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自分よりとにかく猫を救いたい。猫のために毎日ライムを売って餌代を稼ぐタイのホームレスおじさんの本気

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(著) (編集)

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 伸びきった髪に汚れた衣服、でも自分のことはどうでもよいのである。タイに住むホームレス男性、ローンダムさんの生きる目的は野良猫を救うこと。

 毎日果物のライムを売って、その賃金をすべて猫の餌代に費やしているのだ。彼の生きる目的ができたという点でいえば、猫たちも功労者なのである。

野良猫のエサ代を稼ぐためにライムを売っているローンダムさん

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 ある日、ローンダムさんの売るライムを買おうと1人の女性が近づき、そこに掲げられている看板に目をやった。

 さらに女性はローンダムさんの見た目の奥に隠れている心の優しさに気付いた。その看板にはこう書かれていた。

ライム1袋20タイバーツ(約65円)、この売上は猫の食費になります

 この看板に興味を持った女性が調べてみると、ローンダムさんは本当に、毎日近隣の野良猫の世話をしていることを知る。

 ローンダムさんには家はないが、守るべき家族があったのだ。ローンダムさんは毎日ライムを売り、その代金で野良猫たちのご飯代を稼いでいた。

 自分は充分に食べることができなくても、猫たちにはいつもお腹いっぱいでいてほしかったのだ。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 ローンダムさんはとても近寄りがたい身なりをしている。髪の毛もぼさぼさだし衣類も着の身着のままだ。だがこの女性は、人を見なりで判断してはいけないと思い知ったという。

 ローンダムさんは猫を救うために自分の人生のすべてをかけているのだ。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

ローンダムさんは本当に猫たちを愛していた

 「私自身がご飯を食べられないことがあってもそれは構いません。でも猫たちにはちゃんとご飯を食べてほしいんです。そのために私は働くのです。」とローンダムさんは説明する。

 ローンダムさんは心の底から猫たちを愛しているのだ。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 猫を餌にしてお金儲けしているのなら、それはすぐにわかる。こっそりと一日中見張っていればいい。だがローンダムさんはそうじゃなかった。心底猫たちを愛し、とにかく猫たちを救いたかったのだ。

 ローンダムさんの話はSNS上で瞬く間に話題になった。そしてたくさんのタイの人々がローンダムさんのライムを購入するようになった。

 時にはライムを買うだけでなく、直接的に猫の餌を寄付をしていく人もいたという。ローンダムさんにとってこれほどうれしいことはない。愛する家族のためのご飯がしっかり手に入ったのだから。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

自分の幸せは猫たちの幸せ

 ローンダムさんと猫の近況を知らせるFacebookページは続々と更新されている。

 「身なりで人間の本質は決められるべきではないのです。その日の終わりに自分がその日一日どれだけ善行を行ったか思い出せたときに決まるのです。」とFacebookページ管理者は語っている。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 野良猫たちはローンダムさんにとってかけがえのない家族であり、どんな時でも彼は猫たちの世話を怠らない。猫ファーストなのである。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

ローンダムさんの生活が少しずつ変わり始めた!

 ローンダムさんを支持する人々の応援の仕方も少しずつ変化が出てきたようだ。とある人はローンダムさんに床屋へ行くことを勧め散髪をプレゼントし、また別の人はローンダムさんに清潔な衣服を贈った。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 しかし、服装や髪型が変わったからといってローンダムさんの日課に変わりはない。今も愛する猫たちのためにライムを売り、ご飯をあげることを決して決して忘れないのだ。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 猫たちの満腹、幸せがローンダムさんの笑顔の秘訣だ。

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imege credit:Cat Lover Loong Dum

 ローンダムさんの猫を思う気持ちに地元の人々は触発され、愛情や憐みの心を持つこと、助けを必要としている動物たちに手を差し伸べる大切さを痛感したという。

via: LoveMeowFacebookなど/written kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 61件

コメントを書く

  1. 何かっちゅーとすぐに『虐待だ!』とか騒ぐ阿呆より、
    ローンダムさんは心底立派な下僕だわ、大したもんだ

    • +69
  2. 写真へ向かい、タイのワイを贈りました。

    • +4
  3. ロンダームさんが倒れたら猫達はどーなっちゃうの!ロンダームさんもちゃんと食べて~(>_<)

    • +72
  4. なんて素敵な笑顔をしているんだろう。
    ねこたちのご飯を手にして喜ぶローンダムさん可愛すぎる!
    ねこってやつは人間の本気を引き出すよね。
    今、うちのねこも病気になって少しでも過ごしやすく、少しでも長い時間一緒にいようと本気で介護しているからあまりにもタイムリーで、心に響いたので思わずコメントしたよ。
    そしてタイという国も大好きだ。
    ローンダムと猫たちに幸あれ。

    • +48
  5. 猫のエサ片手に踊ってる写真が微笑ましいw
    色々あるだろうけどこの優しい人が立派に身を立てられますように

    • +76
  6. ライムってラップじゃなくて果物の方か。

    タイトルを見て誰かが動画を撮ってSNSに上げて
    「いいね」がたくさん付きネットで話題になり
    地元テレビが取り上げる話かと思ったら違った。

    • -9
  7. そのライムはどっから来てるんだ
    と無粋なことを思ってしまったが
    猫のためなら些細なことだな!

    • +17
    1. ※9
      ちょっと街から離れればその辺に生えてるんじゃなかろうか。
      南国の自然はすごく豊かだから元手がただのものはいっぱいあるのよ。

      • +5
      1. ※37
        なるほどなあ
        そういや、中国でも南の方だと街路樹で
        マンゴーだかドラゴンフルーツだか植わってて、
        勝手にとっていいらしい?し、それを売ってる人もいるらしいけど
        それと似た様な感じなのかな

        • +3
        1. ※45
          アメリカの南西州の都市部でも街路樹にオレンジが植えてあったりするし、
          それでオレンジジュース作って売ってる子供とかもいるよ。
          オレンジの花粉症になることもあるので良し悪しかな。

          • +2
  8. なんか泣けてきた
    おっちゃんがんばれ!

    • +7
  9. 「自分は充分に食べることができなくても」
    っていう割には、太っていらっしゃる気が…

    • -20
    1. ※11
      そこはアメリカとかと同じ理由じゃないの?
      貧しい人ほど健康的な食事を選べないから結果的に太る、ってやつ
      この人がいつからこんな風に生活しているのかわからないけど

      • +25
    2. ※11
      まだこんな事言う人がいる事に驚き。
      ちょっと調べるだけで、理由なんて分かりそうなものなのに。
      こういう無知な人が、貧乏で苦しんでいる人を、更なる地獄へ突き落とすから困る。

      • +6
    3. ※11
      「貧困太り」と言って、安くて量が多い「炭水化物(米・麦・芋)と脂質(食用油・肉)」中心の食事を続けている人特有の体形です。おそらくは残飯が中心だと思いますが、タイのように高温多湿な環境下で腐りやすい生野菜を避け、火が通っている残り物を選ぶと、ほぼ炭水化物と脂質ばかりになります。健康的な食事(野菜や果物など繊維質を多く含む高価な食事)を採っている人は肥満になりません。体形はその人の裕福さを図る尺度にはなりません。

      • +1
  10. ローンダムさん、白シャツ白パンが似合いますね!
    ピンクのシャツも似合いそうよ。
    心ある人がいてよかったね。ローンダムさんの人柄もあるのかな。

    • +7
    1. ※12
      彼が持っている内的な資産に人々が惹きつけられた結果、それに見合う外的な資産を手にしたのだと考える。

      • +2
  11. 猫「おじさん、お前はゴンぎつねか」

    • +4
  12. 誰かサンダルあげて、と思ったら貰ってて良かった

    • +16
  13. わかるわ自分が食えなくてもペットには腹一杯食わしてやりたいよな

    • +13
  14. 猫の洗脳ってすごいな、人間の人生も変えるとは

    • 評価
  15. おっちゃんエライ
    でも、清潔なかんじのほうがライム売れるよ!

    • +15
  16. 真に功徳を積んでいる人の顔立ちだ。
    猫の幸せを喜び、人々からの施しを純粋に感謝する、互いに高め合う美しい功徳だ。

    タイは佛教国と云う。

    きっとこの人は、お互いに救い救われ、助け合い、そしてそれ故に高く高く積み上げていった総ての功徳で以て、最後の最期に究極の極楽へと到達するに違いない。

    • +18
  17. 寄付された?餌袋持ってる写真の躍動感w本気でうれしそうだなw

    • +36
  18. 今日ソシャゲガチャろーと思ってたけどこんなんみたら心底罪悪感が……
    でもいつもは3匹の下僕として質素な生活してるし、本当にたまーにしか課金はしてないし……

    うわぁーんっ!ローンダムさぁんっっ!!
    愚かな人間でずびばぜんんん!

    • +4
  19. 素晴らしい行為だとは思うんだが、髪と髭切って、川か用水路の水でいいから服と体洗って身なりをキチンと清潔感を出せば、ライムを買ってくれるお客さんは増えると思うし、それだけ売り上げが増えれば救える猫を増えると思うのだが…

    • +9
  20. 生きる目的が明確で羨ましくもある。
    この幸せがずっと連鎖して行くといいね。

    • +10
  21. 近くなら俺もキャットフード一袋ぐらいカンパしてやるのに

    • +6
  22. 可愛い猫さんは見捨てられないものね。
    こざっぱりしたから、売り上げも伸びるでしょうし、この方も猫さんも幸せに!

    • +4
  23. あぁ、、
    何という安心出来る眼差しw

    • +3
  24. 世界に冠たる日本の警察を甘くみてはならぬ
    てな訳で休講とする

    • -2
    1. ※33
      >この人の財産は愛することなんだな

      なんか涙出た

      • +2
  25. はやりライムがどこから来るのか気になる。
    ヤムウンセンやフォーを作る時に必要なんだが日本では高いんだよー。
    ローンダムさんから袋いっぱい買いたいです。

    • +1
  26. 知識やノウハウのある人間とうまく連携とれるといいね

    • +4
  27. この人の財産は愛することなんだな

    残念ながら経済価値に変換できないこの財産を直接守る法律や社会制度はない
    人間は随分発展してきたけど、こういう人見てるとまだまだなんだなと思う

    ライムを買ってあげることしかできないが、愛には愛で応えようじゃないか。

    • +13
  28. 誰かに似てると思ったらワンピースのガイモンさんやん!
    動物愛護の点も共通してるわ。

    • 評価
  29. “猫を餌にしてお金儲けしているのなら、それはすぐにわかる”
    この文に考えさせられるものがあるなぁ。
    京都の三条大橋でよく子猫をダシにして金儲けしてる集団がいた。正直純粋に助けたい団体かどうか最初は分からなかったよ。あとで昼間猫はべらせて寄付募ったあと、夜は河川敷に放置してると知ってショックを受けた。ローンダムのように生き物を尊敬して助けて愛してる人は本当にすごいよ。

    • +5
    1. ※40
      関東だけどアニマルセラピーの看板掲げ、犬を連れて寄付を募ってる二人組が時々駅改札前にいる。素通りしながら気になってたんだけど朝夕6時間以上同じ場所を動かないでいるのを知り、小銭を募金箱に入れて綺麗な毛並みだね~ちょっと撫でさせてね~。と撫でてみた。綺麗にトリミングされたレトリバーはもう触られるの嫌!って悲鳴を上げそうな感じで、小さなテリアが「その子じゃなくて僕を!僕を!」と熱心に尻尾振ってくるんだけど、相方をかばってるみたいで痛々しかった。壁を背にしてるのならまだしも360度どこから手が伸びてくるかわからない落ち着けない場所で耐えられるのはせいぜい2時間だろうと。
      どう見ても虐待です。本当にr やはりまともな団体じゃないんだろうなあと陰鬱な気分になった。今度見かけたら駅の方に許可は出してるのか問い合わせてみようかな。
      このおじさんみたいな人はトルコや中南米でも見た。それらは支え合って暮らしてる感じが微笑ましかったんだけどね。

      • 評価
  30. 関東関西だとまだあるのかな、動物をだしものにして寄付せびってる怪しいあれ・・・

    記事を最後まで読むと小奇麗になっててホッとした

    • +4
  31. まるで聖者のようなお人だ。
    役所も、こういう人を雇って、ネコ保護の仕事をしてもらえばいいのにと思う。

    • 評価
  32. 日本にも、ホムレスでペット大切にしてるおじさんはいますよ。
    私が野良猫の世話をしてた頃、自分の食事を減らしても、猫のご飯をあげてるおじさんと知り合った。おじさんの家は、青い色のテント。
    身なりがきれいなのと、定年退職後だそうで、悲壮感もなかったですね。
    いろんなことに迷ったり悩んだりするのは、若いうちだけですね。

    • +2
  33. マルタにもネコ男と呼ばれるマヌエルという人がいる

    • 評価
  34. おい!なんだコレは!夜中のおっさんのよれよれの心は完全KOだよ!

    • 評価
  35. しかし予防接種も去勢もしないなら餌だけあげて個体数を維持しても、病気等によって猫の平均寿命はむしろ下がる事がほとんど。こういった野良猫の平均寿命なんて数ヶ月。周囲の野鳥などの生態系にも影響が出るし、近隣では猫の糞害等もあるのでは。基本的にただの自己満足で善行とは言えない。

    • -7
  36. タイの友人に聞いた話、養護施設や特別支援が普及していないタイでは今でもこういった人を集めて募金や物乞いをさせる元締めがいるんだよ。
    タコ部屋みたいな所に集めて飯の世話と仕事の斡旋をする。
    環境こそひどいが日本のニートに比べりゃ何倍もマシだと思うね。

    • 評価
  37. 素敵だけど、避妊しないとどんどん増えてしまうのでは……多頭崩壊が気になります。

    • 評価
  38. 彼のすることも立派だけど彼を支援する人もすごい。多くの人が裏を勘ぐって支援なんてしないもんだけど支援者たちは彼を信じて支援するんだ。

    • 評価
  39. 山ちゃん、そんな所で何やってんの?
    あ、昔の知り合い

    • -1
  40. 食べ物あつかってんだからもうちょっと身ぎれいにしろよ、
    と書き込もうともったら下のほうでは身ぎれいになっていたw

    • 評価
  41. 優しい価値観を感じる。
    野良猫問題で苛立ってるのは良くないんだろうな・・・と

    • 評価
  42. この人の生きがいを奪ったり、善行をしてるつもりでいるのに水を指すのは気がひけるけど
    結局こうやって餌やってると不幸な猫を増やすだけなんだよね
    こういう国だから問題にならないだけで日本では保健所事案

    • -4
  43. なんか見え覚えあるオヤジだな
    たしかBTSのモーチットの近くにいたような気がする・・・

    • 評価
    1. ※63
      そう、モーチットのバス停近くの彼ですね。
      反対のチャトチャック公園側に移動すれば、人通りも多くて商売にはよさそうですが
      彼らにも縄張りがあるので難しいですね。

      • 評価
  44. 善意でやってる行為でも住宅街だと糞尿の処理ができないと批判されるんだよなぁ。純粋に評価されてるタイはいい国だな。

    • +1
  45. 猫の餌を寄付して貰った時の喜び様は凄く眩しい……
    彼の心の綺麗さが現れていて素敵

    • +2
  46. 悪意という武器を使う人は「人として幼い。」
    素手だと勝てないから悪意という武器を手にして喧嘩をするチンピラのように。
    そういう幼い人の成長を待つために死んでしまう善人もいる。
    ローンダムさんはその生涯を全うしたとき必ず天国へ行けるだろう。
    悪意をわが物として幅を利かせる人は法で裁かれなくても罪人。
    必ず地獄に落ちるだろう。

    • 評価
  47. (ФωФ) ニャー
    素晴らしい話でした。
    自分は食べなくても猫を満腹にさせたいなんて。

    身なりで人を判断したら駄目だよな。

    • 評価

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