
image credit:Animals in Distress
困難な状況にあったり深く悩んで苦しいとき、誰かのふとした一言やちょっとした行動に救われることがある。それは人間だけでなく猫もそうなのかも?
2016年、イギリスでのこと。あるガソリンスタンドで、箱に入れて捨てられている猫の赤ちゃんたちが発見された。
発見者は優しい人だったようでなんとか助けようとすぐさまイップルペンにある保護施設、アニマル・イン・ディストレス(Animals in Distress)へと赤ちゃん猫を連れて行った。
捨てられていた赤ちゃん猫は全部で4匹だったのだが、命を繋げたのは1匹だけだった。だがこの1匹が
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Champ meets Thomas William :-D <3
Animals in Distress - Torbay & Westcountryさんの投稿 2016年10月6日木曜日
#AnimalsinDistress #RescueCat
たった1匹生き残ったオスの赤ちゃん猫がすくすく元気に!
赤ちゃん猫は本当に産まれたばかりだったようで、臍帯(へその緒)がついたままの状態だった。保護施設のスタッフらは赤ちゃん猫を救おうと懸命に尽力したが、4匹のうち3匹は元気になることなく息を引き取ったという。

image credit:Animals in Distress
スタッフらは残ったオスの赤ちゃん猫にチャンプと名付け、昼夜を問わず寄り添い、看病に励んだ。その甲斐あってチャンプはすっかり元気になり、そのうち保護施設内をうろうろと歩き回るようになった。しかしチャンプはただ歩き回っていたわけではなかった。彼には目的があったようなのだ。

image credit:Animals in Distress
他の保護猫たちに愛と癒やしを与える存在になったチャンプ
チャンプはどうやら保護されて里親を待っている他の保護猫たちの様子を見て回っていたようだ。彼はケージのガラス窓から「ごきげんいかが?」とほかの猫に挨拶をして彼らを慰め、一緒に遊び、そして愛を与えているかのようだったという。
その証拠に、チャンプに訪問してもらったほかの猫たちはとても喜び、うれしそうな様子だったという。
唯一生き残ったチャンプは、命の大切さがその小さな体に刻み込まれていたのかもしれない。先に旅立っていったきょうだいたちの分まで生を全うし、その命を他の動物たちを救うために使おうとしたのかもしれない。

image credit:Animals in Distress
ちなみにチャンプはすぐに里親が決まり、新たな家族のもとへと旅立って行ったそうだよ。今でもきっと幸せいっぱいに暮らしていると思うんだ。References:Animals in Distress / written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
子猫はすぐ里親見つかるからなぁ。
昨日、4匹の子猫の里親募集の連絡が入ったけど、今朝には4匹ともにほぼ里親決まった。
この記事の癒されていたであろう大人猫の方が心配。
2. 匿名処理班
チャンプと聞いてジリオンを思い出したワタクシは老人認定でしょうか?orz
チャンプくん、これからもっと焦げそうねw
これからも元気&幸せに過ごしてね
チャンプくんに励まされていた猫さん達も早く良いお家が見つかりますように
3. 匿名処理班
ネコも子ネコの『こんにちは こんにちは』攻撃にはデレデレで勝てないんだなぁ(笑) 触りたい 撫でたい願望がだだ漏れ