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19世紀のイギリスで、最も悪名高い精神病院「ベドラム」に収容された患者の写真

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(著) (編集)

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 悪名高き精神病院がある。イングランド・ケント州ベカナムにあったベドラムである。またの名をベスレム王立病院という。

 この病院は、ヨーロッパで最初に設立された精神保健機関で、1247年の設立以来、多くのホラー小説や映画のテーマとなってきた。

 ベドラムで行われていた「回転療法」は、チャールズ・ダーウィンの祖父であるエラズマスによって発明されたものだ。これは、患者を座らせた椅子をロープで吊るし、何時間も回転させる、という「治療」である。

 患者の大半は、急性躁病と診断され、そのうちの何人かは他人を殺した後に収容されている。

 19世紀に写真家のヘンリー・ヘアリング氏が撮影した患者の肖像写真をご覧いただこう。はたして、彼らの顔に病気の兆候は現れているだろうか?

1. 名前の判明していない女性患者。

19世紀半ばに急性躁病と診断され収容された。

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2. ウィリアム・トマス・グリーン、1857年収容。急性躁病との診断。

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3. エスター・ハンナ・スティール、1858年。慢性躁病と妄想の診断。

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4. エリザ・ジョスリン、1856年収容。急性鬱病。

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5. ジョージ・ジョンストン船長。殺人罪に問われ、躁病の診断を受けてベドラムに収容された。

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6. エリザ・キャンプリン。急性躁病の診断により、1857年に収容。

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7. エリザ・キャンプリンの2枚目の写真。彼女もこの施設で「治療」を受けた。

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8. 一般人は金を払ってベドラムの内部と、この名も知れぬ女性のような患者たちを見物することができた。

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9. この女性患者も、19世紀半ばに地獄のような病院に閉じ込められた不幸なたましいの一人だ。

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10. ジョン・ベイリーと息子のトマス。共に急性鬱病で1858年に収容。

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11. この患者は、ヘアリング氏に写真を撮られる際に笑顔を見せることに成功した。

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12. 有名な画家、リチャード・ダッド。父親殺しで告訴された。父親を悪魔であると信じていたのだった。

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13. 26歳の家事労働者、サラ・ガードナー。「激しい気分の落ち込み(大鬱病?)」の診断の後、1857年に収容。

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14. ファニー・バレット。断続的な躁病と診断され、1858年に収容。

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15. ハリエット・ジョーダン。急性鬱病の診断で1858年に収容。

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16. 1855年に急性躁病と診断され、ベドラムに収容されたエリザ・グリフィンも、ハリエットと同じ苦境に直面した。

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17. この肖像は、傷つきやすいという感覚をよく捉えている。

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via: vintage everyday・written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 60件

コメントを書く

    1. ※1
      私もユダヤ人イコールラテン系とモンゴロイドを足して割ったような顔の人種だと思ってたけど、
      実際は宗教の派閥であり、ユダヤという人種があるわけでは無いらしいよ

      記事の中にゾンディテスト?に使われてる画像があって おっ!と思った

      • 評価
  1. 現代の精神病の投薬治療の回復実績はこの回転療法を笑えません。

    • +9
    1. ※2
      んな訳ないでしょ・・・ 具体的な統計データあるんですか?

      • +10
    2. ※2
      そりゃそうだ
      病理そのものがまだよく分かってなくて、結局は薬で症状を抑えてるだけなんだからな

      • +5
  2. 精神病院とか絶対に入りたくないわ

    • 評価
  3. 明らかにやばい人もいるけど、今なら適当な薬で治るような
    ごく普通の人もいるぞ
    たぶん現代と同じく、素早く歴史が動き回り心と精神が
    ついていけなかったどこでもいる人で、ほんの少し生まれる
    時代が違ってたら、正常な人いたのだろうな

    • +83
  4. 今の精神医療にも問題は色々あると思うけれど、薬を飲みながら外界で普通に暮らせる人が増えたのはいいことなんだろうと思う。
    躁鬱病の薬は子供を作るのに制約があったりして面倒だけど、薬があればちゃんと生活できるから本当に助かってる。

    • +57
  5. 精神病と知ってるからそのように見えるわけじゃなく、見るからにそれと分かるのが・・・

    • +13
  6. コージー・パウエルのバンド、ここから名前取ったのか

    • +3
    1. ※7
      よく思い出したな
      拳が地中から突き出してるジャケットのやつだろ

      • +3
  7. 下の記事の人たちよりはまともに見える。不思議 !

    • +3
  8. ただの更年期障害で入れられた奴いそう

    • +60
  9. 患者の顔つきより、みんなそれなりにキチンとした服装してるのが怖い。

    • -5
  10. 見世物小屋だったんだね。
    棒でつついて怒らせて毎日何十人もの人に見られて治療になったんだろうか
    自閉症だったら最悪の環境じゃん
    痴呆の人もいたんじゃないの

    • +64
  11. 現代では宗教的な理由とかなければ大体の国では私服は自由。
    服装から人物像とか色々な情報を得たり想起出来るけど
    伝統的、社会的に制約があった時代は前述の情報は得難いと思う。

    そういった時代に病気として未知数であったり
    そもそも病気という認識がもたれていない場合の精神病って
    かなりの恐怖感が醸成されたのではと記事を読んで思った。

    • +4
  12. この写真が撮られたのは治療前なのか治療後なのか
    荒治療で逆におかしくなった人もいるだろうね

    • +46
  13. ぶら下げられて何時間も回転って、ウルトラマンレオの特訓じゃあるまいし…

    • +6
  14. 今だったら別の診断が出る例も多いんだろうな

    • +26
  15. やたら躁鬱病が多いし、統合失調症でも何でもとりあえず「躁鬱病」って診断してたんだろね。

    • +35
    1. ※21
      その統合失調症ですら少し前は分裂症って呼ばれてたくらいで、、
      精神医療はまだまだ発展途上(医者の地位も低く、医学部で落ちこぼれると「精神科医にしかなれないぞ」と言われるくらい)
      米の製薬会社が儲ける為に新しい病気が発明されると一部で批判もされていたり
      研究がこれからでまだまだ解らない事ばかりの分野

      • +8
      1. ※39 意味としては精神分裂症もそんなに間違ってないんだよ。ただ、語義上誤解を招きやすいということと、現に誤解を招いてその症状の理解が一向に進まず、ネガティブイメージがこってり染みついてしまってより実態に即した誤解の少ない病名に変更になった。

        精神疾患、精神障碍の人がどう扱われてきたかという歴史を調べると、およそ悪夢の辞典のようだよ。中には問題に巻き込まれたためにおかしくなったり、正常なのに捨てられたリ、挙句に事実上の人権を喪失して様々な「治療」の犠牲になった人は多い。

        • +5
      2. ※39
        むしろ「精神分裂病」の方が素直な直訳なのに、
        差別用語だ何だのポリティカルコネクト的な理由で
        何を指してるか分かりにくい婉曲的な名称になっちゃっただけだろ。
        世間的配慮で余計に本質から遠ざかってる。

        「分裂」を「統合失調」に回りくどく言い換えてるけど、
        肝心な主語の「精神」をわざと外しているから
        何の部位の疾患なのか意味不明になっている。
        (名称変更の際に、せめて「精神統合失調症」にすべきでは
        という意見もあったようだけど、却下された模様。)

        • +2
  16. 中には政治的や覇権争いの果てに放り込まれた人も
    居たかも知れないというのが有りそうで恐い。
    今だったら人権問題になりそうな暗い何かを感じます。

    • +20
  17. 現代によくいる中毒レベルのモンスタークレーマーや代理ミュンヒハウゼン症候群、
    万引き中毒、虚言癖なんかもこの時代の考え方なら精神病棟に入れられたんだろうか

    • +5
  18. 今でもそんな人がいるんだよ。
    大震災の時に逃げだして、外で生活していて見つかって連れ戻されたのだけど
    「どこも悪くない」ことがわかって娑婆で生活できるようになった。
    精神病院は闇だよ。

    • +6
  19. 日本の障害者や精神病院の歴史も凄惨だしおどろおどろしい

    • +18
  20. 魔女狩りみたいなものかな
    おかしいやつらに、おかしいと認定される

    • +11
  21. 女性なら本を読んでいただけで頭おかしいとされた時代もあったからなあ…
    背景を知っていると、これらの肖像画が犠牲者に見えてきてしまうな

    • +30
  22. 1の女性の手がガリガリに見える…
    躁病てどんな定義だったんだろう

    • +8
  23. 自分の生前写真が、未来でこんな風に晒されるなんて。

    • +12
  24. 治療ったって何をどうするんだ?
    普段どんなもの食ってるんだろうな。

    • +3
  25. 髪のぼさぼさ具合
    自分を守ろうとする腕組
    気分散漫と強迫観念が伝わってくる

    • -5
  26. 実際に精神病だったにせよ精神病じゃなかったにせよ、殺人して入れられた人物に対しては、同情できないな

    • 評価
  27. 数年前に見たドキュメンタリーで、日本国内の精神病棟でも家族に見捨てられた老人などが収容されていて、それを取材するチームが病棟の外観を撮影していたら窓から「助けて」と書いた紙が落ちてきたことがあった。

    • +9
  28. このベトラム、たしか破産して無一文となり茫然自失となった人まで収容されたと「怖い絵」という本で読んだな。

    • +8
  29. ベカナムにあったベドラムでまたの名をベスレム王立病院ってややこしい

    • +9
  30. 13番の女性は身なりも整っていて普通の肖像写真に見える
    病気ではなく何らかの事情で閉じ込められた女性なのではと想像してしまう

    • +12
  31. リチャード・ダッドの絵は本当に本当に凄いんだよな
    ほぼ一生を病院で描いて過ごしたと云う

    • +2
  32. 「患者の大半は、急性躁病と診断され、そのうちの何人かは
    他人を殺した後に収容されている。」って
    実害があるわけだから収監が必要だろう。

    • -4
    1. ※46 現代的な判断では、綿密な検査を行った上で、特に精神疾患、精神障碍が犯行の直接的トリガーとなったと明確に判断し得る場合、収監ではなく医療措置が相応と判断している。もちろん、この中には一時的な執行上の拘束や社会的隔離が含まれているが、これはあくまでも手段であって、目的は治療。

      • +3
  33. 昔は穀潰しとかを入れてたんやろな、ドクラマグラに書いてあったわ

    • -2
    1. ※48
      それも違うと思う
      昔は「言うことを聞かないと〇〇精神病院に入れられてしまうぞ!!!」てなお説教が普通にされてたから、ある年代以上の人はそう思うのも仕方がないが

      • +2
  34. 躁うつ病なんて今ざらにいるし、ちゃんとそれなりに生活してるのにな
    昔は鬱病ってだけで精神病院入れられてろくに治療もせず隔離してただけなのか
    よけい病んだだろうに可哀想

    • +6
  35. フーコーの監獄の歴史を読めばその様相が理解できるよ

    • +1
  36. 回転してなんとかなるのはウルトラの世界の話だけやで

    • -1
  37. この時代だと「父親や夫に逆らう生意気な女は病院に閉じ込めよう☆」みたいなことが公然と行われていた訳で
    虐待や性犯罪の被害者が「いかれた病人」として見世物にされるガチでヤバヤバな世紀末ワールドだったわけですわ

    何が怖いって、そういうことが現代でもなお誰も知らないところでひっそりと行われていることなのねー

    • +7
  38. すごい、ホラー映画のキャラクター紹介みたい。
    不謹慎かもだけど、なんかこう、一人一人が濃くて、背景のストーリーを想像してしまいそう。。

    • -1
  39. 若い女性はユダヤ人みたいな顔の人が多い様に思うけど他の人が言うように学があったから異端扱いされたんだろうか

    • +5
  40. ああ、やっぱりソンディ・テストの人が写ってたんか

    • 評価
  41. 精神病院この頃は自称精神医師多くヘンリー王8世がカトリックの修道院跡の精神病院はまともに14世紀16世紀まではまともヘンリー王8世が多くの元貴族ヨーロッパ集団ヒストリーが男女にある麦をのパン食べた貴族達当時ノストラダムスの前の予言者にベドラム病院にヒストリーにはなったひとびとを収容しないとヘンリー8世は早死にするで元貴族やカトリックの信者を収容より狂わせる後にアメリカの精神医学ヘンリーコットンや今の中国のファールン語学ぶ人々弾圧するつまり精神医学もホラー黒歴史はヘンリー王8世とアメリカ精神医学の基礎のヘンリーコットンもう一人ヘンリーが全世界に精神黒医学広めた

    • 評価
  42. 当時あの喜劇王のチヤーリーチャプリンのお母さんはべドラムに種違いのお兄さんも通院母に合うために妹もチャリーも祖国捨てて大米へ当時はヘンリー王が新しいプロテスタントを広める逆らう貴族達無理矢理放り込む20世紀ロサンゼルオリンックまで長期ロクな治療もしないでもソウルオリンピックの頃見直される元の場所は何年もさら地今は公園に確かにヨーロッパ中ロシアシベリア後に大米ロボトミー束縛着騒ぐなマスクまるで牢獄と同じ当時は入ると二度とは外の世界に出れない小学校の男子が当時クラスの先はの閻魔帳に書かれたクラスメイトは黄色い救急車が何も言はず下校時間取り押さえてそのまま精神病院へ勉強出来ないクラスのガンは連れてかれるぞ都市伝説なの本当 あの口にチャックしない生徒は黄色い救急車大型クラスの全員精神病院送り収容専門精神病院は騒ぐ生徒ゆうこと聞かない先生父兄に反抗的な悪い子は精神病院へ来てもらいます大人のになってもずーっと精神病院にべドラムや大米ロボトミーのようにおどして精神病院は刑務所の次に入ると二度とは世間の足踏めない

    • 評価
  43. 気になるのは首の角度と視線角度かな
    ここに大体の原因があるように見えるなー

    • 評価

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