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坐骨神経に関するタメになる13の事実【ライフハック】

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(著) (編集)

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 人体は驚異に満ちている。誰にとっても最も身近な物体であろうが、同時にほとんどの人はそれについて十分に理解していない。

 誰かのせいで神経が逆撫でられる思いをしたら、はっきり坐骨神経を逆撫でするんじゃないと抗議しよう。

 人体内で最大の神経であり、下部脊椎の両側からおしりの奥深くを通り、太腿の後ろを巻くようにして足に伸びている。ここではこの重要な神経系について説明しよう。

1. 一番太い部分は親指と同じくらい太い

 イライラするとこの神経に障るのも無理はない。

2. 5本の神経で構成されている

 坐骨神経は正確には5本の神経で構成されており、それらは下部脊椎の左右で合流する。さらに正確に言うと、第4、第5腰神経と第1~第3仙骨神経が1つの束になっている。

3. 坐骨神経がなければ、足は棒のよう

 坐骨神経はふくらはぎや足の筋肉と皮膚に感覚や力を与える。また関節・骨・膝から下のあらゆる感覚をもたらすものだ。

4. 脊髄と大腿骨をつなぐ

 それは脊髄と太腿の外側・太腿の後ろにあるハムストリング筋・下腿と足の筋肉をつなぐ。坐骨神経を痛めると筋肉が弱くなったり、脚・足首・足・つま先がしびれたりするのはこのためだ。

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5. 怪我をすると神経自体よりも脳とのつながりに影響することが多い

 脊髄をひどく損傷すると、神経自体が平気でもそこと脳との接続が断たれるといったことがよくある。最近までそうした怪我を治療する術はなかったが、幹細胞を使った犬などの動物実験で治療の見通しが立ちつつある。

6. 腰の怪我は坐骨神経痛最大の原因

 さまざまな腰のトラブルが坐骨神経に痛みを伝播させる。最も多いのが、L5(下位腰椎)の椎間板ヘルニアによってのS1(仙骨)神経根が刺激されて発生する坐骨神経痛である。その神経根は非常に敏感で、わずかに突出した椎間板であってもインターロイキンといった炎症性タンパク質や腫瘍壊死因子を含んでおり、神経を刺激する。

7. 坐骨神経痛で緊急治療も

 稀に馬尾症候群(脊髄の基部の神経の束が馬の尻尾に見えることからこう呼ばれる)が坐骨神経痛と誤診されることがある。

 それは通常、腸失禁や膀胱失禁につながる脱力の原因となり、ときには徐々に悪化する脚の脱力や感覚喪失を引き起こすこともある。この場合、直ちに処置が必要であり、一般的な坐骨神経痛よりも回復に時間がかかる恐れがある。

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8. 古代ギリシャやローマは関節痛と神経痛を区別できなかった

 古代ギリシャやローマの医師は、現在坐骨神経痛と知られる痛みについて、その原因は股関節にあると考えていた。神経に起因する脚の痛みと関節炎に起因する脚の痛みが区別されたのは、1764年になってからのことらしい。

9. ヒポクラテスは女性の母乳で治療した

 その痛みを治すために古代ギリシャの医師ヒポクラテスが考案した方法は、燻蒸、断食、下剤の服用であり、極め付けが女性の母乳を沸騰させて飲むことであった。

 彼はその著書の中で、「腰や足がけいれんし、かつ冷たい」老人の患者なら1年、若者なら40日で痛みから解放されると記している。

10. 坐骨神経痛の名称の由来は15世紀

 坐骨神経痛のことをsciaticaというが、その名の由来は15世紀のフィレンツェにある。当時、坐骨神経痛の原因は結核であると考えられていた。

 結核は坐骨結節(ischial tuberosity)に作用する。このため坐骨神経痛はischiaticaと呼ばれていた。これがsciaticaの語源だ。中世の医師は原因を勘違いしていたが、名称だけは現在に残った。

11. 1900年から1925年のどこか時点で、椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が関連付けられた

 別々の国の別々の研究者が、骨折や椎間板ヘルニアのある遺体の検死して、坐骨神経が圧迫されていることに気がついた。これが坐骨神経痛のブレークスルーとなった。

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12. 体重よりも身長が影響

 1991年に発表された女性2,946名、男性2,727名を対象とした研究から、坐骨神経痛の発症率と体重にはほとんど関係がないことが判明した。

 しかし50~56歳の男性については背が高いほど発症している率が高まった。また別の研究でも同じような関連性が明らかにされている。約176センチを超えるようならリスクは高い。

13. 坐骨神経痛が大変? あなた1人じゃない

 坐骨神経痛は日常生活に大いに影響する。仕事を休む理由は風邪が一番多いが、次に多いのが腰痛と坐骨神経痛だ。50歳以上の人で最も多く見られる一方、20歳未満では滅多にない。また多くは遺伝的なものだ。

via:mentalfloss/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 25件

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  1. 面白いね
    >老人の患者なら1年、若者なら40日で痛みから解放される

    末梢神経障害なので自然軽快することはあるのだけど、
    ヒポクラテスはその自然軽快の日数を記述していただけ、のような気がする

    • +1
  2. ストレスでも腰は痛くなる
    心のストレスが心臓や胃に行く人もいれば、腰に行く人もいる
    椎間板ヘルニアの治療を受けても痛みが取れない人はストレスによる痛みも疑った方がいい

    • +12
  3. 強い力士に腰痛が多いのは、体重に加えて身長(幕内平均185、最短171、最長195)もあるのな(納得

    • +5
  4. うちのママン165cmで161cmまで縮んだらなりました

    • +1
  5. 男性で身長176センチ以上は注意って…
    大概の人が当てはまる様な。

    • -6
    1. ※6
      日本の成人男性の平均身長は170cm未満だった気がする

      • -1
  6. ぎっくり腰やってから数年これに悩まされた
    痛みだけじゃなく足の痺れもくるからタチが悪い
    今年もぶり返しませんように!

    • +7
  7. ヘルニアじゃギックリ腰じゃってのはもう坐骨神経痛一括りでいいって事かい?

    • 評価
  8. 背筋が丸まる癖があったから意識的に伸ばして生活してたら人生初の腰痛が発生した
    けど背筋矯正辞めたら治った
    背筋は丸いけど腰痛になるより良いやと絶賛放置

    • +3
  9. 一言でいうと”椎間板ヘルニア”
    それが慢性化した場合は、脊柱管狭窄症という、
    これを発症したら、一生腰痛と共に生きることになる、
    若いうちは、ワザと体を痛みつけるように無茶をしたもんだがそれが一番いけない!

    手術経験者が助言しておく、腰と頸椎を痛めたら一生苦労する

    • +5
  10. 今まさに坐骨神経痛の真っ只中の俺にはタイムリーな話題
    薬、鍼、色々試してるけど効果薄いし、仕事、生活、全てに支障出るし、生きる気力がどんどんすり減る…

    • +6
  11. 坐骨神経痛ヒドい時は長座前屈するとラクになる
    ケツのわきをグーで殴るとか

    • 評価
  12. すみません、意外と当てはまらない♂もいます笑

    • 評価
  13.  背の長い人は欧米の資本世界の手足の長い玉居れル~ルしか
    希望がないワニよ、この過酷な世界少しでも健康で歩いて長生きする人は
    皆小さいワニ

    • -5
  14. 7.の話は椎間板ヘルニアやった時に医者から聞いた。ヘルニア自体はやがて自然治癒(突出し過ぎると異物判定され分解されていく)するので痛みに耐えられるなら放置していいけども排便が不随意になるなど異常が生じたら迷わず救急車呼べって言われたよ。

    • +3
    1. ※17
      一発目かな?もう棺桶に片足突っ込んでる状態だな
      マクロファージによってヘルニアはなくなるけど、それは治ったわけじゃないからな、
      10年経ったって脊柱管の軟骨は元には戻らないからな!
      既にあんたの腰はガタガタで、いつ再発してもおかしくない状態だ

      俺は10年で3.4回再発し・・・・・・・骨を削った

      結果、肉体労働は全部できない、スポーツも、ただ長時間座ることもだ!

      • 評価
  15. 私は170だけど私より大きい男はあんまり見かけない
    小さい男は老年期にいいんだね

    • 評価
  16. ゴメン、どうしても貼りたい。

    「極め付けが女性の母乳を沸騰させて飲むことであった。」

    って、男性の母乳がある前提なんですけど⁉

    • +1
  17. 身長171しかないワイ、無事に坐骨神経痛
    ちなガリガリのもやし

    • 評価
  18. 男性か女性かの意味で使ったんじゃなくて、生物としての区別で女性って使ったんでしょ。
    母乳だけなら人間以外も適用されるじゃん。

    • 評価
  19. 立ちっぱなしだったりしゃがみっぱなしだったりすると、股関節が固まったようになって激痛で全く立てなくなることがある
    レントゲンでは異常がなかったんだけど、神経の問題なのかな
    トイレに行くのも困難になるので結構困ってる

    • 評価
  20. 想定していたよりも重要だった
    この神経が現在で此処まで重要性を新たに発見されているのなら、これからもまた更なる重要性を発見され続けていくのかも知れないな

    • 評価
  21. 立っても座っても痛いから身体を休めなくて辛い
    これ遺伝なのか・・・

    • +1

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