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世界の様々なギャングが執り行う身の毛もよだつ14の儀式

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(著)

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 ギャングは「暴力的な犯罪集団」を意味する。アメリカの禁酒法時代に、暴力的犯罪者集団を特に「ギャング」と呼ぶようになり、以降現代で使われる暴力的犯罪集団の意味が強くなった。

 一口にギャングといっても様々だ。秘密主義的なギャングもいれば、武闘派ギャングもいる。また、その本気度の度合いも異なる。シリアスなギャングの中には容易ならざる儀式を通過しなければ入団を認めないものもある。海外サイトにて、現在でも行われている世界のギャングの身も毛もよだつ儀式がまとめられた。こういったランキング常連の日本のヤクザも登場する。

14. KKK:十字架を燃やす儀式

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 クー・クラックス・クラン(KKK)は世界的にもっとも有名なギャングの一つだ。白人至上主義を掲げ、特にアフリカ系アメリカ人を敵視する。その悪名高い儀式が十字架を燃やす儀式だ。KKKはそれを”光を灯す”儀式だとしている。

 このリストの中では大したことないように思えるが、その背後にある思想はそうではない。KKKは燃える十字架を脅迫手段として用いてきたからだ。彼らはこれをアメリカを浄化するものと信じているのだ。

13. ヘルズ・エンジェルス:糞尿洗礼

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 史上もっとも悪名高い暴走族として知られているヘルズ・エンジェルスはかなり奇妙な入団儀式を行う。凄まじい暴力を行使する代わりに、新入りに新品のジーンズとヘルズ・エンジェルスのベストを着させて椅子に座らせ、メンバーが囲み……

 そして糞尿をぶっかけるのだ。もう一度言おう、糞と尿をだ。この不適切な排泄物に適切に覆われた新入りは、その日をぐっちょりと汚れた格好で過ごさなければならない。洗濯や着替えは厳禁だ。これに耐えれば、晴れてヘルズ・エンジェルスへの入団が認められる。

12. MS-13:飛び込み

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 「飛び込め!」と聞こえてきたら、普通は海に、プールにという意味だ。それなら楽しいだろう。だが、MS-13のメンバーが「飛び込め!(Jump in)」と叫んでいたら、それは楽しくない。MS-13において、飛び込むとはひどく殴るということだ。

 MS-13は正式名称をマラ・サルバトルチャという。エルサルバドル人ので構成され、移住先のアメリカ・ロサンゼルスで、結成されたこのギャングは、今や北アメリカにも勢力を拡大させている。

 MS-13に入るためには、飛び込んでもらう必要がある。つまりメンバーは新米をボコボコに殴ろうとする。そして生きていれば入団を許される。だが、意識がなくなるまで殴られることもそう珍しくはない。女性の場合は、殴られる代わりに、メンバーと性的な関係を結ぶという手もある。

11. ジャンキーファンキーキッズ:人間通路

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 南アフリカのギャングの入団儀式はストレートな手法をとる。メンバーは向かい合って2列に並ぶ。仲間になりたい者は、この人間の通路を通り抜けなければならない。列を作るメンバーは各々が棍棒、鉄の棒、ベルト、バットといった絶対に当たりたくない凶器を持っている。あるいは、2分間の袋叩きに耐えるというやり方もある。こちらも構成員は武装している。構成員のほとんどが若いうちに勧誘されるのだから、哀れとしか言いようがない。

10. ナンバーズギャング:看守を襲撃

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 ナンバーズギャングは囚人によって組織されたギャングで、26、27、28という3つの分派がある。入団儀式はまず質問から始まる。正しく答えたら、看守を襲撃しなくてはならない。当然報復を受けるがそれにも耐える。が、条件がある。その間、音を立ててはいけないということだ。

 警棒で殴打されるときでもぐっと声を堪えなければならない。27のような分派なら、手作りのナイフで看守を刺すことが要求されるかもしれない。監獄など行かないに越したことはない。

9. 台東シンジケート:爆竹攻撃に一番耐えられたものがボス

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 台湾には「炸寒單」というランタン祭りがある。台湾で寒單爺と呼ばれる趙公明は、財神である。伝説によれば、非常に寒がりであるらしく、祭りでは趙公明を演じる人に爆竹を投げつけて温めるという催しが行われる。爆竹が多いほど、それだけ金運に恵まれると言い伝えられる。

 70年代や80年代では、犯罪組織のボス候補がこの趙公明を演じるようになった。彼らは胸を露出させ、物の上に立ち上がり、観衆は演者に向かって爆竹を投げつけた。これに一番長く耐えた者が次のボスとなる。これを知った警察によって80年代半ばに廃止された。今で犯罪組織の影響のない伝統的な催しものとして、炸寒單が催されている。

8. 三合会:血を飲む儀式

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 中国裏社会を牛耳る三合会は、その伝統と入会の儀式を厳格に扱っている。しかし、より凝った儀式の多くは、警察の捜査によって中断を余儀なくされてきた。だが、今でも廃れていない儀式の一つに血を飲む儀式がある。

 かつて、入会を希望する者は、自分の血液をボウルに溜め、それに他の入会希望者の血を混ぜたうえで飲み干さねばならなかった。しかし、これはHIVなどの病気が感染する恐れがあるために、最近では自分の血液だけでいいようだ。

7. ブラッド:他人の顔を切りつける

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 ブラッドへの入団儀式では、赤の他人の顔を切りつけなければならない。これは刑務所の内外で行われている。刑務所の外では新メンバー2人にカミソリを持たせ、無関係の人間を狙わせるのが普通だ。刑務所内では”013”と呼ばれており、カッターやカミソリなど、監獄内で入手可能な刃物を利用する。切りつける際は確実に傷が残るように行う。ひどいときには一月で100人以上が切られることもあった。

6. ラテンキングズ:殺人の片棒を担ぐ

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 ラテンキングズはシカゴで結成され、半世紀のうちに各所に広まった。アメリカではもっとも危険なギャングの一つである。テロリストとつながりがあるとされ、軍で盗難された武器を所持てしていることでも知られる。

 入団の儀式では、新メンバーに抗争関係にあるギャングスター・ディサイプルズのメンバーを探させる。それと思わしき人物がいたら、ギャングスター・ディサイプルズ特有の手信号を送る。これに反応したら、ラテンキングズの仲間が車で近寄って銃撃を加える。入団するには殺人の片棒を担がなければならないのだ。

5. ヤクザ:指つめ

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 日本のヤクザは、失態を償う手段として指詰めを行う。心からの謝罪であるとともに、失態に対する罰でもある。指詰めとは指の切断だ。失態一つは指の関節一つに相当する。左の小指がなくなってしまえば、今度は右の小指まで切り落とさなければならなくなる。

4. アーリアン・ブラザーフッド:殺人

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 アメリカの刑務所内を本拠地とするギャングで、所内で男娼行為、嘱託殺人、麻薬の密売など、ありとあらゆる犯罪行為を行っている。FBIによれば、連邦刑務所内で発生する殺人事件の30パーセントに関与しているという。

 殺人などまるで意に介さない彼らが新メンバーに求めるのは殺人だ。敵対するギャングのメンバー以外にも、刑務所の職員も標的とされることがある。刑務所内における彼らの数はそれほど多い部類ではないが、その活動ははっきりと目立つ。少数であるがゆえに、その危険さを周知させる必要があるのだろう。多くのギャングと同じように、メンバーはその証である刺青をしている。

3. マックボーラーブリムズ:飛び込み&殺人

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 ブラッドとも関連があるマックボーラーブリムズであるが、その入団儀式はさらに暴力的で危険なものだ。そのメンバーは若いうちから入団している。

 一般的なのは、MS-13の項でも述べた飛び込みだ。メンバーは新入りの元へ赴き、決まった時間だけ殴り続ける。また、殺人を犯すよう要求されることもある。よく知られている事件だが、14歳の少年が入団のために殺人を命じられたことがあった。彼はこれに失敗したのだが、のちに警察に撃たれてしまった。

2. ロトギャング:遺体の切断シーンを見続ける

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 南アフリカを拠点とするギャング。他のギャングの入団儀式とは異なり、新入りが暴力を行う必要はない。代わりに、彼らは遺体の切断シーンを見続けなければならない。

 自分で暴力行為を行うよりはましと思うかもしれないが、ここでは何一つ隠されることがない。遺体を切り開き、それぞれの部位を切除し、内臓を引きずり出す。遺体に蹴りを加え、唾を吐きかける。こうした行為に新メンバーは参加する必要はないが、一部始終を見続けなければならない。

 ある新入りは全く違う体験をすると告げられたそうだ。しかし、あまりにも予想外の行為に警察に洗いざらい白状してしまった。これがロトギャングの一斉検挙につながった。

1. ナイツ・テンプラー・カルテル:子供の心臓を食べる

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via:The 15 Most Gruesome Gang Rituals Ever/ written hiroching / edited by parumo

 このギャングは臓器の密売を牛耳っていると考えられている。大人も子供も区別なく、人を誘拐し、その内臓をブラックマーケットに流す。最近、その行為について警察にタレコミがあった。彼らは子供の心臓を食べるというのだ。学校帰りの子供を誘拐して、冷蔵トラックに押し込め、体を切断して売買用の臓器を取り出した後、その心臓を食べるというのだ。本当ならかなり心臓に悪い話だ。

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この記事へのコメント 52件

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  1. 胸糞悪い
    こういうのは一生かかわらないのが一番だ

    • +75
  2. 社会のゴミがまともな人から畏怖されるためにわざと無茶な事やってるだけですからね。

    • +60
    1. ※2
      でもこれ、普通の企業でもやってるよ。
      へんな軍隊式訓練させる企業とか、
      駅前で羞恥声出しやらせるところとか、原理は一緒だよ。
      すごいおかしいよね。

      • +14
  3. こんなことをしてまで犯罪組織のメンバーになるメリットってあるんだろうか

    • +25
    1. ※4
      個人でいるより組織の中にいた方が、相対的に安全になる
      一人で出来ることに限度があるので、ある程度の仲間が居る方が実行しやすい
      なにより、完全な孤独と孤立に耐えられる人間なんて、そうそういはしない

      • +12
  4. 南アフリカって解説されてるロトギャング、画像がアジア人っぽい気がするんだが参考画像か何かかな?
    それともこれで合ってるのか?

    • +5
  5. >> アメリカの刑務所内を本拠地とするギャング
    この破壊力の前には何も言えない。

    • +29
    1. ※7
      終身刑とかがある国だから、ブチ込まれたが最後、そこを終の住処にせねばならんからな。
      しかし改めてこういう連中は人間の底辺なんだなと思うよ。

      • +21
  6. 2. と 8. の写真で間違い探しをしなきゃならないのかな?

    • +7
  7. 死刑制度反対の人たちは、こういう人たちの人権も
    手厚く保護するんだろうな

    • +17
    1. ※10
      死刑反対にもいろいろある。
      こういう連中に脅された嘘の証言で死刑になる無実な人もいるかもしれない。
      後でわかっても殺してしまったら取り返しがつかない。

      • +4
  8. 9番はお笑いウルトラクイズの罰ゲームでありそう

    • +4
  9. 日本に生まれてよかったよ。
    もし中学生のヤンキーにコンビニで絡まれたらお辞儀をして財布渡すようにしないと

    • -22
  10. 刑務所内ギャングいっぱいあるんだな
    刑務所の意味がねーじゃないか
    居るってわかってるならまとまらないよう独房に分けるかさっさと〆ちゃえよ

    • +12
    1. ※15
      囚人による自治を重んじた結果だろうね

      • +17
  11. 彼らをひとまとめにして宇宙へ放り出してほしい

    • +1
  12. 胎児を食べる風習がある中国人なら
    心臓ぐらいふつーに食えるだろ

    • +10
    1. ※17
      宇宙にゴミを捨てないでください
      ヘルズエンジェルズの新入りがゲイのスカトラーなら余裕な気が。無いか。
      入団で無関係な一般市民を巻き込むような奴らは毒ガスでも撒いて駆除しようよ…

      • 評価
  13. ヤクザは今は指の代わりに普通に金とられるって聞いたけど。

    • -12
  14. 子供の心臓を食べる…高く売れそうな商品を自分たちで食べちゃうのか?

    • +21
    1. ※19
      だいたい250万円だね。
      指なんかもらってもしょうがないし、指詰めを強要したとして警察は関わってこようとするわでロクなことがないもん。

      • +2
  15. MS13のは英語の元サイトもまちがってるけど一分間我慢してれば良いんだけどね

    • +11
    1. ※25
      蟲毒の要領で最強のマフィアができるわけだな

      • 評価
  16. ヤクザの画像、指先にドラえもんとドラミちゃんがいて和んだ。

    • +1
  17. 4の『種数であるがゆえ』は少数の間違いでは?

    • +12
  18. ジョジョの5部って放送できんの?この方達に比べたらスマートなモンだけど…(命に関わる事に変わりない)
    あと「飲ませる」のはパイセンの判断だし…

    • +6
  19. 新メンバーの儀式は、普通の会社と方向性が一緒だよね。
    新入りに対しては、痛めつけたり恥をかかせる事で、組織に対して強がれなくする。
    構成員から見れば、先輩も俺も後輩もやらされた。という形で仲間意識を感じられる。
    程度の差は重要だけども、やっぱり程度の差しかない。

    • +4
  20. 最悪の集団だと思うけど、ここぞとばかりに「底辺」とか「クズ」とか書き込む人ってなんなの?なにかされたの?

    • +9
  21. 訳の分からん通り魔事件とか、襲撃事件ってその何割かはこういうことなのかも。
    容疑者は絶対に口を割らず、むしゃくしゃしてたとかテキトーに理由をでっち上げたりして。

    • +20
    1. ※33
      何なのも何も、どう見てもこんな奴ら屑でしょうに…

      • +6
  22. こんな事をしてまでギャングになりたい人達がいるこの世の中は悲しいね

    • +11
  23. ヤバいね。
    こういうヤツらって頭おかしいしなんでもありなんだ。

    • +14
  24. とりあえず儀式に一般人巻き込むのやめーや

    • +3
  25. 最後の、本当ならかなり心臓に悪い話だ。でクスリとしてしまったんだが
    コメントが辛辣すぎてなんかごめん

    • +6
  26. 刃物持ってつるんでイキがってるだけで
    別に格闘技やってるわけでも訓練してるわけでもないから単体じゃ弱いんでしょ

    • +4
  27. ギャング団はいるだろうけど、今はフェイク情報あふれているから話半分のほうがいいよ

    • 評価
  28. 暴力や金や権力や名誉にしがみつく人は厨2病末期ですな、、、。

    • +1
  29. 「MS-13は正式名称をマラ・サルバトルチャという。エルサルバドルで結成されたこのギャングは」→間違い。MS-13を含むエルサルバドル人のギャング団通称マラスはすべて、移住先の米国ロサンゼルスで、結成されています。そこから本国に逆輸入です。こういう情報は些細なようでいて、大きな間違い。正しい情報を提供してください。

    • -3
    1. ※52
      有るかどうか気にしてたら有って安心した
      チャンの兄貴のセンスは最高ですな

      • -3
  30. 入団儀式なんて、ダサいの一言。
    暴走族よりダサくて、くだらない内容。
    ギャングというより、ギャググループ。
    当初は根性や気合いや本気度を図る為の
    通過儀礼だったのが、今はただの悪ノリと憂さ晴らしだ。

    • -3

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