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夏の日差しが強い日、車内に鏡を置いておくととんでもないことに!科学者が公開したデロデロすぎる車内の写真

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(著) (編集)

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 普段私たちが浴びている太陽の光は凄く強烈で、使い方によっては食品を調理できるほどの熱エネルギーにもなる。

 そのため、たとえその気が無くてもたまたま置いてあったレンズや鏡のようなものが原因で、一か所に光が集まってしまい火災が起きることもある。

 科学の専門家がうっかり愛車に鏡を放置した結果、車内がでろでろになってしまった写真を公開して話題となっている。

科学博物館の教員が愛車を溶かす!?

 これは、サンフランシスコの科学博物館に籍を置く科学者のマーク・コスオーバーさんが撮った愛車の写真だ。

窓の下に写っているのが元凶となった鏡

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image credit:phyzblog

 彼は6月の晴れた日にスバルのアウトバックの後部座席をデロデロにした。その原因はなんと大きな放物面鏡(凹面鏡の一種)だった。

 しかも鏡はコスオーバーさん自身が作ったもので、車に積んだのも彼だった。

 そもそも収れん火災を知っている人であれば、一体なぜ車にそんな危険物を?と疑問に思うかもしれない。

 コスオーバーさんはかつて20年以上も高校で科学教師をしていたベテランで、鏡の怖さも知っていた。それでも車が溶けたのは以下の事情からだ。

ソーラーオーブンに興味があったコスオーバーさん

 日頃からいろんな科学実験が好きでエネルギーにも詳しいコスオーバーさんは、凹面鏡を使い日光でお湯を沸かしたり、食べ物を調理するソーラーオーブンに興味を持っていた。

 そこで不要になった衛星放送のアンテナに高反射フィルムを貼って実験を行った。すると、鏡面仕上げをせずとも、15分で1リットルの水を殺菌できるくらいの収束光が得られた。

 つまり、思った以上の効果を発揮することがわかったのだ。案外いける!と思った彼は、さっそく鏡を科学博物館に持って行き、みんなを楽しませた。

 それが終わると一旦車に戻り、鏡を他のものと一緒に後ろに積んだ。その日は夏至が近づいた晴天で、積んだのは午前中だったらしい。

 問題はこの後だ。彼はこの鏡の危険性を熟知していたため、置きっぱなしにするつもりは毛頭なく、数分後には車に戻ろうと思っていた。

 しかし他のことに気を取られてしまい、運転席に戻ったときは午後になっていた。そしてふとフロントミラーを見た時、声にならない声を上げた。

オーブン完成前に車内を調理

 そう、彼はエコなオーブンを完成させる前に車内を調理してしまったのだ。

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image credit:phyzblog

 手作りながらもしっかり機能した鏡が、日差しをちゃんと収束してプラスチック製の内装をドロドロに溶かしていた。

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image credit:phyzblog

 だがこれも不幸中の幸い。一歩間違えばもっとひどいことになっただろう。実際コスオーバーさんも当時はかなりのショックを受けたが、愛車が燃えなくて良かった、と綴っている。

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image credit:phyzblog

収れん火災は鏡以外のものでも起きる

 とまあ、うっかりが原因の失敗例でもあるのだが、収れん火災は、ペットボトルでも起こりうるのでそうとは知らずに置いたまま火事になることもある。

・夏の暑い車内にペットボトルを放置するべきではない理由:カラパイア

 今回、愛車を溶かしてしまったコスオーバーさんは気の毒だが、これが良い教訓になったかもしれない。てことでみんなも車内の置忘れにはくれぐれも気をつけて欲しいだよ。

References:geekologie / gizmodoなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 35件

コメントを書く

  1. こないだのペットボトルの飲み物の注意喚起も
    いつもやっていたので、すごくありがたかった。
    (最近ラストの語尾がある地方風になってるのが笑える。)

    • +7
  2. 小さい手鏡を置きっぱにしてるから、必ず下向きに置くよう気をつけよっと

    • +4
  3. 危険性を熟知していたら、カバーかけるのが当然だと思うんだけどな

    • -3
  4. この時期の鏡やペットボトル(こと、ソーラークッカーならなおさら)なんかは、調節口の壊れたガスバーナー、くらいの気持ちで扱わんとなぁ。
    せめて布でも被せるか、裏返しに置いておけば違ったものを・・・。

    • +6
  5. うわー怖
    デモかと思ったら事故だったのか
    燃えなくてよかったね

    • +4
  6. 判ってたのに遣っちゃったのは何か悔しいよな

    • +15
  7. あんな面積でもこれだけの影響を与えられるんだね

    • +2
  8. 一番置いちゃいけないところに、ご丁寧にも最悪な向きで放置。
    ライフハック的な目的でわざと?って思いもしたけど、この惨状はマジのようだなあ・・・
    痛恨の失策だな。

    • +6
  9. あ、眼鏡も。
    虫眼鏡効果あるのかな?
    それもだけど熱くてかけられないから運転できない。

    • 評価
  10. *14
    近視用眼鏡は凹レンズだから問題ないだろうけど、老眼・遠視用の眼鏡は凸レンズだから、やっぱり放置は危ないかもね。

    • +5
  11. 鏡面側を下にして置けばよかったのにねぇ

    • +6
  12. >数分後には車に戻ろうと思っていた
    これ、これで結構失敗ってあるんだよ
    だからすぐやるつもりは危険な結果になる
    可能性のあることではしないようにしてる

    • +19
  13. 古代ギリシャ軍だったか、大量の鏡をペルシャ軍船に照射して、自然発火で焼いた話があったし。

    初代ガンダムの連邦兵器でも、大量の鏡の反射熱でジオン軍が沢山焼かれてた。

    • +5
    1. ※19 
      ・・・車内がっ!焼かれてゆくッ!

      • 評価
  14. ア△□「だ、駄目だ、前へ進んじゃ駄目だ。光と人の渦がと、溶けていく。あ、あれは憎しみの光だ」

    • +6
  15. *18
    天ぷら油火災の原因でもよくあるやつだな。
    電話がかかってきて長電話になってしまったとか(これは携帯の普及でだいぶ減ったのかね)、宅配便が来たので対応していたら、とか。

    • +11
  16. 鏡面下向けて置くと何もなかったんじゃ…

    • +1
  17. この先生のことだから、たぶんこの経験も授業で話して教訓にしそう。

    • +3
  18. まあ、人(や動物)的被害が無くて済んでよかったよ

    • +3
  19. バックミラーはだいじょぶなのか?
    (ついでにドアミラーも)

    • 評価
    1. ※27 バックミラーは平面鏡でドアミラーは凸面鏡だから心配ご無用。

      • +3
  20. 小さいころに行儀が悪いから的な意味で
    鏡の面を天井に向けて置くなと聞いた覚えがある
    鏡というものに対する畏敬と思ってたけど
    今考えると生活の知恵だったのかもと思った

    • +6
  21. 太陽光の熱を利用した
    アウトドア料理グッズがあったなぁ
    ちょっと時間かかるけど
    セットしたら放っておけるし
    美味しそうな蒸し料理が出来てた

    • +1
  22. 東南アジアに結構長く住んでたんだけど、直射日光があたるとこに車止めてたら、なんとなーくハンドルがべたついた、ってことがよくあったんだよね…
    自分の手汗かと思ってたけど、案外近くのビルの何かの反射とかでハンドルが溶けてたのかもね…デロデロまでいかなくてよかった…

    • +3
  23. ミラージュコロイドかと思ったよ…((( ;゚Д゚)))ガンダム種の

    • 評価
  24. 20年以上前、運転免許取って間もない頃に放置していたライターが爆発したことがあった。以来、暑い日は危なそうなものは必ず直射日光を避ける場所に置いている。こういう記事は、もっと多くの人の目に触れてほしいと思う。

    • +1

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