メインコンテンツにスキップ

愛犬の命を救うため、全てを失う覚悟をした男性に救いの手が差し伸べられる(アメリカ)

記事の本文にスキップ

54件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
全てを投げうって愛犬を救おうとした男性 image credit:Randy Etter/Facebook
Advertisement

 どんなに飼っているペットのことを可愛がっていても、犬の命と引き換えに自分の職を失い、愛車を売ろうという決意を持つには、相当の勇気が必要だろう。

 アメリカのインディアナ州に住む男性は、子犬の頃から飼っている最愛の犬がいた。ところが病気になってしまい手術しなければ助からないと医師に告げられる。手術代は高額な上に、犬のために仕事を休んでいたことで会社も首になってしまった。

 八方ふさがりの男性は唯一の財産である愛車を売ろうとSNSに投稿した。すると、見ず知らずの動物好きな人々が救いの手を差し伸べた。こうして犬に手術を受けさせることができるようになったのだ。『Go Animals』などが伝えた。

家族同様の愛犬が病気に

 インディアナ州インディアナポリスに住むランディー・エターさんにとって、子犬の頃からずっと一緒に暮らしてきた愛犬ピットブルのジェミニは、家族のような存在だ。

 そんなジェミニが、去年4月に突然体調を崩した。

 元気だったジェミニは激しい嘔吐を繰り返し、数日で体重が43kgから32kgに減り、心配したランディーさんは、獣医院へ連れて行った。

 検査の結果、ジェミニの腹部に異物があり、それが腸閉塞を起こしていることがわかった。

 おそらく数日前にジェミニが遊んでいた時、誤って何かを飲み込んでしまったのだろう。腹部のプラスチック片を除去する手術をしなければ、命はないと医師から伝えられ、ランディーさんは愕然とした。

手術費用のため、愛車を売ろうと

 獣医師からは、すぐにでもジェミニに手術をするべきだと伝えられたが、その費用は4500ドル(約47万円)、ランディーさんにはそれだけの持ち合わせはなかった。

 他の獣医院を訪ねてみるも、1軒目よりも更に高い見積額を提示され、ランディーさんはほとほと困ってしまった。

それでも、なんとかして愛犬を救いたい。ジェミニは自分にとってなくてはならない存在なのだから。

 そう思ったランディーさんは、どんなことをしてもジェミニの手術費用を用意する決意をした。

 悪いことは重なるものだ。ランディーさんはこのタイミングで、上司から解雇を言い渡された。愛犬のために仕事を休んだことが原因だったが、ランディーさんはジェミニを優先したことを後悔しなかった。

 手術費用を捻出するため、ランディーさんはFacebookに自身の車を売るための広告を投稿。

Facebookで開く

 3000ドル(約315000円)で犬のために車を売りたいと綴ったところ、その投稿を見た友人の1人が、ランディーさんに2000ドル(約21万円)を貸すことを申し出てくれた。

 しかし、手術費用にはまだ足りない。ランディーさんはクラウドファンディングサイト『GoFundMe』でもジェミニのために寄付を呼びかけたが、なかなか資金が集まらず、苦悩していた。

 そんな時、幸運にも事態が好転する出来事が起こった。

見知らぬ人々の親切で資金集まり、手術が可能に

 ランディーさんのFacebookを見た同州にある動物救済団体『S.O.A.R Initiative』が、ジェミニを救うためにたった数時間で3000ドルの費用を集めてくれたのだ。

 見知らぬ人々からの予期せぬ援助を受けたランディーさんは感動し、すぐにジェミニを獣医院へ連れて行った。

 医師は、ジェミニの腹部から赤ちゃん用のプラスチックボトルの破片と引き裂かれた靴下を取り出した。

Facebookで開く

 自分のために全てを失う覚悟をして、命を救ってくれた飼い主をジェミニはわかっているかもしれない。瀕死の状態だったジェミニが助かったことは、とても幸運なことだ。

Facebookで開く

 そしてまた、ランディーさんも見知らぬ人からの多額の資金援助を得たことは、とても幸運だったといえよう。

 なお、ジェミニはその後無事回復し、現在はとても元気にしているという。

追記(2020/07/30)金額の誤りを訂正して再送します。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 54件

コメントを書く

  1. 記事内、2000ドルが2万円ちょっとになっています。

    • +2
  2. これ美談なのかなー
    どんな難病にかかったのかと思ったら誤飲が原因だし
    飼い主には貯金が無いしで
    なんだかなー

    • -48
      1. >>5
        難癖するのはキモチイイだろ…?
        知恵者になった気分になれる

        • +1
    1. ※2
      なぜ完璧な人間しか許せないの?それを繰り返すと生きづらい世界になるんだよ。

      • +30
      1. >>6
        そうして必要なリスク管理を怠る人が増えても生きづらい世の中になるよ
        何事もバランス
        この場合犬の医療費としてまあ予測範囲だから
        必要経費として普段から担保しなかった飼い主にモヤモヤするのわかるわ

        • -12
        1. ※11
          あなたの言っていることに全面的に同意する。

          マイナス評価を押す人が多くても、同意してる人間もいるってことを伝えておきたい。

          • -8
        2. >>11
          君はミスの無い人間なんだろうなぁ

          • +3
    2. ※2
      >約47万円の持ち合わせはなかった

      違和感

      • -10
    3. ※2
      最近多くなってるけど、「持ち合わせのない人はペットを飼うな」論ほど悲しいものはない。

      国などでしっかり指定されている医療について飼い主が不備を起こしているならわかるが、
      お金があれば助かった命の方ばかりを軸にしてしまうと、お金がない人はより不幸になってしまう。
      お金で助かる命は「幸運」であり、ペットを飼うという行為を根本から摘み取られるべきものではない。

      • +14
  3. 21000円なら200ドルでは
    0一個忘れてる(コメント掲載しないで良いです)

    • +3
  4. 2000ドル(約21000円)を貸すことを申し出てくれた。

    あとはわかるな?

    • -8
  5. うちのハムスターも腸捻転と胃潰瘍なんだけど手術費用無い…
    カンパしてもらえないかな

    • -4
  6. 動物が保険がきかず高額になるのはわかっていること。いざという時、その医療費も自力で払えない人は動物飼っちゃだめだよ。面倒見るために休んでクビになったという点も責任感と計画性がなさすぎる。病院に入院させ、自分は頑張って医療費稼がなきゃとはならないのが驚き。

    • -27
    1. ※8
      理想はそうだろうけど記事読みました?
      手術代を稼ぐ為に車を売らなきゃならない状態で獣医師から「直ぐに手術するべき」とある上に10kg以上体重が減ってる状態で入院させてその間医療費稼ぐって提案の方がよっぽど非現実的だと思いますが。

      • +19
      1. >>9
        え?
        だから、愛犬がすぐ手術が必要で一刻の猶予もない状態なのに、すぐ手術にふみきれない(払う金がない)のが飼い主として問題だと指摘しているのでは?車なんていつ売れるかもわからない。日雇いのバイトでもして少しでも足しにするのが現実的。

        • -28
        1. >>12
          お前、人間の介護も甘く見てそうだな

          • +4
      2. >>9 >>8が言いたいのは
        生活によほど余裕があるお金持ちじゃなきゃ命の世話ができないってことじゃないかな

        • +10
        1. >>13
          そんなの当たり前じゃん
          ペットを飼うこと自体がそもそもただの人間のエゴなんだから、金銭的なこと含めて一生幸せにする自信も覚悟もない人間には動物からの愛を受ける資格はない

          病気やケガになったときの公的支援はもっと充実するべきだと思うけど、貧乏人がペット飼うなは正論だよ

          • -2
    2. ※8
      ※11
      あのね、順調に生きてても、めいっぱい準備してても、自分ではどうしようもなく一瞬でなにかを失う事態っていくらでもあるんだよ。
      このコロナ禍でわかるでしょ?
      そもそも「美談」なんて誰も言ってないのに「美談で済ますな」って先回りで皮肉るのダサイって思わんかな。

      冷笑する人は「冷笑する自分はカッコよく見えてる」と思いがちだが、全然そんなことないからね。むしろダサいからね。

      • +23
    3. ※8
      ※46
      たとえば、たいていの親は子供の一生分のすべての費用を出せないかもしれないというだけの理由で中絶したりはしないわけだし、現実これもアリじゃない? 苦境は乗り越えられたんだしさ

      • +2
  7. 良かった。
    支援団体の人達ありがとう。

    • +21
  8. 自分が生き物を飼うのなら不自由ないように手術や病院代は貯金しとくけどね
    お金無くて手術できませーんなんて私は家族に言えん

    • -1
    1. ※14
      じゃあ、コロナのせいかまたは別の理由で、その「余裕」が一切なくなり、貯金も尽きたらペットはどうします? どこかに保護してもらいますか? それとも自分たちの車や家を売って何とかしますか? もしそうなら、この方と同じだと思いますが。
      人生は何が起こるか分からないんですよ。貯金を全て使わなきゃいけない自体って案外その辺に転がっていますよ、詐欺ももちろんですが、予期せぬ事故による損害賠償とかね。

      • +19
      1. >>19
        そういうのも含めてってことがわからないなら読み取る力をもう少し鍛えることをお勧めします
        カラパイアはそういう力が鍛えられる学術的な記事がいっぱいあるのでそっちも見たらいかがでしょう?

        • -19
        1. ※25
          読む取る力は「いきなり発病」「いきなり地震」「隣人からの貰い火」「無保険車との事故しかも後遺症」ってのも含まれますか?
          貴方は、高額保障の保険にいっぱい入っているから大丈夫なんですね、きっと。
          でも保険に入っていてもペットは困りますね。家族にも迷惑を掛けるでしょう、お金では解決できないこともあるので、介護状態になったら。なので家族も作らない方がいいですね。
          あ、でもそしたら「いつか来るかもしれない不幸の準備」に自分一人だけならそんなにいらないですねw

          • +1
  9. 今回のは助力があり、助かってほんとうによかった。アメリカにあるかわからないけど、日本なら動物保険の犬用はかなり安いから オススメしたいですね。月800円くらいよ

    • +2
    1. ※15
      ペット保険と言っても入れる年齢も決まっているし、やはりある程度ギリギリ入れる年齢くらいになっているとそれなりの値段はするよ。ある程度、値段据え置きのもあるけど、若いうち安いのは、高齢になってから、値段が高くなったりする。

      • +10
  10. こういう話になると全力でつぶしに来るやつ定期的に現れるな。感じ方は人それぞれだから、どんな解釈もできるだろうが、水を差すことに何の意味があるんだろう?

    良い話だって言ってる人は、別に美談を絶賛したいってわけじゃなく、人間の良心を確認しているだけって人も多い。つぶしに来るやつが言ってるようなことはみんな分かったうえで、それでも人や動物に良くありたいって思っているだけの話。

    • +28
  11. 貯金ウンヌンとか計画性がウンヌンとコメントしてる人は無意識に他人に自分の理想や水準を押し付け尚且つ自分の言っていることこそが絶対の正義だと信じている人間と見た

    • +21
  12. 現在進行形の困った事態に限ってはなんとか協力が間に合って
    けれど二度三度が得られるかはわからないので歌の仕事に成功あるといいですね
    お子さん連れの出入りがある住環境で起きた誤飲
    ボトルキャップが転がっていたのは誤算と油断であったでしょうけれど
    これまでよりも床をきれいに保つようにしたそうなので懸念はひとつ減
    なかよく暮らして欲しいと思います

    • +3
  13. 本人のための手術代とか誰も出してくれなさそうだけど
    動物のためなら出してくれるんだよな
    人間ってなんなの

    • +6
  14. ランディーさん、ジェミニくん、ずっと仲良しでいてください。

    • +8
  15. うちの猫も腸閉塞で手術したけど、一週間の入院も含めて15万円だったわ。犬だと高いのか、アメリカだからなのか…。
    ちなみにうちの子の腸閉塞の原因は、床に敷いてたコルクジョイントマット。
    まさか床を食べるとは思わなかったよ…。家で吐いた時に縦10cm、横1.5cmくらいのを吐いて発覚したんだけど、犬ならともかく猫でそんな大きさのものを食べるのは珍しいって言われたわ…。
    ちなみにその後ジョイントマットは全部剥がして捨てました。

    • +9
    1. ※31
      猫のジョイントマット事故、何度か聞いたことある。もっと広く周知されてほしいですね。

      ジェミニ元気になって良かったなあ。
      アメリカのペット事情は分からんが、日本の皆さんは絶対に保険入っておきましょう。
      いいか絶対だぞ!若いうちに!!
      うちの猫もリンパ腫で百万くらいかかってるからすごーく助かってる。

      • +11
    2. ※31
      日本でも猫ちゃん(小さい)と超大型犬では同じ手術をするにしても2倍くらい価格に差がありますし、あまり不思議ではないかも…

      • +4
    3. >>31
      体重に比例するので大型犬ほど高くなりますよ。ウチの20kgの犬で腹膜炎で100万ぐらいしました。24時間体制の夜間救急病院だったので通常の病院の倍以上します。

      • +9
  16. アメリカ人だよね?
    クレカ無いのかな?
    有るはずだよね?
    何も現金一回払いでなくても良いと思うけど…。

    • -15
  17. いざという時の備えもなくペットを飼う人は
    十分な養育費もないまま子供を無計画に生む人と同じ

    • +1
  18. 知り合いの猫はストッキング飲み込んでたよ。
    具合悪いの放置してたら誤食に気がつかなく死んでたと思う。

    • 評価
  19. 金のない人間はペットなんか飼うな派と
    予期せぬ事態は起こるんだから仕方ないじゃない派が
    バチバチやってますがここで一言

    わんこ可愛い

    • +10
  20. 男性が家族のためにすべてを投げ売ったように見えた姿は尊い
    車を売りに出した男性に金を貸してくれた友人も尊い
    救いの手を差し伸べたように見えた動物救済団体も尊い
    もし男性が一連の責任を問われても家族を救えた彼は勝者さ
    この話で負け犬が出てくるならそれはここかも?よく吠える声が聞こえてきたらアヤシイ

    • +4
  21. 長い人間の歴史をふりかえると
    富めるものも貧しいものもそれぞれの人生で出会った動物を愛しみ
    ときには一緒に苦しんだり飢えたりしながらも
    ともに生きて幸せな時間を共有してきたのに
    文明が進んで社会が豊かになった結果
    貧乏人は動物と生きるなって論調か主流になるのすごい空しい
    自分はいまお金には余裕があるから
    もし身の回りでこういうことが起きたら全力でランディさんみたいな人を助けたい
    飼ったことを非難するんじゃなくて

    • +11
  22. こんな災厄の最中でもみんな暖かい
    まだまだ世の中捨てたもんじゃない

    • +1
  23. 子供の頃から飼ってる犬なら、親が買った(飼った)んだよね。
    代変わりしたからって普通手離さないよね。
    愛護の精神に反すると思うけど。

    と書込みしようとしたら読み間違えてたw

    • 評価
  24. そういや最近は日本でも「うちのペット助けて」のクラファンよく見かけるなあ。

    犬はとくに金かかると思った方がいい。
    精神や知能や認知症の影響で吠え続けてご近所迷惑になる(越さなきゃならないor老犬ホーム)子もいるし、病気になりやすいし。  
    しつけ教室に通わせなきゃ危険な子もいる。
    飼ったことあって色んな飼い主と話すとわかるけど、お金のかかり方は想像以上w

    • +1
  25. 顔でっか これ襲われたら人間じゃ勝てないな

    • 評価
  26. うーんツッコミどころが多すぎていまいち共感できないな
    手術代のために金がなければ車売るなんて当たり前だし
    そもそも会社首になるってちゃんと前もって言ってれば首回避できたんじゃねえの?
    しかも原因は誤飲って、普段のしつけどうなってんだよって話

    • 評価
  27. 色んな意見があるようだけど、なにはともあれ犬が助かって良かったね
    我が家の犬はペット保険に入ってるけど、昔の保険だから半額しか出ないんだよな
    今の保険は数年前よりずっと充実してていいな
    今でも犬飼い始めた人と話してるとペット保険知らなかったりするから、もっと周知されてほしい

    • +1
  28. 米国だと人の医療保険でもカバー率は悪い。それに一度支払って1-2ヶ月後戻る仕組み。ピットブルはよく分からないけれど、ラブラドールとかでも誤飲は当たり前。しつけで回避できるかは、運次第な気がする。癌・腫瘍などではなく、手術すればかなり確実に助けられるのだから、この人の判断は間違っていないと思う。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。