メインコンテンツにスキップ

深宇宙から謎のシグナルが異常なほど活発に。5時間で15回のパルスが確認される(米研究)

記事の本文にスキップ

38件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 ごく稀に宇宙の彼方から届く不可解なシグナルが検出されることがある。

 これは高速電波バースト(FRB)と呼ばれており、一度に2回以上キャッチされたのは、数回しか例がない。

 高速電波バーストは明るいミリ秒長の電波信号パルスで、天の川の向こう側から届いてくる。その正体については中性子星のほとばしりから異星人文明の通信までさまざまだ。

 ところが最近、高速電波バーストが15回も繰り返し発信されていたという。

高速電波バースト「FRB 121102」

 2012年に初めて観測された高速電波バーストはFRB 121102と名付けられ、2015年に再び観測された。

 米カリフォルニア大学バークレー校のポスドク研究者ヴィシャル・ガジャ(Vishal Gajjar)博士は、ウェストバージニア州にあるグリーンバンク天文台の機器を用いてFRB 121102を再び観測することにしてみた。

 5時間にわたり4~8GHzの周波数帯を観測の後、収集された400テラバイトのデータを解析してみると、FRB 121102から届く新たに15のパルスが発見された。

この画像を大きなサイズで見る

色分けされたエネルギープロットに描かれる線が高速電波バースト。30億年かけて飛来したことで分散しており、検出の時間とエネルギーが異なる

image credit:Berkeley University
 そこには2つ意味合いがあるとガジャ博士は話す。

このような高周波数での検出はいくつもの(FRB 121102)起源モデルの検証に役立ちます。また4~8GHzというその周波数構造からは、我々と発生源との間に介在する中間物を理解することができます

いったいなぜ?深宇宙から発せられる強いシグナル

 FRB 121102の位置は、30億光年先にある矮小銀河であることがすでに分かっている。しかしこれほどにまで強いシグナル源が具体的に何であるのかは依然謎のままだ。

 ガジャ博士によれば、反復することと現在の活動が高まった状態から、ブラックホールの衝突といった破壊的な説明のいくつかは除外できるようだ。だが、他の高速電波バーストについては、そうした事態はありうるという。

この画像を大きなサイズで見る

 高速電波バーストの発生源が何であれ(あるいは誰であれ)、それはまだ地球上にいる唯一の生物が単細胞生物でしかなかったはるか昔に放たれた。

 ひょっとしたら古代の知的生命は地球における生命の萌芽を手がかりに、我々の技術レベルが十分発達した頃に到達するようそれを送信したのではあるまいか?

 だが今のところ地球外生命の証拠は得られていないわけだから、パルサーのような自然現象のほうが説明としては現実的だろう。

References: Zmescience

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 38件

コメントを書く

  1. どこかのマッドサイエンティストが信号を把握して
    宇宙人が送り込むための内部破壊用侵略兵器作りそう

    • +1
    1. ※2
      そういうB級映画があったなー
      どっかの研究所が信号解析して人工生命的なもの作ったけど意図に気付いて処分しようとしたら脱走されてっていうやつ

      • 評価
  2. また未登録の人工衛星がその方向にあったとかじゃないのかな…

    • -1
  3. タイミング的に核実験は本当に危険だからマジでやめとけという地球を知り尽くしてる星からのメッセージだと思う。核の汚染度はものすごいからね。

    • -23
    1. ※5
      観測されたのは2012年と2015年です。しかも30億年前と50億年前に発生した事象です。
      ナショジオのほうにもう少し科学的な内容の記事があるので、興味のある方はそちらをご覧ください。

      • +18
  4. 個人的な感想だけど、こういう数十億光年も遠い所から届くような超強力な電波って、人工的に作り出すことは不可能だと思うw

    ブラックホールや中性子星とかの天体活動しか作り出せないと思うねw

    • +7
  5. 20分に1回自転してるパルサー的なものじゃね?

    • +1
  6. たった15回じゃ「信号」にならんだろ…

    • -4
  7. 映画のコンタクトみたいな事が起きてたりして(>_<) 友好的でいろいろな技術や見たこともない世界を行き来出来る未来があってもいい。

    • +1
  8. ラジオ惑星のポールシフトでも有ったのかな?

    • 評価
  9. 痺れを切らした宇宙人の怒涛のピンポンダッシュ。

    • +8
  10. 遠い昔、遥か彼方の銀河系で、惑星をも破壊する宇宙戦争が行われていた…

    • +3
  11. 地球使用料の請求書かも。
    「払えないなら立ち退きな、次の入居者決まってるから」

    • 評価
  12. 30億光年先からのノックか
    もし向こうに高度な文明が有ってもまだ残ってるかな…
    オカエリナサイって返信した方がいいのかな?(

    • 評価
  13. ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ るるいえ うが=なぐる ふたぐん

    • +2
  14. スカブコーラルの司令クラスターやろ

    エウレカセブン ハイエボリューション
    9月16日全国ロードショー!

    • 評価
  15. ついに….「奴ら」が動き始めたか..!

    • 評価
  16. ソッコー解読したわ。楽勝

    パルス01:フ
    パルス02:ァ
    パルス03:ミ
    パルス04:チ
    パルス05:キ
    パルス06:を
    パルス07:送
    パルス08:れ
    パルス09:和
    パルス10:風
    パルス11:だ
    パルス12:し
    パルス13:醤
    パルス14:油
    パルス15:の

    • -3
  17. 滅びの言葉に見えて疲れてるんだもう寝ようと思ったら、
    同じ人がいたようで安心した。

    • 評価
  18. 30億光年という距離の隔たりに宇宙の広さを感じ、30億年という膨大な時間に宇宙の歴史を思う。
    空を見上げるヒトがヒトたる遥か以前から星々の営みがあり、名残を今に伝え続けるという壮大なロマン。

    ・・・・さて、会社で矮小で卑近な現実に向き合ってくるか。

    • +1
  19. こういうニュースを見るたびに人は本当にさみしがり屋なんだなあと思う。

    • +3
  20. 夢はないけど、なんらかの自然現象だろうな。

    • 評価
  21. 「パルス」という語呂の響きだけでもうロマン溢れてドキドキする。
    ぶっちゃけ真実はどうかというより、この謎を探求することこそに価値と魅力を感じるよね!ちょー楽しい!!!!

    • 評価
  22. クトゥルフが復活するのじゃーー!!!(100年目迎えたし

    • 評価
  23. 30億光年じゃ、例え生物がいたとしても交流出来ないわ
    来るのに光速ロケットで30億年は無理

    • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

自然・廃墟・宇宙

自然・廃墟・宇宙についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。