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「人間さんお願い、うちの子を助けてください!」母猫の要請ではじまった子猫救出大作戦 (アメリカ)

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 今年11月初旬のこと。駐車場を歩いていたリザさんは、後にレインと名付けられる一匹の猫と出会った。その猫は鳴きながらこちらへ駆け寄ってきたのだ。

 猫はリザさんに何かを訴えていた。それが何かは分からないまま、リザさんは猫に導かれ、建物の脇へと辿り着いた。

 なんとそこでは・・・

 建物脇の排水溝から、子猫の鳴き声が!

 子猫が排水溝に落ちてしまっていたのである。

子猫を助けたい!母猫は人間に望みを託した

 母猫は、リザさんに排水溝に落ちた子猫を助けてくれと訴えていたのだ。パイプの角度のために、落ちた子猫は自力で上がって来られないのである。

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レスキュー隊の子猫救出大作戦

 リザさんは、即座に “Here Kitty Kitty Rescue“(ヒア・キティキティ・レスキュー)に連絡をした。すぐさま駆けつけたレスキューチームは、長さ2メートルほどの棒と、マグロの匂いをつけた布を準備していた。

 この布を棒に巻きつけて排水溝に差し込むことで、匂いに引かれた子猫が布をよじ登ってきてくれるという作戦である。

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 しかし、子猫は出てこなかった。

 レスキューチームの一部がこの作戦を行っている間に、他のスタッフは母猫と、もう一匹の子猫を保護していた。ライリーと名付けられたこの子猫は、藪の中に隠れていたのだ。

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 人間に対する恐怖ですくみあがったライリーを見て、レスキューチームは、排水溝の子猫も怯えて出てこられなないのでは?と察した。

 そこで、「梯子」を設置したまま、ひとまずは引き下がって様子を見ることにしたのである。

人間の気配を消してしばらく様子を見ることに

 だが、翌朝まで待っても子猫は出てこない。耳をすませば、パイプの中で鳴いているのが聞こえる。まだ生きている。

 レスキューチームは焦りを感じていた。エサも母猫の温もりもない、暗いパイプの中では、子猫はどんどん弱ってしまう。残された時間は少ない。

 「捕まりたがっていない野生の猫を、どうやって保護すればいいのでしょう?怯えさせて、地下の排水パイプの迷路に入り込まれてしまったら、もうどうしようもありません」

地下に潜って子猫を探し出す作戦に変更。

 もう手詰まりか….と諦めかけたその時、あるアイディアが浮かんだ。

 レスキューチームは手近なマンホールを開けた。暗い水の中に降りて行き、子猫がいるかもしれない場所を探し出すことにしたのだ。

 この役目を志願したのはステイシーさんだ。

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作戦成功!子猫を無事救助

 作戦は成功した。

 子猫の落ちた排水溝につながっていると思われる、直径25cm程の黒いパイプが見つかった。そして美味しいエサをたっぷりと入れた子猫用の生け捕り罠を、マンホール側の端に仕掛けられた。

 ステイシーさんは地上に戻り、チームは、母猫が子猫を呼ぶ声の録音を繰り返し流した。その結果、子猫の鳴き声が大きく、近くなってきたのだ。

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 「我々は皆、固唾を飲んで見守っていました。そして、罠の扉が閉まる音が聞こえたのです!この上なく嬉しい音でした」

 すぐにステイシーさんが降りていき、罠を引き出した。地上のメンバーに手渡された罠の中には、美しい赤茶色の子猫が入っていたのである。

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猫一家はすべて施設に保護される

 リザさんは、無事に助け出された子猫に、「パイパー」と名付けた。

 レスキューチームは、猫の一家がリラックスできるよう、サンクチュアリに連れて戻った。母猫と妹猫と再び一緒になれたパイパーはとても幸せそうだった。

 「猫たちは、缶に入ったエサにも深い感銘を受けたんですよ!」

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ステイシーさんとパイパー
 子猫は丸2日近くもの間、飢え、凍え、ひとりぼっちでいたのである。しかし、母猫のレインは、幸いにも心の優しい女性を見つけて、子猫を助けてもらうことができたのだ。

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 現在、3匹の家族は “Here Kitty Kitty Rescue” のもとで手厚い保護を受けている。飢えたり凍えたりする心配は、もう二度と必要ないのだ。

 子猫は人間を恐れていたが、母猫はかつて人間にやさしくされたことがあったことを記憶していたのかもしれない。

 ともかく一家が無事救助されて本当によかった。

via: Love Meow / Ellen Nation / Facebook など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. 可愛い子猫やなー
    こないだネットで話題になった猫救出劇をアンビリバボーでもやってたな
    子猫1匹の為に、特に猫好きでも無かったお父さんが何日も頑張っててすごく暖まる話だった

    • +70
    1. ※1
      あれはよかったな
      再現Vのお父さんがめちゃくちゃ味があった

      • +8
    2. ※1
      私もあれ見た、いい老夫婦だなーと思った、(お父さん最後は猫飼っちゃうし)

      すべての排水溝に侵入できない柵の設置を義務づけないとダメですね

      • +10
  2. むこうは猫救出の専門機関があるのか
    日本で同じようなことがあった時どこの機関も助けてくれなくて
    結局発見者が自力で排水溝の奥にいる猫を助けたって話があったなあ

    • +20
  3. お母さんかしこいなあ。

    子供がおびえて出てこないのなら
    お母さんに説得してもらえばよかったのに。
    にゃーにゃー(大丈夫よ 出ておいで)
    にゅーにゅー(本当なお? 人間こわくないお?)

    • +7
  4. 本当はもう一匹残っていたことがなぜ書かれていない
    その子も助けられたことがあったら完璧だったのに

    • -9
  5. ママン賢いなぁ
    野良猫は人間に助けを求めることはまずないのに
    子供のために必死で勇気を出したのだろうなぁ
    それも助けを求めたのがやさしい人で良かった

    • +46
    1. ※11
      この女性なら手を貸してくれるかもって判断したのかなあ
      ネコも人を見ている気がする

      • +2
  6. 子猫に好かれる俺にはこの職向くだろうけど
    なぜか親猫にはジト目されるのが欠点

    • +8
  7. いい話だ~
    ふと思ったんだけど、自分事として、レスキューが必要な動物が目の前に現れた場合、どこに連絡すればいいんだろう。
    やっぱり消防署かな?
    アニマルセンターなんて身近にないし(ノД`)

    • +15
    1. ※13
      消防署かな?この間電柱から降りられなくなった猫のところには消防車が来ていたよ。

      • +3
  8. ママであるレインが勇気を出したのが、
    幸運のはじまりだった。
    現実には近寄れば蹴っ飛ばす人がいるし、
    闇マーケットに転売する人もいるし、
    購入して虐待する人もいるのに、本当にヨカッタ!(TT*)

    • +22
  9. 人間が動物から信頼されるというのは、なんかいいよね。

    • +48
  10. こういうレスキューチームがあるのがすごいなあ。日本にもあるのかな

    • +17
  11. その後も里親見つかるまで知りたいなと思った。

    • +9
  12. >母猫が子猫を呼ぶ声の録音を繰り返し流した

    ファインプレー!!!

    • +18
  13. 昨日は犬、今日は猫・・・・・・イイ話は大好物だが、目元が赤く腫れてしまっている。
    鼻詰まりは治ったが・・・・・・

    母猫も最初は苦渋の決断だったかも知れないが万事メデタシめでたし(涙)overflow継続中!

    • +6
  14. たまに猫に呼ばれてどっか連れてかれたりするけど、あれは本当になんなんだろうなー。
    見せたいものあるとか、助けて欲しいとかならわかるけど。不思議だ。

    • +7
  15. 母猫は信用できる人間をすぐにわかったんだろうか??

    • +5
  16. 人間っていう生き物も
    か弱いものを守るために懸命になれる素敵な生き物だと思いましたマル

    • +7
  17. 「子猫が排水溝に堕ちてしまっていたのである」とは、フォースの暗黒面か何かかな?

    • -5
  18. ごく一般的な日本の場合、こうやって救出された猫はそのまま保健所に送られる。経験済。
    保護しようと思ったら、地区の自治会長が、野良の母猫に返すと言うので、救出された子猫は野良になった。

    • +6
    1. ※27  保護してほしかったけど、
      会長には逆らえなかったのかな。。。
      野良にするにしても、時期を見て避妊去勢して
      地域猫にできたらヨカッタ。
      賛同者の募金でまかなえる可能性もあるし、
      何人かゴハン&片付け当番を名乗り出てくれたかも。

      • +2
    2. ※27
      当時、子供だったの?(そして親が飼育に反対した) 
      もし一人の社会人が「この野良猫、自分が飼います」というのを止める権限など、自治会長とはいえないと思うのだが。まぁ、野良猫と飼育ネコ(放し飼いで誰からでも餌をもらっている)の区別があまりついてない時代だったら、わからんでもないような気がしないでもないような。

      • +2
    3. ※27
      猫たちを救い出したのは、レスキューと名のりつつも動物専門のレスキューチームというわけではないでしょう。ノーキルシェルターとして活動しているようですが、専用の施設を構えているかどうか…って規模なのがホームページの内容や写真からもうかがえます。手弁当と募金で成り立ってるような非営利の猫保護会なのではと。

      そこのおばちゃ…お姉さまたちが迷い猫をキャッチしてきた経験とアイデアをたよりに乏しい資金と道具、そして度胸(マンホールに入る覚悟は簡単でないと思う)で頑張った!子猫たちも頑張った!というのがこのお話だと思います。
      ごく一般的な日本においてもその手の保護会が直接救い出した迷い猫を保健所に送るってのは考えにくいと思いますよ?

      ※37
      マンホールがずっと写っている動画の最後の最後でバシャン!って音がして人声もちょっとざわつく場面、そこが罠の扉がしまった個所と思われます。

      • +1
  19. にゃんず かわゆい!

    パイパー サンクチュアリと聞くとフォールアウトかなと思ってまう……

    • +3
  20. 街を歩いていたら野良の子猫に木に登って降りられなくなった仲間の子猫の救助を要請されたことがある
    本能的な行動だろうけど人間なら助けてくれるって思ってくれてるんだったらいいな

    • +9
  21. 美猫ぞろいの一家だこと。
    この写真だけでご飯お替りできるわ

    • +6
  22. 籠の罠で捕まってる子猫の映像を喜ばしく思う日が来るとは。

    • +9
  23. おかさん猫もイイ子、イイ子。子猫もイイ子、イイ子したげたい。
    ほんとにかわいらしい猫だね。

    • +4
  24. GJ!! 良きき。
    ”罠の扉が閉まる音”、想像して感動した。

    • +2
  25. 察しのいい女性が近くにいてよかったねえ。
    私なら「なになに、ニャーニャー鳴いてこっち来て、可愛い♪」
    とのーてんきに喜んで救助要請であることに気づかない可能性大だよ……。

    • +6
  26. 猫に限らず、やはり母ちゃんは偉大なり! (つД`)

    • +1
  27. 母猫も一緒におんぶ紐で連れてけば子猫呼んだんやないかな
    それは何より無事でよかった

    • 評価
  28. 良かったよ~

    日本にもこう言う団体必要!
    今じゃ猫の方が飼育数多いし、近い未来に捨て猫さんがきっと増えると思う

    • +1

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