ヒゲ親父たちがひと肌脱いじゃったようだ。かなりディープ属性の人のための2018年、ヒゲ人魚カレンダー

　今年も残すところあとわずか。来年に向け、各地で個性的かつ魅力的なカレンダーが続々と発売されているが、2018年のカレンダーチョイスは決まったかな？

　どうせなら自分の好きな属性のものを選びたい。でもマニアックすぎてなかなか見つからない。ちょっと親近感があるほうがいい。

　だがもし、ヒゲ+オヤジ+人魚+胸毛少々という複雑な属性を持つおともだちなら、このカレンダーが良いのかもしれない。

　カナダのニューファンドランド島にて髭の生えたおじさんたちが胸毛をちらつかせながら人魚姿になったカレンダーが販売中だ。

ニューファンドランド島のヒゲおやじが文字通りひと肌脱いだ

　モデルとなったおじさんたちは皆、「Newfoundland and Labrador Beard and Moustache Club」のメンバーだという。つまるところ、「カナダ、ニューファンドランド島とラブラドール地方にいるヒゲおじさんクラブ」ということである。

　立派なヒゲを蓄えて、何ともファンシーな姿になった親父たちは人魚を意味するマーマンではなく、“MERBY’S”マービーズと命名された。Mermanの“Mer”と、ニューファンドランドで「少年」を意味する言葉の“B’y”をあわせて名付けられたという。

　そっか、少年の心を持つヒゲおやじってことなんだね

ニューファンドランド島原産の人魚は一味違う

　クラブ創設者のハサン・ハイさんは「ニューファンドランド島周辺の人魚は他の人魚と一味違うのです。」とコメントしている。

　ヒゲと人魚というマニアックなコンビネーションはあっという間にインターネットで話題を呼んだ。

ヒゲ親父人魚のモデルを募集したら応募殺到

　ハサイさんがアイディアが湧いたきっかけは、友人のフェイスブックに投稿された “男性の人魚” をテーマにした写真を見ていてぴんときたことからなんだそうだ。

　この独特なカレンダーのためのカメラマンやモデルを募集したところ、あっという間に70人以上が応募したという。

売り上げの一部は馬を使った心の治療に役立てられる

　カレンダーの売り上げはすべてホースセラピー（馬に触れたり乗ったりすることで、心の病や心身の障害を癒やす療法）の慈善団体SPRIT Horseの運営に役立てられるとのこと。 　むっちりボディに髭の男性がしなっと人魚ポーズをしながら満面の笑みを浮かべているその様は、思わずこちらも微笑んでしまう。

　むしろこのカレンダーこそが心の癒しとなるかもしれないしタンスの肥やしとなるのかもしれない。 　みんな楽しそうに見えるが、撮影は大変だったようで、尾ひれをつけたまま動き回るのは決して楽なことではなかったそうだ。

　「撮影中は飛び跳ねて移動したり、小股でもぞもぞ動いて移動していました。」その苦労もあって、みんないい笑顔だ。その笑顔の伝染力はご覧のとおり。 　価格は日本円で25ドル（約2800円）。

　癒しを求めている人も、複雑な属性を持つ人も、この価格で笑顔が伝染するならお手頃じゃないだろうか。

購入はこちらから！

via: MY MODERN MET/Mashable/Facebookなどtranslated by kokarimushi / edited by parumo
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