異常者や狂信者ということも考えられる
自分の信じる正しいことをするためなら、どんな権力にだって従わないし自分や家族すら犠牲にしてもかまわない
これはもう一種の狂気、狂信といえる
「自分の信念や信条や倫理観のためなら、権力や金にも絶対になびかないし、自分や家族を犠牲にすることも厭わない」
そういう人間が沢山増えたらそれはそれで大変な世の中になってしまいそうだが・・・
逆に『残酷な人でも命令を受けることで善良になれるのか?』
『悪人でも指示に従うことで共感性や罪悪感を向上させられるのか?』
って考えると、多分答えはNOだよな・・・
それだったら平和や愛を説く教義の宗教の信者はすべて善良になってるはずだが、現実にはどの宗教でも生臭な聖職者の不祥事や事件は絶えないし、
世界中で宗教関係の戦争や対立やテロが起きている
逆に残酷な人や悪人の共感性や罪悪感を向上させて善良にするにはどうしたらいいんだろう?
普段は善良であるかのように振る舞い機をうかがっていた、善良ではない人間
社会性には共感性は必要だけど、社会を維持するための排除行為には共感性は邪魔。故に命令された場合には共感性が一時的に弱まる?
人は断罪するのが好きだから、断罪自体をコンテンツ化してネット炎上の被害者を減らそう!って感じの考えで始まった視聴者参加型の音楽プロジェクト「MILGRAM」、おもしろい。登場人物のキャラソンを聴く→そのキャラの罪を推理する→投票で許すか許さないか決める。普段意識していなかった自分の価値観・倫理観の基準が明らかになって、社会問題への関心も高まったよ。
「仕方なかった」ってやつだ
命令とあればこれまで仲良くしてたヤツでもクビにするだろなにかしら特別なことか?
なにかしらアイツは仕事できないやつだった理由づけするけど
大差ないだろ
※51
いやまず解雇理由聞くだろ
クラスのボスに「アイツを仲間はずれにしろ」と命令されたが断ったぞ。
会社でも社長から「この会社の責任者として労基の対応を命ずる。対応後は昇進を約束する」と言われたが、会社は他にもあるし、従業員なんて他人だし⋯断ったぞ。
PTA(教師)や町内会会長からの命令でも意味がなければ断る。