image credit:Instagram
アメリカ・ニューヨークのハドソン川で、とても珍しい光景が目撃されたとして話題になっている。6月下旬のある朝、通勤時間帯のことである。
スーツに革靴、ブリーフケースというどこからどう見てもビジネスマンな男性が、SUP(スタンドアップパドルボード)でハドソン川を渡っていたのだ。
その様子をフェリーで通勤していた人が見かけ、信じられないぜ!ってことで動画に撮ってSNSに投稿したところ大きな注目を集めた。
それにしてもどうしてスーツを着た男性がSUPを漕いでいたのだろうか・・・気になるその理由とは!?
交通費を節約しようとSUPでマンハッタンへ!
Man Dressed in Suit Paddle Boards Across the Hudson River
ハドソン川でSUPを漕いでいたのは、ニュージャージー州ジャージーシティ在住のコメディアン、スコット・ホルトさん(32歳)だ。
スコットさんは駆け出しのコメディアンのため金欠で、しかしマンハッタンでのミーティングに出席しなければならなかった。
image credit:Instagram
行かねばならぬ、しかし交通費を払いたくない。無い袖は振れないじゃないか・・・そうだ、SUP漕ごう。そう考えたスコットさんはSUPでハドソン川を渡り、対岸のマンハッタンを目指すことにした。
image credit:Instagram
救命胴衣を身につけずスーツ姿でパドリング
とはいえ、SUPでハドソン川を渡るのはけっこう大変だった。救命胴衣など何も身につけていなかったため、落ちたらけっこうやばいことになる。スコットさんは、
どこへ行けばいいのかまったく分からなかったよ。とにかくマンハッタンがある方を目指して漕いだんだと振り返る。
image credit:Instagram
30分かけてハドソン川を渡りマンハッタンに到着
マンハッタンに近づくにつれて波が荒くなり、スコットさんはできる限り素早く着岸できるところを探した。水上タクシー用の船着場に降りようとしたところ、水上タクシーのスタッフに「おいおい、死ぬ気かい!?」と心配されてしまったりした。
さらに警察官が待ち構えており、いろいろと大丈夫なのかどうなのか確認されたりもした。
そんなすべてを乗り越えて、スコットさんは30分かけて無事にマンハッタンに到着。ミーティングにも時間通りに出席することができたらしい。
image credit:Instagram
ちなみにこの日、スコットさんはコメディアンを募集していた会社の代表者とのミーティングに臨んだそうだ。しかし合意にいたらず、スコットさんは採用とはならなかったそうだ。
ハドソン川は渡れたけども、人生という大海原を渡るのはやはりなかなか骨が折れるわけだな。
だがこうやって、いろんな人が撮影してSNSで拡散されニュースにはなったんだから、コメディアンとしてはちょっとした宣伝効果はあったんじゃないかな。
References:Instagram / Geekologie / NY post / Daily mail / Lipstick alley / YouTube / Lost at e minorなど / written by usagi / edited by parumo
あわせて読みたい
年収350万円。パンダを抱っこするお仕事です。史上最高に楽しそうなお仕事の求人募集があったようだ(中国)
知らず知らずのうちに陥っていた。あなたが仕事中毒なのかどうかを知るチェックテスト
今の仕事が嫌になった。ならどうする?アメリカ人による7つのアドバイス
企業が求めているのは「仕事熱心」よりも「天性の資質」だった(英研究)
コメント
1. 匿名処理班
まねして溺れるユーチューバーたちが
2. 匿名処理班
代表にこの動画を見せるべきだ
3. 匿名処理班
ナイトスクープの大和川を下って出社すれば早いのではって回思い出した
ちなみに9時間51分かかっていた
4. 匿名処理班
アメリカと言えどウケ狙いも程々に・・
と、思いながら読んだらトンだオチ。
5. 匿名処理班
コメディアンとしての大チャンスだな
スターになれる人材ならこのチャンスを逃さないだろう
6. 匿名処理班
むかし旧江戸川渡って通学してる小学生いたな、(瑞江⇒行徳)どう言う経緯でああなってたんだろう?
7. 匿名処理班
バックストーリー聞いたらちょっぴり切なくなった
8. 匿名処理班
この人すげぇな。
SUPはこの前体験してきたけど、波がほとんどないような湖ですら大変だったぞ。
経験豊富だとしても、スーツでこれは尋常ではない
9. 匿名処理班
ナイトスクープの川下り通勤思い出したw
あっちは結局大遅刻で終わったけど、この人は時間通りに間に合ったようで良かった
不採用は残念だけどこのバイタリティがあればいつか大成しそう
10. 匿名処理班
危ない河を渡る : 節約のために無茶をすること。
11. 匿名処理班
良い宣伝にはなったと思う
(採用されるとは限らない)
12. 匿名処理班
スーパーサラリーマンじゃないか
13. 匿名処理班
どちらかと言うと、フェリーや水上タクシーって言う通勤手段がある事にカルチャーショックを受けた。
14. 匿名処理班
スーツかボードのCMに出れば人気が出そうだな
15. 匿名処理班
パンツも靴もグジョグジョだろうし、まあウケ狙いのパフォーマンス・プレゼンだよな。
その心意気は「買い」だとは思うけども。
残念だったね・・・でも、いいことあるよ。
16. 匿名処理班
この行動力だけは、評価したい。
いずれ道が開かれんことを。
17. 匿名処理班
怒るっで!横山
18. 匿名処理班
せめてウェットスーツを着るとか考えなかったのかな
19. 匿名処理班
これを芸として、ありとあらゆる場所(しかも全部場違い)に
スーツ姿で現れる男シリーズにすれば良いんじゃなかろうか。
20. 匿名処理班
売れるのもきっと大変!記事の合間合間に派遣社員募集の広告がでてきたからもしよかったら応募してみたり?
21. 匿名処理班
ハドソン川って、タンカー通れるくらい深くて広いし、流れも結構きついし、この人フツーにスゴイと思う。
22. 匿名処理班
日本で言ったら東京湾から台場にパドルボートで渡るようなものか
23. 匿名処理班
両津勘吉並の行動力
24. 匿名処理班
ただのエクストリーム出社じゃん
25. 匿名処理班
※2
冗談半分でもこんな危険で非常識なことをする人は
採用しにくいだろう。
26. 匿名処理班
ナイトスクープの大和川下り通勤…って書きに来たらやっぱりもうあったw
27. 匿名処理班
パドルボード持ったまま面接に臨んだんだろうか、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
28. 匿名処理班
リゲインのCMを思い出した
かっこいい男だなぁ
29. 匿名処理班
※25
ところがアメリカ人は、こういうの大好き。
業種にもよるけど、コメディアンならまずウケる。
体当たり取材とかやらされそう。
30. 匿名処理班
「君、いったい何をしておるのだね」
「ああ、お巡りさん、私コメディアンなんです」
「おお、そうかね、頑張り給え」
的な会話が展開されてそう。
31. 匿名処理班
既視感があるなと思ったらナイトスクープのネタだったかw
32. 匿名処理班
そうだ、SUP漕ごうwwww
33. 匿名処理班
後の人が呼ぶ「ハドソン川の奇跡」である。
34. 匿名処理班
高校の帰りに友人宅に行く時に橋まで相当距離があったので数人で渡河した事あったっけなぁw
同じような事を昔からしてる学生がいたらしく、とある教室には生徒の遺影が数人分・・・
35. 匿名処理班
人生かけて馬鹿やるタイプって、コメディアンとしては最高だと思うけどな
36. 匿名処理班
動画見たら、すごい波じゃないかw
ガチでヤバイは、この人
下手したら死んでるぞ
37. 匿名処理班
※29
その行き着く先はジャッカスかなあ・・・
でも、ウン○のプールで泳ぎたくないけどなあ。
38. 匿名処理班
※26
確か終業時間直前にやっと出社出来たんだよね
39. 匿名処理班
いろんな意味で命かけてた。この面接に。
40. 匿名処理班
※19
それなんてジェームズ・ボンド
41. 匿名処理班
越前屋俵太さんだったっけ?
ハワイの浜辺にスーツ姿で泳いできて「日本から泳いできた」とかいうギャグやってたの
なんかそれ思い出した
42. 匿名処理班
視聴者が引くと思ったのかもしれない(うちの社長なら言いかねないと感じて※交通費カットで経営者は嬉しい)
43.