
かつてウォール街の投資会社に勤めていた61歳になる彼女の日々は、「どうせ」という思いとともにゆっくりと過ぎていった。10種類も組み合わせた抗うつ剤は効き目がなく、2年前ついにどうにもならなくなって、電気ショック療法を受けることになった。
ダルトンさんのような患者はアメリカに1,600万人いると推定されている。数か月に渡る抗うつ剤による治療も効果がない。一部の研究者は、問題はそれが診断される方法にあると指摘する。
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うつの状態は人によって異なる。
客観的な試験なら心疾患やガンなどを物理的に確認することができる。だが精神状態は幾分曖昧な分類のされ方をする。医師がある人は臨床的にうつであるとみなすのは、その人が気分が上向かないと口にし、9つの条件のうち4つ以上に該当する場合だ。しかしうつの症状は人によって違う。太って、眠ってばかりいる患者もいれば、痩せて、不安でじっとしていることができない患者もいる。こうした人々を一緒くたにしてしまうことが、うつの神経生物学の理解を大きく妨げている。
fMRIで測定。うつには4つの種類がある
アメリカ、ワイルコーネル医科大学のコナー・リストン(Conor Liston)氏が『ネイチャーメディシン(Nature Medicine)』で発表した最新の論文は、うつの種類を区別する長い間待ち望まれた生体指標を指し示しているようだ。彼はfMRIを利用して、脳内の神経回路のつながりを測定した。1,000人以上(うち40パーセントがうつと診断されている)の脳をスキャンした結果、うつには4種類あることが特定された。今後、この発見がきちんと確認されれば、より明確な診断と、種類に応じた適切な治療が可能になる。

ラットと学生のストレスの研究が発端
実験の発端となったのは、リストン氏が以前に行なっていたラットを対象とするストレスの研究である。またリストン氏は医学試験の勉強をする学生のストレスについても研究していた。ラットのように、ストレスを感じる学生の脳の回路は、精神の柔軟性に関連する領域に異常な電気活動を示していた(幸いにも試験終了後1月もすると回復した。脳は思っているよりも弾力性があることを示唆している)。
また後の研究では、うつの人には似たようなネットワークの変化があることを発見した。だが、それは一部の患者だけであった。
このことがリストン氏の興味を引いた。特定のうつ患者においては、ストレスあるいはそれに相当する何かが柔軟性回路を狂わせているかのように思えたからだ。うつが「たった1つの生物学的現象」ではないという見解に一致していると思われた。
うつは「たった一つの生物学的現象ではない」
このアイデアは、アメリカ国立精神衛生研究所が2008年に定めた「研究領域基準」とも整合的だった。これは精神疾患の核心メカニズムに関する研究を奨励するためのもので、フリーラジカル・コルチゾール・後成的遺伝学など、うつの生体指標の研究の後ろ盾であった。現段階において、臨床現場で常用されるに足る個々の生体指標は発見されていないが、診断と治療を改善させるようなものがいつかは発見されるだろうと期待されている。
生体指標を探すために、リストン氏の研究チームは安静時fMRという手法を用いて、うつ患者と健康な人との脳の接続の違いを調査した。
安静時fMRでは、被験者に5分間ベッドに横になってもらってからスキャンを開始するが、その結果は複雑かつ乱雑なものだった。この脳撮像技術では、人が部屋を見回しているのか、それとも目を閉じているのか、といったわずかな違いも検出できる。
確たる結論を得るために膨大なデータが必要であり、健康な人とうつ患者を含め、世界17か所で合計1,188名の人が協力を依頼された。各被験者の脳は258か所が測定された。

4種のうつを特定
機械学習という、コンピューターがデータの中に潜むパターン発見の方法を自分自身に教える手法で解析を進めたところ、辺縁系と前頭線条体における接続の差異からうつ患者と健康な人とを区別できることが明らかになった。辺縁系は感情を制御し、前頭線条体は運動機能と認知機能の連携を助けている場所だ。またうつ患者の膝下前帯状皮質(subgenual cingulate cortex)という領域は、異常なほど強く他の領域と結びついていることも判明した。
うつ患者と健康な人とで接続に差異がある可能性についてはこれまでも知られていたが、科学的厳密性でもって確認したのはリストン氏のチームが初めてである。
しかし接続のデータはうつの生物学的な仕組みまでは解き明かさない。新薬開発の指針となるような、細胞レベルや化学伝達物質レベルにおける現象は説明していないのだ。
それでも、これまで脳撮像を用いても病気の有無すら区別できなかったことに比べれば、4種のうつを特定できるようになったことは大きな進歩である。

4種のうつの区別
4種のうつのうち、2種では患者が疲労感を感じる傾向にあり、他方の2種では喜びを感じられなくなるという。これは診断だけでなく、非投薬治療という点でも意味合いを持つ。タイプ2とタイプ4に比べて、タイプ1の患者では、経頭蓋磁気刺激法という磁石で脳の患部に電流を作り出す治療の効果が3倍も高いようなのだ。
この治療法は徐々に広まりつつあるが、大抵の場合はダルトンさんのような従来の抗うつ剤の効果が得られない患者に対してしか使われない。
適切な治療で症状は改善される
2015年、ダルトンさんは自暴自棄になっていたが、電気ショック療法による記憶喪失には耐えられず、経頭蓋磁気刺激法を受けられる病院を訪れた。家族に連れられて、30分の治療を週5日間、4週間続けた。2週目も中盤にさしかかった頃、「脳から何かが晴れたのよ」とダルトンさんは話す。
「楽に笑えるようになりました。自暴自棄でもなくなりました。すべてが失われていたわけじゃなかったんです。大丈夫、上手く行くって思いました。毎日起きて、動けるようになりました」
将来的に、経頭蓋磁気刺激法を調節することで、うつの種類に応じた治療が可能になるかもしれない。fMRIで脳をスキャンして、異常な接続がある領域を直接狙い撃ちにするのだ。専門家によると今後5年でそれが実現する可能性もあるそうだ。
via:Brain Imaging Identifies Different Types of Depression/ translated hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
この手の情報で一番心配なのは
ウツってほどでもないが苦痛を感じている人が顧みられなくなることだ
「病気じゃないんだから」といってどんな無理でもさせるのが日本社会だからな
2. 匿名処理班
うつ病って本来は脳の病気であって科学的根拠があるのにも関わらず
心の病気として広く認知されてしまい
オマケに若い世代を中心にうつに擬態する「メンヘラな自分」を誇りにし
SNSで処方薬を上げて陶酔してる奴とか、ただの怠けや甘えに病名をつけて
点数稼ごうとするあこぎで詐欺師な精神科医のせいで
未だに正しく理解されない病気になってしまっているよね
そのうち画像診断や血液検査でうつ病だと診断できるようになると良いなと思う
そうすればきちんとした「病気」として認識されるし
老人ばかりが医療費を食いつぶすと思われてるけど
無駄な処方薬や診断で医療費をどぶに捨ててるような奴とか
社会保険厚生年金をむさぼってる怠け者を排除できる
3. 匿名処理班
■CCHR/精神医学についての真実 障害をつくり出す:より抜粋
「『生物学的』精神医学は、たった一つの精神医学的症状や診断についても、それが異常な状態・病気として、
あるいは『神経学的な』、『生化学的な』、『化学物質のバランスが乱れた』、『遺伝子的な』ものとして正当
であると、40年間実証できないでいます。」
―フレッド・ボーマンJr.博士、小児神経科医、アメリカ神経学会特別研究員
「米国精神医学会(APA)の精神疾患の診断統計マニュアルであるDSMに掲載されているさまざまな障害は、血液検
査や脳スキャンや物理的な発見に基づいたものではありません。それは、行動に関する記述に基づいたものです。
まさにそれが精神医学全体の仕組みなのです。」
―コリン・ロス博士、精神科医
「私たちは、あなたに継続的に薬物を与えることができるように、気分や考えの正常な変動に対していくらでも
診断上のレッテルをつくり出すことができる。…しかし、疾患をつくり出すことに関しては、精神医学に並ぶも
のはない。」
―ステファン・クルシェフスキー、ハーバード卒の精神科医、ペンシルバニア州、2004年
4. 匿名処理班
うつ病とか精神病の類には、科学的な根拠がないどころか、科学的な病気としての「定義」さえありません。
症状を訴える人たちには本当に異常が起こっているのですが、それらの精神病の解明と科学的な定義が今後もされることはありません、なぜなら、精神医療というもの自体がナチスドイツや冷戦時代以前から政治的に利用されてきた、社会的な都合で特定の人間を病気認定して隔離するための似非科学的な医療カテゴリーだからです。
これらは、科学的な根拠のない、単なる症状分類に過ぎないレッテルである、と有名な何人もの精神科医が暴露しています。精神医療に使われるマニュアル、DSMマニュアルなどの作成に携わった精神科医らもそれを知っています。
科学的な解明がされれば、それはもはや精神病のカテゴリーからははずれてしまいます。なぜなら精神病と認定されるそれらの症状は、実はなんと、半世紀以上まえから社会の裏側で行われ続けてきた科学を悪用した電磁波テクノロジーによって起こる症状の一覧だからなのです。
5. 匿名処理班
※2 確かに一理あるけれど、うつになる引き金の1つは「精神的な」ストレスであることもまた事実。そして、本当に苦しんでいる人が「甘えている」「怠けている」と誤解されることもまた精神に関わる病気の困ったところ。更に、「画像や血液に問題ないんだから、あなたのはただの甘え」と、「精神的な」疾患で苦しむ人が、追い詰められてしまうのではないかという心配もある。数値に出るものは病気だけど、数値に出ないものは病気ではないという線引きをしてしまってもいいかどうかは、悩みどころ。(´・ω・`)
6. 匿名処理班
※2
今は画像診断で診断可能になったよ
その結果メカニズムもようやく解明されてきたけど
うつ病って昨日今日の発生する病気でなく、脳自体も
健常者とは違うこともわかってきた
将来的にはうつ病って精神科ではなく、脳神経などの
専門的治療になるかもしれない
7. 匿名処理班
そもそも治療法(薬)が先で病名付けただけだろ。
他の疾患もだが生物として無理があるのを無理やり修正するのが正しい事なのか。
個体差として放置でいいんじゃねえの。
8. 匿名処理班
身体の病気がそうではないのと一緒で根性が足りないだとか甘えだとか、そういう類のものではない。
心も身体の一部であって物理的な存在なんだから、食を改めるとか健康に気を付けるとか、この記事でいう経頭蓋磁気刺激法だとか、物理的な対応をするのが健常な思考。
無駄にストレスを与えるという意味では有り難〜い精神的助言も物理的干渉だけど適切とは到底思えない、てか根性?は? まあ、そういう浅慮な人間は心の病気だろうが体の病気だろうが精神的努力でどうにかなると本気で信じてしまってるんだろうね。
病気にまず必要なのは医学であって、もう前時代的な精神崇拝だとかが出る幕じゃない。
(by宗教嫌いの人)
9. 匿名処理班
精神科は日本は発展途上国以下です。
精神病=きち*いと70年代あたりまで言われていたし、精神病者を隔離する座敷牢(自宅の地下に隔離する)も70年代まであった。
そういった根強い差別的な考えがあるから、日本の精神科は発展しにくいと思う。
発展国で自殺者が世界一をもうちょっと真剣に考える必要がある。
健常者である、普通に生活できるのが当たり前。という日本人独特の考え方はよくない。
10. 匿名処理班
医療費が鬼のように高額な上に効果が少ないとは酷い話
11. 匿名処理班
※7
骨折しても放置するのが正しい生き方なの?
12. 匿名処理班
うつとか定義すればするほど得する利益団体がいるからね
悩んでる人は真に受けたら流されるばかり
13. 匿名処理班
これはいいな、是非とも実用化してほしい
14. 匿名処理班
※4
あんた鬱病が「脳神経系の異常によって起こる病」だって知らんのか。
精神病じゃないからな?ちゃんと器官の異常が認識できる病気だからな?
自分も専門家ってほど詳しいわけじゃないけど、少しぐらい調べてから物を言いなよ。
15. 匿名処理班
単にどす黒い思念が頭を支配するだけじゃなくて、身体がアホみたいにしんどくなるから
単なる精神疾患やあまつさえ心の問題だとか言ってる人が散見されるけども、
実際は身体症状も結構激しかったりするんだよ
酷い時は気圧差気温差の影響がもろに出て、もう陰鬱とした気分になってる場合じゃなくなるぐらい
もちろんそうじゃない人もいるけど、それでも単に陰鬱としたものじゃなくどす黒い思念が頭の中を渦巻いて気が本当に狂いそうになる
みんな本当は全部振り払いたいけど自分ひとりじゃ出来ないんだよ
だから、周りの人間も手助けしなくちゃいけない
他愛もない雑談でもなんでもいいから話をしてあげると結構和らぐものだよ
16. 匿名処理班
一方、うつを「甘え」と(いまだに)言っている人々の思考回路はとてもシンプル。
こちらは心理学で「正当世界の信念」と呼ばれる一種の認知バイアスが、大きな影響を与えていると考えられる。
普通の人には、本来世界は正しく生きている者が恩恵を受けて、そうでないものが罰を受ける、という公正なシステムで動いているという思いこみ(希望)がある。
しかし原因の良く分からない病気や、理不尽な被害を目にすると「自分もいつかそのような目に合うかもしれない。自分は正しく生きているのにそんなの酷い!」と非情な現実に対する拒否反応が起きる。
人によっては非常な現実を直視できずに、「そういう酷い目にあった人には、何か落ち度があったに違いない。でも私にはないからそうはならないはずだ!そうでなくては困る!」と誤った思い込みに走ることがある。
結果、自分の恐怖感を誤魔化すために、被害にあった人(患者)を必要以上に攻撃するようになる。
本当の意味で心の病にかかっているのは、むしろ「鬱は甘え」と執拗に言い張る人たち。というオチ。
17. 匿名処理班
エレキバン頭に貼ってみよう。
18.
19. 匿名処理班
40代頭までそれなりに頑張ってきたけど運にもツキにも見放されて否定したかったのに障害認定二級で年金受給者になっちゃったよ。
思い返せばこんなめちゃくちゃな人格で良くやってきたなと思うけど、なるべく他に迷惑の掛からないように生きなくちゃなぁ…
20. 匿名処理班
こういう対処療法もいいけど、そろそろストレスそのものを解消する確たる方法がほしい。
ストレスって全ての病気の原因にもなってるぐらいの最強最悪な現象なのに、感じるのは生物上仕方ないねー、解消する方法もよく分からないけど、病気になるまで放置しないでねーぐらいで済まされてるのがどうにも収まりが悪い。
21. 匿名処理班
4つのタイプに特徴的な名前が付いてないのが不満だけど、番号しかつけない方がネットで決めつける人に悪用されなくて便利なのだろうか
22.
23. 匿名処理班
虐められる人にも非があるみたいな腐った風潮から抜け出せていない
24. 匿名処理班
何が正しいのかなんて知らんけど
自分は投薬治療によって別人のように元気になり社会復帰をして現在も問題がない
それだけは事実
薬が効き始めた時、健常者はこんなに「普通」が「簡単」なのかとものすごく衝撃を受けたな〜
25. 匿名処理班
過剰にストレスを与える社会、個人を変えてゆかないとね。
26. 匿名処理班
電気ショックは悪者にされがちだけど、本当に鬱が軽減する人も一定数いるよ。
治療痕がしばらく残るけど
27. 匿名処理班
接続がズレると鬱になったり電気や磁気で直ったり
「自分」ってなんなんだろうねぇ
28. 匿名処理班
概念の話、昔から辛い人はいたし甘えと言う奴もいた
それで医者は治す為に分類した ←ICD,DSM等
また、厳密な原理は解らないけど効く薬を開発した ←仮説段階
より治療が進むように検査・診断法が増えていってる ←今回
腹痛で受診して、最新の検査法で何ともないから仮病だろって言う医者はいないだろうが、
何ともないなら働けって言う上司は存在しうると思う。
何ともないくせにサボりやがって、と陰口たたく同僚もいると思う。
最新の検査、最新の薬、最新の分類はこれからも出て来るのだから、
結局は周囲の人次第だと思った(こなみ
29. 匿名処理班
※2
>脳の病気であって科学的根拠があるのにも関わらず心の病気として広く認知されてしまい
心の病気なんてないよ。すべて脳の病気だ。
30. 匿名処理班
追加
体の病気はすべて脳の病気。 巻き爪だって脳の病気だよ。
31. 匿名処理班
鬱を甘えとは思わないけど、鬱で疲労感&喜び全然感じない状態でも毎日仕事に行かざるをえない立場の人間からすると、会社が大企業などで鬱での休暇を許してくれたり、それを家族も許してくれて尚且つ困らないだけの蓄えがあったり、堂々と精神科に行けて治療受けられる環境にあったりする人は、恵まれているんだから本人も努めて最速で治すべきでは、と思う。それはどの病気もそう。鬱なのに不規則な生活続けたりしてたら、治るものも治らない。
32. 匿名処理班
↑鬱がひどいと、そもそもそういう規則的で健康的な生活ができなくなる
神経が狂ってんじゃないかと思うくらいだった
もしかしたら躁鬱だったのかもしれないが、とにかく30分前は意味もなく笑って、
30分後はとてつもなく絶望していたり、夜に包丁持って歩きまわ・・・やっぱり俺鬱じゃなくて
別の病気だったのかもしれん・・・
でも薬飲んだら治ったし、薬はすごいよ
効きすぎて怖いが・・・
33. 匿名処理班
日本では、いまだにうつ病は「甘え病」「気持ちの問題」とか言うおカルトな人が多いから、うつ病の辛さを周囲に理解されずに苦しみ追い詰められる人も多いと思う。
自殺者数の多い原因の一つでもあると思う。
それに、副腎や脳下垂体の異常などからくるうつに似た症状でも、日本の医者はバンバ抗うつ薬を出す。それで、もっと症状が酷くなった。
幼少から虐待された人は脳神経に異常をきたし精神病にもなりやすい。精神的虐待の脳に与えるダメージも半端じゃないのに、行政の人間が、言葉は虐待に入らないとか言ってるし。
34. 匿名処理班
※3
苦しむ人を助ける気が内ならすっこんでいろ。
と言ってやりたくなるようなヤブ医者やヤブ医学者も世の中には存在するという例だな。
35. 匿名処理班
※31
堂々と精神科へ行く人なんているのかな?私は最初、崖から飛び降りる思いで行きました。
本当に酷い疲労感が続くと床を這って歩いてました。朝は金縛り状態で、とにかく体が動かない。酷い時は思考が停止して、痴呆症のようになり何も出来なくなった。この間は数年、病院へも行けなかった。家族からも精神的支えはないどころか皮肉を言われる毎日。
喜びなんて、幼少から感じたこともないです。生きたいと思ったことも無い。
それでも、生きているだけで学ぶこともあった。
疲労感やうつや陰性の統合失調症のような状態になると、規則的な生活は出来ないです。
36. 匿名処理班
※24
人の生き方は勝手だけど、薬を飲みはじめて同じように感じたのでわかる
普通でいられる事の喜びを知って、絶対にこの喜びを手放したくないと思った
ただし薬も万能じゃなくて、薬無しで普通でいられない自分でいることに精神的にも身体的にも負担がある
この治療法は治療の選択肢を増やしてくれそうで研究者と被験者に心から感謝したい
この治療法がよりたくさんの人を救うことを祈ってます
それにうつ病が「甘え」「根性が足りない、努力が足りない」せいでなるものとか、自力で直さないといけないっていう呪縛をほどいていかないといけないね
他の病気のようにうつ病も健康な人がかかる時があるんだから
そういう思考に囚われていたらその時苦しみはより深くなると思う…
37. 匿名処理班
鬱は腸の不良から来るものもあるので乳酸菌を取りましょう
38. 匿名処理班
精神病は脳の病気…と、昔から自分なりに周りに伝えていた。
何故なら、自分が事故で脳挫傷をしたからだ。
外傷にて私生活に問題になれば、それは障害とみなし精神障害者手帳も発行をしてもらえる。
だが、医療関係者。酷いのは精神科の医師でさえ患者を勝手に判断し排除する。
それなのに世間が理解するわけない。
周りが理解しないことが一番のストレス。
色々あり過ぎて書ききれないけど、ストレスで知的障害のように見える人もいるし、私はホルモンバランスが崩れ体調がかなり悪化し、子宮卵巣全摘になるほど。
これでも「甘え」という人がいたら、頭がおかしい、
39. 匿名処理班
鬱か甘えか、なんて意味のない話じゃないだろうか。
甘えたい人は甘えればいいし、鬱な人は病院に行けばいい。
人生は、鬱でも甘えでも癌みたいな病気でも、何らかの
影響が出て、それに対してどう動きたいのか、というのは
まったく個人の問題。
周りが何か言う事は無意味。
40. 匿名処理班
鬱には鬱の治療法、ストレスにはストレスの治療法、サボリ癖にはサボリ癖の治療法がある
現状ではそれを全てひっくるめて同じものとして扱っているから様々な問題が生じている
その問題が科学的な分別で解決するのなら良いことづくめだと思う
41. 匿名処理班
海外で臨床段階になるのがあと5年ほどなら、日本で認可されるのはもっと先かな…
日本でも早く有効な治療が出来るようになると良いのに…
42. 匿名処理班
※9
発展した国の中でも一番多いわけじゃないけどね
ただ多いのは事実
やっぱり働きすぎがダメなのかな
43. 匿名処理班
鬱病じゃなくて躁鬱病だけど心や精神の話じゃないんだよね。ストレスも発症要因だけれど、遺伝も言われてるし、先天的に何らかの因子があるんだろうね。
躁の時は数日徹夜や2〜3時間睡眠でも全然平気で、そのままジョギングに出掛けたり、びっくりするぐらいよく食べる。安請け合いで仕事や頼まれ事をどんどん引き受けて、何十時間も通しで作業したり。
一方で鬱になるとずっと寝てたり、2〜3日何も食べなかったり、1週間風呂に入らなかったり、1ヶ月外に出なかったり。
発症してから20年経つけど躁鬱病は完治しないから予防薬を飲み続けるか、発症の度に治療するか悩むところ。
44. 匿名処理班
>fMRI画像診断→適切投薬
ムダ投薬と治療が減るのは、いいことだ
45. 匿名処理班
誤解してる人がいるけど、心の病気とか精神病って精神に影響が出るからそういう括りになってるだけで、体に異常がないから心の病気と呼ぶわけじゃないよ。というか病名ついてるものは全て体(うつ病の場合は脳)に原因があることが前提の治療。
46. 匿名処理班
※37
原因と結果を取り違えているけど、精神科の薬もうつ病も便秘を呼ぶからね。
ただ、誰の腸にでも乳酸菌が良いわけではない、という事は知っておこうね。
47. 匿名処理班
※40
サボりグセには結構解明=分類が進んでいる、具体的には
学習された無力感タイプからサーカディアンリズム障碍等
何故かと言うと、欧州の患者がちゃんと文句を言ったから
患者が自分を責め自殺しやすい鬱や分裂病が今も未解明だ