メインコンテンツにスキップ

世界初の遺伝子編集された人間の赤ちゃんが誕生したと主張する科学者。HIVに対する免疫を持つ(中国)

記事の本文にスキップ

80件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 遺伝子を改変した人間を体外受精で誕生させることが理論上可能になったのは、ゲノム編集技術「CRISPR」という安価かつ容易な遺伝子編集ツールが発明されたおかげだ。

 そして、それは理論上のことではなくなってきている。

 中国の研究者は今月、遺伝子を編集した人間の赤ちゃんを誕生させることに成功したと発表した。これは世界初の試みで、誕生した赤ちゃんはHIVに対する免疫力を持っているという。

 ただしこういった実験は、デザイナーベビーという新しい優生学へとつながる危うさもはらんでおり、懸念の声も上がっている。

HIV感染に対して免疫を持つよう遺伝子を編集

 中国の治験計画書によれば、深圳市にある南方科技大学の賀建奎氏らが、世界初の遺伝子が改変された赤ちゃんを生み出すために夫婦を募集していたという。

 その計画の狙いは、CRISPRで「CCR5」という遺伝子を除去したヒト胚を女性の子宮に移植し、HIVなどの病気に対する耐性を持つ子供を作ることだ。

 治験計画書に掲載されているデータからは、24週(6ヶ月)までの胎児に対して実験が繰り返されてきたことが窺える。

 AP通信は、賀氏によれば、今月ある夫婦が双子の女の子を出産したと伝えている(ただしAP通信は直接確認していない)

本プロジェクトのプロモーション動画

About Lulu and Nana: Twin Girls Born Healthy After Gene Surgery As Single-Cell Embryos

 体外受精技術を開発したロバート・G・エドワーズ氏には2010年にノーベル賞が授与されているが、賀氏はこれを上廻る成果であると声明で述べている。

 いくつもの遺伝子疾患の新しい治療法の開発に期待が持てる一方、人間を人工的に強化したデザイナーベビーという新しい優生学へとつながる危うさもはらむ道である。

遺伝子編集サミットでも大きな話題に

 中国ですでに遺伝子が改変された人間が誕生しているという主張は、香港で開催された第二回ヒトゲノム編集に関する国際サミット(Second International Summit on Human Genome Editing)でも大いに話題となった。

 サミットの目的は、人類は自らの遺伝子改変を始めるべきか否か、するべきであるならどうやって行うのか、その方針を決める手助けをすることだ。

 この技術が倫理的な観点から批判されているのは、胚に対する改変が将来世代に受け継がれ、最終的には遺伝子プール全体に影響を与えかねないからだ。

 サミットの議長を務めたカリフォルニア工科大学のデビッド・ボルティモア(David Baltimore)氏は、少なくともこれまでは「人類の遺伝子を変化させるようなことは一切行われなかったし、世代間に渡って影響が現れるようなことも一切行われなかった」と発言している。

大きなリスクが懸念されるヒト胚の遺伝子編集ベビー

 ヒト胚の遺伝子を編集することには、意図せぬ突然変異や、編集済みと未編集の細胞がまざった赤ちゃんが誕生したりするなど、大きなリスクが付きまとう。

 治験文書のデータからも、胎児は異なる手法で編集された細胞の”モザイク”を有していることが窺える。

 文書をレビューしたアルティウス生物医学研究所のフョードル・ウルノフ氏は、この実験が不完全ながらも改変遺伝子を持つ「人間を作り出すためのもの」であることが示されていると話す。

 ウルノフ氏は、これについて、「遺伝子編集が不必要な場で使われたことに対する後悔と懸念」と述べている。

 じつは、成人のHIV患者においても、今回のヒト胚と同じ遺伝子を編集しようという試みがすでに行われている。

 こうした状況をウルノフ氏は次のように述べる。

「ヒト生殖系列遺伝子工学への説明困難な襲撃であって、既存の病気を治療するために大人も子供も遺伝子を編集する10年という影を大衆の心に投げかけるかもしれない。」

この画像を大きなサイズで見る
istock

法的な問題はクリアしているのか?

 2017年にコールド・スプリング・ハーバー研究所で行なったプレゼンテーションで、賀氏はマウスやサルにくわえ、300のヒト胚に予備的な実験を行なっていると発表した。

 CRISPRにまつわるリスクの1つに、うっかりミスによる突然変異を引き起こす危険性がある。しかし同氏によれば、対象となった胚ではそのような変化は生じていないという。

 彼はまたダイレクト・ゲノミクス社というDNAシーケンシングを行う企業も設立した。

 治験計画書によれば、妊娠期間中はヒト胚の遺伝子はずっと監視され、胎児の状態が確認されるという。

 「仮にCRISPRで最初に生まれた子供が健康でないことが分かれば、大問題となる」ということを彼はプレゼンテーションの中で認めている。

 ヨーロッパの大半とアメリカでは、遺伝子が改変された胚でヒトを妊娠させることは現時点では禁止されている。

 中国でも2003年に禁止されているのだが、賀氏が当局から許可を得ているのかどうかは不明だ。

遺伝子編集ベビーに対する世論の反応

 ここ数週間、賀氏は、中国の倫理アドバイザーとの話し合いや世論調査の依頼、アメリカ人の広報の専門家を雇うなど、積極的なキャンペーンを展開している。

 中山大学が中国人4700人を対象に実施した世論調査によると、遺伝子の編集は広く支持されており、6割以上が目的が病気の予防や治療であるのならば、子供の遺伝子編集の合法化に好意的という結果が得られた。

 アメリカでの世論調査でも同程度の支持があるという結果が出ている。

この画像を大きなサイズで見る
istock

治癒なのか?強化なのか?が重要なポイントに

 賀氏がCCR5という遺伝子を編集対象にしたことは賛否があるだろう。

 この遺伝子が機能しない人は、HIV感染に対して免疫があるか、高い抵抗力があると考えられている。そこで賀氏は、CRISPRでCCR5を取り除き、人工的にそうした免疫のあるヒト胚を作っている。

 しかし、これはヒト胚がすでに持っている病気を治療するためのものではなく、ワクチンのように健康上のアドバンテージを作り出すことが狙いだ。

 したがって、治療と強化とを隔てる境界のグレーゾーンに当たる行為である。

 これまでのところ、容姿や性格を改変した”デザイナーベビー”を作るために遺伝子編集技術を利用するべきではない旨について、専門家は概ね同意している。

 賀氏はこうした懸念が起きることは予測していたようで、中国のSNSで「病気の治療や予防目的での遺伝子編集は支持するが、IQ(知能)の改善は支持しない。それは社会のためにならない」と投稿している。

科学が人間の進化にどう関与していくのか?

 それでもなお、HIVを予防するためにCCR5の除去するという方法は、十分な説得力がないかもしれない。

 現在ではもっと安価で簡単なHIVの予防法があるからだ。

 CRISPRで胚の遺伝子を除去する方法は、高価かつ高度であり、HIVが大問題となっている貧しい国々の人たちにはとても気軽に使えるものではない。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:H. MA ET AL./NATURE

 賀氏を知る人物によると、彼の科学的な態度は、地域社会の善が個人の倫理観や国際的なガイドラインより優先されるという、中国では広く根付いた社会的な態度に沿ったものだろうという。

 だが、この治験の裏には、さらに大胆な思想が隠されている。「――科学によって進化をどのように形作ることができるだろうか」という思想だ。

 CCR5が機能しなくなる自然の突然変異は、中国ではなく、ヨーロッパ北部の一部で多い。遺伝子工学で、このような長い時間をかけた進化の中で発見された天然の発明を利用し、未来の子供たちに伝えようというのだ。

 こうした思考は、リスクもあるが、病気にならない遺伝子だけを持ち、アルツハイマー病や心疾患などで苦しむことのない人々を将来的に作り出すかもしれない。

 賀氏のサイトからは、彼がこの編集技術を同じような視点から捉えていることが窺える。

数十億年の間、生命はダーウィンの進化論に従って前進してきた。だが、より最近では、産業革命が環境を劇的に変化させ、「大きなチャレンジ」を突きつけている。そして人類は「進化をコントロールする強力なツール」に出会うことになった。

References:Chinese scientists are creating CRISPR babies – MIT Technology Review/ written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 80件

コメントを書く

  1. 遺伝が理由の病気で苦しんでいる人たちはたくさんいるから、
    あながち否定もできない気分。

    • +15
  2. 倫理観も問題だけど
    それ以上に重要なのは
    人間をそのうち商品のように
    扱うことになる可能性があると言う事
    戦争用にカスタマイズされた人間や
    臓器移植用、若い体のスペアパーツ
    愛玩用など
    とにかく問題だらけ

    最初医療のためとか
    都合の良い事から始まり
    その後ドンドンあらぬ方向へと
    技術が転用されるのは
    人間の歴史が証明してる

    正直、古い言い方だが
    神に対する反逆か
    悪魔の所業

    • +40
    1. ※4
      概ね、同意する。
      良かれと思って産み出された技術力はまず
      確実に悪用される。表向きな規制はあっても
      自分のために金を惜しまない人間は枚挙に
      暇がないからね。ブラックマーケットに
      流出しようものならどうなるか・・・。
      ゾッとするよ。

      • +11
    2. ※4
      それはそうだけど、同時に救われる人もいる。
      長期的に人類規模で見れば平均的に「良い世界」になると思う。

      • -17
      1. ※36
        いや、でも例えば10億円以上の資産を持ってる一人の人を救うために貧しい10人の人が犠牲にされるとか、そういう世界になる可能性もあるし、そもそもたとえ一人の犠牲でも、誰かを助けるために誰かが犠牲になるのはいけないと思わんか?あるいは、特定の人種だけ生き残れるように遺伝子操作して有色人種だけ全滅させられるとか、技術的に出来るようになったらやばいよ。

        • +3
      2. ※36
        逆でしょ長期的に見た場合に悪い影響が出そう、遺伝的な問題だけでなく

        もう何十年も前に未来は遺伝子いじって好きにデザインした(当時はこういう言い方はしない)子供を産む様になり病気だけじゃなく体格やIQ・性格・髪や目の色(モデルは外国人)を選べるようになる
        そして自然にまかせたまま産む層もいて世代が進むと互いに子孫を作ることが不可能になるってTVでやってたっけ、今そのはしっこでも話題になるくらいは時代が進んだんだなあ

        • +2
    3. >>4
      変な例えだけど技術が進歩する度にえっちな方も進化していってるからあながち間違いではない気がする…

      うーむ……

      • -3
  3. 優生学そのもの。それを是とするか非とするかは多数決にゆだねられるが、俺は反対。
    この考え方は、最大級の差別主義だからだ。優生学の歴史を少し見てみればすぐにわかる。

    • +16
    1. >>5
      これの最大の問題点は自然的な進化ではなくするかしないか、どこをいじるいじらないか選べる進化だって事だよな。

      倫理観に欠ける商品として進化が売られるのはありそうやね。
      ただ一般的な市場には出回る事はないだろうな。自分の身体が変わるわけじゃないし、国家単位で動かす軍事、スポーツ、技術とかその辺じゃないか?

      というよりもうやってるだろ…と思うけどどうなんだろう。

      • 評価
  4. この赤ちゃんが本当に抗体を持っているかどうか確認するために実験としてわざとウイルスに曝されたりするかもしれない。本当に交代を持っていれば問題は起きないけど、万が一抗体がちゃんと出来てなかったら・・・?

    • +20
  5. これからは容姿の優劣の差がなくなっていくんだよ

    • -6
  6. その遺伝子が機能しないことでHIVに免疫を持つ人間が増えれば、HIVが進化してしまうかも

    • +22
  7. 遺伝子編集で免疫が獲得できるなら、虫歯菌への免疫力を今すぐ獲得したいです。罹患率も相当なものだとおもうし、未だに根本治療が削って埋めるだけってのが辛い。

    • +13
  8. 人体実験では中国がトップ
    超えちゃいけない事でも簡単にやるから

    • +25
    1. ※12
      自分も中国の立場であれば、西側が倫理問題などで足踏みしている分野に労力を集中する。
      ただし、事が倫理問題な上にキリスト教的世界観に反するなどと判断されれば、政治的駆け引きなどが通用せず、絶対悪として血祭に上げられる恐れがある。
      そうなる前に何かを成し遂げる必要があるだろうねえ。

      • +2
    2. ※12
      欧米などのキリスト圏じゃおおっぴらにできないから中国にやらせてるんやで?
      政治的な建前とかがあるからこういうふうになってるんやで

      • 評価
  9. 最近これに限らずSFじみた技術革新のニュースが増えてきた
    技術者や権力者がSFから影響受けてるんだろうか?予言の自己成就的なものを感じる

    • +4
  10. こういったことを実行してしまう中国という国はいろんな意味で恐るべきと思う。
    軍事やカネの力でなく、この向こう見ずさで覇権を得るんだろう。
    面倒な病気持ちでやっとこIPS細胞による治験が始まったのを傍観してる身としては羨ましさすら感じる。

    • +21
  11. これが後のコーディネイターである
    それは冗談にしても健やかに成長できる事を願う

    • +6
  12. デザイナーズベイビーとかだと抵抗感あるけど
    もし認知症にならないような遺伝子改変が可能になったらそれを人類の遺伝子プールに放つことに賛成する人はけっこう多いような気がする
    でもそうなったらなし崩しにもなりそう

    • +17
  13. 遺伝子改造できるならやたら希少疾患にかかる俺の
    遺伝子異常を正常なものへ変えてくれよ

    • +5
    1. ※17
      体細胞のデザインができるようになったら生物史に大革命が起きる。というかもうそれは生物ではなく有機体でできたマシーンだ。
      諦めるんだな。私も諦めるから(特定疾患もち)。

      • -1
  14. この人に対抗して更に強力なHIVが生まれて世界中に…とか心配してしまう。

    • +7
  15. この中国の実験に違和感を感じないやつに差別がどうこうを言う権利はねえわ
    つか、この所業に悪を感じられない奴らがいること自体が俺は恐ろしいよ

    • -4
  16. 人道だの神だの感傷的な意見はこの際捨てよう

    これらの実験がマズいのは「編集した遺伝子が数世代後にどういった影響を出すか予測できない点」だ。とりわけ人間なんて1世代越えるだけで15年くらいはかかる。

    肌の色だの毛髪の色だの生存に関係ない程度なら問題ないが、「母体内で一定以上に発育できない」等の致死性の変異になったとしたら…

    • +20
    1. ※20
      そうなったらまた再編集。
      失敗して種の絶滅に至ったとしても、それも能動的進化の結果。
      良くもなく悪くもない。宇宙は絶対的な無道徳だ。
      よね?

      • -4
  17. 赤ちゃんの人権について全く思慮の足りない所業。他の人も書いてるが、恐らくこの赤ちゃんは意図的にHIVウイルスに晒されるし、その後も常に監視される人生を送るハメになる。
    世代間の進化についてこの研究者が追跡調査できるはずもないし、無責任極まりない。
    これが人類の終わりの始まりにならないといいけど。

    • +26
  18. 遺伝子操作はあり得るけどHIV耐性は嘘くさい

    もしホントならデザインベイビー大流行じゃん

    • -1
  19. 政府機関の無許可で勝手にやったとか言われてた気がするけどどうなんだろう

    • 評価
  20. 遺伝子操作された人の人権はどうなるの?
    その人が「子孫を残したい」と思ったら?

    貧富に関係なく、望む身体や知能を手に入れられるようになるの?

    誰も死ななくなった頃に、自殺種子みたいなのが突然蔓延するの?

    • +2
  21. この話はいろいろ胡散臭くて科学者はやったと主張するが、病院側はやってないと否定してたり何が本当なのかわからない
    この件に関しては昨日から科学者当人を含めて香港で議論しているはず

    • +1
  22. 植物で遺伝子組み換えって良くやってるけどあれみたいなもん?

    • +1
  23. この遺伝子編集技術は完璧ではないよ。だからやるなら大量の失敗の中から成功を拾い上げることになる。それは即ち、死の方が多いということ。もしこの実験が事実なら、明らかに見切り発車であって、許容できるものではない。

    とはいえ、人類が火星などの地球外に進出するのであれば、人為的な人体の改変や機械化は必要になってくる。いずれは向き合わざるを得ない問題だと思う。

    • +5
  24. 治療のためならば、致し方無いとは思うが、
    行き過ぎた遺伝子操作はして欲しくない
    例えば寿命を伸ばすため、特別な能力を与えるため
    …なんて事をしていると、人類以外の生物になってしまう

    • +1
  25. 倫理的にいくら批判を受けようとも、これで先天性の遺伝病などが治療できるなら大変喜ばしいことなので突き進んでほしい

    • -3
  26. 中国で心配になるほどHIVが蔓延とか変性してるのが理由だったら嫌だな・・・

    • +1
  27. 自分の体に行うならわからなくもないけど
    生まれてくる子供を遺伝子改変してしまうのは無責任が過ぎるのではないだろうか。
    改変の影響がHIVへの抵抗力だけに留まる保証なんて何も無いんだから。
    赤ん坊を一人使って遺伝子改変の影響を実験するなんて許されていいこととは思えない。

    • +12
  28. こういうの見るたびにSF小説が後何十年かで書かれなくなるのではと不安になる

    • 評価
  29. どんなに批判されようと、これからは世界中でなし崩し的に始まるだろう(すでに始まっている、か)。
    こんなもの、「人間兵器」に転化されるに決まっている。
    将来必ず報いが来ると確信してる。

    • +2
  30. SF的なトランスヒューマンのリアリティを考えたりしてると
    やっぱり手始めにブレイクスルーしていくとしたらこの辺が妥当なんだろうなーと思うわ
    治療とか延命、つまり今ある問題解決のプロセスってことね
    国ごとの倫理の総意が知りたかったんだけどアメリカは肯定的な意見もけっこうあるのか
    はじめ中国だもんなーって思ったけど、ふーんそうか…
    キリスト教圏はそのへん壁が厚いと思ったけど実際どうなのかな
    段階がかさめばクローンとかもアリな時代がくるんかねぇ
    さらにずっと先には意識や記憶、人格のあり方も変わるんだろうか

    • +1
  31. がん家系で早死にが多いからそういう遺伝子を無くすことができるようになれば嬉しい
    批判する人は心身共に健康そうでうらやましいよ

    • +2
    1. ※44
      個人的な感情と、未来起こりうる問題への懸念はまた別だと思う

      • +1
  32. つまりリアルファーストコーディネーターか

    • 評価
  33. でもこれ検証可能なの?
    検証のためにはこの子をHIVに晒してみるしかないと思うけど
    流石にそれはあかんって周囲が止めるでしょ
    「編集で目の色変えてみました!」みたいに一目でわかるとこいじってないあたり
    なんかあやしい気がする

    • +2
  34. 知ってたし最初にキメラが繁殖するのは中国だろう

    • 評価
  35. 余りにも稚拙でmadな科学者だ
    CCR5という遺伝子がHIVにしか意味をなさないと思っているようだ
    すべての遺伝子には必要な役割があることことすら知らんらしい
    例えば悪玉子レストロールも人間には必要なのだよ

    • 評価
  36. いいぞもっとやれ、ただし、やりすぎないように(守られぬ約束

    • +2
  37. 人類の歴史を600万年と考えると、その間に自然は突然変異や環境圧力などによる様々な遺伝子実験を行ってきたわけだけども、うまくゆかずに淘汰された人々、うまく適応して繁栄してる人々、成功と失敗の歴史の中からうまくいっている遺伝子が収斂して現代の人類に至っていると思うのだけど、人為的な遺伝子操作が、自然が行ってきた試行錯誤の実験の歴史の中に放り込まれたとき、それはすでに失敗した道だよ、ということにならないだろうか。遺伝子中の一つの分子が単一の機能だけを担っているだろうか、全体としてデザインされブラッシュアップされてきた人類の遺伝子からレゴブロックのように要らないパーツを1個とり除いて自分に都合よく機能すると思っているのだろうか。どんな不具合が起こるのか想像もできない。遺伝子をいじるには人類の知識はまだまだ未熟だと思う。そして人間が生殖することを考えると遺伝子編集は遺伝子バイオハザードを引き起こす危険性がある。

    • +6
  38. 全てをコントロールできる人生が必ずしも幸せとは限らない
    たとえば寿命を200歳までにできる選択肢を手に入れたとき、安易に長生きを選ぶのが幸せなのか
    選択をしなければならない苦悩もあるし
    庶民にもそういう選択肢が現実のものになる前に死んで土に還りたい

    • +1
  39. 氷河期はいずれ必ずやってくる。その時人類はどうする?
    1地球のあらゆるところに穴を掘って、マントルの高熱を外気に放出する
     (氷河期が終わったら、穴をふさがなければならない)
    2遺伝子操作して寒さに強い人類に変わる(動植物も一斉に遺伝子操作)
     (氷河期が終わったら、再び遺伝子操作して元に戻さなければならない)
    他に案がある?

    • 評価
  40. つまり、そのうち「青き清浄なる世界のために」となるわけだ。

    • +1
  41. CCR5がそうか知らないけど過去ペストが流行した地域に「エイズウイルスが細胞に侵入する時使う鍵穴」
    が無い人がいる。これがそうなら安全性は確認されてる。免疫力があるか調べるのにこの子にウイルスを
    注入する必要はなくて細胞をちょっと取ってそれをウイルスに晒せば良い。
    いずれにせよもう倫理なんかのために人間がエイズウイルスの食い物にされるのはいやだ。

    • +2
  42. 白血病治療のようにHIV患者の造血幹細胞を放射線で除去した後にこの遺伝子編集を施した骨髄細胞を移植すれば免疫能力を向上させることができるのかな。幹細胞が生き残って未編集ヘルパーT細胞と編集済みヘルパーT細胞が共存するようになったら患者は健康的HIVキャリアになるから輸血、性行為等の制限はこれまでと変わらないだろうが。

    • 評価
  43. なるほど
    Aというウィルスを作り出して、そのAに感染しない遺伝子を持つ子供を創る(又は改造)事もできる訳だ
    ウィルス兵器待った無しだな

    • +5
  44. >CCR5が機能しなくなる自然の突然変異は、中国ではなく、ヨーロッパ北部の一部で多い。

    ウイルスが進化して云々ってコメントが少しあるけど、すでに自然発症してる人がいるみたいだから、可能性としては以前から十分あったってことだし、そこまで危惧しなくてもいいんじゃない?
    それにウイルスの進化=人類に有害ってなるとも限らないし

    • 評価
  45. もしあらゆる面で優秀な人類を作るとその一部の人間に人類自体が支配される可能性が出てくる

    なので全面的に禁止して一部の人達だけで使う

    • -3
  46. 不老もあり得るな
    この領域に手を出したってことはもう地球が滅ぶ前兆やで

    • +3
  47. 出産前に遺伝子を改変するってこと?
    これは何とも難しい問題
    病気を治すには確かに必要なことかもしれないが
    とはいえこの場合は病気でもない幼児を実験のために遺伝子改変するわけか
    どう見てもダメだな
    病気の幼児を治すためにするならまた別かもしれないが
    しかしこういうのを見るたびに思うがやっぱり発達障がいはこんな感じで将来的に根絶させられちゃうのかね
    それが人類にとっていいのか悪いのかは分からないが発達障がい当事者としては何とも言えない気持ちになる

    • 評価
  48. エイズにはならなかったけど、他の病気や交通事故で小さいうちに死にましたとかいうことが起こりうるので、人生はどうなるかわからない。

    • +1
  49. 失われつつある遺伝子の多様性を少しだけ増やす程度なのでは?
    自然進化も人工進化も人為進化も、膨大な犠牲の末に有るものだろうから。
    進化の結果沢山の疾患が産まれたように、遺伝子の編集も沢山の疾患を生むだろう。だけど、それは最悪よりはましな状態が最悪よりはだいぶましになるチャンスかもしれない。
    賀氏の野心的な展望を妄想するとこんな感じになりました。
    遠い未来・・・「今回の遺伝子災害被害は1億人です。残念ですがあなたは処置が間に合いません。」「そんな・・・うちの子供は?!」「遺伝子編集を希望しますか?」「お願いします!」

    • -3
  50. 擁護する気はさらさらないけど、
    なんかほかの研究者の批判が自分には「ずるいよずるいよ僕たちだってやりたいのにー。先生がやっちゃダメっていったんだぞー、いいないいなー。」と言っているように聞こえる。
    倫理違反とか人権侵害なんていたるところで起きてるじゃん、何を今更。
    終わりはとっくに始まってるじゃんか、みんな見てみぬふりしてるだけだって。

    • +1
  51. 化学は成功するまでにすごい数の失敗を必要とするじゃん?
    ってことは、この遺伝子操作で失敗して生まれた子供たちはどうなったのよ・・・。

    • +2
  52. デザイナーベビーに 繋がる から懸念されてる(HIV予防策としては素晴らしい)

    デザイナーベビーは金持ちばかりが作れるだろうから、経済格差が遺伝子にも反映されたみたいなディストピアになりそう

    • +1
  53. 自然に発生した遺伝子疾患はだれの責任でもないけど、将来この技術の影響で生まれた人類は自分は不完全であるとして、科学者を恨むだろう。さんざん、知能や見た目や寿命を改善したにもかかわらずね。不死になって死を恐れるあまり引きこもって怪物みたいな生活をしてるSF話があるけど、あながち実現しそうである。

    • +2
  54. 中国だから本当かどうかは怪しいとこだけど
    遺伝子操作はともかくHIVへの免疫って点はかなり有用じゃないか?

    • 評価
  55. よく知らないけどみんな知ってる遺伝子

    例えば
    チンパンジーの遺伝子を改編し倒したらヒトを作れますか?

    • 評価
    1. >>79
      答えはyes
      トマトからだって人間を作れる

      • 評価
  56. 体に異常が無い人は神を冒涜する行為だと非難するが、異常がある人から見れば何でもすがりたいのは当然。いるかどうかも怪しい神に祈るより、人の手の技術で治せるなら治したい気持ちがあるのは仕方ない。君の病気は治せないor治療費が多額だから子供を作るな、と子供を諦めさせる訳にもいかないだろうし、子供に遺伝させない方法があるなら実行しても構わない。

    • +2
  57. 主張しているだけだからね。でも、他の科学者による追試はできるのかな?
    そういえば、遺伝子を操作してキメラを作ったカンチェン博士ってどうなったんだ?

    • 評価
  58. オオオ
    イイイ
    政府からアウトくらったわアイツ

    • 評価
  59. 「ほんとなのかな?2.早死にしないのかな?とどのつまり、地獄の沙汰も金次第、ってことなのかな?お父さん・・・そして、お母さん…なんだかなあ…」
    という古文書が残っています、ってことになるのかな?

    • -1
  60. いやもう一回やっちゃったら後はなし崩し的にどんどん、ね。特に中国は宗教思想とか西洋的な倫理観はあまり持ち合わせていない、世界の覇権を狙ってる国家だし。
    中国がいつか国力増強の為に利用し始めたら、米国をはじめいくつかの国が対抗して秘密裏にやり始めるだろうな。
    もう止めれないだろうな

    • 評価
  61. アルペジオの蒔絵みたいなのか最近でいうと……

    • +1
  62. いずれにしても時間の問題でしかなかった。
    既に人間以外では実用化されて農作物でも畜産でも使われまくってる技術だからな

    • 評価
  63. 同じ変異でHIV耐性ある人は既に実在が判明してるのだから
    ヒステリックに騒ぎすぎなんだよね
    ゲノムの変異は民族単位でも環境差でもそこかしこで常に起きてる
    先を越されたやっかみは少なからずあるんじゃないかな
    化学療法の新薬実験だって常に始めての実験というのは有る訳だからね

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。