
そんな中、今年高校を卒業したツイッターユーザーが「私が4歳の時に亡くなったおばあちゃんからお祝いが届いたよ!」とつぶやいた。
その心温まるエピソードは、次々と人々の心に響き大反響を呼んだ。
14年も前に故人となった祖母から届いた卒業祝いとはいったい?
14年前に他界した祖母からの贈り物
祖母からの手紙を受け取ったという投稿者はケイラ・バックマスターという18歳の女性である。彼女のおばあちゃんは彼女が4歳の時に脳腫瘍でこの世を去っていた。当時小さな孫娘との時間が限られていることを悟ったおばあちゃんは、どうにかして彼女の成長を祝ってやりたいと思った。そこで生前にこのお祝いを用意しケイラの親に託していたのだ。
彼女がそのお祝いを受け取ったのは卒業式の翌日である。
おばあちゃんの息子である父親が部屋を訪れ「おばあちゃんからの贈り物だよ」と渡してくれたのだ。
亡くなったおばあちゃんが私のために贈り物を!?その驚きをかくせないケイラ。中をあらためるとそこにはお祝い金100ドル紙幣と、"卒業おめでとう!"のカードにメッセージが込められていた。my gradnma died when i was 4, but before she passed she wrote me a graduation letter & left a gift. i just got to open it after 14 years❤😢 pic.twitter.com/5BMr4oafEc
— kayla buckmaster (@buckee8) 2017年5月28日
祖母のメッセージに涙が止まらない
おばあちゃんが14年も前に書いた手紙!ケイラはドキドキしながらさっそく目を通してみた。だが、残念なことにすでに病床にあったであろう祖母の文字は大半が判別できず、かろうじて以下のような言葉が読み取れたという。親愛なるケイラへ、美しい赤毛を持つ私たちの孫娘…(略) あなたは私たちにとっては末の息子から生まれた二人目の孫娘で、とっても楽しい子だった。いつも私たちをびっくりさせる子でね…愛されてた…(略)全てを読むことができずとも、そこにはおばあちゃんの愛情がたくさんこもっていた。感動のあまり泣きじゃくってしまったケイラは、おぼろげながら覚えているおばあちゃんとの思い出をこんな風に語っている。
私の誕生日にケーキを手作りしてくれたり、どこに行くにも私を連れてってくれる最高のおばあちゃんだった。誰にでもやさしくて、困ってる人をすぐに助けるような人だった。おばあちゃんはケイラが3歳になるまで、アメリカ全土の州と州都など、たくさんのことを教えてくれたという。しかし悲しいことにそのわずか1年後に他界してしまったのだ。
最高の卒業祝いに感動の声が殺到
心温まるケイラのエピソードは大きな反響を呼び、こんなリツイートが。— Galloway (@JyasiGalloway_) 2017年5月28日
クラブにいるのになぜか泣いてるオレがいる
this is beautiful pic.twitter.com/jsGhk8UIqQ
— bratz (@_madeinAYSIA) 2017年5月28日
なんて素敵な話なんだ・・・ほかにも、
「その100ドル札は額に取っておくべき」
「14年もそのサプライズをとっておいたご両親もまた素晴らしい!!」
といったコメントもあった。
どんな時でも孫の幸せを思い、その成長を何よりも楽しみにしていたおばあちゃん。今は亡き祖母から届いたサプライズは、ケイラにとって生涯忘れられない思い出になるだろう。
via:distractify、freshu、twitter・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
ばあちゃんも両親もなかなか粋だねえ!
こういうことをサラっとできるのって、カッコいいよなあ。
2. 匿名処理班
タイムカプセルの在るべき姿。
イタズラやノリでやるのとは重みが違いすぎる
3. 匿名処理班
オレはお爺ちゃんだけど
同じようなことを
してやりたい。
4. 匿名処理班
ここまできたらどうにかして全文を読んで欲しいな
5. 匿名処理班
前置き聞いただけで泣けてきた
6. 匿名処理班
ケイラちゃんも、将来自分の孫に同じ事してあげればいいね。
7. 匿名処理班
やめてよ
俺おばあちゃんネタに弱いんだよ
8. 匿名処理班
脳腫瘍末期の人の描く字見たことあるけどミミズがのたうちまわった様な字で読めなかった。
大好きなおばあちゃんからそんなメッセージが届いたら喜びと伝えたいと必死に筆を走らせた場面が目に浮かんで瞼が溶けそう。
9. 匿名処理班
ナイトスクープの「レイテ島からのハガキ」を思い出した
10. 西田局長
ちょっと眼の奥が熱いんですが
俺泣いてねーから。
11. 匿名処理班
コワモテ二人が涙してるのがかわいいな・・・
12. 匿名処理班
荒井由実の海を見ていた午後をちょうど聞いていたら
雰囲気がマッチしてしまい爆涙になった
13. 匿名処理班
※6
おばあちゃんの分まで長生きして、自分の手で孫に渡してあげられたらなお良いね
14. 匿名処理班
あーあこんな時期に花粉症だよ。目がね、花粉症だからこれは
15. 匿名処理班
写真を見るかぎりではきれいな筆致だけど
16. 匿名処理班
亡き婆ちゃんを思い出して画面がボヤけるわ。
婆ちゃんの糠漬け食べたいよー
ケイラさん良い子に育ったんだねえ。お祖母様も天国で喜ばれてることだろうね。
17. 匿名処理班
こういうおばあちゃんいいね
ケイラさんが愛されて育ったのがよくわかる
18. 匿名処理班
イイハナシのはずなのにおっさんが泣く動画はイランW
19. 匿名処理班
この子がいつか誰かと結婚した時にもおばあちゃんからのメッセージが届きそうだね。
その後も何かの折に触れてはメッセージと100ドル札が。
20. 匿名処理班
写真見た感じ読めそうだけどな…
21. ワニさん
どんな愛され守られた婆もついに召す時がきたワニね
8月で93歳だったワニがすでに誤嚥で飲み込み不能なり詰まらせ
先月30日に搬送され山場じゃったがなんとか乗り切り今家で
最後の時過ごしておるワニ、予後2週間と言われもうすぐ12日
あといくばくワニやら
22. 匿名処理班
タイムカプセル的なサービスが日本にもあったはず。
ウチは死んだ親父から年賀状が届いたわ
23. 匿名処理班
みため強面のお兄ちゃんも おばあちゃんには弱かったりするんだよね
24. 匿名処理班
Eメールは距離に関係なく「すぐに」届くけど、
手紙は時間を超えて届けることができるんだね。
簡易タイムマシン。
25. 匿名処理班
結婚祝いを90過ぎのばあちゃんが現金書留で送ってくれた。宛名とかがブルブル震えた文字だった。一生懸命書いてくれた姿が想像できて泣いたね。
26. 匿名処理班
感動の声の男二人で興醒めだよw
27. 匿名処理班
リツイート狙いのおっさんのドアップで興ざめしたわ
28. 匿名処理班
※24
送信日時していできるけど、
数年単位だとプロバイダが死んでいる可能性があるよな・・・。
29. 匿名処理班
写真にあるのがそのままおばあちゃんの書いたものとすれば、筆記体だから読めなかったのかも。アメリカじゃ筆記体は習わないらしい。
日本で言えば毛筆草書体の手紙が達筆すぎて読めない、みたいな。
美しい筆記体に見えるから、ちゃんと読めるはずだもん。
30. 匿名処理班
感動してたのにコメ欄のワニさん93歳!?で、読み返したらお婆さんの事だった
31. 匿名処理班
亡くなった者からの時間差攻撃は卑怯・・・
こんなん、胸が締め付けられる
32. 匿名処理班
泣いてるオッサンの2人目はスタンプだね
コメントしてるのは女性