![max-1_e [www.imagesplitter.net]](https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/a/3a87fa76.jpg)
保護施設で寂しい思いをしていた所を、家に連れ帰ってくれ、おいしいごはんとたっぷりの愛情をくれた飼い主ならなおさらのことだ。
19歳のマックス・リムニヒターさんは、海軍の新兵訓練プログラム(ブートキャンプ)への参加を控えていた。
あと半年でキャンプが始まるという時期に、地元のシェルターで1匹の黒い子猫、ユウキと運命的な出会いをすることとなる。
広告
運命のビビビ出会い
半年後には家を離れることがわかっていたマックスさんだったが、地元のシェルターで1匹の子猫と出会った瞬間、ビビビと心を奪われ熱烈な恋に落ちてしまう。どうしてもこの子を家に連れて帰り、一緒に暮らしたい。半年後にはいったん別れてしまうことになるが、自分がいなくなった後、母親が寂しい思いをするだろう。その時にこの猫が自分の代わりに母親を慰めてくれるかもしれない。
子猫を救うこともできるし、母親も救うことができる。マックスさんは決心をかため、子猫を迎え入れることに決めた。
![max-1 [www.imagesplitter.net]](https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/d/0d176c5b.jpg)
image credit:Facebook
子猫、マックスさんにベタベタになつく。
マックスさんは、自分の大好きなバンドのシンズのメンバーであるユウキ・マシューズにあやかって、黒小猫にユウキと名付けることとした。あのビビビは本当だったようだ。出会ったときから両者には絆のようなものがあったみたい。ユウキはマックスさんにべったり。どこに行くのも一緒。何をするのも一緒。マックスさんのいるところには常にユウキがいた。
![max-2 [www.imagesplitter.net]](https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/8/086e3fea.jpg)
image credit:Facebook
あっという間に訪れた別れの日
だが彼らにはタイムリミットがあった。マックスさんとユウキはあっという間に半年近くを過ごしていた。離れ離れになる前の数日間、ユウキはいつも以上にマックスさんのそばから離れようとしなかったという。
そうして別れの日はやってきた。
マックスさんはユウキにすべての思いを込めて「ぎゅっ」と力強く抱きしめた。これからしばらくは別々に暮らすのだ。
どうしていないの?昨日まで一緒だったのに...
しかし猫のユウキには、なぜマックスさんがいなくなってしまったのか理解できない。毎日あんなにもそばにいた人の突然の不在はユウキに大きな困惑と孤独をもたらした。マックスさんの母、エリンさんもユウキの元気のない様子を見るに堪えなくなり友人たちに相談した。「時間がたてば、マックスがじきに帰ってくることが少しずつユウキも理解できるわよ。」と慰めてもらったそうだ。
![max-3 [www.imagesplitter.net]](https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/b/2/b2ebebfd.jpg)
image credit:Facebook
マックスさんの写真を見つめ、寄り添うように
しばらくして、エリンさんはユウキが息子のマックスさんの写真をじっと見つめている姿を目撃することとなる。写真を見つめるその背中はとてもさみしげだった。
その後、エリンさんとユウキは引っ越したが、新居でもユウキはマックスさんの写真ばかりを見つめていたそうだ。
写真を見つめてから一声鳴き声をあげたり、写真の横で横たわって眠ることもあるという。
まるでマックスさんと一緒にいた時のように、ユウキさんは今は留守にしているいとしいマックスさんの写真の横で過ごしているのだ。
![max-4 [www.imagesplitter.net]](https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/c/1c425ea4.jpg)
image credit:Facebook
こちらがマックスさんの写真を見つめるユウキさんを撮影した動画となっている。
Lovesick Cat Won't Stop Staring At Photo Of Her Favorite Person
いつか再会できることを夢みて
猫だって、愛情を注いでくれた飼い主を深く思っているのだ。その表現方法がわかりづらいだけで、愛情に揺るぎはないはずなのだ(ただし個体差あり)うちの猫は私が外出から帰ってくると必ず爪とぎ場にダッシュし、高速で爪をトギトギをする。これは「べ、別にあんたが帰ってきても何とも思ってないんだから。爪研ぐの忙しいし」というポーズであって、本当はすごくうれしいんだなと勝手に解釈することにしている。
マックスさんが帰宅できるのはいつ頃になるのかわからない。悲しいけれどしばらくの間は、マックスさんの写真にマックスさんの代理を務めてもらおう。
早く本物のマックスさんに会えるといいね、ユウキ。
References: FaceBook/など / written by kokarimushi / edited by parumo
あわせて読みたい





コメント
1. 匿名処理班
分離不安は猫からしたらストレスになるので、別に集中できるものを環境に用意してあげるか、遊んであげてほしい。
2.
3. 匿名処理班
テレビ電話してあげたら、少しはユウキも安心するかも。ユウキからすれば、父ちゃんが帰ってくるのかさえわからないんだもの。
4. 匿名処理班
早く帰ってあげて……
って思うけど海軍なら休暇でも船から降りられないだろうしなぁ
5. 匿名処理班
スカイプで連絡してあげて!
6. 匿名処理班
実家のネコズもおとんが入院したとき玄関や
おとんの書斎をウロウロしてニャーニャー
言ってたな。
7. 匿名処理班
※4
新兵訓練だから基本的に船にはあまり乗らないよ
まあ、訓練終わるまで基地に缶詰だから、よっぽどのことがない限り帰れないのは一緒だけど
8. 匿名処理班
パルモッティーのツンデレにゃんエピソードが面白くてニンマリ。
9. 匿名処理班
会社員の出張じゃないから、気軽に外部と連絡もできないのかもね…
でなけりゃ、今どきTV通話も思いつかないなんて考えにくいし…
10. 匿名処理班
切にゃい・・・。
11. 匿名処理班
爪研ぎするのは遊んで欲しいんじゃないかな?
12.
13. 匿名処理班
なんて愛おしい。
どうにか顔を、声だけでも見せて聞かせてやれないものか。
14. 匿名処理班
再会の場面見たいな
15. 匿名処理班
猫は冷たい、恩知らずなんてやっぱり嘘だった!
16.
17. 匿名処理班
えええー、宛てなく待つのはとても不安だよ…ユウキとお母さんの為になったのかなあ。とりあえずはよ帰ってきてや。
18. 匿名処理班
帰ってきたら爪研ぐのそういう意味なのか……
突然縄張りを主張し始めたから嫌われてるのかと思ってちょっと傷付いてたわ……
19. 匿名処理班
罪なことを・・・
子猫とすれば頼みの綱が突然断ち切れてしまったわけで、生活に不自由はなくとも不安ストレスは大変なものだろうに。
なぜ・どうして?って、自問自答しちゃってるんじゃないのか?
新兵キャンプとはいっても休日はあるだろうから、一度立ち寄って思いっきり甘えさせてやって欲しいな。
20. 匿名処理班
あー…
コレきっと帰って来た直後は怒られる
フーシャーバリバリ遣られてもめげずに機嫌取ってあげてくれ
21. 匿名処理班
マックスさんもユウキさんもくれぐれも身体に気をつけて
絶対に元気で再会するんだよ!
いまは本当につらいだろうけど
そんなにも好きな相手にめぐりあえたのは幸せなことだと思う
飼い主とペットといっても相性もあるし
誰に飼われても同じくらい好きになってたかはわからないから
22. 匿名処理班
爪とぎはうちの猫は「テンションあがってきたぁぁぁ!!」
って時とか呼び鈴🛎のごとく、音で飼い主を呼ぶ時に爪とぎで
絶妙なリズムで音出すので、やっぱり飼い主への熱い想いの表現だと思いますw
動物なりに全身をうまく使ってキモチ伝えていますよね。
23. 匿名処理班
ブートキャンプなら大体3か月拘束かな。その間は完全に外部から隔離される
終わって階級貰えたら休日外出や電話みたいな通信が許可される
これちょっと弄ったら普通にハリウッド映画に出来そうな話だな
恋人を戦争に取られるって文脈やんけ
24. 匿名処理班
うちの猫もさびしん坊主だけど
毎日、帰る度に何年ぶりかみたいな反応をするよ
ミャーミャー鳴きながら駆け寄って、足下にゴロン
犬=飼い主をモフる
猫=飼い主にモフられる
が幸せなんだろう
25. 匿名処理班
日本でも自衛隊員に所属してるといきなり召集されてその間外部との連絡は一切取れなくなるよ。
たぶん海外もこれと同じはずだから、そういう事情で手紙や電話すらやり取りできないんだろうね。
猫も飼い主も両方かわいそうな話だわ。
26. 匿名処理班
うちのは3週間で忘れやがったからな
27. 匿名処理班
次回予告
あれから半年、ついにユウキに待ちに待った再会の日がやって来た。
そう、愛するマックスが帰還するのだ。
次回、「見知った飼い主」。
半年後もサービスサービス。
28. 匿名工作員
ぱるもさんとこと一緒だ。
うちのも帰ると爪とぎ場へダッシュしてこっちを凝視しながらドヤ顔で爪を研ぐ。
そのドヤ顔はなに?と聞くと、にゃーんと言う。
ここまでが、帰宅時の一連の儀式
29. 匿名処理班
窓用ハンモックで外を見つめるネコの写真がとてもいいね。
30. 匿名処理班
3ヶ月後、ブートキャンプにはマックスを追って入隊したユウキの姿が…
マリンコ・ネコの誕生である
31. 匿名処理班
離れて寂しかった時間の分、再会は嬉しいもの。
是非その瞬間の様子も見せて欲しいな。
32. 匿名処理班
※24
動物って人間より寿命が短いものはその分時間の感じ方も違うのかな?
人間にとってはたった数時間でも猫にとってはとても長いのかもしれない
33. 匿名処理班
泣いた
34. 匿名処理班
出張先で自宅に電話した時、飼い猫に受話器向けてもらったら
おしっこ漏らしたと騒がれたけどあれはビックリしたとかじゃなく嬉ションだったのかな
35. 匿名処理班
※32
猫のとっての一日は、人間で言うところの4日分くらいの感覚、と前に聞いた記憶が。
36. 匿名処理班
新兵訓練なら、最低2年だろう
クリスマス休暇くらいはあるんじゃないかな
しかし、19歳のマックス、お母さん思いのいい息子じゃないか
37. 匿名処理班
なんと美しい物語か
38. 匿名処理班
いいな…大学独り暮らしだけど、うちの犬テレビ電話かけても、親がエサでつらないと画面見てくれないよ。寂しがってる様子もないらしいし。お前を選んだのは私だぞー!って言ってもあいつ母さんが一番好きだから、母さんさえいればそれでいいんだろうなあ。
とりあえず「父もめっちゃ出張するし、ウサギ二匹ともお別れ経験してるんだ、別れに馴れちゃってるんだ違いない」って考えるようにしてるけどさ…私好かれてないのかな…十年ちょっとの付き合いなのに
39. 匿名処理班
ちゃんと顔覚えてくれるからな
飼えば分かるが目をじっと見つめてくる
40. 匿名処理班
猫が爪研ぎするのは、縄張りの強調と昂ぶりを治める為。
家主が帰って来たら爪を研ぎ始めるのは、テンション上がっちゃったから
まずは一息つきたい、という喜びだと思われます。
41. 匿名処理班
>べ、別にあんたが帰ってきても何とも思ってないんだから。爪研ぐの忙しいし
かわいい
42. 匿名処理班
パルモさん、私が読んだ本には
帰宅時に猫が爪とぎするのは
「ようこそ、我が家へ!」って意味だって書いてましたよ〜。
うちの子も毎日バリバリしながらお迎えしてくれます。
ありがたいです(笑)
43. 匿名処理班
この記事がすごいのは、猫が写真とマックスさんとを
関連づけているところ。わしらは当たり前に写真を認識
するけど、猫は映像の動きに反応するが、写真認識できない
とか言われてた。違うんだね。
44. 匿名処理班
※43 鏡像認知は自分が鏡に映ってる姿を自分のものだと認識することであって、他者の場合はどうなんだろうね。
45. 匿名処理班
早く再会を果たして欲しいですね
猫が写真を認識してる?って所がびっくりでした
普通は認識出来ないそうです
46. 匿名処理班
離れると分かってたらエリンさんに懐かせるべきだったのに、
可愛いからと本人が甘えさせまくったのが悪いと思う。
47. 匿名処理班
※45
どこの掲示板か忘れたけど、飼い猫がカレンダーの猫写真をきちんと「猫」として認識してみている書き込みがあったよ。どういう内容かは忘れちゃったけど。猫って固体によってかなり賢さにばらつきがあるからね。
48. 匿名処理班
※42
とりあえず、そういうにゃんこには目をじっと見て「ゆっくりと瞬き」をしてみようね。
49. 匿名処理班
※18
猫の突然の爪とぎは興奮して気合を入れてる時なので好意的に受け止めていいと思う
・よっしゃ人間が帰ってきた!バリバリバリ……ニャァ〜ン→ 飯くれ!
・う●こでた!すっきりした―!バリバリバリ……ダッシュで逃げる→ 遊べ!
・バリバリバリ……ダッシュで逃げる→ 追いかけて来い!
50. 匿名処理班
犬派だったけど、ちょっと変わりました。
猫さんは愛情表現がちょっと下手なだけなんですね。
早く再開できますように。
51. 匿名処理班
11日間家を離れてたら、甘えん坊の飼い猫がアオアオ言いながら自分を探してたと家族から聞いて家を空けられなくなった
52. 匿名処理班
前に近所の黒い野良猫が近づいてきて体にスリスリ。
しゃがんで撫でてたら、凄い人大好きの猫らしく体に登ってきて降りてくれないから、どうしようかなぁ買い物行けないなぁと思ってたところ、通りがかりのオバハンが何か名前を呼んだ途端にさっと離れて婆さんに着いていった。その婆さんはその近くのスナックの婆さんで、黒い野良は近所で可愛がられてるという事だったんでけど、切り替えの早い猫に少し寂しい気も…
他にも、子猫が通りに飛び出してきて、自分の周りを飛んだり跳ねたりしながら鬼ごっこしようみたいにはしゃいでて、可愛いからついつい持ち歩いてた猫缶あげたらムシャムシャと良く食べた。
で、遠くからジジイの声が聞こえたかと思ったら、子猫が小汚いアパートの方に向かって駆け出していった。
そこの二階の爺さんが飼ってたらしいけど、あの時も悲しくて涙ちょちょぎれた…
なんか犬より猫に好かれるんだよねぇ。