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この膝はオレのもの。常にお父さんの膝の上にのり、絶対に離れようとしない猫

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(著) (編集)

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 猫は本当に個性豊かだ。ツンデレタイプだったり、ツン要素多めだったり、ノンストップデレデレタイプもいる。特に保護猫の中にはその過去の反動からか、里親から離れなくなるタイプの甘えん坊がいる。

 今回紹介するティガーもそのくちだ。ティガーは2008年、フェイス・リンダーマンさんの職場のそばの駐車場に止めてあったトラックの下にいた所を、フェイスさんに保護された。

 フェイスさんが家に連れ帰ると、なぜかフェイスさんのお父さんにロックオン。昭和の時代に流行ったダッコちゃんよろしく、お父さんに密着吸収、そのそばを離れようとしないという。

保護した子猫がロックオンしたのはお父さん

 フェイスさんはトラックの下で震えていた子猫を見つけた時、子猫の為にできる限りのことをしようと考えた。親御さんが出てくる気配はないし、このままでは危険だ。

 そこで家で飼うことを決意。ティガーを連れ帰り、そのままフェイスさんの家の一員となった。

 ティガーはあっという間に家族に懐いた。特にフェイスさんのお父さんを気に入ったティガーは、お父さんの膝の独占宣言を始める。

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image credit:Imgur

 ティガーは、何よりもお父さんの膝の上が好き。そこにいさえすれば、温もりも安心もそして特別感も感じられて最高の気分が得られるのだろう。

 毎朝ティガーはお父さんに朝食をねだり、その後7時半頃になるとニュースを見ているお父さんの膝に飛び乗り、最低でも30分は魅惑のモフタイムを繰り広げるのが最近の朝のお決まりになっているんだとか。

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image credit:Imgur

お父さんの膝がないだと!?朝膝が用意されてないとキレる猫

 この朝の儀式はティガーにとっては最も重要な儀式のようで、7時半にお父さんの膝が用意されていないとキーッ!っと癇癪を起こしてしまうほどだという。そしてその不機嫌はほぼ1日続くというのだからお父さんも大変だ。

 特に我慢がならないのは、同居猫のブーツが自分より先にお父さんの膝に乗っている時だ。ティガーはブーツが下りるまで大きな声で鳴いて自分の存在を主張する。

 そう。ティガーにとっては「みんなのお父さん」ではない。「自分のためだけの大好きなお父さんおよび膝」なのだ。

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image credit:Imgur

ティガーの仕事はお父さんの膝を独占すること

 お父さんが仕事に行ってしまうとティガーはしかたなく、別の居心地のいい場所を探し出して、そこでくつろぐという。

 一見のんびり過ごしているように見えるティガーだけど、お父さんの帰宅時間をそこでじっと待っている。

 お父さんが帰宅するや否や部屋を走り抜けて誰よりも先にお父さんにおかえりなさいの挨拶をすませ、お父さんが座ると同時に膝に飛び乗るのだ。

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image credit:Imgur

 ティガーの欲しいものは極上のキャットフードでも、豪華なキャットタワーでもない。お父さんとの膝の上でのリラックスタイムだけ。

 そこまで愛されてるんだもの。お父さんだってティガーにメロメロだ。毎朝ティガーを膝にのせて思う存分甘えさせてあげる。つまり相思相愛ななのだ。

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image credit:Imgur

 幼い時に孤独な思いをしたのが影響しているのか、それともお父さんの膝とティガーさんが呼応しあっているのかその辺は愛のミステリーと言えるだろう。

References: Paw’s Planet/Imgur/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 48件

コメントを書く

  1. わりとでかいニャンコなんで、サイズ的な問題ではないのかと
    どんな姿勢でも全身安定させるにはお父さんサイズが必要なんじゃ

    • +32
    1. ※1
      子猫のときから懐いていると書いてあるのに何故そう思う
      微笑ましい記事の一発目のコメントが読解力がなくしかも結構支持されていることにうんざり

      • +1
  2. 密着吸収って吸収はしないだろと思いかけたんだけど、今までカラパイアで見てきた猫様の奴隷になる道を選んだ方々を思い返すと、吸収でも合ってる気がした

    • +35
    1. >>2
      言いたいことは分かるけど、もう少し言葉を選べないのか

      • -22
      1. >>18
        普通のコメントだとおもうけどなんで?

        • +8
        1. >>28
          普通ならいいんだ 俺が悪かった
          奴隷とか普段言わないから気になっただけ

          • +1
          1. ※35
            確かに普段奴隷なんて言葉使わないもんなー
            猫飼い定番の自虐ジョークなので気にしないでやっておくれ

            • +14
          2. >>35
            猫飼いにとっては、猫は至高のご主人様で、引っ掻き傷も、咬み傷も、踏み潰されるのも、奴隷にとってはご褒美なのです。

            • +3
  3. 画像だけならお父さんが悪の組織のボスに見える、、?

    • +7
      1. ※17
        物理学者が探し求めるモノポール……!

        • +1
  4. 世界で一番、安心できる場所なんだろう
    我が家の子は抱かれるのキライなのでとても羨ましい…

    • +21
  5. ひたすら羨ましくて心が闇に染まってしまう…
    どんな徳を積めばお膝猫がやってくるの?

    • +49
  6. お父さんのTシャツに輝く THS が気になる
    Tiger Hanging Systems とか?

    • +6
    1. 米7
      ビデオの規格だろ、、βとか、、あったじゃん?

      • -3
    2. ※7頭文字Tの高校OBってことじゃないかな

      • +1
  7. ああ、我が家の猫様もこの子の10分の1でも甘えてくれたら・・・
    愛してるのに冷たいのよね(だがそれが

    • +18
    1. ※9
      うちの子も私から近づくと素っ気ない。けど、私が寝るといつの間にか乗っかっている。

      • +4
  8. ブーツ「ぼくの出番なんでこんなに少ないん?」

    • +13
  9. 自分家の猫もずっと膝の上か、ベットでは顔の右顔にくっついて寝てる。スーパーデレデレで可愛いんだけど、長毛種だからたまに暑苦しい。

    • +8
  10. いいなあ
    アレルギーあるから膝に乗せたら大変なことにになるけどモフモフしたい

    • +4
  11. 多頭飼いネコあるある
    「みんな可愛がるのではなく、自分だけを可愛がってほしい」

    • +8
  12. 猫が気にいるのは家族の中で一番体臭が強くてあまり急な動きをしない人な気がする。あともしかしたら声の低さもあるのかな。
    うちの猫も、二代とも気に入ってたのはじいちゃんだったよ。餌は一切やらないしかまわないのに懐いてた。動きはそっくりなのに香水つけてる父親にはあまり寄らなかったw

    • +6
    1. >>20
      実家時代、姉の猫は
      姉の彼氏が遊びに来ると、姉の彼氏の膝の上に
      私の彼氏が遊びに来ると、彼氏の膝の上に乗っていた
      どうやら、1番物静かな人を選んでいたようだった

      • +2
  13. 猫「ジッと座っている落ち着いた人が好き」

    • +15
  14. 足りない!子猫時代にくっついて歩く写真はないのかなんてことだ!

    約5週の子猫なんて片手サイズだもんな。哺乳瓶を手に離れずのお世話して。一緒の枕で寝て。不安がるのでどこでも連れてっていつでも一緒で。なのにお父さんと彼の交流がはじまってみたら!ってつい笑ってしまうけれどくやしかったろうなあ。

    • +2
  15. 実家の猫にそっくりだよ…
    実家の猫も父大好きだし…
    あと、この柄の猫ってデカイ個体が多い気がする…

    • +1
  16. ウチのヌコもこれくらいお父ちゃんを
    ニャゴニャゴしてくれたらイイのに!
    まーっずツンデレで寂しいわぁ

    • +1
  17. 猫もジジイも
    夏は暑苦しいのに大変だな

    • 評価
  18. 連れ帰ったフェイスさんにではなく、お父さんに甘えるのか・・・。
    フェイス「解せぬっ・・・」

    • +5
  19. 拾ってくれた人ではなく
    そのお父さんに懐くっていうのが
    いかにも猫だよな…

    • +2
  20. このとろんとした顔よ。膝でこんな顔されたら、そら溺愛しちゃうよねぇ。

    • +5
  21. うちの猫も一度膝に乗ると自分からは降りない

    • +1
  22. ネコの表情が『幸せじゃー!極楽じゃー!』で笑える

    • +6
  23. その昔、怪奇小説家のH・P・ラブクラフトは膝の上で眠りこけたネコを起こさないよう
    一晩中同じ姿勢でいたそうだ。

    • +4
  24. でかい体に服を着せられてむちっとしているあたり、かなり手厚くお世話してもらってるんだな…と

    • +1
  25. ウチのネコもなぜかお父さんに懐いてるよ。

    • +1

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